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そこは最高の温泉宿だった。

自然の中の景色はいいし、泉質が素晴らしいし、ご飯も美味しい。

そして温泉をPRすることを条件に、宿泊費も実質タダという破格のプラン。

とても素晴らしい宿だった。唯一、混浴ということを除けば。


遅めの昼食を済ませ、もうひと風呂浴びようとトワ一人でお風呂にやってきた。シエラとセツナは卓球に白熱していたので誘っていない。

幸いにもお風呂には他に誰もおらず、一人でゆっくりと温泉を満喫できる。そう思っていた。


だが湯気に隠れてよく見えていなかったが、岩陰にひとり先客がいたのだ。


「おや、君は一人かね。」

「は…はい…」

自称温泉マイスターのホメ様ことホメタタエールがそこにいた。

トワはとっさにタオルで身体を庇う。だがホメ様は素早くそのタオルを取り上げると、後ろからぴったりと密着してきた。


「な…何をするんですか!」

「お湯にタオルをつけちゃいけないよ。これは温泉のマナーだ。」

「す…すみません…でも。」

明らかに厭らしい視線でジロジロと見られている。

「なんだか…雰囲気が違います…」

外で会ったホメ様はカタコト混じりの怪しげなおっさんだったが、少なくとも人畜無害の雰囲気はあった。

「ハハハ、あれはキャラ作りだよ。」

「や…やめてください…」

ホメ様は後ろから胸を掴んで揉みまわす。もう片方の手は前の方に入り込んできた。咄嗟に腕で跳ね除けようとするが、思いのほか力が強く、退けられない。

「君はとってもいい香りがするね。そして柔らかい。」

「ど……どこを触って!」

「ホホホ、つるつるじゃないか。まだ生えてないのか、自分でお手入れしてるのかな?」

「…っ!」

女の子の大切なところを、無骨なゴツゴツした指でまさぐられる。

慣れた手付きで割れ目を探り当てると、そのすじを撫でるようにして指を這わせ、その上にある肉芽に指を当てた。

「ひ、人を呼びますよっ!」

敏感なクリトリスを乱暴に触られて、刺激の強さに腰を引いた。その拍子にお尻に硬いものが当たる。女の子には無いものが、臨戦態勢で後ろから腰に押しつけられている。

「もうぬるぬるしてきた。いい反応だ。君はまだ生娘なのかい。」

「知りません。」

「だがまだわからんな。あの聖女とやらも、蓋を開けてみればとんだ淫乱娘だったからな。」

「……!」

おそらくルウシェのことを言っているのだろうか。彼女もすでに毒牙にかけられたらしい。そういえば昼食になぜか遅れてきて、すこし上の空だった。あの時に…


「さくらんぼの娘とおばけの娘はなかなか遊んでそうだが、君とその連れは処女の匂いがする。だが関係ないさ。私が女にしてやろう。」

「やめてください…セツナには……手を出さないで。」

「…じゃあ君がそのぶん頑張らないとな。」

トワの悲痛な声を聞いてにやりと笑う。肩を抱きしめ耳元で囁くよう言った。


「そこの岩に両手をついて、お尻をこちらに向けなさい。」

「……早く…終わらせてください。」

トワは言われた通りにお風呂の端に腕をつくと、目をつぶり、無防備なお尻を差し出した。





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