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3人目はトワを選んだ。


「すみません……私は巫女ですので、そういうことは……」

案の定、最初は拒否される。

なのでとっておきの策を持ち出すことにした。


「いけません…。セツナには……手を出さないでください。

それでしたら……私がかわりになりますから……。」

彼女がセツナを大切にする気持ちは本物だ。だから少しだけ利用させてもらうことにする。


上に乗ってもらい、閉ざされた聖域に剣を突き立てる。

「くぅ……ん……」

トワは式神の力で痛みをバイパスできるらしい。

処女の証が突き破られても、それほど苦痛の色は見せなかった。

ねっとりとした肉の壁に包まれると、体温が伝わってくる。


「こ……この感覚は……反則ですね……」

トワは小刻みに腰を震わせて身悶えしながら言う。痛みはバイパスしているお陰で、気持ちよさだけが残るらしい。

もっと気持ちよくなってほしくて、腰を掴んで位置をターゲットした。臍の下あたりを目掛けて下から突き上げる。


「あっ……は…あっ…、そ…そこは……っ」

いわゆるGスポットと呼ばれるところを突き上げる。自慰の習慣があったとしても、今まで処女だったということは、ここの感覚は未だ知るまい。未知の快感に戸惑いながらも、身体を後ろに反らせてトワは受け止めた。背中を反らすことでより気持ちいいところに当たりやすくなる。


「いいです……そこ……っ!

き、来てしまいます……、あ、ああっ!」

軽くイッたようで、腰をガクガクさせながら高みを感じていた。

腕が脱力して身体を支えられなくなりベッドに横たえる。


だがこちらはまだ満足できていない。

絶頂の余韻がまだ冷めないトワのお尻を掴んで四つん這いにして、後背位でずぶりと挿し込んだ。



「これを……セツナが知ってしまったら……。」

事後、着衣を整えて落ち着きを取り戻したトワは、神妙な顔をしていた。初めて味わった快楽の波に戸惑っていた。

「セツナには、手を出さないでください。

したくなったら、わたしが、代わりにしますから……。」

最初と同じことをトワは言った。



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