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特異点ルルハワ――

この地を統括していた邪神・BBペレは愉快げに笑っていた。

「あーあ、センパイたちってば楽しそーう。このBBちゃんが用意した場所が、そんなワケないじゃないですか♡」

BBの視線はこの地に乗り込んできたマスターたちカルデア一行へと向けられている。

ループする特異点。終わらぬ同人誌制作に奔走しながらも、どこか充実した日々を過ごす彼らを――。

「そんなセンパイたちには、とっておきのジャンル――BBちゃん特製、こわいこわーいホラーの世界を体験させちゃいます♡ 題して『そして誰もいなくなった〜真夏の夜の悪夢〜』……気が付いたらサーヴァントさんたちがだーれもいなくなってた……なんて、考えただけでもゾクゾクしちゃいますね、センパイ♡」




ルーラー、ジャンヌ・ダルク。

フランス救国の聖処女。

水着に着替えたことで多少無防備さを増している彼女だが、それでも誠実で貞淑なサーヴァントであることに変わりはない。

そんな彼女だったが――

「おっ、イイねえ流石ジャンヌちゃん」

「すげー慣れた手つきじゃん」

「清純そうな見た目してンのに、どんだけヤりたがりだよ(笑)」

「ふふ、当然でしょう。こんな素敵なおちんぽを前にして、ガマンなんて出来るはずがありません❤」

男たちに囲まれ、恍惚とした様子で笑みを浮かべるジャンヌ。

そもそもの始まりは、偶然道端で三人組の男たちに出会ったことに遡る。

「まっさか、ジャンヌちゃんみたいな可愛い子に逆ナンされるなんてな」

「まあ、俺らも適当にヤれる女探してたトコだったし、ちょうど良かったわな」

「つーかジャンヌちゃん、そんなに可愛いのに彼氏とかいないワケ?」

「えっと、それは……」

「……いえ、彼のことは今はどうでもイイんです。こちらの方が大切ですから❤︎」

「うはっ、マジかよ。彼氏いんのに別の男とセックスとか」

「やっべ、興奮してきたっ……」

「まあ俺らは全然問題ねーよ。彼氏くんには悪いけど、今日はたっぷり楽しませてもらうぜ」

「…………はい❤︎」

一瞬、脳裏にマスターである少年の姿が思い浮かんだが――ジャンヌはすぐさまそれを忘却した。

およそ彼女を知る者が想像もしないだろう英霊ジャンヌ・ダルクの姿。

それもそのはず……このルルハワは女神ペレ=BBの管理する地。そこに集ったサーヴァントたちには、ある種の洗脳とでも言うべき呪いが掛けられていた。

『おやおやー、ジャンヌさんってば先輩がいるのにこんなところで浮気しててイイんでしょうかー……なーんて❤ ふふっ、これがBBちゃん特製・発情特異点ルルハワです☆ サーヴァントであってもこの通り――』

常識改変、開放感の増大、理性ステータスへのデバフ。

ひとたび踏み込んだが最後、BBのそれはサーヴァントであっても色欲に狂わす。女性サーヴァントたちは軒並み発情状態へと陥り、誰もが快楽を求め・彷徨うようになっていた。

「んむっ……じゅるるっ、ぢゅぽっじゅぽっ❤︎」

「おっ、すっげ……」

「ジャンヌちゃんのフェラ、マジパネェ」

「こ、こっちも頼むぜ!」

「んんっ、んむっ❤︎ あんっ……素敵な、おちんぽっ……❤︎ こんなにたくさん……ぢゅるるっ❤︎ おまんこも、おくちもっ……たくさん、犯されていますっ……❤︎」

「ははっ、どんだけチンポ好きだよ」

「こんな様子じゃ、彼氏くんのなんて全然満足させてもらえなかっただろ」

「んっ、それはぁ……❤︎」

「はい、その通りです❤︎ マスター……彼の小さいおちんぽだけじゃ、どうも……❤︎ ここに来てからもシたことはありましたが、全然イけませんでした❤︎」

「うわ、かわいそー笑」

「それじゃあしっかり俺らが満足させてやらねーとな。彼氏くんに代わって」

「つっても、ジャンヌちゃんみたいな子を満足させられるか、流石に自信ねーぜ。ジャンヌちゃん、好きなプレイとかある?」

「んっ、ふうっ……あっ、ん……でしたら――」

ジャンヌはしばし考える。

どうせなら、と。

『マスター』一人では味わえない、とびきり極上な快楽を味わってみたい――と。

「おっおお、んぉおっ❤️ おっ、あぁんっ❤ んあっ、はっ、おしりっ❤ あっあ、すご、おっ❤ おまんこと、ケツアナっ、両方なんてっ……❤」

「2穴プレイとか、ジャンヌちゃんマジドスケベじゃん」

「もう聖女(笑)だな。マジウケる」

「んんっ、んあっ❤︎ はあっはあっ……あはっ❤︎ ん、イイですっ……おまんこも、おしりも……メチャクチャに、犯されてっ……❤︎」

「ははっ、確かにこれは彼氏くん一人じゃデキねーもんな」

「まったくだぜ。つーかジャンヌちゃんのケツアナ締まり良すぎ……こっちは初めてなんだっけ?」

「ええっ、はいっ❤︎ そこは、不浄の場所ゆえっ……マスターくんには、お願い、デキませんでしたからっ……❤︎」

「ってことは、ケツアナ処女オレがもらったってこと? わり、マスターくん。ジャンヌちゃんのケツアナ処女オレがもらっちまった(笑)」

軽口を叩きながら打ち込まれる未知の快感。

それはおよそマスターである彼のもとでは味わうことのなかった……否、これからもおそらくは味わうことのないであろう、極上にして絶大な、新鮮な快楽だった。

「おおっお❤︎ おまんこもおしりも、すごいですっ❤︎ んおっ、おほっ❤ せ、聖女なのに……イ、イッて……イってしまいますっ❤︎」

「何が聖女だ、ケツアナセックスで悦びやがって!」

「彼氏に謝っときな、淫乱女でごめんなさいってよ!」

「おっ❤︎ おっ❤︎ おおっ❤︎」

「あー、金玉やべっ……爆発しそっ……」

「おら、イクぞ! 両穴セックスで中出しされてイけ!」

「はっ、はいっ❤︎ 聖女マンコいくっ❤︎ マスターくんごめんなさいっ❤︎ 浮気セックス最高れすっ❤︎ マスターくんじゃないチンポで本気アクメしちゃいますっ❤」

(びゅる、びゅぶるるっ)

(びゅ、びゅうううっ)

「おほっ❤︎ んおっ、おおおおおぉぉっ❤︎ おんっ……ンぉ、ぉぉおっ……❤︎」

「はー、はー……ぁへっ❤︎ こんなの、はじめて……❤︎ ふふっ……やはり……こちらへ来て、良かったです……❤︎」

「あ? なに終わった雰囲気出してんだよ」

「まだまだハメまくってやるからな。今日は帰してやんねーし、そのつもりでいろよ」

「っ❤︎❤︎❤︎ ……はい❤︎」



「んんっ、んじゅるっ……❤︎ ぢゅる、ぢゅぽっ❤︎ んふ、おいしぃ……もっと、チンポっ……味わわせて、くだひゃい……んむっ、ぢゅるるっ❤」

『ふふっ、ヤってますねえ〜。あんなに3本もおちんぽ咥えちゃって、すごいすごーい❤︎』

『サーヴァントって言っても、所詮はメスの肉体を持つ者。本能には抗えません。このBBちゃん特製空間に入った時点でみーんな本能剥き出しのヤリマンビッチに早変わり♪』

『ですから……これは洗脳とか強制ではないのです。女としての悦び。シークレットガーデン。それが表に出ちゃった状態が今の彼女たちなんです。それにしても……』

「おっお、ぁっ、んっ……もっと、奥ぅっ……❤︎ おちんぽ、まだまだ足りませんっ❤︎ んひっ……あんっ、すごぃっ❤︎ イ、イきますっ❤︎ あひっ❤︎ いぐっ❤︎ んっんぉっ❤︎ おぉっ❤︎ イグッイグぅっ❤︎」

『ジャンヌさんってば絶好調って感じですね。人理代表みたいな顔しておきながら、蓋を開けたらチンポ大好き淫乱ビッチ、と……ふふっ、もうセンパイのだけじゃ満足できないんじゃないんですかー笑』

「あー、これで何回目だっけ。ジャンヌちゃんがエロすぎてまだまだ出るわこれ」

「ほら、こっちもジャンヌちゃん。ぜんぶ、ぜんぶ飲んで!」

「んんっ、んむぅ❤︎ は、はいっ❤︎ 淫乱堕落聖女のジャンヌに、皆様のチンポミルク、お恵みくださいっ❤︎」

「ああっ、言われなくても……なっ!」

「んんっ、んぶううっ❤︎ んおっ❤︎ ひっぐ、んぉっ……息、できなっ――」

「ったく、どうしようもねー女だぜ。こんなエロい雌豚見たことねぇよ」

「ジャンヌちゃんも良かったらさ、俺らがいつも溜まり場にしてるトコ来なよ。そこなら今日以上に多い男とヤれっからよ」

「ああっ、そんなっ……んんっ、じゅるる、ぢゅぽっ❤︎ ぜひ、行かせていただきますっ❤︎ 皆さんも、誘って――」

「おらっ、オラ! チンポに溺れて溺死しろ! マンコガバガバになるくらいチンポ突っ込んでやるからよ!」

「清純そうなツラしやがって! 今までそうやって騙してきた男に懺悔しろ!雌豚ですみませんってな!」

「おっお、すみませっ❤︎ こんな聖女でっ……チンポ大好き聖女でごめんなさいっ❤︎ ルーラーなんて偉そうにしててすみませんっ❤︎」

もはや英霊ジャンヌ・ダルクにサーヴァントとしての矜持は微塵も感じ取れなかった。

マスターへの忠誠も、人理の守護者たる責任も、全てをかなぐり捨てて……男との交尾を生きがいとする、単なるケダモノと化していた。

「んおっ、おおっ❤︎ まらイグっ❤︎ おひっ、おっお❤︎ いぐっ、いぐうっ❤︎ まんこもケツアナも死ぬっ❤︎ 頭バカになって逝き死ぬっ❤︎ おっんお❤︎ おほっ❤︎ んおおおおっ❤︎」

「マスター、ごめんなさいっ❤︎ ジャンヌはもう貴方の元には戻りませんっ❤︎ いえ、戻れませんっ❤︎ ここで女としての悦びに気付かされたから……だからごめんなさいっ、貴方はそのちっさいチンポでシコシコオナニーしててくださいっ❤︎ オナニーするだけなら、いくらでも私を想像(つか)ってイイですからっ❤︎」

「射精る、ッーー!」

「こっちもだ!」

「んおっ❤︎ おっ❤︎ んぅおおおおおおぉおっ❤︎ ザーメン、いっぱいっ……チンポの臭いでおかひくなるぅっ❤︎ んっお、おほっ❤︎ ぅおおおおおんっ❤︎」

「おー……おー……?」

「ジャンヌちゃん、おかしくなってんじゃん。っても、チンポ離さねーのな笑」

「こっちも金玉空っからだぜ。マジ最高だったっしょ」

「そーいやジャンヌちゃん、友達がいるみたいなことさっき言ってなかったっけ。ジャンヌちゃんの友達ならきっとエロくてレベル高い女の子たちばっかなんだろ?」

「マジかよ、最高じゃん。せっかくだしその子らも誘ってよ。皆でした方がぜってーたのしーからよ。あ、もちろん彼氏は抜きでな笑」

「は、い……わかりました……❤︎」

快楽に飲まれ、自らの使命をも放棄したジャンヌ・ダルク。

サーヴァントであることをやめた彼女は男たちに連れられ、連日連夜、セックスに勤しんだ。

無論、男たちの言う通りに、カルデアのサーヴァントを次々に誘って……

徐々に自分の周りから消えていくサーヴァントたち。

明らかに様子のおかしい女たち。

そのことに、マスターである少年は少しずつ恐怖を覚えていくのだった。





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ジャンヌ・ダルクinルルハワ

元凶のBBちゃんにはきっちりお仕置きします。



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