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クエストが失敗し、敵集団に捕縛された時、女性冒険者がレイプされるケースは非常に多い。冒険者ギルドの調査では、ならずもの集団に囚われた若い女性の半数以上が強姦などの被害にあったことがあるという。

残念ながら取り返しのつかない重傷を負ったり、命を落として二度と帰ってこない冒険者も少なからずいる。


そのような状況下で生還したものの話によると、ならずもの集団が若い女性を命を危機に晒してしまうケースには大きく2通りあるのだという。

ひとつは、あまりにも抵抗が激しかった場合。このケースは力による暴行や傷害に繋がりやすく、回復不能な損傷を負いやすい。

もう一つは精神が壊れて廃人のようになってしまった場合。ボロ雑巾のように扱われ、必要な食事や手当を受けられないために、そのまま息を引き取ってしまうケースもあるという。


一方で生還した女性の多くは、ならずもの達から殺すのは惜しいと思われ、一人の人間として認められていたケースが多かったようだ。

レイプされても過度に抵抗せず、まっすぐにその愛をうけとめてやると、愛情に飢えたならずもの達はやがて一人の女性として尊重してくれるようになるという。


命あっての物種、ともかく生還することができれば、その後はどのようにでもケアできる。

闇によって急速に悪化する治安に対応すべく、茶熊学園はひとつの訓練を新設した。


性教育実習のなかでも特に過酷で、Hell級と呼ばれる、極限訓練である。


「皆様、今日は…よろしくお願いします……」

卒業を控えたソフィも、この極限訓練を受ける日がやってきた。


それは24時間の間、10人の男たちによってひたすら犯され続ける実習だ。

休む暇など与えられず、男たちの劣情を受け止め続ける。

あらゆる穴を使って。


本来、性教育実習は避妊が必須となっているが、この極限訓練では誰も避妊具をつけてくれない。妊娠するかもしれないという恐怖と戦うのも、訓練の一つだ。

そうやって体力と精神の限界まで耐え続けることによって、集団暴行という極限状態においても正常な精神と忍耐力を培う。

命を守るための訓練である。



本番さながらのレイプ訓練とあって、相手は自分のことを気遣ってはくれない。

力任せにピストンし、思うがままに中出ししていく。一人が終わっても、一呼吸置くまでもなく次の男が乱暴に突っ込んで、無遠慮に膣内に遺伝子を残していく。

通常、膣内は精子にとっては生存が難しい環境になっているため、ほとんどの精子は死んでしまう。だが立て続けに大量に子宮内に送り込まれると、胎内のアルカリ濃度が高まり、受精しやすい環境に変わっていく。

そうならないように口で処理するなどの対策が必要だが、1対10の状態では間に合うはずもなく、次々と中出しされていった。今この瞬間に受精が起きているのではないかという恐怖と戦いつつ、目の前のペニスから口の中に白濁が注ぎ込まれる。その苦い味を飲み込みつつ、後ろではもうひとつの穴が弄られ始めていた。

「そこは……っ!」

肛門を使った性交は実習で少し試したことがあるが、はっきり言って不快そのものだった。どうして出すところを使わなくてはならないのだろう。気持ちいいかどうか以前に、その嫌悪感が上回りまったく気分が乗らなかった。

しかし今はこれが救いの手立てかもしれないと思った。

そちらならいくら出されても妊娠の恐れはない。すこしでもそちらで浪費させれば、リスクを軽減できるかもしれない。そう考えると、不快感を我慢してでもそちらの穴を差し出す価値はある。

だが自ら哀願するまでもなく、みちみちと無理やりこじあけられ、そこに熱い肉棒が突っ込まれた。焼けるような熱さに思わず情けない声を上げるが、これはまだ始まりに過ぎない。


長い1日が始まろうとしていた。





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