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「スタジオ真榊DALLE絵コンテスト」にご参加くださった皆様、お待たせしました!2023年10月22日午後8時をもってエントリーが締め切られ、優勝作品1点がさきほど決定しました。


ちなみに、まだ優勝者には通知をしておりませんので、「この時点でDMが来てないから私はダメだな」と思っている方、どうぞ安心してドキドキして下さいませ。


多くの力作をお寄せくださり、ありがとうございました。通知や投稿の表示が不安定なX上での企画ということで、不安な点もありましたが、ふたを開けてみれば大変多くのエントリー作品が続々と集まり、私自身が一番楽しませていただきました。

【優勝賞品はRTX3060】スタジオ真榊DALL-E絵コンテスト開催!(10/22締め切りました)

<22日午後8時をもってエントリーを締め切らせていただきました。予想を超える点数のエントリーを頂き、優勝発表は23日夜を見込んでおります。どうぞご了承下さいませ スタジオ真榊> こんにちは!スタジオ真榊です。今回は「AIイラスト術天下一武道会」以来、久々のコンテスト企画ということで、「スタジオ真榊DALL-E...


今回審査を担当したのは、榊正宗さん(@megamarsun)、ねむAIさん(@nemhiyo)、ほか匿名希望お2人と私、賢木を加えた計5人です。


選考方法はごく単純。各審査員でエントリー作品から1~3位を決め、1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントを割り振りました。これで優勝が決まらなかった場合は、ポイント上位作品で決選投票を実施する予定でしたが、1回目の投票で最多得点を得た作品があり、即座に優勝が決定しました。




優勝作品発表






それでは発表します。






審査の結果、優勝者は…






ぶるぺんさん!





こちらの作品に決定いたしました!



投票した審査員からは次のようなコメントがありました。


・「何を狙ったら思いつくのか全くわからない場面設定、それなのに生き生きとした表情で描写された登場人物たち、物語の始まりを予感させるところなど、魅力にあふれた作品だったと思います!映画化希望です」

・「圧倒的な絵のパワーに心を奪われました。一目見てこの絵を選ぼうという力のある作品でした」


ぶるぺんさんには賞品として、GeForceRTX3060(12GB)がスタジオ真榊から贈られます。誠におめでとうございます!


この後、DMなどで受領方法をご相談できればと思います。例えば、LINEアカウントを私と交換してOKの場合はクロネコメンバーズの匿名配送で、受け取り住所と送り先名をお伝えいただける場合はAmazonからの直送で、賞品を進呈いたします。Amazonの「ほしいものリスト」を使う形でもOKです。



第一回投票で1位がついた他の作品は以下の通り。惜しくも優勝は逃しましたが、どれも甲乙つけ難い素晴らしい作品でした。ぜひリンク先の大きいサイズでご覧ください。



Saliaさん


審査員より:「ラーメン食べられない」と並んで有名な、「AIは転ぶ絵が描けない」という常識をぶち壊してくれたDALL-E3。画像生成AIをよく知らない人にも一発でわかる面白さ・ダイナミックさが秀逸でした!


水鏡晶さん


審査員より:ネタ系が多い中、絵としてのバランスが良いものが少なく、こちらが目にとまりました!配色も構図も魅力的ですね。


sho@紫魔道士さん


審査員より:令和の鳥獣戯画。細部に甘いところはあるけれど、巻物に筆で描かれた世界の住人を現代のAI技術で和の風味を残しながら現代っぽいAIイラストとして再構成した発想の勝ち。



審査のポイント

今回は3日間というごく短いエントリー期間でしたが、なんと200点近い作品をエントリーいただきました。事前の予想では、AIイラストらしく女の子をメインモチーフにした二次イラストが大半を占めるかと思いましたが、そんなことはなく、アート系やカワイイ系、大喜利系、フォトリアル系、絵画系、スペクタクルCG系などなど、多種多様な作品が集まり、大変うれしく鑑賞させていただきました。


全体の印象としては、RTX3060をモチーフにした大喜利作品と、秋をサイドテーマにした作品が比較的多かったように思います。DALL-E3のプロンプト再現力と描写力の高さもあり、投稿者が初心者なのか、それともプロンプト熟練者なのか、ぱっと見では判断がつかないハイレベルな作品ばかりでした。


今回のような短期決戦のAIイラストコンテストでは、画力が問われる手描きイラストと違い、瞬発的な発想力や偶然性、「その人がどんなものを好きで、魅力的と思うのか」が勝敗を分ける点が面白いポイント。上位作品はどれも「自分はこういうのが好き」とか「見る人にこういうことを伝えたい」といった意図を強く感じる作品だったと感じています。


ほかの審査員の方々の審査基準はあえてうかがっていませんし、「こういう方向で決めて下さい」といったバイアスはお伝えしていません。私の個人的な審査基準は


・「ひと目見て"良い!"と思ったか」

・「じっくり見ても作為の破綻がないか」

・「"自分はこういうのが好き"という投稿者の気持ちが伝わってくるか」


ーの3点を基準にして決めました。素敵なイラストばかりで、本当に悩み深かったです。


皆様へ

前回は春に「AIイラスト術天下一武道会」というイベントを開催させていただいたので、スタジオ真榊主催のイベントとしては今回は2回めになります。

AIイラスト術天下一武道会 優勝者発表!

スタジオ真榊が主催する初めてのイベント「AIイラスト術天下一武道会」、多くのエントリーと投票を頂きましたこと、感謝申し上げます。5月1日午前0時になりましたので、優勝者を発表いたします! 募集期間は2023年4月1日から4月12日まで。寄稿いただいたものの中から10作品をスタジオ真榊で選考し、4月15日からこちらのF...

今回も単に楽しいというだけではなく、「AIイラストはこんなことができるんだ」「みんなこんなふうにイラストを生成してるんだ」ということがわかる、楽しいイベントにできたのではないかと思います。重ね重ねありがとうございました。


個人的に嬉しかったのは、このコンテストがきっかけでDALL-E3の生成を初めてやってみたというご意見をいただけたことです。やり方さえ覚えれば、子どもでもおじいちゃんおばあちゃんでも熟練者と対等に遊べるのがAIイラストの面白さ。高価なグラボを使い、生成や加筆を繰り返してブラッシュアップしていく方法に対して、今回のような生成したままの未加工作品は「ポン出し」「t2i(text to image)」と呼びますが、ハードルの低さやSNSとの親和性は俳句や和歌にも似ているな、とつねづね感じています。


スマホひとつあれば5分で作品が作れて、即SNSで公開できる。もしRTX3060のようなグラボを搭載したPCがあれば、それをStableDiffusionやCLIPSTUDIOでもっと面白い、素晴らしいものにできる。こうした二重の楽しさが伝わったら、主催者としてとても嬉しいことです。


最後に、賢木の印象に残った素敵なイラストを時間の許す限り紹介していきますので、ぜひ楽しんでいってくださいね。「生成時間とあいさつは短い方が良い」と言いますので、今回はこのへんで。皆様本当にありがとう!またやりましょう。


令和5年10月22日 スタジオ真榊 賢木イオ



▼▼▼StableDiffusionに興味が出た方は、ぜひこちらの記事で始めてみてね▼▼▼

【全体公開】AIイラストが理解る!StableDiffusion超入門

こんにちは!2022年10月からAIイラストの技術解説記事を連載してます、サークル「スタジオ真榊」の賢木イオです。この記事は、これまで投稿してきた100本(約40万文字)を超えるAIイラスト術のFANBOX記事をもとに、画像生成AIを最短距離で学ぶための必要情報をまとめたメインコンテンツです。画像生成AIにもいろいろあり...


賢木の印象に残った素敵なイラストたち



賢木から:AIを使えば、「どこでもドア」のように向こう側を夏の風景にすることも簡単にできたはず。でも、意図的にそうしなかった作品とお見受けしました。全部をフィクションになるのではなく、ぎりぎり現実の中で「夏への扉」を表現したい思いが伝わってきて、個人的に印象深い1枚です。



賢木から:審査員からも好評だった一枚。夢日記✕画像生成AIとは新しい!自分しか知らない風景を、絵が描けない人でもアウトプットできるのは画像生成AIの面白さの一つ。いつか犯人のモンタージュ写真もAIで作れるようになるかも?



賢木から:プロンプトだけでほうきにまたがるのは至難の業!とAIユーザーをうならせた一枚。審査員からも「DALL-E3ならできるとは思いつつも、目の前に出されると素直にスタンディングオベーションです」との言葉が寄せられています。



賢木から:RTX3060を懸けたイベントということで、グラボや画像生成AIそのものをモチーフにした作品が多かったのですが、その中でも特に審査員の支持を集めたのがこの1枚。何よりグラボをパレットに見立てるのが面白い!彼には一体どんな光景が見えているのかも気になります。



賢木から:私、こういうレトロな雰囲気のイラスト大好きなんです!公衆電話の色をモチーフにしたのか、アーバンなグリーンが夜景に映えて印象深かった一枚でした。言われてみれば90年代の夜は、いまの夜とはまた違う色だった気がします。



賢木から:秋をモチーフにした作品も多かったのですが、特に目を引いたのがこちらの一枚。ひと目見て「好き!」となりました。秋といえば紅葉の赤をイメージしますが、「秋ってもっとカラフルなんだ」と思わせてくれるイラストでした。瞳の色もとても素敵。





賢木から:エントリー作品の中でも一番「好き」が伝わってきたのがこの作品でした。バイクが好き、というだけじゃなくて、バイクのどんなところがかっこいいと思うのか、どんなときにバイクの素敵さが伝わるのか、生成した方の気持ちが伝わってくる素敵なイラスト。女性の顔がうかがいしれないイラストもAIでは珍しい。非常にアーティスティックで感銘を受けました。


その他、作品群はX(ツイッター)のハッシュタグ「#ダリ絵コンテスト」から見ることができます。ぜひお楽しみ下さいませ。

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