【彼女とその親友】あかり対ゆり【試合編①】 (Pixiv Fanbox)

どうもこんちわ、たこやきです！

先月から作りはじめている彼女とその親友による彼氏争奪デスマッチ、ちょっと手が止まってしまっておりました。

しかし、やっと僕の創作意欲も回復してきて、作業もぼちぼち進み始めてまいりましたので、今回から試合開始でございます！

お楽しみくださいませ！

▼前回

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『さあ！本日もやってまいりました、

全国ガールズプロレス放送局でございます！

全国津々浦々で、人知れず行われる美女・美少女たちのプロレスデスマッチ。

それを余さず伝えるべく、全国のホットな熱戦が行われそうな場所には、あらかじめ隠しカメラを設置している私達であります！

そんな設置場所の一つ。国内三大温泉地の一つA市にある観光ホテルが所有する闘技室から、本日は放送をお送りいたします！』

『すでにリング上には二人の美女が上がっております！

まずは赤コーナー！

栗林あかり選手！県内の公立高校に通う２年生の１６歳！

身長１５４ｃｍ！

フリルの付きの青い水着が似合っております！』

『対する青コーナーは、新見ゆり選手！彼女は栗林選手と同じ高校に通う同級生！身長１６６ｃｍ

女子高生離れしたスタイルと色気を放っております！』

『審判役の男性と新見ゆり選手との浮気から発展したこの試合！

　リングの対角線上に、視線を交差する二人の女！

　まさに今宵の対戦は、愛と憎しみのバトルロイヤル！

　今まさに、一人の男を賭けた、親友同士の闘いが始まろうとしております！』

カーン！

『さあ！今、試合開始のゴングの音が響き渡ったぁ！』

キュッ！　キュッ！

『まずは様子を見る二人です。

リングの中を反時計回りに回りながら、ステップを踏むような軽快な動きだ。

互いに間合いを計り、仕掛けるタイミングを探る！』

ガッ！

ゆり「ぅぐ！」

ガシィ！

『リング中央でつかみ合って押し合う二人！

おっと！ここは小柄な栗林の方が押している！ぐんぐんとコーナーに向けて押し込んでいく！』

ガシッ

バッ！

「あっ！？」

ダァン！

「あ・・・がっ！！」

ガシッ！

『栗林のタックル炸裂！

　力押しと見えたが、とっさに新見の太ももを抱え込んで、浴びせ倒した栗林！

　そしてすぐさま上から新見に組み付いて捕まえた！

　有利な体勢を確保して、グラウンド戦に突入だ！』

・・・ググッ！

『有利な体勢を確保した栗林！密着体勢を維持しつつ、さらにずるずると背後を取っていく！』

『そしてこれはスリーパーホールドだ！

新見の喉元に腕を巻き付け締め上げていく！』

ギチッ！ギチギチギチ！

「んっ・・・ぐう！」

『栗林のスリーパーホールドが、新見の喉元をきつくきつく締め上げる！これは新見もたまらない！

なんとか脱出したいが活路はあるのかぁ！？』

「っく・・・」

ぐぐぐっ

『おおっ！なんとか足を踏ん張って立ち上がる新見！

　喉元を締め上げられながらも、なんとか脱出するべく立ち上がったぁ！』

「逃さないわよっ！」

ギチィ！

「んっ・・ぐぅ！」

『しかしここは逃したくない栗林！

さらにひねり込むように力を加え、新見の喉元を締め上げる！』

ガシッ！

『おっと！新見の手がロープを握っているように見えるが、これを放さない栗林！』

『恋人を奪おうとする、裏切り者への制裁か？

もしくはロープブレイクに気づいていないのか？

栗林が新見へのスリーパーを放しません！』

「おい、あかり！

　ロープに届いてるから！離れろって！」

「え？なに？」

「なんで！なんで邪魔するの！？」

「いや・・ロープ！ロープブレイクだから！」

『おっと～！栗林が審判役の高野君と口論を始めてしまっている！』

ドカッ！

「かはっ！」

「ああっ！ぅああっ！！」

『ああーっと！ここで背後からのショルダーアタックだ！

栗林は、気持ちが昂って周りが見えていなかったか？

腰か背骨を痛めてしまったか！体を反らせて痛みに震えている！』

バッ！

ドガッ！

「がはぁっ！」

試合開始早々に相手に隙を見せてしまい、ダメージを負ってしまった栗林あかり！

このまま試合のペースを握られてしまうのか！？

次回へ続く！

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