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「ティナちゃん。視線こっちね~」

「はぁい」

とある南国の常夏の島。その海岸でティナ達はプチ撮影会をやっていた。

本当はただの海水浴と聞いていたのだけれど……気がつけばカメラで撮られている。

でも、もうこれにも慣れっこだった。


おじさん達と来るといつもこれだ。

可愛い、可愛いといいつつ、なにかにつけて撮影しようとする。

そしてこのあとどんな撮影が待ち受けているかも、なんとなく予想がついていた。


「それじゃあ今日の男優を紹介するぞ!筋肉輝く常夏の男、サマーソウルだ!」

「私だー!」


「言っておきますけど、私、そういうことやらないですからね。」

「そういうことって?」

「その……えっちなこと……」

「わかってるじゃない~!今日はとびきりの男優を用意してきたんだから。」

全然分かっていない。

本当はこんなことしたくないのに。いつも彼らに流されてしまう。


彼らは……ファルファラさんも含め……呼吸をするようにえっちな事をする人たちだった。

特にブラッドおじさんとファルファラさんは婚約しているはずなのに、全然べつの人と"お仕事"をしている。それがまるで何の倫理的問題もないかのように。

そういう人たちといると、自然と影響を受けてしまう。

だが、彼らを嫌いというわけではなかった。


「撮影終わったら、おいしいパフェごちそうしてあげるわよ~ん」

「……パフェだけ?」

「じゃあホールケーキもつけてあげるわ……」


撮影することは初めから決まっている。ただ、無理矢理やらされるのは嫌だった。


「はぁあん!はぁん!!」

男優はまるで機械のように無言で突き続ける。それがプロの仕事だった。

それに対して女優は感情を全身で表現することが期待されていた。

だが、演技などしなくても自然と声が溢れ出してしまう。


サマーソウルのそれは常人よりも一回り大きくて太い。

S級男優、女優泣かせの異名を持つだけあって、小柄なティナの身体で受け止めるにはあまりにも大きすぎた。

「だめぇ・・・・・そこ…だめ……っつ」

最近ティナは、一番奥で感じることを覚えてしまった。

普通の男優のサイズではなかなか届かないそこも、この男のそれは容赦なくえぐるように突き上げてくる。

「こ……こわれちゃう……っ!はぁっん!」

稀にしか出ないクリティカルヒットが全弾確定で出ているようなもので、一突きごとに思考がどんどん白く染められていった。


「はぁん…っ!んんんっーーー!」

その地獄のような快楽の嵐は、子宮の中まで叩きつけられるような熱い白濁の奔流が膣内に放たれるまで続いた。


また膣内に出されてしまった…。

えっちは嫌いじゃないけど、中出しだけは慣れない。

できてしまうのではないかという恐怖があとからやってくる。

今までは大丈夫だったけど、次も大丈夫という保証はまったくない。

ましてやこのサマーソウルとかいう男、えっちの技術はたしかに一流だけど、絶対に子供なんか産みたくないタイプの男だった。

身体は許しても心まで許すつもりはない。



「ティナちゃん、お疲れ様~

お待ちかねのパフェよ~」

撮影を終え大好物のパフェを前にしても、未だに余韻が引かず、放心状態でぼーっと宙を見つめていた。















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