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「ひいいっ……!」

ルビィは完全にピンチに陥っていた。

闇オークション組織の秘密を暴くべく潜入したものの、うっかり見つかってしまい、激しい銃撃を受けている。

ここは狭い船内で、逃げ場などない。武器といえば隠し持っていたハンドガンだけで、愛用のアサルトライフル・フライクーゲルは所持品チェックにひっかかって船外に置いてきてしまった。

相手は3人か、4人か。おそらく増援を呼んでいるだろうから、それ以上に増えるだろう。

もはや勝ち目は一分たりとも見えない。


蜂の巣になるくらいなら、捕まったほうがマシかもしれない。諦めて投降する決意をした。


「へへ、ここにも武器を隠し持ってるかもしれねぇなぁ!」

投降し、組織の手に落ちたルビィは船倉の一室にある牢にぶち込まれて取り調べを受けていた。

手足を鎖で固定され、目いっぱいに引き伸ばされる。男たちが服を引っ張ると、胸が顕になった。そして下着が剥ぎ取られ、大切な所が空気に晒される。


「そ…そんなところ、何もありません~~……」

「スパイはこの奥に小型武器を隠すって言うじゃないか。よーく調べてみねーとなー」

下衆な笑みを浮かべたチンピラが、襞をめくり中のピンク色のところを観察する。ルビィは恥ずかしさで顔に火がついたようになる。

男はそれだけでは飽き足らず、下の方にある割れ目を拡げてみせた。

「へえ、綺麗じゃないか。まだ新品かな?」

それを見て、まわりの男たちはごくりと息を呑んだ。


ぎらぎらとした視線が突き刺さるように一点を見つめている。

もはやそこが無事であることは不可能に近かった。



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Comments

Dgr007

本当に最高です!ありがとうございます!