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進行中のリクエストの進捗早読、7割ほどの描写分になります。 キュアビューティちゃん陵辱シリーズの続編いただきましたっ。 ありがとうございます。 ヒロピンにおける僕の連載シリーズとなってますね! https://jo-itazurad4c.fanbox.cc/posts/4338198 一ヶ月以内を目標にPixiv投稿予定となります。 ──以下、本文── あの淫虐から一週間が過ぎた。連日、朝礼の前と、放課後は保健室に来るように言いつけられていたれいかだったが、自らの卑猥な映像を握られていたためそれを断ることなんて出来なかった。ある時は、ひたすらお尻を揉み込まれて、最後には恥孔にローターを挿入させられたまま授業を受けることを強要される。  またある時には、陰核を執拗に擦られて達しそうになったところで寸止めを繰り返される。切なさが最大限に溜まったところで、アナルを摘まれてようやく絶頂を与えられた。そして、ある時はブラジャーを没収され、ブラウスの上からカリカリ、カリカリ、しつこく、気の遠くなる程時間をかけて乳首を爪先で苛められ続けた。その度に、れいかは胸からの快感が下腹部へ響いて、頭がおかしくなりそうなほどの焦燥と絶頂への渇望に襲われた。その後にもたらされるのは、頭を支配するような圧倒的なアクメ 。ショーツの隙間から差し込まれた指に、抉られるような手マンで何度も絶頂させられ、大量の潮を噴き出させられる。そんな日々が続き、れいかはすっかりと熟れかけた身体を発情させられてしまっていたのだ。強靭な精神力を以てしても、抗うことのできない悪魔の所業。いやサキュバスと言ったほうが正しいだろうか。今日も、濃厚な口付けを交わしながら、お尻の割れ目をなぞられ、クリトリスに指を当てられただけで、れいかは呆気無く陥落してしまった。 「れ、れろぉ、むちゅっ、んっ! はぁっ……」 ──くちっ、くちゅっ! ちゅぷっ! 舌が絡み合う音と共に、水音が響く。気づけばショーツ越しに秘裂を擦られ、愛液が滲み出してしまっていた。 (だ、だめぇ……これ以上されたら、わたしっ) なおも続く互いの唾液を交換し合い、飲み込みあう濃密なキス。れいかは心までは蕩けさせまいと必死に抵抗を試みるが、それも長くは続かなかった。  れいかの秘部をまさぐる水音もまた大きくなり、入り口を撫でるような動きをしていたかと思ったら、次第にその指の動きが激しくなっていく。 (あぁっ! だめ、もうっ……) ──ぐちゃっ! ぬちっ! 粘ついた音を鳴らしながら、二本の指が膣内に侵入せんと布地越しに暴れまわる。もう片方の手の指が、労わるように陰核を優しく、だけど執拗に転がされた。指と舌で容易く行われるえげつないお仕置き。 ──ぢゅっちゅっ、にゅちょっ、すりすり、くりゅっ、くぱぁ……っ。 (あっ、あっ! あああっ! イクッ! イッッッ……ッ!!!) ──びくんっ、びくんびくんびくんッ!!! れいかの身体が痙攣する。同時に秘部から溢れ出た熱い蜜が、ショーツのクロッチ部分に染みを作った。下着としてその役割をしっかり果たしたおかげで、噴水のような潮吹きを防いではくれた。しかしそれが仇となり、心許なくびちょびちょに濡れそぼって、雌の匂いが立ち上がらせるだねの淫虐な布地になり果ててしまっている。 「あら? また、こんな簡単にイっちゃったのね。日に日に敏感になってるわねぇ、ほんとエッチな娘」 蔑むような養護教諭のその言葉に、れいかは羞恥と悔しさを滲ませる。 「今日は大切な試験の日なのに、これじゃあ集中出来なくて可哀想だから、特別にワタシが新しいのをプレゼントしてあげるわねっ」 そう言うと養護教諭は、れいかのショーツへの別れの挨拶のように、浮き上がったクリトリスのポッチをピンとひと弾きすると、弛緩してしまった肢体を良いことに、その布地を抜き取ってしまう。 「やっ、いやぁ……っ」 露わになったれいかの秘部からは、粘り気のある卑猥な糸がショーツと繋がり、垂れ下がる。 「あらあら、はしたないわねぇ。クリちゃんも、こんなに腫らしちゃって……」 肉厚な媚唇を開かれると、養護教諭の言う通り、真っ赤に勃起しきった淫豆が顔を覗かせてしまう。絶頂後でヒクヒクと震えるそれは、まるで次の刺激を待ちわびていると言わんばかりに震えている。 「新しいパンツ履かせてあげようと思ったなのに、こんなに元気なクリちゃんじゃ、ポッチしちゃって恥ずかしいわよねぇ」 そもそも陰部を曝け出している今の状況が最も恥ずべきと言えそうものだが、快楽に侵された思考で反論できるわけもない。 「も、もう、やめなさい……やめて……」 懇願にも思えるその言葉は、しかし女の罪を許すから、これ以上手を汚さないで──という意思が僅かに込められていた。それはれいかにとって無意識なものであったが、養護教諭にとってはさらに嗜虐心を煽る余地としてもたらされていた。彼女は躊躇なくシールのようなものを、れいかのクリトリスの上から貼り付けてきた。 「ひィっ!?」 続けて、豊満な桃尻を割り開かれ、暴かれたアナルにも、ぺたり── 剥き出しの性感帯に感じたのは、熱。じわりじわりと炙られるような感覚が広がっていく。それに戸惑っていうちに、養護教諭が用意した新たなショーツに両足が通され、そのまま引き上げられた。下腹部に残った湿り気を吸い取ったとは言え、先ほどまでそこを包んでいた濡れぼそりの限りを尽くされたショーツとは、不快感の質が違った。しかし…… (な、何を、貼られたの……?) 疑問を浮かべる間も無く、そこからの熱さは、股間全体に浸透していった。 「ニップレスみたいなもんよ? ちょっと媚薬が塗られているけど、プリキュアだったアナタの高貴な身体なら、大丈夫よね?」 そう言って、れいかの耳元で囁いてくる。 (そんなこと言われても、今のわたしの身体は……) 身体は──なんだと言うのか。その先は、肉体が淫靡に堕ちてしまったことを認めるようで、心の中ですらも言語化できなかった。  新たに穿かされたピンクと言う乙女的な地の色合いながら、黒のレースのふんだんさと、面積の心許なさがアンバランスなショーツ。そこに数瞬視線を落とした後、れいかは我に帰ったようにスカートを正して下着を隠し、頬を染める。 「さっ、試験頑張ってきてね。ちゃんと出来たら、放課後はまたご褒美に虐めてあげるわ」 養護教諭はそう言いながら、ブラウスとブラジャー越しだが、至極的確にれいかの両乳首を摘み上げ、捻ってくる。 「くうっッ?!」 同時に陰核と肛門に貼り付けられたシールからの刺激が加速したような気がして、れいかは堪らず声を漏らしてしまう。膝の力が抜けかけたところを背中を押され、保健室から追い出されるように廊下に出される。 れいかは教室へ向かう途中、何度か立ち止まり、腰を震わせては、甘い吐息を溢す。 しかし── (負けない……絶対に……) 歯を食い縛り、どうにか歩みを進める。やけに自分の靴音が脳内に響く。まるで、快感が染み込んでいくのを針で刻んでいくかのように── よろめく足取りで、朝礼が始まる寸前の教室に辿り着いた。どんなに淫靡な日常を強要されようと、高校生活が待ってくれるわけではない。れいかは、試験を受けるべく、自らの席に腰を降ろす。そして──試験は始まった。 一時間目、二時間目……なんとか解答欄にペンを走らそうと試みるが、シールから毒のようにじわじわと侵食してくる甘い痺れによって、集中力を削がれていく。首元に伝う汗。ふとももにも垂れる感覚のするそれが、暑さによるものだと思いたい。実際、昼に目掛ける気温の上昇により、発汗量も増えて、ブラウスを湿らせている。 そんな中、シールの効果なのか、身体の芯からも熱を感じ始めるのだから、鼓動の高鳴りとも同期しているようで、意識すると余計に体温が上がってしまう。試験中だと言うのに視線を感じるような気がする。汗のせいでブラウスが透けて、下着がうっすらと見えてしまっているのではないか。没収されたショーツとお揃いであった、白と水色のストライプ模様のブラジャー。胸元を意識すると、最後にされた尖りを抓られた手つきを思い出し、いやらしい疼きがクリトリスとアナルと、そして両胸の先端とで結びついたような錯覚さえ起こしてしまう。 (い、いや……見ないでぇ……) 下着の中で、頭をもたげようとするピンクの突起の妄想を振り払う。必死に目の前の試験に向き合う。 だが、その間もシールからは絶えず微弱な刺激が与えられ続け、脳髄を溶かす。時折、視界に映る男子生徒の顔。試験に対する緊張──というより、クラスメイトが人知れず発情しかけていることに気づいてしまったような表情。そんな不確かなイメージすら、れいかの羞恥に拍車をかけ、心を掻き乱していく。 三時間目が始まる頃には、れいかはぐったりと机に突っ伏するほどに疲弊していた。彼女の身体は、度重なる快楽の蓄積にすでに屈しかけている。しかし、強靭な精神力で気丈に振る舞うことが辛うじて出来ていた。開始前に教師が心配そうに声を掛けてきたが、大丈夫です──とだけ返し、だけど無意識にふとももを擦り合わせている。肛門を窄めるように力を入れると、シールがクリトリスを締め上げてきて、思わずの情けない悲鳴をあげそうにすらなった。そんな疲労困憊な状態で始まった英語の試験。リスニングと言うことで、一斉に校内放送にて流れる問題文を聞こうとして、れいかは精神力を振り絞って耳を澄ました。 だが、聞こえてきたのは、予想外のモノ。 「あぁん……うぅ……きゃうん!」 不思議な感覚。骨を伝ってる振動が無いことによる違和感のある、声。自分の──声。 (こっ、これ……わたしの、声……?!) 数瞬戸惑ったが、間違いなくれいかの声がスピーカーから響き渡っていた。しかも、あられもなく喘いで。れいかの顔が真っ赤に紅潮した。騒つく教室内。 『──ぱん! ──ばちん!! あふっ! や、止めてくださ……いぃんっ』 お尻を張られる音。放送室でジョーカーに襲われた時に、容赦無くスパンキングを繰り返されたものだと理解する。 れいかは恥ずかしさのあまり震えると同時に、その柔肌を打たれた瞬間の感覚を思い出して、括約筋をキュッと引き締めてしまう。しかし、それは陰核をシールから圧迫されることにも繋がり、甘美な刺激が身体を突き抜ける。 (あっ、ああっ……) じわりとショーツに蜜を染み出させてしまう。 『やっ、あっ……んんっ』 スピーカーの向こうのれいかは相変わらず艶かしい嬌声を響かせ続けている。 (こ、この後……お尻でイかされて……) れいかは思い出すだけで子宮が熱く疼いてくる。ここから始まった、刻み込まれ続けた淫虐の数々が脳内に蘇る。れいかは必死になって記憶を振り払おうとするが、シールからの甘い痺れが、謎の喘ぎ声に色めき立つクラスメイトの存在が、そしてそんな状況で、股間を濡らすのを止められないという事実が、れいかを追い詰めていく。この場から逃げ出してしまいたい。もしくは消え去りたい。 れいかの唇が悔しげに歪む。その瞬間…… ──ゾクッ。 背筋に悪寒が走った。それは下腹部へと垂直に突き刺さっていくような感覚に続き、一瞬にして全身に鳥肌が立った。同時に火照りがいっそう増す。まるで、身体の奥底の潤として切なさが溜まっている箇所を凝視されているかのような感覚。 (こ、これ……み、見られてる……? あのひとに……ジョーカーに……っ) 視線を感じた先を見やる。廊下の向こうからこちらを覗いている影があった。ニヤリと仮面の下の口角を吊り上げている様── その眼差しには、明らかに熱を帯びたものがある。獲物を見つめる捕食者のそれだ。 ──どくんっ。 心臓が大きく跳ね上がった。れいかの口から熱い吐息が漏れる。体から活力を奪うようなそれを、心にも肉体にも鞭打ちながら振り払う。 (しっかりするのよ、れいか……あのひとから学校を守らないと……) 自らに言い聞かせる。次の瞬間には席を立ち上がり、彼の欲望を止めるために駆け出そうとするのだ。しかし、実際それは自分の嬌声響くこの教室から姿を消すための大義名分に過ぎなかったのかもしれない。しかし、それでも── れいかは教室を飛び出した。教室の喧騒は、より一層激しくなった気がした。 れいかはジョーカーを追う。と言うよりは、鬼ごっこにおいて余裕のある逃亡者のような振る舞いを見せられ、誘導されるような構図となっていた。それでも、れいかに追跡を止める選択肢は無かった。ここで──決着をつける。 で、なければれいかは、れいかの身体は、肉体は…… もうどうしようもないほどに堕とされてしまう。後ろから、前から、駆けるほどに媚肉を擦られて、その度に卑猥な汁を溢れさるのがわかってしまうが、れいかは構わず走り続ける。官能的な苦しみなのか、体力の低下のせいか、それとも精神的なものか──れいかは息切れを起こしていた。 (はぁ、はっ、はぁ……ま、負けないわ……絶対に……!) しかし彼女の気高い意志は挫かれず、ついにはその背中に追いついた。廊下を曲がったところで、その先は行き止まり、もしくはトイレしか無い。 「追い詰めたわよ……」 息を整えながら、ジョーカーを見据える。彼はれいかの声にゆっくりと振り返る。 ジョーカーはれいかを見るなり、舌なめずりした。その表情からは、遊び足りないという感情がありありと感じられ、れいかの背筋を再び凍らせた。 (それでも……ッ) れいかは覚悟を決めて身構える。歯をギリリと食いしばり、なおも敏感な箇所を襲う甘い感覚に耐えつつ、拳を握る。先手必勝とばかりに変身のためにパクトに手を伸ばす。プリキュアの力で一気に勝負を決めようという算段だった。だが── ジョーカーはそれを見越していたかのように、一瞬のうちに間合いを詰めていた。れいかの手を掴むとパクトを払いのけ、そのまま身体を引き寄せてくる。 「アナタは学習しなすぎですねぇ。それともドMだから、自ら快楽を求めているんですかね?」 耳元で囁かれる。ゾクリとした感覚がれいかの身体を走り、後ろの恥孔がヒクついたのがわかった。 れいかはジョーカーに抱き寄せられると、スカートを捲られ、鷲掴みのようにお尻を揉まれ始めた。シールを貼られた部分をグリグリと指先で擦られると、腰から力が抜け、膝が崩れそうになる。そんな状態だから、女子トイレへと簡単に連れ込まれてしまった。 「今日はいつもの青系じゃない、セクシーな下着を履いてるんだねぇ。もしかして誘っているんですかぁ?ん~? またえっちなことして欲しいってことですよね」 常套手段のように、ショーツをふんどし状に食い込ませてきながら、耳元で意地悪く囁いてくる。尻ふさを強調させられながら、反論の余地が無く、顔を真っ赤に染めながら唇を噛むことしか出来ない。 剥き出しにされた割れ目をなぞるようにして弄ばれれば、シールを直に押し込まれたり、周りを爪を立てて引っ掻かれたり、かと思うとシールが剥がれるほどに強く摘ままれたり…… その都度、れいかの身体はビクンッ、と跳ね上がり、愛液が滲み出てショーツを汚す。 「だから、なんでお尻しか弄ってないのに濡れちゃうんですかね? この変態さんが。それともこのパンツをいーっぱい濡らしちゃうのを見せつけたいんですか? 」 聞きたく無い言葉の数々は、だけどれいかの身体を更に身体を熱くさせる。羞恥心という精神を蝕む毒が、早くとして作用しれいかをますます辱める。 「ほら、まだアナタの声が学校内に響き渡っていますよ? お友達にいっぱい恥ずかしい喘ぎを披露して、こんなに股を濡らすなんて、やっぱり変態ですね」 そう言いながら、放送に同期するかのように…… ──パチンッ! 臀部を思い切り叩かれた。 「ふあっ?! やっ、やめて!」 れいかは痛みからか反射的に間の抜けた声を上げてしまう。しかし、ジョーカーの手は止まらない。立て続けに何度もれいかのお尻を叩く。 ──パァンッ! パンッ! パシィィン! 肌を打つ音がトイレ内でこだました。その音はあの日に与えられた悦楽を思い出させ、そして不可抗力に桃尻に力が入ることで、肛門に貼り付けられたシールを啄むようにしてしまう。媚薬を吸い出すような動きに、れいかは悶えた。 「あひぃいっ!! ひっ、ああぅ!!」 「何だか随分といい声で鳴きますね。お尻叩かれるのが大好きな変態さんめ。ホントかわいいひとだ」 スパンキング続けられながら、頭を撫でられる。屈辱的なことを言われて、惨めな行為を与えられているのに、どうしても快感を感じてしまっている自分がいる。それが悔しくて、れいかは涙目になりながら、ジョーカーを睨みつけた。 「だから、お尻叩かれながらそんな顔しても、全然怖くありませんよ。むしろそそります。もっと苛めたくなるなぁ……ほぉら、こうやって……」 ──バシンッ! まるでそのまま肛門を穿ってしまいそうなほどの、勢いがついた強烈な一撃。尻穴と陰核の間に電流が走るかのような感覚を覚え、れいかは思わず腰を引く。快楽器官を焼き切ってしまうのではないかと言う程の熱が、一瞬にして頭の中を真っ白に染めて、思考を奪ってしまう。視界に火花が散ったかのようだった。 「ほぉら、もう一回……」 ──バチィインッ!! 「んっふあぁぁぁッ!?」 れいかは悲鳴のような喘ぎを上げて仰け反る。同時に、秘部から熱いものが吹き出してしまう。それはショーツを濡らし、ポタポタと床へと滴り落ちる。 「あれ? ずいぶん可愛らしい声で鳴いて……もしかして、もうイっちゃっ いました?」 ジョーカーの言葉に、れいかは顔を赤くしながら歯噛みをする。実際、軽い潮吹きすら起こしながら、屈辱的なアクメを迎えてしまっていた。 『やめっ! 今っ! イッてるっ! イッてるからっ! んんっー!!』 放送では、れいかの絶叫が繰り返されていた。あの日のように、絶頂直後に責められてしまったら、どうなってしまうのか。惚けた頭でもわかる。結局は快楽という毒に無理やり屈せられて、また恥辱の渦へと飲み込まれていくのだ。それだけは── (……もう……もう、イヤ……) 力が入らない身体で、トイレの床を這うように逃げる。なんて無様な姿だろうか。それでもれいかの恥辱にジョーカーが気をよくしてる隙を見て、なんとか突破口を見出そうと、精神力を振り絞る。 (変身さえ出来れば……) そんな風に思いながら、れいかはお尻を露出させるためにに食い込まされたショーツを直す。その手つきですら、シールに微弱な振動をもたらし、れいかの身体を蝕んでいくのが忌々しい。ジョーカーは放送の嬌声に耳傾けながら、れいかのそんな様子を面白がるように見下ろしてた。完全に勝者と敗者の構図──しかし、れいかの視線の端に、パクトが映る。何故、という疑問より、それがジョーカーからは死角になっていることに希望を見出す。

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