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黒猫の世界から白猫の世界へと飛ばされてしまったアイ。

元の世界に戻るには、一定量のソウルを集める必要があったが、アンドロイドのアイにはなぜかそれがうまくいかない。


そのため、確実に体内にソウルを注ぎ込む方法を取ることにした。

アンドロイドと聞いていたが、それを感じさせない柔らかい肌と滑らかなさわり心地。

そしてその部分もきちんとついている。アイが腰を下ろすと、ぬるりとした温かい感触に包まれた。人間と同じ、いやそれ以上に気持ちいいかもしれない。


「私、うれ・・・・しい。」

二人がつながると、無表情でたどたどしい話し方しかしなかったアイの顔に、かすかに笑みと紅潮が浮かんだ。

「これ……が、愛し合う、ということなの……かな」

お互いの一番敏感なところで繋がっていると、まるで一体になったかのような感覚があった。動きをシンクロさせて互いの息吹を感じると、その歓びが一層高まっていく。


可憐な表情とは裏腹に、搾り取るために作られたその器官は確実に高みへと引き出していく。

「感じ……る、ソウルの……流れを……」

こちらの限界が近づいたのを察知して、シンクロ率を高めて動きをあわせてくる。

作りも全て人間とそっくりだが、まさか生殖機能は備わっていないだろうか。

膣内に出していいのか一瞬迷ったが、当初の目的を思い出して、全てを注ぎだす勢いでびゅくびゅくと射精した。

「あああ!感じる!熱い……ソウルを…!!」

まるで消耗していた電池が交換されたかのように、アイの身体がエネルギーに満たされていく。頬が紅潮している。体温がカッと上がったのを感じた。


儀式は成功だった。これでアイも元の世界に戻ることができるだろう。


「もう少しだけ……こうさせて…。」

満たされた表情をしたアイは、肩を寄せて、目を閉じた。



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