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茶熊学園の学生寮が混浴になってからしばらく経ち、一部の女生徒が風呂場で犯されたという噂もちらほらと流れていた。

だがお風呂が何よりも好きなトワにとっては、毎日の入浴は欠かせない。

男子が少ない時間帯を見計らって入るようにしている。


セツナと一緒に入ることが多かったが、今日は部活のタイミングがあわなくて一人で来てしまった。浴場にちょうど誰も居なかったので、一人でお風呂を楽しむことにする。


しかしタイミングが悪いことに、後から二人の男子生徒が入ってくる。

身体を洗うのは済ませて、最後にもう一度温まるために浴槽に浸かっていたところなので、そそくさと足早に上がることにする。

だが男たちはそれを許さなかった。


「あの……」

行く手を阻むように二人の男子が立ち塞がる。ラグビー部の部員だろうか。巨躯といってもいいガタイの良さで、かなりの威圧感がある。

そこに居られると浴槽出ることができない。

「上がりたいのですが……」

嫌な予感が頭によぎりつつも、丁寧にお願いすることにした。

だが彼らはにやにやと笑ってこちらを見るだけだった。

「あ……!」

唯一の守りであるハンドタオルを奪い取られてしまう。これがないと文字通り丸裸で、身を隠せるものが何もない。


「か、返してください」

精一杯の声を振り絞ったつもりだったが、声が震えているのが自分でもわかった。


「君さあ、トワちゃんだよね。ゴルフ部の。」

「うわあ、近くで見ると可愛いなぁ~」

「それ以上、ち…近寄らないでください…っ。」


二人に挟まれて身動きが取れなくなる。

がっしりとした手で肩を掴まれた。

そのまま帰してくれる雰囲気ではなさそうだ。

「ひ、人を呼びますよ。」


至近距離に近寄られると、男女の身体のつくりの違いがまざまざと見えてくる。

ゴツゴツとした身体に筋肉が浮き出ており、厚い胸板が立ち塞がる。

そしてその股間からは女の体には無いものがそびえ立っていた。

思わずごくりと息を飲む。身近で見たことはあまりない。今までも混浴で何度かちらりと見ることはあったが、もっと可愛い感じの形と大きさだった。

だが今、目の前に突き出されているのはグロテクスなほどに大きく不気味な貌をしている。

慣れない男の匂いにクラクラする。


「なあ、トワちゃん。お近づきの印に、少し遊ぼうぜ。」

「こいつで天国を味あわせてやるよ。」

噂で聞いていた、レイプ犯というのは彼らのことなのだろうか。

ということは、……自分はここで犯されてしまうのだろうか。


改めてそのグロテクスな物体を見ると、大きすぎて目眩がするほどだった。

これが自分の中に入るなんて無理だ。到底不可能だと思う。

こんなもので大切なところを掻き回されたら、身体が引き裂かれて死んでしまうかもしれない。


しかし同時に、温泉旅行の夜に、みんなで話した猥談のことを思い出していた。

もっぱらシエラの独壇場だったが、彼女が言うには巨根男とのえっちは息ができなくなるほど気持ちいいらしい。

一番奥の子宮口まで届くことは稀で、そこを突くことができるおちんちんには稀少価値があるらしい。

でもそんなことは信じられない。あんなものが自分のここに入るなんて。そしてそれが気持ちいいなんて…。


股間を守っている右手で、ぬるりという感触がした。

その凶悪なものを見て、身体の防衛本能が働き始めたようだ。それが入っても痛くないように、身体が準備を始めたらしい。


「なあどっちがいい?先にどっちとやりたいか、選ばせてやるよ。」

右の男のそれはあまりにも凶悪な太さだったので、それを選ぶことはできない。

だがもう一人の、左の男のそれは、いくらかマシなサイズに見えた。しかし細長くてどこまでもえぐってきそうな形状をしている。人によって男性器の形状にも個人差があることを改めて知った。これはもしかしたら奥まで届いてしまうかも……。


下腹部がじわりと熱くなった。


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