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本稿では、Blenderを用いたケモノ3Dアニメ制作の特化した手法をご紹介します。

Blenderの基本的な操作方法につきましては、YouTubeや一般の書籍などでの情報を参照していただくことをお勧めします。

前回は背景のモデル作成について触れましたが、時には背景モデルが非常に重くなってしまい、作業が困難になることがあります。

そのような場合は、全体のポリゴン数を1,000,000面以下に抑えることが望ましいです。

作業の手順を以下に示します。

❶ワイヤーフレーム表示をにし、不必要な真っ黒いオブジェクトを探します。



❷オブジェクトモードに切り替え、不必要な真っ黒いオブジェクトを選択し、そのオブジェクトの面数を確認します。


➌編集モードへの切り替え、特定のオブジェクトの面数を把握します



このくらいの面数だったら…まぁ…許すわ


❹面数が多すぎる場合、「デシメート」モディファイアを追加し、レンダービューとワイヤーフレームを比較しながら、

面数を大体8,000面程度になるよう反復の数値を調整します。


デシメートの適用前後で大きな差が出ないように注意してください。



適用ボタンを押さなければ効果は発揮されません。




その他、注意点としては以下のものがあります。

・画像に表示される面数に、時折ズレが生じることがあります。

その原因は明らかではありませんが、重要でないオブジェクトであれば、

ポリゴン数をとりあえず減らしておくことが推奨されます。


・使用しないオブジェクトがある場合は、アウトライナーから選択して削除してください。

適切に選択しないと完全には削除されない場合があります。



・使用しないモディファイアがあれば、削除してください。

これらは処理の重さの原因となり得ます。


以上の作業を通じて、全体のポリゴン数を1,000,000面以下に抑えることができます。

これにより、パソコンやBlenderの動作が軽快になり、操作がしやすくなります。

次回は、キャラクターモデルの調整に進みます。


↓過去作 Past works

https://www.dropbox.com/sh/2mdu83vqz4uwqrj/AACQI_G_2tkK1b85-gvh5KNUa?dl=0

※転載対策のため、Dropboxリンクで作品配信をしています。

*To prevent reprinting, the work is distributed via a Dropbox link.

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The link is manually updated each time.

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