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聖霊教会の神殿の奥の間で、ルウシェはひとり淫らな行為にふけっていた。

「あっ、ダメ、ダメですーっ!とまらな……い…っ!」

その股間には"在らざるもの"が生えており、その先端から幾筋もの白濁した液体がほとばしる。そのたびに腰をガクガクと震わせて、身体全体をよじり快楽に身悶えた。


何度も射精を繰り返し、快楽を求め続ける。

その精には濃厚な罪が練り込まれている。ルウシェは贖罪の聖女として、何年も、何百人もの罪をこの身一つで受け止めてきた。その溜まりに溜まり錬成された罪が、次々と放出されていく。

彼女にとっては体内の毒素が抜けていくようなもので、その快感は耐えざるほど強烈。故に自らの意志では止めることができず、快楽に呑み込まれていた。


通常は一度射精すれば性欲が収まるが、ルウシェの場合は無尽蔵とも言えるほど蓄えられているので、出しても出してもまた立ち上がってきてしまう。おそらく全てを出し切るまではそれは収まらないだろう。

しかし果たして身体と精神がそれまでもつか。それはわからない。



「なんて濃密な……罪なのかしら」

その様子を眺めていた一人の女性が息を呑むようにして圧倒されていた。

彼女は司祭とも呼ばれているが、罪の力に魅入られてしまった一人であった。


密かに手に入れた禁忌<インゲニウムコード>のキューブ。それをルウシェに適用すると、たちまち股間に在らざるものが生えてきた。男の性欲を処理するための道具を与えたところ、このような状態になっている。


罪とは強烈な力でもある。その負のエネルギーを抽出し、凝縮すれば忌々しい"魔物"に対抗する力となるだろう。

司祭の手にはルウシェの精を集めた瓶があり、それが何本も貯まっていく。部屋全体にむわっとした香りが漂う。


「でも、とっても素敵……」


女司祭の目が怪しく光る。このコードは本来、女性同士で子供を作るための禁忌である。その精を我が胎で受け止めれば、聖女との子を宿すこともできるだろう。

この膨大な力と共に生まれてくるのは、さぞかし強力な我が子となるはず……。

にやりと口の端を上げながら、女司祭は自らの服をはだけた。


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Comments

Anonymous

もしも、道具じゃなく生身での性器の行為だったら子作りの用途以外に拷問みたいな用途にも使われそうな禁忌☺️