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ドリチョコ島のドリチョコ社に工場見学に来ていたエリス・ヨナ・フランの三人は、ローストラビリンスエリアでカカオ豆が炒られる様子を見ていた。

周りの景色は、さながら火山のマグマといった様子である。

「あつ……あつつ……」

「ここは少々アツすぎるでござる!」

3人は汗だくになりながら、果てしなく続く迷宮のようなエリアを進んでいった。

「エリスも汗だくね……大丈夫?」

「実はちょっとやばい!」

ヨナは氷牙の力でなんとか熱さを和らげ、フランは心頭滅却の精神で涼んでいたが、エリスだけは何のガードもない。

マグマのような熱さをもろに全身に受けていた。

「そうだ!こうすれば!」

エリスは少し風通しのいい所に行くと、大胆にスカートをたくしあげた。

「んー!スーッとするー!」


スカートをバタバタと扇いで風を送ると、蒸れた太ももが少しだけ涼しくなった。

パンツを下ろして直に風をあてると、湿度が吹き飛んで気化冷却される。

幼い、未成熟な蕾が外気に露わになっていた。

「ちょっと…エリス。なにやってんのよ」

「プルクワ!?それはちょっとはしたないでござるよ~」

「大丈夫大丈夫~!誰も見てないから!」

***

ドリチョコ島某所。

「あらゆる所に監視カメラをつけて、異状がないか確かめる。ヘイシャはそういうやり方なんだ!」

「ドリチョコ君、ちゃんと録れてるかい?」

「もちろんさ!カカ王!最高画質モードで録画中だよ。」

「そうかい、それならよかった。」

「でも角度がイマイチだなあ…。もう少し前に回れないかな!」

「無理だよ。監視カメラは固定だからね。」

「おや……?」

ザーっとモニター画面に砂嵐が覆った。

***

「まったく、油断ならないでござるね……」

「どうしたの?フランちゃん。」

「なんでもないでござる。さあ出口を探して出発でござるよ!」

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ここはどこだ