【彼女とその親友】あかり対ゆり【試合編②】 (Pixiv Fanbox)

どうも皆様こんにちわ。たこやきでございます！

いつのまにやら、かなり暑い日があったりと、夏っぽい気配が出てまいりました。

最近わたくしはAPEXというゲームにハマり、夜になると熾烈な銃撃戦に参戦しては死体の山を築いております（自分の）。

それはそれとして、彼女と親友の彼氏争奪デスマッチ！続きを早速やっていこうと思います！それではどうぞ！

▼前回

【彼女とその親友】あかり対ゆり【試合編①】

どうもこんちわ、たこやきです！ 先月から作りはじめている彼女とその親友による彼氏争奪デスマッチ、ちょっと手が止まってしまっておりました。 しかし、やっと僕の創作意欲も回復してきて、作業もぼちぼち進み始めてまいりましたので、今回から試合開始でございます！ お楽しみくださいませ！ ▼前回 https://takoyaki....

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『背後からの強烈なタックルと、更に追い打ちのエルボードロップを食らってしまった栗林！一気にピンチに陥ってしまったぁ！

そんな栗林を捕まえて引き起こしていく新見！』

バコン！

「ぁ・・ぐ・・！」

ガシ！

「ふらふらしてるとあぶないわよ？あかり♪」

「あ！え？」

ブン！

「あっ！」

ドォン！

「ごはっ！」

『ああーっと！ここで！新見のクロスアームスープレックスが炸裂だぁ！

　腕を交差され、受け身の取れない体勢でのクロスアームスープレックス！

後頭部から地面に突き立てられた栗林！これは深刻なダメージか!?

そのままカウントが入る！

ワン！

ツー！

バッ！　「うああ〜っ‼」

『しかし返した！足を振り上げカウントツーでなんとかフォールを跳ね除けた栗林！しかしスープレックスで受けたダメージは大きいか？リングに突っ伏して倒れ込んだままだ！』

『動けない栗林！

その間に立ち上がってくる新見！

これはまだまだ栗林のピンチは終わらないかぁ！？』

「はぁ・・はぁ・・」

ガシッ

「・・あっ！」

『フォールを返したものの、ダメージが深い栗林の劣勢が続きます！

自由が効かない栗林にまたがっていく新見！相手の顎に手をかけ引き起こしていく！これは？』

「ふんっ‼」

ビキィ！

「！！」

『キャメルクラッチ！！

腰を支点に、相手の身体を反り返らせていく新見！』

　ギシッ！ギシッ！

　　新見「はぁ・・！はぁ・・！」

栗林「んぐっ！んんっ！」

『新見ゆりの執拗なキャメルクラッチに、栗林が苦悶の声を上げるっ！

　前後に揺すって腰を攻める新見！』

ギシッ！ギシッ！　ギシッ！ギシッ！

あかり「んぐっ・・んっ！　んっ！んぐぅっ！」

『幼子が揺り木馬で遊ぶような構図だが、技を受ける栗林には地獄の拷問技だ！

　勢いをつけて反り返らせられる度に、栗林の背骨が苦痛とともに軋みを上げる！

これには栗林も手も足も出ない！これは逃げ出せないか！？』

グイッ！

あかり「ぐう！」

『ああっ！そこから真後ろに引き倒して！今度はカベルナリアに移行した！

腰と脊椎を狙う拷問技！

続けざまの腰への集中攻撃！

これには栗林も苦しげな声を呻くばかりだ！』

「ほらほら♪頑張りなさいよ？

　私にカレを取られてもいいの？」

「ん・・・んんぅっ！」

『栗林の顎に手を掛けて、何度も繰り返し身体を反らせる新見ゆり！

今度は相手の腰に突き立てた膝を支点にして、相手に苦痛を押し付ける拷問シーソーだ！

グラウンドに引き込まれてからは、攻められっぱなしの栗林！

まるで蟻地獄に嵌った蟻のようだ！もがくばかりで逃げ出せない！

これはツラい展開が続いているぞ！』

ゴロッ

ギシィッ！

「んはぁ！」

『栗林を更に引きつけて、胴締めスリーパーの体勢に入った新見！

このまま胴と気道を締め上げられると、失神ノックアウトもあり得る状況だ！

これはピンチか！？栗林抜け出せるか！？』

「ほんとダメねえ・・

　そんなだからおさむくんも愛想を尽かすのよ？」

　「う・・うるさい・・」

ギシッ！ギシィ！

「んぐぅ！んんっ！」

『背後から密着して、新見が執拗に締め上げていく！

　身体をよじって抵抗する栗林！

しかしはずれない！

はずさせない新見！』

『こうしている間にも、息が上がり、スタミナも失っていくばかりだ！

これは苦しい！苦しい状況の栗林！』

「んんっ！」

「んっ！」

ゴロン！

『返した！ひっくり返した栗林！』

『今度は上を取って攻勢に出たい！

　新見に伸し掛かりながら、身体を寄せて攻め手を探る！』

「このっ！」

バッ！

ギチィ！

『栗林、相手の腕を取って足をかけた！キーロックだ！

肘関節と上腕二頭筋にダメージを与える伝統的サブミッションだ！

外せなければ、左腕へのダメージは免れないぞ！どうする新見？』

ググッ

『おおっ！持ち上げるか？

新見、完全に極まる前に力づくで外そうとする！はずせるか！？』

ドカッ！

「はぐっ！」

『顔面キックだ！

キーロックを外そうと踏ん張る新見の顔に、栗林がキックを叩き込んだ！

技を無理やり外される前に、一撃入れておいたというところでしょう！』

『 体格に劣るように見える栗林ですが、気持ちでは全く引けを取りません！

対戦相手に対して、絶対に負けないという気迫が、表情からも見て取れます！』

「・・はあっ！・・はあっ！

　　アンタみたいな女に！　絶対・・・負けないからっ！」

「いつも能天気なアンタにしちゃ、随分とやる気じゃない・・

　ま、無駄だけどね」

『危機を脱した栗林！ダメージはかなり大きそうだが、力を振り絞って立ち上がる！

しかし、新見もその間に立ち上がってくる！

仕切り直しとなる両者！次に先手を奪うのはどちらの選手か！？』

次回へ続く！