Home Artists Posts Import Register

Content

【第四章】 他の部員たちの姦しい声が聞こえてきたのだ。 水泳部少女と陸上部少女が争う更衣室に入るには、この棟の入口まで迂回して、しかも階段でこの階まであがって来なくちゃいけない。 まだ、この部屋に入ってくるまでには少しだけ時間はあるが… 「っ♡……離しなさいよ……あ、んぅ♡…みんなに見られるわよ……っ、あぁん♡」 「そうね……ぁん、んんっ♡…そうなったらお互い破滅だし…っ…んんっ!♡…しょうがないわ……ぁうん♡」 こんな状況では、さすがにエッチな戦いを続行させるわけにはいかない。 しかし…口を開くために渋々キスを中断した二人だが…互いの尻を揉み合う手が離れない…! 「く…んんっ♡……ち、中断だって言ったでしょ…!お尻から手を離して…!……はうっ!?♡」 「あんっ…♡そ、そっちこそ、先に離しなさいよ…!…ひぃっ♡ あなたが離したら、離してあげる…!ん、んんぅ♡」 前回までのレズバトルでは、陸上部少女は水泳部少女の背中に手を回して抱きしめていた。 それは、男の子と抱き合ったときのやり方を真似ただけだ。彼の背中に手を回して自分のおっぱいを男の子の胸板に押し付けるようなハグ…彼の意外に大きな胸板を感じることができて、陸上部少女はそのハグが大好きだった。 一方の水泳部少女は、前回までのレズバトルでは陸上部少女の腰を抱いていた。 これもまた、男の子とのハグを真似したものだった。彼女が腰を抱くのは、相手に背中を抱いてほしいからだ。背中がきしむほど抱いてもらって、彼の力強い腕を感じることができて、彼女はその抱擁が好きだった。 しかし、二人は今、互いを抱きしめあった腕をできるだけ下げて、互いの尻を鷲掴み揉み合っていた。 そう…このハグは、男の子とのハグを真似しただけのハグじゃない。 女の子を感じさせ、性的に攻撃するために彼女たちが編み出した技なのだ。 ただ抱きしめ合っているのではない、抱きしめることすらお互いを感じさせるための攻撃なのだ。 「あ、ぁんっ♡…私が先に離したらっ…!貴方は私を一方的に攻めるつもりでしょ!?…ん、くぅ♡…私はそんな卑怯なことはしない…!だからアナタが先に離すのよっ…」 「誰が卑怯よ…!んくぅっ♡…あなたの言うことなんて、信じられない…!あ、んっ♡そっちこそ、私が手を離したらもっと攻めてきて…私だけイカせる気なんでしょ!卑怯なのはそっちの方よ!」 二人は相手を騙すつもりなんてなかったし、彼女たちは特別に卑怯者だということもない。 でも、敵対し対立し、喧嘩をしている恋敵の女を信じることなんてできない。 今はお互いに攻撃し合っているから拮抗しているが…どちらか一方が手を緩めた瞬間、戦況は大きく変わるだろう。 手を離したほうが、不利になる、イカされる。 だからこそ、どちらも自分から先には離さない……! 自分が攻撃をやめれば相手もやめるはずだ、なんて信頼はできないのだ。 「んくっ♡んはぁっ!んぁっ!んぅぅう~~っ!♡」 「ひぐぅううっ!んぁああっ!あんぅぅう~~~っっ!!♡♡♡」 互いに抱きしめあいながら、もう他の生徒たちが建物に入ったかもしれないのに…二人は互いの尻をこね合いながら…! 「離しなさいよっ!アナタが先に離しなさい!」 「いいえ、アナタが先!絶対にアナタが離して……!」 言い合いながら、体を揺すりあいながら、必死になって相手のお尻を掴み、揉み合って、そしてついに…… (だ、だめ……もう、がまんできないっ……!ここで、大声だしたら……気づかれる……っ!) (嫌だけどっ……!ここで、声……でちゃうよりは、マシだからっ……) 二人は、悔しいけど自分の限界を悟る……そして、他の皆が近づいてくる中で、大声を出す訳にはいかないからと…… 「ん゛ぅ〜〜〜〜〜っ!!♡♡♡」 「ん゛ぉ〜〜〜〜〜っ!!♡♡♡」 噛みつきあうようなキスを再開。 少しの間離れていただけなのに、キスを再開させると、キスの快感を待ちかねた女の体が過剰に反応する。 お互いの口の中にくぐもった悲鳴を上げながら……二人が同時に軽く絶頂してしまった……! でも、まだ深くはイッてない。 若くて、性欲に貪欲な女の子の体は、軽くイッたくらいじゃ収まりがつかない。まだ、これで引き分けで終わることはないのだ。 でも、いよいよ部員たちが階段を登ってくる足音すら聞こえるようになってきた。 もうあと少し、一分もしたら彼女たちはロッカールームに入ってくる。 二人はまた口を離して、言い合う。 いくら互いを信頼できないからって、キスして尻を揉み合ってるエロい姿を晒すわけには行かないのは確かなのだ。 「良かったわね……あの子達が来て。そうじゃなかったら私、あなたをレイプして二度と逆らえなくしてたわ」 「……はぁ?何言ってるのよ。それを言うなら私の方でしょ。このまま続けてたら、絶対に私に勝てなかったくせに…!」 憎まれ口を叩くが…流石にタイムリミットだ。 二人は今度こそ尻を揉み合っていた手も離し…お互いに身体を引き剥がして、部員たちが来る前に乱れてしまった髪を整えようとしたのだが…… 「なっ……!」「うそっ……!」 それどころではなかった。 二人の衣装はもう、人前に出せるような状態じゃなくなっていた。 汗でグチャグチャというだけなら、多少恥ずかしくても部活上がりの学生なら大なり小なりあることなので、言い訳ができる。 しかし、陸上部少女の陸上用ユニホームは、股間の部分がおねしょでもしたみたいに濡れてしまっていた。 気が付かないうちに母乳も滲み出したらしく、乳首の部分を中心にバスト部分も濡れている。 水泳部少女の目から見ても……オマンコとおっぱいを体液で塗らし、頬を赤らめ、蕩けた涙目になった陸上部少女は女の子すら発情させそうなくらいエッチだった。 普段凛々しいボーイッシュな雰囲気の少女だから、この女の子らしいメス顔の破壊力は凄まじい。 陸上部少女の目から見た水泳部の少女だって似たようなものだ。 普段はガーリーで可愛らしい、女の子らしい女の子な美少女が、おっぱいとオマンコを濡らしてエッチな顔で息を乱しているのだから……。同性の女の子だってこんなエッチな顔をされたら発情だってさせられる。 ガヤガヤと近づいてくる他の部員たちの声が…一瞬遠くなった気がした。 耳まで熱いくらい血がぐるぐる回っている…お互いに発情した二人は性欲に取り憑かれていた。 二人ともレズじゃないのに、お互いに発情している。欲情してしまう。 (な、にこれ……!こんなやつなんかに……!…私、興奮してる…?) (ど、どうして…!?なんでこの子に、こんなにドキドキしてるのよ……!) 眼の前の恋敵への憎悪と嫌悪感はちっとも衰えてない。それどころか、無理やりイカされて、屈辱感は増すばかりだ。 でも、女の子たちの若さゆえの性欲の強さが……ヤリたい盛りの女の子が、嫌いな相手だとしても、目の前でこんなにもいやらしくて可愛い姿を見せられたら……我慢できるはずがない……! 至近距離で向かい合った子宮と子宮とがキュンキュン疼いてしまう。 二人のオマンコは、これまでの戦いのせいで、この相手なら気持ちよくしてくれると、すでに思い知らされているのだ。 ((しょうがないじゃない……!こんなエッチな娘相手に、欲情しないなんて、そんなの嘘なんだから……!)) メス同士で発情し合う。 若くてエッチな身体はもっともっと気持ちいいことがしたいってウズウズしてる。 その状態で、いよいよ部員たちがロッカールームに近づいてきた。 「……決着をつけるわよ……!」 それを口に出したのは水泳部の少女だった。 「っ……ええっ……!引き分けでなんか……終わらないんだから…!」 陸上部少女も、それを受け入れる。 発情してる……だけど、お互いに不倶戴天の敵同士だから、愛情一杯のレズプレイがしたい訳では無い…… だから、レズ行為で争おう。勝負しよう。どっちがより相手を性的に屈服させられるか……どっちが彼に相応しい女の子か……セックスの競争だ……! そう決意して、陸上部少女はロッカールーム内の大きめのロッカーに入り、水泳部少女もそれに続く。 もっと気持ちよくなりたくてしょうがないってエッチな身体は、ここで中断なんて耐えられそうにない……他のメンバーが近づいてきたって、エッチな戦いは続ける。 ロッカーに隠れてでも続けるのだ。 僅かな光しか差し込まないロッカーは、暗くて少し埃っぽい。 二人は…二人の体を一人の体にするように密着させ、ロッカー内部に潜り込んだ。 ロッカーの中は二人で入るには狭くあまり大きく動くことはできない。 内側から扉を占めると、程なくして陸上部と水泳部の少女たちがワラワラと更衣室に入ってくる。 「疲れた〜!」 「いいなぁ、水泳部…暑い日にプールで泳げるとかうらやましすぎ」 「いやいや、遊んでるわけじゃないから…涼しいのはそうだけどさ」 「ほら〜!こっちなんか炎天下のグラウンドで練習って…」 薄すぎるロッカーの扉は外の音をよく通した。 外の音がよく聞こえるということは…ロッカーの中で二人が上げる物音も外に聞こえてしまうということだ。 二人の息が外に聞こえて隠れていることがバレてしまうかもしれない。 二人は息を殺し、外の会話に耳を傾けながら……お互いの体を強く抱きしめ合っていた。 「この間のテストなんだけど…」 「スタバの新作が…」 「次の大会って…」 「アンタ、またおっぱい大きく……」 ロッカーの中では二人が流す汗の匂いと愛液の匂いが混ざり合い、狭い空間をむせ返るようなメスの臭いが漂いはじめていた。 嗅いでいるだけで頭が蕩けて発情させられるエッチな匂いだ。 「そういえば、こないだ彼氏に……」 「え〜?知らなかった……」 「帰りに行ってみよっか……」 女子の着替えとシャワーはなかなか終わらない…ロッカーの外では、彼女たちのおしゃべりが続いている。 陸上部少女と水泳部少女は息を潜め抱き合っていた。 相手の体は柔らかく、そしてとても熱い。 二人が息をすると胸が揺れて、その先端にある乳首同士が擦れ合う。 皮膚と皮膚が触れ合っているところから、互いの体温が伝わって汗が噴き出す。 サウナルームにでもいるみたいになって、どんどん体が熱くなっていく。 ((暑い……)) それでも二人は離れようとしない。 どこで触れ合っても柔らかい身体。汗が潤滑油になって肌と肌を滑らせてくれるから、ヌメヌメした感触が気持ちいい。 しばらく、二人は動かずにじっとして……抱きしめ合い、お尻を握り合い、顔と顔を至近距離で向かい合わせる。 ((誰も気が付かないみたいね…)) 静かにさえしていれば、普段誰も使わないロッカーを気に留める生徒はいない。 それがわかって…二人はとうとう動き始める。 「んっ、ちゅぅ!んむっ、んんっ」 「ちゅっ、れろっ!はぁ、んくっ」 数年ぶりに再開する恋人同士のように、待ちきれないと言わんばかりに唇を押し付け合う。 柔らかいプリプリの唇、熱い鼻息を顔に感じながら、まずは唇だけを押し合わせる。 キスバトルの続きという意味もあるが…お互いの口を、お互いの口で塞ぐことで声を出させないためでもある。 唇が合わさると、二人は本格的に互いを犯し合うレズバトルを開始する。 「んむっ!んんっ…んんんぅぅ!」 だが…セックスならまずはキスからだと勇んで舌を伸ばし、陸上部少女の口をこじ開けようとした水泳部少女の目が驚きに見開かれる。 「っ!?」 陸上部少女も舌を出してきてキスバトルになるかと思っていたのに…彼女は固く口を閉じて水泳部少女のキス攻撃を防いだのだ。 そして水泳部少女のお尻から手を離して……狭いロッカーの中で器用に手を動かし、水泳部少女の競泳水着を脱がせにかかってきたではないか。 「っ!」 抗議のために思わず口を離そうとする水泳部少女。 陸上部少女は逃げようとする水泳部少女の唇に追いすがって唇を押し付けながら、水着をずらすことに成功する。 ぶるんっ!と水着に抑え込まれていたバストが弾けるように飛び出す。 彼女の胸は、まさに今が食べ頃の果実のような瑞々しさとハリがあり、汗に濡れた艶めかしい光沢を放っていた。 その先端にはピンク色の乳輪の中心では卑猥な陥没乳首が自己主張している。 「〜〜〜〜っ!!」 だが、弱点である乳首を露出させられた水泳部少女もすぐさま反撃に出る。 そもそもツーピースタイプの陸上部ユニホームの方が脱がすのは簡単なのだ。 水泳部少女は陸上部ユニホームを持ち上げるようにずらすと、彼女の乳房も勢いよく飛び出してきた。 程よい大きさで形の良いバスト、そして…人より長い勃起乳首。 「…………っ!」 「…………っ!」 互いが悲鳴を上げることを防ぐために唇を押し付け合うキスを続けたまま……違いの弱点をむき出しにさせた二人が、一斉に乳首のイジメ合いを始める…! 水泳部少女は人差し指と親指で、陸上部少女の長く勃起した乳首を摘むとシコシコと乳首を扱き始める。 陸上部少女は人差し指の指先で、水泳部少女の陥没乳首を擦りながら穴を穿ろうとグリグリ指を押し込む。 「ぅぅっ!?っ、ぅ、んぅぅぅ……!」 「んっ、、んぅ!ん、ぅん、ぅぅっ!!」 ((だめ、声が、漏れちゃう……!!)) くぐもった嬌声を上げながら、二人は相手の乳首を激しく責め立てる。 勃起乳首と陥没乳首、正反対の属性を持つが……どちらも敏感で二人にとっては弱点だった。 二人とも指を動かすたびに、相手も指を動かしてきて快感電流が走るような刺激に脳髄が痺れてしまう。 しかし負けるわけにはいかないと、二人はさらに強く乳首を責め合う。 「っっ!!……っ!…………っ!!!!」 「…………ッ!!!………………っっ!!」 片方は摘んだ勃起乳首を捻り上げ、片方は勃起乳首に指をねじ入れる。 (なによっ…!こんなにおっきな乳首、恥ずかしくないわけ……!?) (こんな陥没乳首して、恥ずかしいと思わないのかしら!?) そんな思いを込めて、まるで親の仇を追い詰めるような激しい乳首虐めが続く。 二人とも、自分の乳首が普通じゃないことに劣等感を抱いていた。 陸上部少女はチンポみたいに勃起する乳首が、水泳部少女はマンコみたいな陥没乳首が、恥ずかしてく仕方がなかった。 ((私の乳首は…この女の乳首よりはマシよ…!)) そんなことを考えているからこそ、乳首への攻撃は激しさを増すばかりだ。 「〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」 「〜〜〜〜〜〜っっ!!!!」 声にならない悲鳴をキスで押し殺しながら、二人は互いの乳首ばかりを執拗に責め合う。 敏感な乳首への集中攻撃。 コリコリッ!クニクニッ!! そして、ついに……二人の体がビクンッと跳ね上がる……二人は屈辱の絶頂を迎えてしまう。 「ん〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡」 「ん〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡」 二人は、大きく口を開けて悲鳴を上げそうになるが…開いた口と口を密着させて、互いの口の中に叫び合うことで嬌声が外に漏れるのを抑え込む…! くぐもった悲鳴が、ロッカー内に反響した。 ロッカーの外では、女子たちがまだおしゃべりを続けていた。 「ねぇ、帰りにスタバ行かない?」 「あ〜!いいね〜!」 幸い、お互いの口の中に叫び合うことで、外にいる少女たちには気づかれなかったようだ。 「「ふ〜っ!…ふ〜っ!…ふ〜っ!」」 全く望んでいないのに快感と絶頂を共有してしまった陸上部少女と水泳部少女は、悔しそうな顔で涙目で睨み合いながらじっとしていた。 (……気づかれてない……みたいね) (……気づかれてないなら……続けるわ……決着をつけるまでね…) 外では、まだ彼女たちのおしゃべりが続いているというのに……引き分けなんて結末に納得できない少女たちはエッチな喧嘩を再開させる。 さっきまで唇の押し付け合いみたいなキスをしていたが……お互いに口を開いた今となっては、それだけではすまない。 二人は大胆に舌を突き出して相手の口内を舐め犯そうとして……舌と舌とが絡み合ってしまう。 「「んっ、ちゅっ、れろっ、ちゅぱっ、じゅる、れろぉ…!!」」 女子高生の艶めかしい舌が絡まり、唾液を混ぜ合う。 舌のザラつきを感じることができるほど深く舌を絡め合ったかと思えば、今度は舌の先端同士で突き合うようにキスをする。 陸上部少女は、水泳部少女よりは奥手で恥ずかしがり屋なところがある…男の子とのキスでは、男の子リードに任せて、彼の舌を口の中に受け入れて、彼の舌に自分の舌を絡める。 ボーイッシュな見た目を気にしている彼女は、女の子扱いしてもらうのが殊の外好きだった。 水泳部少女は、陸上部少女よりは女の子らしい計算をする少女だ……男の子とのキスでは、男の子のリードに任せるほうが女の子らしくて可愛いと思っていて……だから彼のリードに任せ彼が口の中に舌を入れてくるのを喜ん受け入れたものだ。 でも、今は違う……舌を受け入れた方は、舌を差し込んだ方より気持ちよくさせられるに決まってる。 お互いに相手をより気持ちよくさせようと戦っている二人の少女は、二人共が相手の口内に舌をねじ入れようとする。 「「んむぅ!んんぅぅ!んんんぅ〜〜〜♡」」 (負けないんだからぁ…!) (私が勝つのよぉ…!) 舌と舌を絡め合いながら、相手の口内を目指して必死に押し合う。 相手の舌を自分の舌で絡め取って押し戻そうとする。 舌と舌が舞踏のようにぶつかり合っては離れ、離れてはぶつかる。 ヌメヌメと蠢く軟体動物の交尾のようなディープキスは、二人の体を熱くさせていく。 (悔しいっ…悔しいっ…悔しいっ…!女同士でキスして気持ちよくされるなんてっ……!) (許せないっ……!絶対に負けられないっ……!) お互いを睨みつける目は血走り、鼻の穴が大きく膨らみ鼻息が荒くなる。 ベチンベチンと舌をぶつけ合いながら、少しでも優位な体勢を取ろうとして頭を左右に振る。 髪の毛同士が絡み合い、頭皮に痛みが走るがそんな些細なこと気にしていられない。 ((もっと……もっともっとぉっ!!)) 舌の腹と舌の腹を押し付け合って全力で押し合う。 「「んんぅ〜〜〜〜〜っ…!!」」 舌は敏感な器官だ…絡め合うと女同士だって恋敵同士だってやっぱり気持ちいい。 いや……ひょとすると……力強く硬い男の舌より、柔らかくて滑らかな女の子の舌の方が…… (そんなこと…あるわけないわ!彼とのキスが一番よ!!) (そんなの……嘘よ!!彼とするのが一番よ!) しかし心がどれだけ拒絶しても身体は正直に反応する。 もともと、二人はこの喧嘩のためにレズのテクニックを勉強してきたのだ…そのテクニックにはレズビアン同士のキスも含まれる。 前回みたいな男の子とのキスを応用しただけのキスとは違う。 女同士の責め合いに適したキスを繰り出し合って…お互いがより感じてしまっていた。 競泳水着に包まれた身体が、陸上部ユニホームに身を包んだ身体が、快感に震える。 汗がローション代わりになり、滑りがよくなる。 「「ぶちゅう〜っ!♡んんぅうぅっ!♡♡レロレロォッ!♡♡」」 まるでお互いの舌を舐め溶かすような激しい接吻。 繋がった口の中で暴れる二枚の舌。 グチュリグチュッといやらしい音を立てながら、まるで触手のように蠢き回る。 口の中いっぱいに溢れる唾液という甘い蜜……それが二人の脳髄を痺れさせる。 女の子二人の流す唾液が混ざり合うと、こんなにエッチな味がするのかと思い知らされる。 女の子の唾液同士が混ざり合ってエッチな化学反応が起きてる。 甘く蕩けるような快楽に包まれながら、それでもなお激しく争う二人の少女たち。 「「じゅるるぅ〜っ!♡♡♡れろれろぉ〜っ!♡♡♡」」 (こんなの……絶対認めないんだからぁっ……!!) (こんな女に負けるなんてありえないぃっ……!!) 怒りに身を任せながら、お互いの舌を絡め合う二人だったが……相手の唾液を飲みたくない二人の口の中は、混ざりあった唾液で溢れそうになる。 いや、すでに溢れて…口の端から混ざった唾液がこぼれて、顎から滴り、二人の豊満なおっぱいの上に落ちる。 ドロドロとした唾液が、胸の上を滑って落ちていく感覚……そして胸の谷間に溜まる生暖かい感触…… ((あぁんっ♡♡おっぱいにこいつの唾がかかってるぅ♡)) 思わず悲鳴を上げそうになるが、口は塞がっているためくぐもった声しか出せない。 汗よりも粘性のある唾液はムニュゥッと潰れ合う乳房をさらに滑らかに擦れ合わせた。 汗と唾液でドロドロになりながら絡み合う少女たちの体はどんどん熱を帯びて敏感になっていく。 肌と肌とを擦り合わせているだけで、女同士の快感に目覚めそうになってしまう。 (柔らかくて…ヌメヌメしてて……っ…女同士ってこんなに気持ちいいものなの…っ) (どうしてくれるのよっ…こんなことしてたら……女同士にはまっちゃうじゃない……!) しかし…! ((でも……女同士がどれだけ気持ちよくたって……女同士のエッチにはまったって……!この女とだけは絶対にイヤっ!!)) たとえレズに目覚めたってコイツだけはありえない、と快感に溺れつつも憎しみ合うのは止めない。 それほどお互いのことが嫌いすぎる二人だから……相手の唾液を飲むのだって嫌がる……でも、口を離すわけにはいかない。 口の中は、激しく絡まり合う二人の舌に撹拌された唾液が溜まっていく。 それを自分が飲むのが嫌なら、あとは相手に唾液を飲み込ませるしかない。 二人は同時にそう考えて、相手の口に流し込むことにした。 「「んぐぐぅうぅうぅぅううぅぅうっ!!♡♡♡♡」」 でも、いくら舌で唾液を掻き出して相手に押し付けても、すぐに押し返されてしまう。 ならばと陸上部少女は背伸びをする…その分高くなった陸上部少女の口から水泳部少女の口に流れ込む。 「んぐぶっ…!?」 口の中いっぱいに唾液を流し込まれふぐみたいに顔を膨らませた水泳部少女も、すぐに爪先立ちになって対抗する。さらに相手の後頭部をつかんで陸上部少女を押し下げれば… 「んごぉっ!?んぐっ……!」 今度は逆に水泳部少女が陸上少女に唾液の口移しをする番だ。 「んむぅぅ〜〜っっ!!」 「んむぅ〜〜〜〜っっ!!」 でも、すぐに陸上部少女も爪先立ちを再開して唾液を押し返し、お互いに一歩も譲らない戦いが繰り広げられていた。 その間も二人の口は競い合うように新しく唾液を作るから、気がつけば二人共がハムスターみたいに頬を膨らませていた。 (飲まないわよっ…、こんな女の唾なんてっ…) (飲ませてやるんだからっ!私の唾を!) 心の中で叫びながら、必死になって相手の口内に送り込み続ける。 しかし、結局二人はどちらも有利に立てないまま限界を迎えて…… 「「〜〜〜っ!!ごくっ…ゴクゴクっ!」」 とうとう喉を鳴らしながら、お互いの口の中に溢れた唾液を飲んでしまったのだった。 (いやぁああっ!こんな女とキスしながら飲んじゃったぁあっ!) (いやぁああ!こんな女とキスしながら飲んじゃったぁあ!) しかも、飲みきれなかった分が口から溢れ出す始末である。 お互いの唇から顎を伝ってポタポタと垂れていく大量の唾液……それを眺めながら二人は思った。 ((あぁああぁぁあっ!気持ち悪いっ!気持ち悪いっ!!気持ち悪いぃいいいっ!!)) 嫌悪感に苛まれながら、それでも……唾液まみれ、汗まみれのヌメヌメした女体の擦り合いは気持ちいい。 そして、飲み込んだ唾液はまるで媚薬のように二人を興奮させた。ヌメヌメした女の子の混ざり合った唾液は、喉すら性感帯に変えてしまったらしい。 つばを飲み込んだことが二人の性欲のスイッチを本格的に入れてしまった。 「んふーっ♡…んふーっ♡」 「ふぅーっ♡…ふぅーっ♡」 憎しみ合い睨み合いながら、二人は鼻息も荒くする姿は誰がどう見ても発情期のメスにしか見えないだろう。 ……もう止まることはできそうにない。 そのまま二人は互いを憎しむ心と、相手を先に絶頂に追い込むという対抗心は失わないまま、猛然とお互いの若い身体を貪り始めた。 「「んむぅうっ!レロレロォッ!んぅううぅっ!」」 まず互いの口に舌を突っ込み合って、舌と舌をもつれ合わせるようにして舐め回す。 柔らかい舌同士が絶えず擦れ合い、その上でお互いの口内を舐め合うのだからたまらない。 口の中の弱いところに相手の舌が這うと、ゾクゾクとした快感が背筋を走る。 舌と舌の間で唾液が泡立つほど、激しい舌の絡み合い。 レロレロと激しく舌を動かし、相手の舌に自分の舌を押し付けて、唾液を塗りたくる。 その勢いのまま、今度は舌の腹同士でヌルリ、グチュリと押し付け合う。 舌の表面を相手の舌のザラついた感触が撫でる度に、背筋が震え、脳髄が痺れる。 かと思えば歯茎や頬の内側、ツルツルした歯をなぞっていき、最後に……舌の長い二人が目一杯舌を伸ばして互いの口蓋垂(喉ちんこ)に舌先で触れる。 くすぐったさにも似た快感に襲われて体がビクッと震えるのだ。 そして、相手の身体を堪能するために二人は手のひらと指を総動員して互いの身体に熱烈な愛撫を加える。 背中や太もも、腕、首筋、耳…そして競泳水着やユニホームの隙間から手を潜らせて、互いの大きな尻を揉み合う。 「「んちゅぅ〜っ♡♡れろぉ〜っ♡♡」」 (うそっ♡♡こいつの手つき…前より全然うまくなってる…えっろいぃっ♡) (こいつの指使い…えろいのよっ♡♡なにこれぇっ♡こいつ、絶対うまくなってるぅ♡♡) お尻を撫で回される感触にゾワゾワッとする感覚を覚えながらも、お互い負けじと手を動かすことを止めない。 「「んんぅ〜〜♡んふぅ〜♡ぶふぅ♡♡」」 彼女たちは女の子同士のエッチな戦いに備えテクニックを磨いてきた……その成果が、今、彼女たちの身体を襲っているのだ……! 気持ちよくないわけがない。 女の子を喜ばせるための触れ方で、お互いを触り合う。 彼以外の人に身体に触れてほしくないと、健気にも彼女たちはそんなことを思う。 でも同時にもっともっと触って欲しい!もっと気持ちよくなりたい! それでいて、相手への嫌悪が彼女達を突き動かしているのも事実だ。 そんな二人の身体が密着する。乳房同士を擦り合わせて乳首同士もぶつかり合っているが、まだ足りないとばかりに二人の身体は更に深くまで絡まり合おうとする。 お互いの背中に腕を回して抱き合い、手のひらは尻を揉み合い、キスを続けながら、美脚と美脚も絡み合う。 ムチムチの健康的な太ももは擦り合うだけで大変にエロいし、気持ちいい。 これ以上ないくらい、女体と女体を密着させる。 そうすると服を脱がせあった胸同士も押しつけ合っているので、乳首が擦れて感じてしまう。 陸上部少女の勃起乳首の先端は、いつの間にか水泳部少女の陥没乳首の穴に密着していた。 胸の先端から伝わる甘い電流のような快感に、二人の身体はさらに昂ぶっていく。 ((こいつの胸なんかで感じたくないぃっ!!)) そう思っていても……どうしても身体が反応してしまう……胸がどんどん敏感になっていってしまう…… こうなると、二人の乳首はやはり相性が良すぎる…陸上部少女の勃起乳首はドンドン固くなり、水泳部少女の陥没乳首はオマンコみたいに穴を広げて飲み込もうとする。 二人の肉体はもう…それをためらったりしなかった…。 「「〜〜〜〜〜〜〜〜っっ♡♡♡」」 声にならない悲鳴を上げながら、おっぱい同士を強く押し付け合い、水泳部少女の陥没乳首に、陸上部少女の勃起乳首が突き刺さる…! チンポのような乳首と、マンコのような乳首による…乳首同士のセックス。 相手の身体の中に、自分の身体の一部を挿入する。相手の体の一部を、自分の体の中に受け入れる。 それはまさに、比喩でもなんでもなく、純然たるセックスだった。 愛する男の子がいるにもかかわらず、女同士でセックスをする背徳感に頭がおかしくなりそうだった。 (ちくびぃぃいっ!ちくびれしゅごいぃいぃっ!) (ちくびいいのぉおおぉっ!ちくびすごいよぉおおぉおっ!) 敏感な陥没乳首の穴に、すっぽり収まる勃起乳首。 こじ開けられる快感と、締め上げられる快感で、どちらの乳首も気持ちいい。 敏感で、恥ずかしくて、弱いところをお互いにさらけ出して擦り合って快感を共有する……男女のセックスにも負けないくらいエロチックな光景。 そして、ニプルファックをしている二人の少女は自分たちがどれだけ卑猥でエッチな存在なのか、もう自覚してしまっていた。 (これは…♡…浮気じゃないっ…♡女同士でセックスしてるのも…彼のためだもん…っ♡これは…彼を賭けた決闘なんだからぁ♡) (これは……男を賭けての勝負なんだわっ♡だからっ……仕方ないのよっ……だって、私は……彼を愛してるんだからっ……彼が望むなら……なんだってしてあげるんだからぁっ♡) しかしそれでも、彼女達の間に愛情や友情が芽生える余地はない。 燃え盛る怒りと憎しみは消えない。むしろ強くなる一方である。 こんなに憎い女! こんなにもエロい身体をして、こんなイヤらしい行為をして、彼の気を引こうだなんて許せない。絶対に許さない……!! そんな思いを込めて、二人は全身全霊をかけて、犯し合いを始める…! 遠慮も手加減もありえない! 二人は持てる全ての性欲とテクニックをぶつけ合い始めた。 相手の口内を舐め回し、舌と舌を絡め合うディープキス。 円を書くように、上下にすり潰すように乳房と乳房を擦り合う。 両手は入念にゴム毬みたいな弾力のある尻を揉み、衣装越しにアナルまで攻め合う。 絡めあった美脚、太ももやふくらはぎも擦り合って。 「んぐぅふぅ♡んぶぅううっ♡んむぅうう♡んふぅううっ♡」 「んんむぅううぅぅうぅううっ♡♡♡♡」 二人の口は嬌声が外に漏れるのを防ぐために力強く押し付けられていて…ほとんど噛みつきあっているような状態だ。 その状態で……薄い扉の向こうには同じ部活動の仲間たちが居るのに……二人は獣のように女同士のセックスをする。 ビクンッ!ビクンッ!って身体を震わせて、水泳部少女も陸上部少女も、簡単にイカされてしまう。 目から涙を、口の端から涎を、体中の皮膚から汗を、オマンコからは愛液を…そして、鼻から鼻水まで垂らして…全身の穴という穴から淫液を垂れ流して、…それでも二人は女同士の交尾を止めない。 「「んぶふぅうううう♡♡♡♡♡♡♡♡」」 チョロチョロチョロォッ……!!二人がまた軽く絶頂し、吹き出した潮が競泳水着と陸上部ユニホームを濡らして、股間を覆う布地はとても吸水しきれずに、太ももを伝って滴り落ちる。 何度目かわからないくらいの同時絶頂。 これが、女同士の怖いところだ。 男女のセックスでは、男性の射精によってセックスの終わり、一段落がある。 だけど、女同士のセックスにはそれがない。絶頂しようが絶頂しようが、互いの性欲が満足されるまでは終わらない。 「「んぐぅうう♡♡んぶっ♡♡んぅううう♡♡♡」」 二人の体はまるで狂ったみたいに同時連続絶頂する。 ビクンビクンと身体を危険なくらい痙攣させながら、イカされてもイカされても、相手の女とのレズセックスに向かっていく。 イキっぱなしの敏感な身体を責め合って、プシャアアアッ!!と噴き出し続けるイキ汁は、二人の足元に水溜まりを作っていた。 (もうだめぇっ♡♡♡こんなの耐えられないぃっ!!) (もう無理ぃっ♡♡♡頭おかしくなるぅぅっ!!) 激しすぎるレズセックスで二人の体温が上がり、ロッカー内は熱気と湿気でまるでサウナ状態。 強すぎる快感と暑苦しさに二人の頭がフワフワしてきた。 体中の肌がピンク色に染まっている。 そう…女同士のセックスに終わりはなくても、暑さの我慢比べには限界がある。 暑すぎるロッカーの中で、体中から水分を噴出させて戦う二人はとうとう白目をむき始め、意識を朦朧とさせていく。 ((あついぃいいいぃいぃいぃいぃっ!!!!)) そう心のなかで叫びながら、暑い暑いと悶え苦しみながら、体温の上がった身体をより強く密着させ擦り合う…! 実は、彼女たちが必死の思いでレズプレイを繰り広げている間に、他の少女たちは着替えを済ませロッカールームを退室していた。 熱に浮かされた状態の二人はそれに気づかず、ひたすら互いを犯し合っていたのだ。 ((渡さないっ…!彼だけは絶対に渡さないんだからっ!………こんな女に、負けられないんだからぁぁああっ!!)) 意識を失いかけ、恋敵の女に敗北しそうになる少女たちを、なんとか踏みとどまらせ、戦わせているのはているのは男の子への愛だった。 それはとても尊い感情だが……相手も同じ感情を持って戦っているのだからなんのアドバンテージにもならない。 恋敵同士の戦いが、壮絶になる原因の一つだ。 「「んぶふぅう♡ん゛ん゛ん゛っ♡♡んん゛ん゛ん゛ん゛っ!?!♡♡♡」」 アスリートである彼女たちは普通の少女よりも、ずっと長い時間セックスを続けることができたが……それも限界に達する。 体力も、スタイルも、強情さも、レズのテクニックすら互角の二人が戦えばどうなるか……その結末は…… 「「くっ…ぐぎっ!?!…んっ♡……んんっ♡…………んぁああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!?!?」」 ブシュウウゥウッ!!!最後の最後、溜まりに溜まった快感と熱暴走で絶叫した少女たちから噴き出す、大量の淫液! もう何十回もイカされている水泳部少女の本気汁が、競泳水着の隙間から勢いよく飛び出して床にぶちまけられる! それと同時に、陸上少女もイキすぎて股間が決壊してしまい、彼女の股間からも大量の潮が流れ出る! 最後は両者同時に失神して、白目を剥いて崩れ落ちる二人。 ガシャンッ!と大きな音を立ててロッカーの扉が開かれた時には、二人とも完全に意識を失ってしまっていたのだった。 「あっ……」 「えっ……」 気がつけば二人は男の子の部屋のベッドに並んで寝転がっていた。 どうやら二人が気絶した後、そのことをどうにかして知って、ここまで運んできてくれたらしい。 汗だくだった体は清められて真新しいパジャマは肌触りも心地良い。 今は午前中、男の子は授業に参加しているのだろうか…部屋の中はとても静かだった。 ベッドの横の机に手書きのメモが置かれている。 そこに書かれたのは彼女たちの体への気遣いと、二人のしでかしたことが他人にはバレていないこと、そして…… 二人の少女がエッチしちゃうくらい仲良くなったことがウレシイという文章。 それを見た二人は顔を真っ赤にして悔しそうに俯くことしかできなかった。

Files

Comments

杯具

彼女たちの子宮はお互いを求めている…… あの男を忘れよう! 向こうの女こそあなたの相性がいい!