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「えええー!?」

シェリルは一人、素っ頓狂な声を上げた。

変身形態で悪人をぶっ飛ばし、もとの人間形態に戻ったときに、僅かな違和感を覚える。

いつもより身体が少しだけ重い。……一部分だけ。


「なんかすごーいのが生えちゃってるんですけど……」

シェリルの股間には、女の子には在らざるモノが、立派にそびえ立っていた。



それからシェリルは自室に戻り、すにゃほで検索する。

研究所の所長に、他人に身体を見せてはいけないと強く言い聞かせられているので、まわりに相談することもできない。歩くたびに擦れて日常の業務もままならない状況だ。

幸いにもこのバンズ島では膨大なデータベースから調べ物をしたり、オンラインで買い物をすることもできる。

だがなかなかこのバグを治す方法が見つからない。

見つかったとある漫画によると、女の子に生えた場合は、射精させると消えるらしい。でもそこからさらに検索すると見つかるのは女の人と一緒にしているような映像ばかりで、一人でこれをなんとかする方法がわからない。そんなものばかり見ているうちに、どんどんムラムラが大きくなって、ガチガチに固く膨れ上がり、ぱんつには収まらないほどになった。

しかしどうすればそれが収まるのかもシェリルにはわからない。


「おちんちんを、1.3倍気持ちよく抜く方法…!?あった!これかな!」

"抜く"ということだから、きっとすぽーんと外れるのだろう。

どうやら一人でできる方法らしい。それには道具が必要なようだ。早速シェリルはそこでリストアップされていた3つの道具をオンラインカートに入れた。



バンズ島のオンライン通販は早い。わずか30分ほどで目的のものが届く。

シェリルが参考にしていた記事は、やや上級者向けの方法だった。届いたのは男性向けオナホールと、8連アナルビーズと、ローションボトル。

「へー、こっちを先に入れるんだ」

記事にあるとおり、ビーズを十分にローションで濡らして、お尻に入れていく。


「んっ、べつに気持ちいいってわけじゃないけど、なんか変な感じ…。」

ぬるんと珠が一個入るたびに、お腹が内側から圧迫される。1つ、2つ、そして3つ目が入った時に、今までとは違う感覚がやってきた。お腹の底からきゅんきゅんという感覚が響いてきて、全身がかっと熱くなる。子宮の裏側に当たっているようだが、シェリルには具体的にはわからなかった。

4つ目の珠を入れるとそれ以上は入らなくなり、そこで一度手を止める。


「で、こっちが本番…だよね。」

後ろからの圧迫感でガチガチに固くなったそれの先端に、ぶにょぶにょとした柔らかいホールの入口を押し当てる。サイトに書いてあるとおり、ホールの中には充分の量のローションを垂らしておいてある。

そのホールは両側に穴が空いていて、この隙間に挿入するというのはサイトの説明を見なくてももう理解できた。まさに抜くためだけに作られた特別な道具らしい。期待と戸惑いで心臓がドキドキする。


「ん……っ…!」

すこしひんやりしたホールの入口に、一気に自分のおちんちんを呑み込ませた。

ぴったりと密着した狭い穴がぞりぞりと竿全体を舐めるように呑み込んでいき、全身が震え上がるような気持ちよさが走る。

「あ……っ…あああっーーー!!」

初めての射精だった。

天井まで届きそうな勢いで白い液体が先端から飛び出していく。眼の前が真っ白になるかと思うほどの気持ちよさで、しばらく何が起きたのかわからないくらいだった。

飛び出した液体がベッドと身体に降りかかる。


「はあ…はあ……、なにこれ…凄い‥‥」

初めて感じる射精の快感。それは想像以上に凄くて、まだ肩が震えている。


「でも…全然抜けないよ……これ…」

抜く方法と書いてあったのに、いくら引っ張ってみてもがっちりと身体につながっていて取れることがない。そうしているうちに、その引張る動作がとても気持ちいいことに気づいてしまった。

缶をシェイクする要領で上下に振ると、ぞりぞりとホールの内壁に擦られて、また気持ちよさがこみ上げてくる。


それに加えて、お尻に入れているビーズが裏から押し上げるように刺激してくるので、外側だけでなく内側から快感が拡がっていった。

「また…来る…きちゃうかも……!」

出したばかりだというのに既に第二波が止められないほどの勢いで襲いかかってきて、びゅくびゅくと爆発した。


「はあ……はぁ……、全然収まらないよー!」

二度も出したのにも関わらず、全然抜けてくれる気配がない。それどころか射精の瞬間の気持ちよさが脳裏にこびりついてしまって、またあの快感が欲しくなってくる。


「まだ、出せるよね……」

もはや当初の目的は忘れ、精根尽き果てるまで、ひたすらに射精し続けるシェリルだった。



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