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「エレノアさんがまだ起きてこないですね……。

赤い猫にゃん!起こしてきてくれませんか?」


フライパンを持ったシズに頼まれた。

シェアハウスでは、朝食は一応みんなで一緒に取ることになっている。

エレノアは昨晩遅くまでバイトをしていたせいか、疲れているのかもしれない。

もしかしたら体調を崩しているのかもしれないし、部屋まで見てくることにした。



ノックをしたが反応がなかったので、部屋に入る。

案の定、すやすやと寝ており、すっかりお寝坊さんだった。



「ふぁああい……」

起こしてみても、いつものハキハキとしたエレノアの姿はそこにはなく、寝起きでボーッとしているようだった。寝間着のネグリジェの肩紐が外れかけて胸が零れ落ちそうになっている。

ブラをつけている様子はなく、乳首の形がくっきりと浮き上がっていた。


ドクン

と鼓動が激しく打つ。

なんという色気。可愛すぎる!

エレノアがいつもつけているコロンかシャンプーの香りがふわっと漂ってきて、鼻をくすぐった。ほのかに汗の匂いも。

その香りをトリガーとして、強い性的衝動が襲いかかる。


今すぐ押し倒してその唇を奪い、胸を揉みしだきたい!!

髪が黒化していくのを感じる。欲望に正直な自分の姿。

こうなったらもうやるしかない!



「な、何をしてるんですか……!」

エレノアが目を醒ました頃には、すっかり前戯も終え、挿入準備が整った所だった。

彼女の目を見る。ここで全力で拒否されたらやめるつもりだった。

しかし瞳を潤ませているだけで、能動的に振り払おうとはしない。それを同意のサインと受け取った。


「はぁ…ん……っ!」

まだ十分に濡れていなかったそこは、奥まで入れるのに少し抵抗があった。

ゆっくりと壁を押し広げるように、その感触を味わいながら奥へと進めていく。

襞が絡みついて亀頭を絡め取る。ぞくぞくとした刺激が背筋を駆け巡った。

「は……ああっ……」

エレノアが深い息を吐いた。奥まで入っところでしばし動きを止め、ねっとりと包み込まれる感触を味わう。気が抜くと今すぐにでも射精してしまえそうなところまでボルテージは高まっていた。だがもう少し楽しみたい。繋がったまま少しクールダウンを図る。


再びエレノアの顔を覗き込むと、困ったような顔はしているが、拒絶の意思は感じられなかった。その顔は少しいじめてみたくなるようないじらしい可愛さだった。

その表情を見て、どくんと股間に血が集まる。


もっと乱れる顔を見たい。めちゃくちゃにしたい。

この中にたっぷり注ぎ込んで、子供を孕ませてやりたい。

その衝動が抑えられない。

止まっていた腰に力を入れて、ゆっくりと、少しずつ大きく前後に動きを入れていった。



「もー!何してるんですか!リビングまで響いてますよ!」

シズが部屋に乱入したのは少ししてからだった。

「はあっ!はあん!はああっ!」

エレノアの淫らな声が止まらない。確かにこれでは皆に丸聞こえだろう。

だがここでやめるわけにはいかない。

『わかった。もう少し…で……行けるから!』

「もう、さっさと終わらせてくださいね!朝食が冷めちゃいますから!」

シズはバタンと扉を閉めていく。


「だめです…っ!なかは……なかは……っ!」

エレノアが初めて拒否の意を見せるも、もうここで止まることはできない。

中に出したいという衝動は止まらない。身体の奥にまでたっぷりと染み込ませて、孕ませたい!


「はあん!はあああっ!」

快感が最高潮に達したところで、一番奥に腰を打ち付けて、その最奥に全てを注ぎ込む。

願わくばこの一撃がエレノアの源に届くのを願って。

どくどくと、すべてを注ぎ込んだ。



「もう、寝起きを襲うなんてひどいです……。」

事が終わって、ちょっと怒り顔なエレノアも可愛い。

朝食前にシャワーを浴びることになり、結局朝食には遅刻してしまうことになる。


「……アイリスさんには、内緒にしておきますね。」

去り際に、耳元でそう囁かれて、鼓動がどくんと高鳴った。

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