飛行島の宿屋 (Pixiv Fanbox)
Content
アストラ島より浮上以来、着々と人材を集めている飛行島は、今や帝国と連邦に肩を並べる第三勢力とも言われるほど存在感を高めていた。
しかし飛行島は多くの島や国家と違い、広大な土地があるわけでも、これといった産業があるわけでもない。
当初は飛行島内部に眠っていた鉱床を掘ることで資金源としていたが、既に枯渇して久しい。かねてより自由国籍を売りにしている飛行島にとって、個々から税金を取り立てる制度を導入するのも難しい。
そこで打ち出されたのが、宿場としての価値を高めることだった。
飛行島には世界最大規模のギルド支部があり、仕事を求めて多くの冒険者がやってくる。報酬を手にしたばかりの懐が温かい冒険者達に、そのお金を落としていって貰おうという魂胆である。
単なる宿屋でない。もっと高い効率で稼ぐ宿屋がある……。すなわち売春宿である。
当初はファルファラなどの手練の女性たちが率先して務めてくれていたが、すぐに人手が足りなくなってしまった。
一日に相手できる客の数は限られている上に、身籠ったために引退していく者もいる。また各女性達は仕事ができない期間が毎月あり、それが重なると極端に人が足りなくなる日がある。
そのため、当初から売春には乗り気ではないエレノアなども、ときどき臨時の風俗嬢として駆り出されることになった。
*
「え、エレノアです……本日はよろしくお願いします……」
現れたのは、客に愛想笑いを向けることもできない、素人感のある少女だった。
だがそれがいい。
ベテランの熟達した技術もいいが、たまにはこういう初々しさも新鮮なものだ。
聞けば今日は臨時の勤務で、普段はこういうことはしていないらしい。ほとんど経験もないという。
とんでもない上玉を引き当ててしまったものだ。
*
「あの…いかがでしょうか」
エレノアは慣れない手付きで手コキと素股でご奉仕してくれる。
だがお世辞にも上手とは言えず、ただ撫でているだけのようだった。
心地よいがそれでイクことはできず、もどかしさが募る。
「す…すみません……不慣れなもので……」
不満を感じ取ったのか、申し訳無さそうにしている声が愛おしい。
手など使わなくても、もっと簡単に気持ちよくなれる方法がある。
「でも……」
それを伝えると、なかなか渋っているようだった。
確かに本番は基本コースには入っていない。手コキや素股でフィニッシュさせるのが通常の流れだ。でもこのままではいつまでもイクことはできない……。
「わ…わかりました……では…失礼します」
エレノアは決心したようで、腰を上げて入り口にそれをあてがう。
「ふぁああん……」
エレノアが腰を落とすと、ぬるりとした狭い秘所に一気にそこが呑み込まれた。
狭い、なんという締め付けだろう。おそらくほとんど使ったことがなさそうだ。新品同然のそこは狭く、そして温かかった。
隙間なくぴったりと包まれて、まるで一体になったかのような錯覚を覚える。
少し力を込めると中で膨らんで、目の前のお腹がぴくぴくと反応する。
そうやってしばらく動かず繋がっていたが、そろそろさらなる刺激が欲しくなってきた。
それはエレノアも同じだったのか、自然と腰が前後に動き始める。
その動きにあわせるようにして、エレノアの狭いそこを楽しんだ。
素晴らしい名器だ。
狭くて奥行きがあるのに加えて、その切なそうな表情が気持ちを高めてくれる。
経験を積んだ風俗嬢のような緩い締め付けではなく、握りしめられたかのような強い締め付けは、一気に高みへと持っていこうとする。
そういえば今、生で繋がっているけれど、それでいいのだろうか。
普通の嬢は、本番をすることになるとかならず避妊具をつける。
だがエレノアはそうしなかった。きっと忘れていたのだろう。
それならば……
遠慮なく膣内に出させていただく……!
「はあっ……はぁああんっ!」
上に乗ったままのエレノアの腰を強く掴んで、そのまま中にたっぷりと出した。
いつもより濃いそれがどくどくと注ぎ込まれていく。
目眩がするほどの気持ちよさに包まれながら、極上の快楽に身を委ねていた。
今日は良い買い物をした……!