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進行中のskebリクエストの進捗早読、6割ほどの描写分になります。 ポリス姿の櫻木真乃ちゃんが盗撮や痴漢行為を受けちゃう話ですね。 この後は集団痴漢の餌食になります。 どんな内容にするか熟考中ですが、手錠を使った拘束はしたいですね。 ほわほわ雰囲気に似合わず素晴らしい真乃ぱいなので、おっぱいを存分に責めて、乳首吸引器具でも付けて気持ち良くなってもらいたいですね。 一ヶ月後程度を目標にPixiv投稿予定となります。 ※7/22加筆しております。 現状これで規定文字7割ちょっと言ったところです。 ──以下、本文── 「はいっ! 今日は一日署長を務めさせていただきます。皆さんよろしくお願いしますねっ、むんっ!!」 お立ち台のような場所に立った制服姿の少女が、元気よく挨拶をする。彼女は、櫻木真乃。白のブラウスに濃紺の太めのネクタイを締めて婦警というアイコンを保ちながら、アイドルらしいミニスカート姿はキュートさも兼ね備えている。はっきりとしたコントラストの中で、彼女の透き通るような白い肌が一際目立っている。 「では、まずは署内での撮影ですね。それが終われば駅に出向いての犯罪防止啓蒙のためのイベントになりますね」 進行説明を任された婦警が、真乃に説明を行う。 「はい、頑張りますっ!」 真乃は煌めくような笑顔で答えた。市民の安心・安全のために日々邁進する警察官の仕事は、昔から敬意をもって見つめていたものである。そんな彼らの手助けをアイドル活動の一環でする事が出来るというのは、真乃にとってこの上なく喜ばしい事だった。進行役の婦警に連れられて署内に赴く足取りも、自然と軽やかなものになっていく。それに合わせてふわりと舞うスカートの様子は、若い男性署員には目の毒になりそうなもの。 「あっ、あの……あんまりはしゃぐと、み、見えちゃいそうになって……っ」 実際、一人の青年署員が顔を赤ながら、バツが悪そうに真乃へ指摘をした。 「え? あぁ、すみません。でも、大丈夫なんですよっ」 そう言いながら、真乃はスカートの裾をつまんで、ひらりと翻して見せた。 「う、うわっ!? 」 思わず声を上げる青年。直視してはまずいという判断が、顔の前で手を広げて自分の視界を塞ぐ仕草をする。が…… 「ちゃんと、ショートパンツ履いてるんです。ほらっ」 真乃は屈託のない笑みを向ける。スカートと同色の濃紺のそれの存在をアピールする。それはそれで真乃の健康的なふとももが露になるので、彼は慌てて視線を逸らすしかなかないのだが。そんな彼の尻目に、真乃は意気揚々と署内の廊下を歩いて行くのであった。 「あ、あれぇ? 皆さん、どこに行っちゃったんだろう」 撮影が終わり、いよいよ出発といったところで、真乃は一人取り残されていることに気付いた。進行を担っていてくれた婦警の姿も見当たらず、廊下を出ても仏頂面の強面署員達しか居なく、話しかけるような良い空気でもない。困ったように眉根を寄せている真乃。そんな中、バッグのスマホが音を鳴らす。メッセージの到着を告げる音だ。 『真乃へ。イベントを行う駅が変更にった。◯◯駅に向かってくれ。準備のため先に行っている』 「プロデューサーさんからだ……」 真乃は、差出人の名前に安堵の息を漏らす。ぶっきらぼうな文面だが、明確な指示で、心細さを感じていた真乃にとってはありがたいものだった。胸が温かなるのを感じつつ、しかしその想いは気の緩みに似たもの孕んでいるものだとは気づいてはいなかった。信頼しきっている相手のアドレスであるはずのそれが、詳細を見ればわずかな文字列の違いがあったものだとは、真乃は知る由もなかったのだ。 指定された駅まではバスを使わなければいけない距離のようで、真乃は最寄りのバス停へと向かう。 スタッフも待たせているだろうという思いから、焦燥感が心中に燻りだして、真乃の歩みは次第に早歩きへと変わっていく。バス停が視界に入るタイミングで、真乃をおいかけてくるように車両もやってくる。 「あぅ……」 バスを見て真乃は慌てて駆け出し、なんとか到着のタイミングで乗り込みに間に合うことが出来た。 「よ、よかったぁ……」 ほっとした表情を浮かべ、車内を見渡す真乃。車内は時間帯から言えば、思いの外混んでおり、手すりを掴みながら揺られることになりそうであった。 (まぁ、しょうがないかぁ……。とにかく急いで向かわないとっ) 目的の駅までの所要時間をスマホで再度確認する真乃。意識は混雑している車内よりも、イベント現場となる駅へ赴くことに向いていた。 ──そんな時だった。 ……もぞっ。 スカートから伸びる脚。その膝裏から、ふとももにかけてをひと撫でされる感触。 「……ひゃっ?!」 突然のことで、思わず声が出てしまう。公共の場での理外な小さな悲鳴に、真乃はバツの悪さを覚えながら周囲の様子を窺った。痴漢かと思ったが、どうやら子供の持つスポーツバックがぶつかっただけのようだ。 (そりゃあ、婦警の格好してるのに、痴漢してくるような大胆なひとなんて居るはずないよね……) 自分の勘違いに苦笑いのようなものを浮かべながら、視線を窓の外へと戻す。駅まではもうすぐ着くはずだ。スタッフを待たせてしまっている事実に、真乃の心はそわそわと落ち着きをなくしていく。やがて目的地への到着を告げるアナウンスが耳に届き、真野は降車ボタンを押す。人混みを掻き分けながら、降車ステップへと踏み出そうとした、その時…… ──べちょっ。 ふともも、と言うよりは臀部に近い部位に、何かが付着したような感覚を覚える。生温かい、どろっとした粘性の液体のようものが。 (……えっ? なに?) 困惑しながら、反射的に手で確認しようかとしたが、後ろから他の降車の客も居る手前、真乃はとりあえずバスを降りる。その後に、ハンカチを取りだし、ふとももについたそれを拭き取る。 「なにこれ……?」 白濁した、洗濯糊で作ったスライムのようなそれに眉をしかめる。得体の知らなさもそうだが、鼻を近づけなくてもわかる不快臭が、真乃の心をざわつかせる。衣装である制服スカートには付いていなさそうなのが、不幸中の幸いか。しかしショートパンツに染み込んでいるのかと思うと、気が気ではない。早く電車に乗り込まないとという焦りは募るものの、流石にこのままと言うのは看過できない。真乃は駅の構内にある女子トイレへと向かう。 ショートパンツを脱ぎとると、やはり謎の粘着液が付着していた。嫌な臭いも、一層増して放っているような気がして、真乃は顔をしかめざるを得ない。 「はぁ……」 溜め息をつきながら、トイレのゴミ箱にハンカチと、ショートパンツを捨てざるを得なかった。しかし、失意に明け暮れてばかりもいられない。酷く悪趣味と思われる悪戯を受けてしまったが、日常に潜むそのような悪意を少しでも減らせるようにと、このイベント活動があるのだ。 「むんっ」 鏡に向き直って、自身の姿を確認する真乃。婦警姿をしていながら、気弱な所を見せようものなら、プロデューサーの期待を裏切ってしまう。そんな気持ちが、真乃に元気を与えてくれる。頬を両手で打つ──なんてほどの事でもないため、気合いを入れるために、パンッ、と手のひら同士で大きな音を立てておく。 「よしっ、がんばろっ」 決意を新たにし、真乃は足早に駅構内へと進んでいった。必然的に心許なくなった、スカートの中からは──目を背けたままで。 プラットホームに降り立った真乃は、ちょうどやってきた電車に乗り込んだ。車内はまた理外な混雑を呈しており、座席に腰を下ろせるようなスペースが空いていない。真乃は吊革を掴んで、扉の近くに立つことにした。 発車のベルが鳴って、何の気無しに車内を見回してみると、ある男の姿が目についた。真乃のファンを公言して、様々なイベントに顔を出してくる青年だ。顔見知りの存在に、何故か胸がざわつくのを真乃は感じた。 やがて彼の方も真乃の姿を認識したようで、ぱあっと明るい笑顔を向けてくる。そして、人混みをすり抜けるようにして、こちらへと近寄ってきた。 「まのちゃん! 今日は婦警の格好なんかして、どうしたの? まぁ、似合ってて可愛いけどねっ!」 電車内という公共で馴れ馴れしい会話をされ、さすがの真乃も戸惑いを隠せない。 「あぅ……あ、ありがとうございます……」 しかし、移動中とは言えアイドル活動の一環だ。ファンの彼とのコミュニケーションも、大切な仕事のひとつだと真乃は自分に言い聞かせ、笑みを浮かべた。その対応に気を良くしたのか、彼は饒舌に語りを続ける。それはそれで、目的地までの暇つぶしと思えば良いのかもしれないなだが、どうにも居心地が悪さが拭えない。 (なんか、この人もそわそわしてるような……?) 彼から感じる、どことなく落ち着かない様子。推しに会えて興奮してるだけならいいが、どうにもそれだけとは真乃には見えなかった。しきりに片足が不自然に動く。どうやらそれを、真乃の足の間に割り込ませようとしているようだ。 (ま、まさか……) 脳裏によぎったのは、今回の防犯啓蒙での対象でもある──盗撮。目を凝らせばその男の靴に、不審な穴のようなものがある。もはや真乃はそこに小型のピンホールカメラが仕込まれているとしか思えなくなってきた。こうなれば、先ほどショートパンツを脱がざるを得なくさせられたのが、さらにたちの悪い行為になってしまう。 男はチラチラと真乃の股間に視線を送り続けるのを隠そうとしない。しつこく狙いを定めてくる足から逃げようと、真乃は必死に脚を閉じようとしたり、身を捩ってみたりする。が、男は悪びれる様子もなく、執拗に足を動かしてくる。 盗撮の現行犯として騒ぎたててしまおうか──そんな考えも浮かんではくるが、イベントスタッフを待たせている真乃としては、あまり事を荒立てたくないのが本音だった。 (うぅ……はやく駅についてぇ……) 目的の駅まではまだ数駅分もある。やがて…… ──ガダンッ。と、大きく電車が揺れたことに踏ん張りが負け、大きく脚を開いてしまった。すかさず、そこに滑り込むようにして入ってくる、男の靴。 (とっ、撮られて……!?) 真乃は慌ててスカートの裾を押さえるような動作を取るが、タイト気味なそれをどうしようが、秘密の空間へのガードにはならない。時間にすれは数秒程度のことではあったが、男にとっては十分な時間であっただろうか。何やらスマホで確認する男を他所に、真乃は恥ずかしさで顔を真っ赤にして俯いてしまうことしかできなかった。今日穿いていた下着は、ピンク地に花柄をあしらったものだ。お気に入りとも言えたそのショーツを、今まさに卑劣な手段で暴かれてしまったという現実。 (ひ、ひどい……こんなのって……) 心の中で、真乃は涙を零す想いだ。次の停車駅を告げるアナウンスが響き渡ったとき、真乃はハッと我に帰り、適当な言い訳をして車両移動をする。これ以上盗撮被害を受けるのはごめんだと言わんばかりに。 隣の車両に移った真乃は、ひとまず安堵のため息をついま。しかし、まだ油断はできない。いつ、あの男がこちらの車両へと追いかけて来るかわからないからだ。警戒心を解かずに、真乃はじっと隣車両と繋がるドアに注視し続ける。そのせいで──自分の背後に迫る、怪しい影に気付くことができなかった。 ──すっ。 眼前に不意に現れるスマートフォン。後ろから差し出されるように突きつけられたそれが映している画像を、真乃は視界の端に捉えることになる。そこに、映っていたのは── (こ、これって……) 見覚えのある桃色の布地と、そこから生える肌色。真乃の下半身を、所謂逆さ撮りしたものに相違ない。 それを認識した瞬間、真乃の全身に粟立つような感覚が奔る。状況に頭が追いつかないが、底知れない恐怖が真乃を包み込み、背筋が凍る思いだ。なにせ── (……さっきの盗撮してきたひとは、こっちに来てないはずなの ……に……) そんな真乃の混乱を尻目に、背後の不審人物の顔が耳元に近づく。 「婦警さん、可愛いパンツ穿いてるんだね」 低い声で囁きながら、ふっ、と耳に吹きかけられた吐息。真乃はゾクっと身体を震わせながら、目を白黒させるしかない。あの盗撮男とは、明らかに違う声だ。 異常な程の当惑を抱えながら、真乃のは恐る恐る背後を振り返る。そこには、やはり見たことのない青年がいた。 「騒がないでね。アイドル櫻木真乃ちゃんのピンクパンツ盗撮画像、ネットで色んなひとになんか見てもらいたくないでしょ?」 淡々と突きつけられる、陥れられている現状。真乃は怯えた表情を浮かべ、硬直することしかできない。婦警の姿とはかけ離れた、弱々しい少女の一面が露わにされてしまう。 「あれ? 固まっちゃったね。まぁ、いいや。このまま囲んであげるね。今日はまのちゃんのファンがいっぱーい集まってるから、みんなにたっぷり可愛がってもらえるよ」 パニックが渦巻いている真乃の他所に、青年はペラペラと饒舌に語り続ける。その不穏な言葉は真乃の思考には殆ど入って来ない。 (なに? なにが起きてるの……? 怖いよ。助けて、プロデューサーさん……!) 混乱を重ねは頭の中では、唯一助けを求められる相手の名前だけが何度も繰り返されていた。そんな折…… ──ガタンッ。 と、車両が強く揺れる。 その拍子に、真乃はバランスを崩してしまうが、それを支えたのは、またしても見知らぬ男。不自然なほどに真乃の周囲が密集し始めている。 そこで真乃は、ようやく理解が及ぶ。が、イコール状況を打破出来る訳などなく、ただ狼の群れに放り込まれた羊なのは変わらない。真乃は震えながら、身を縮こまらせることしか出来なかった。 「そうそう、いい娘だね。声なんてあげたら、まのちゃんのエッチな姿がたくさんの人に見られちゃうからねぇ」 青年のその言葉を契機としたように、誰かの手が真乃のスカートをお尻側から捲り上げてきた。 「あぅ……や、やぁ……!」 真乃は小さな悲鳴を漏らす。が、それは抗議にすらならず、嗜虐心を煽るだけのものになってしまう。 「まのちゃんてほわほわして、癒し系って感じなのに、スタイルは良くてえっちだってファンの間じゃ有名だったんだよ? ぷりぷりしたお尻に、こんな可愛いパンツ見せつけてきて、ほんといけない婦警さんだよねぇ……」 背後の男はそのまま真乃の臀部に手を這わせ、ぐにゅりっ、と無遠慮に鷲掴してくる。そのまま、むにっ、ぐにっ、と指先を尻肉に沈み込まされる感覚に、真乃は嫌悪感を隠せない。 (やだっ、やめて……やめてぇ……) 必死に身を捩ろうとするが、周りを取り囲む男達から肩や、腕をがっちりと押さえ込むようにして拘束されているため、ほとんど抵抗が出来ない。もしくは、恐怖のせいで力が入らくなっているのか。 「くっ、んっ……んんっ……」 顔を真っ赤にして、真乃は小さく首を横に振る。しかし、お尻を揉み込む手つきが止まることはなく、それに加えてさらに他の手がふとももの内側を這ってくるのだから、堪らない。くすぐるように柔肌を撫で回されると、脚は次第に開いてしまい、それを見逃されず男達から足を割入れられてしまえば、もう閉じることは出来ない。ファンに裏でむちむちと称される肢体が、電車という公共の場で露わにされてしまうのだ。 「あっ……やだ……見ない、で……」 恥ずかしさに耐えかね、真乃は消え入りそうな声で呟いた。ショーツ丸見えの状態で下半身を弄られるミニスカポリス衣装の少女の姿は、ひどく禁忌的なものだろう。取り締まるはずのアイコンを見に纏い、猥褻な姿を強制的に晒すことにさせられる屈辱感に、真乃は瞳の端に涙を溜めた。 「ビシッ、と婦警さんの格好キメてるくせに、パンツはピンクなんてほんとあざといよね」 「でもそういとこが良いんだよねぇ。いやぁ、張りがあってすべすべで手に吸い付くみたいな感触の最高のお尻だよ」 口々に勝手な感想を謳われ、真乃の羞恥心が加速する。そんな状況で、さらに追い討ちをかけるように…… ──パシャリ。 明らかにシャッター音とわかるものが真乃の耳に響いた。背後から聞こえたそれに、恐る恐る首を回す。 そこにはカメラを構えた──電車で最初に邂逅した、あの盗撮──男がニタァっと薄気味悪い笑みを浮かべていた。 (ま、また……撮られ……) その事実を認識したとき、真乃の脳髄に戦慄が奔る。スカートをたくし上げられながら、電車内で堂々とヒップを揉みしだかれているというアイドルにあるまじき惨状。あまりに荒々しく指を這わされたので、ショーツも少し食い込み気味だ。そんな痴態を写真に収められているという事実が、真乃のメンタルを容赦なく打ちのめしてくる。 カシャ、カシャ── なおもその痴態を切り取る男は繰り返される。あまりの絶望に、強張らせた身体がしばらく動かせずにいたせいで、その青ざめた顔すらも合わせて収められてしまったかもしれない。真乃はそんな現実を許容できず、頭をブンブンと振るが、偶像としても、ひとりの乙女としても追い詰められてしまっていることに変わりはない。 「ほらっ、お尻揉まれちゃってるところ撮られちゃったね。撮影コンセプトは痴漢囮捜査の婦警さんの返り討ちってとこかな? コスプレまのちゃんの恥ずかしいところいっぱい撮ってあげるからねぇ」 そう言い放つ青年が、真乃の髪から耳にかけてを、ゆるりと撫で上げてくる。ゾワゾワッとした悪寒が全身を駆け巡った。 逃げ場など無いことを悟ってしまった真乃だが、それでも恥ずかしい姿を撮られ続けることは耐え難く、必死に手を伸ばしスカートを正そうとする。お尻に手を這わせる男の手を退かせ、少しでも肌を晒すのをガードしたい。しかし、真乃の些細な抵抗など、周りを囲む男達は意にも介さないようで、最も容易く手首を掴まれる。 そしてそのまま、真乃の両手は頭上に持って行かれ、万歳の形を取らされてしまった。 (やっ、やぁ……!) 当然のように、スカートは捲り上げられたままだ。それどころか上半身までも無防備に晒す格好で拘束状態にされてしまっては、真乃はもはや囚わられの身であった。 男たちの欲望のままにされるだけの存在にされてしまった偶像少女の、羞恥に歪んだ表情がどれほど嗜虐心をそそるものか、真乃本人が知る由もない。男達の手つきはより一層激しくなり、とりわけヒップへの容赦ない揉み込みは続く。ショーツごと捏ねるように、その桃尻を鷲掴みにして、ぐにゅぐにゅと形を変えてしまう程だ。 「つ、強いぃ……んっ……やぁっ……やめっ……てぇ……!」 真乃はたまらず身を捩ろうと試みるが、男達による拘束状態から逃れることなど叶わず、むしろ無様にお尻をくねらせるような形になってしまう。 「まのちゃんってホントお尻もエッチだよね~。こんなにプリケツ見せびらかせて、取り締まりとか無理でしょ。そんなエロポリスには、こうやって……」 青年は真乃を言葉で辱められながら、ショーツのヘリのゴム部に指を這わせてきた。 (やっ、やぁ……な、なにする気なの……?) 不安に駆られる真乃をよそに、彼はするんっと指を滑らせる。下から上へ、スムーズに指が動く。そうされると、まるで果実の皮を剥くように、真乃の白い尻たぶ──と言うよりももはや立派な臀部──がまろび出されてしまった。ふるんっ、と揺れる真乃の片桃。そこは瑞々しく、張りのある質感を主張してしまう。真乃は恥ずかしさで泣きそうだった。 「あっ、あぅ……」 絶句のような声を漏らしながらも、何も抵抗の手段がない真乃。そのままもう片方のお尻側のショーツも同じような指遣いをされてしまうと── 「やっ、やぁ……こ、こんなのぉ……」 容易く露にされてしまう二つの肉丘。ショーツは完全に臀部のクレバスに埋みこまれ、Tバックのような様相だ。それを愉快そうに青年はクイクイッと、引っ張り上げ、真乃の柔尻はそれに合わせて、ぷるんっ、ぷるるんっ、と健気に震えて応えてしまうのだ。 「あはっ! まのちゃん、電車でお尻丸出しなんて恥ずかしくないのかなぁ? まぁ、でも将来そういうグラビアもやるかもしれないもんね? 今のうちに予習しておいて損はないかもねぇ」 屈辱以外の何物でもない状況を敢えて説明されてしまい、真乃は唇を強く結んだ。その間も、お尻はいいように弄ばれるのだから堪らない。なおもカメラやスマホによる撮影も続けられ、 「ふひっ! まのちゃんのむちっとしたお尻最高だよねぇ」 「ぷるっぷるのプリンみたいじゃん。手触りも凄い良いし、ずっと撫で回したいくらい」 「叩いたら良い音鳴るだろうなぁ……でもさすがにそれは可哀想かぁ」 と、男達のに好き勝手に言われる言葉に、真乃の顔がさらに紅潮していく。身震いが止まらず、瞳の端には涙が溜まるほどの羞恥と恐怖に苛まれていた。そんな真乃を嘲笑うかのように、背後の男の手は剥き出しになったお尻全体を撫で回すだけでは飽き足らず、今度は両手を使ってお尻を左右に割り開くようにしてきてしまった。 「やっ!? そんな、やっ、やだ……!だめぇ……!!」 思わず小さな悲鳴をあげる真乃。しかし否定のその言葉とは裏腹に、彼女のお尻は素直に両側へ割開かれていく。紐のようにショーツを絞り込まされた状態で、そのような辱めを受けてしまっては堪らない。必然、その行為によって露わになってしまう部分があるわけで──それは白桃の如き双丘の中心にある、淡い桜色の蕾。下着の隙間から覗き見るように、真乃の恥ずかしい部分が顔を覗かせてしまっていた。その側面に指を食い込まされ、さらに外気を感じさせられるように拡げられてしまう。同時に四方八方から注がれる、好奇の目、目、目── 「まのちゃん、わかるよね? お尻の穴、み~~んなに見られちゃってるの?もちろんカメラでも撮ってあげるからね。こんなに恥ずかしいことされちゃって、これからどうなっちゃうんだろうね?」 耳元で囁く青年の言葉に、真乃は身体を強張らせた。見られている。こんな公共の場で、アナルを暴かれてしまっているというあまりに惨めな状況。恥ずかしさを意識すると、キュッっとその窄まりが収縮してしまうのがわかった。その様子すらも映像に収められているというのだから、真乃にとってはもうどうしようもない。お尻の恥孔を視姦──あまつさえ記録媒体に残されているという、これ以上無いという辱めを受けてなお、男達の手は止まる気配を見せなかった。真乃が下半身への暴挙に気を取られているうちに、上半身では別の手々が蠢きをみせていたのだ。 「ほら、まのちゃんの立派なお胸も可愛がってあげるからねぇ。でも、せっかく婦警さんコスなのに脱がせちゃうのも趣が無いよねっ……と……」 そう言うなり男は、真乃のブラウスのボタンを上ひとつだけ外すと、その中にもぞもぞと手を入れてきた。そして背中の方で何やら動きをみせてきたと思うと、次の瞬間にはプチッと何かが外れる音が真乃の耳をくすぐった。 (……えっ?!) まさか──なんて思う間もなく、ブラウスの中で蠢く手指は、真乃のブラジャーを剥ぎ取ってしまっていたのだ。締め付けから解放された二つの膨らみが、ぷるんと弾けるようにしてまろび出る。電車内で下着を没収されノーブラ状態と言う信じられないような痴態の出来上がりに、真乃は愕然とした表情で固まってしまう。 「こ、こんな……ひ、ひどいよぉ……っ」 やっとのことで絞り出せるのは、そんな嗚咽混じりの弱々しいものだけ。嗜虐の対象でしか無いような少女の姿に、青年達は満足げな笑みを浮かべるのだった。その後の青年達の愛撫は執拗だった。ブラウスの中で解放された真乃の二つの果実──まのっぱい、なんて呼ばれひときわ性的搾取の対象となっていたその部分──を、彼らは待ってましたとばかりに好き放題に弄ぶ。 顔に似合わない大きさを誇るその乳肉を、手のひら全体で重量感を味わうように揉み込まれる。一方でブラウスに浮き上がったしまったいる尖りに、しつこく指を掠らせてくる者も居れば、横乳のとある一点を指先でほぐすように押し込んでくる者も居る。 「やっ、やぁ……んっ! だ、だめェ……っ」 いずれも他人に乳房を触られる生理的嫌悪が身体を侵す行為。そんな不快なだけの手つきのはずだった。しかし、男達の手が、指が、ゆっくりと、ねちっこく、卑猥に這う度に、真乃の口から漏れ出すのは、甘く熱い吐息。未知の痺れのような感覚が胸を伝って、お腹の奥に溜まっていくのがわかる。熱に似たそれが、頭にまで登ってきて思考さえも少しづつ溶けさせていくようで、真乃は目を白黒させながら混乱していく。 (な、なんで……? こんなの気持ち悪いはずなのに……や、だ……何か変になっちゃうよォ……っ) 戸惑いながら、ふと視線を下に落とすと、自分の胸の先に男達の指が絡む様子が嫌でも視界に入った。布地を押し上げてしまっているその先端を、つついてくる指、撫で上げる指、摘まんで捻ろうとしてくる指──視覚にも訴えてくる刺激が脳髄を直撃し、身体の奥からゾクゾクとした感覚が込み上げてきてしまっていることに真乃は気付いてしまった。まるでそれを察したかのように青年が耳元に顔を寄せて来て、囁いた。  「衣服越しに乳首いじられるの、気持ちいいでしょ? まのちゃんはえっちな子だから、こういう風にマゾっぽく責められるのが好きなんだよ?」 「そ、そん……」 そんなことない──そう言おうとした真乃だったが、その言葉は口内に侵入してきた異物によって遮られる。青年がラバーキャップを嵌めた二つの指を、真乃の口に突っ込んだのだ。 「むっ、んんっ、むぅううっ!?」 舌を指で挟まれ、口外へ引き出される。反論も抗議の余地も無い突然の蛮行に真乃は目を白黒させた。そのまま唾液で滑る舌の表面を指で何度も擦られてしまう。その度にピリッとした不思議な感覚が走り、それが胸の突起への責めとリンクしているような錯覚に陥ってしまう。口からだらしなく涎を垂らしながら乱れるその姿は、とても清純さを売りにした偶像とは程遠いものであった。

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