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※手直し前の早読verです。ずっと温めていた作品の早読公開となります。最初は、そっくりさん対象アイドルは大槻唯ちゃんの予定でしたが、めぐるちゃんにしてみました。未だ迷ってます。 神視点に近く、少年の興奮描写がほぼ無く淡々と動画内の描写になってますが、是非はどうなんでしょう? ───以下本文──  少年がそれを目撃したのは、珍しく放課後に校内に残る用事があり、帰宅の時間が社会人達の退勤時間である夕方頃になってしまった日のことだ。運が悪いことに──いや、結果として見れば、それは運が良かったのかもしれないが、ともかく──使い慣れている電車が事故で運休していたため、別の路線に乗り継ぐことになった。それは、満員に近い混み具合という、あまり少年が経験したことのない状況だった。  そんな中、明らかに普段とは違う違和感を覚えていた。車内も隅の方、背が平均より高い方と言える少年からでも、わずかにしか視界に入らない一角。そこで、小ぶりな動きを繰り返す男女の姿があったのだ。最初は気のせいだろうと思っていたのだが、その動きは明らかに不自然で、少年はどうしても意識せざるを得なかった。OL姿の女性と、ラフな格好のふたりの男。有体に言えば、そのOLは──痴漢行為を受けてるようにしか見えなかった。小刻みな動きは、嫌がってなんとか身を捩って逃れようとしているようにも見えた。少年は嫌でも、OLのスカート越しに這うてのひらと、それを掻い潜ろうとして、ふりふりお尻を振る格好になってしまう様を色濃く想像させられてしまう。  少年はなんとも言えない気持ちでいっぱいになった。正義感を振りかざそうとも、それは自分が勝手に思い描いた光景かもしれないし、そもそも奥のその地点までは安易に辿り着けそうも無い。そして、そんなことは言い訳だと頭の隅でわかりながら、エスカレートしていく行為を妄想して、下半身に熱を集めてしまわないようにするのに必死になっていた。目を背けるように顔を伏せながら、目的の駅までの時間を過ごした。だから、少年は気づかなかった。そのUSBが、いったいどのタイミングで鞄に入れられたのかを。それを手に取ったとき、電車内で痴漢行為を思い描いたことがフラッシュバックのようによみがえってしまい、胸の鼓動が加速する。禁忌に近づくような、奇妙な高揚感を感じながら、恐る恐るそのUSBを自室のPCに挿した。そのフォルダの中に動画ファイルが数点あった。ファイル名は事務的な日付なみのもの。そのうちひとつを、まるで導かれるように少年はクリックした。  映されたのは──駅のプラットホーム。帰宅時のことを連想させるその風景に、少年はどきりとしてしまう。動画はその中で、ひとりの女子校生をメインに据えて映しだされていた。水色タイのセーラー服に、濃紺のスカート──は、短く折り詰めているところを見ると、今時、や、遊んでいる──といった印象を受ける。動画は時折アップでその少女に迫っていき、容貌も確認することができようにも思えるが、それは盗撮風のこの動画に致し方ないことなのか、薄めのモザイクがかけられていてはっきりとはしない。ただ、少女が不意に顔の角度を変えたりすると、一瞬だがモザイクから抜け出た部分が見え隠れする。それだけで、彼女が美少女に分類される容姿をしていることがわかる。アイドルの八宮めぐるを、少しギャル風にした感じだろうか。彼女より吊り目がちで、髪も金色はお揃いだが、染めているのは明らかだ。体型は、八宮めぐるほどの胸の起伏は無いものの、スレンダーながら制服を押し上げる膨らみははっきりと主張しており、それが彼女の年齢相応以上の色香を放っている。気だるそうにスマホを操作し、電車を待ってるとこかと思われる。そんな風に少女の肢体を舐めまわすような映像がしばらく続いた後、やがて暗転し── 「これは……っ!?」  少年は思わず声を上げる。まず目に飛び込んだのは、お尻。白色と見紛うほどの薄ベージュのショーツに覆われたプリッとした形の良いお尻だった。彼女──動画に映るこの娘を仮にと呼ぼう、めぐるは──なぜ電車内でこんなにも大胆にお尻を露出しているのか。答えは簡単、腰を抱くようなふたつの手がめぐるのスカートを捲り上げている。そしてめぐるのすぐ後ろに位置している男が、めぐるの臀部を撫で回すように触っているのだ。めぐるはスカートを捲られることより、自分のお尻をまさぐる手を嫌がり、必死に振り払おうとしている。しかし、男の手は執拗にめぐるの双丘を追いかけ回し、指の跡が残りそうなほど強く揉みしだいていた。  次の瞬間、カメラアングルが移動していく。ふともも辺りから、所謂ローアングルで見上げる形でめぐるのお尻を捉える。お尻をグニグニと荒々しく揉み込む男の手とめぐるの攻防はそのまま、映像はどんどんめぐるのお尻に向かってアップしていく。やがて画面いっぱいに広がるめぐるの薄ベージュのショーツと、そこからわずかにはみ出た少しだけ日に焼けた肌。これだけ明細だと、同色の花柄の刺繍すら浮かび上がるようによく見える。なおも男はも執拗にお尻を責め立てるため、ショーツとハミ尻の境界線はじわじわと侵食されていく。やがて踏ん張りが効かなくなってきたのか、足がわずかに開いたその瞬間──狙っていたかのようにもうひとつの手がめぐるのふとももの隙間からニュっとうごめきながら登場してきた。その指は足の付け根をタッチしながらも迷いなく、めぐるの恥部へと向かっていく。  男の指先が、ショーツ越しに割れ目をひとなぞり。呼応するように、お尻を撫で続けていたはずの手も同じように秘所へ伸びていき、ひとなぞり。正面からまわされた指は所有権を訴えるように、ひとなぞり、ふたなぞり。背後の手は譲るかのようにまた、お尻のほうに戻っていった。めぐるの手は必死にガードしようともがくが、肝心の股間を這い続ける指を遮ることができない。それはめぐるの敏感な部分を的確に捉えているためなのか、めぐるの手から段々と力が抜けていくのが見て取れる。自分の下半身を這い回り続ける男達の手に、ただ添えているような状態になっていた。したたかな痴漢師はその隙を見逃すわけがない。尻を撫で回している男の指が、双丘の割れ目を掬い取るようにすっとひとなぞりしたあと、めぐるのショーツのへり──所謂側面のゴム部分にそのまま指を引っかけ、割れ目に向かって食い込ませるように引っ張った。慌てるようにめぐるの手が伸びるが、もはや間に合わない。反対側も同じような指遣いでショーツをずらされ、まるでTバックのようにされてしまう。アングルはそんなめぐるのお尻をアップで映し続けるので、尻たぶにクッキリと残るゴム跡まではっきり確認できる。なんて淫靡な映像なのだろう。めぐるの表情は捉えられていないが、おそらく羞恥に塗れていることは想像に難くない。そしてそれがまた痴漢師達の嗜虐心を煽ることになるのだろう。男が絞り上げたショーツをクイクイと引っ張ると、それに合わせてめぐるの尻肉がぷりん、ぷりんと揺れ動く様がたまらない。その感触を味わうため、男の手のひらがめぐるの尻の片側に押し当てられ、円を描くようにして捏ねくり回す。弾力を伴った柔肌に指が食い込み、めぐるの尻肉もまた形を変える。そこで間髪入れずに正面側からまわされいてる指が、まるで大きなナメクジのよう這い進み、布地の面積が小さくなったことで明確にされためぐるの敏感な地点をはっきりとタッチする。指が導かれるように沈み込む。 「んぅ……っ!」  そんなめぐるの喘ぎ声が、聞こえた気がする程に生々しい。  画面は切り替わり、無理やり体勢を変えられたのか、めぐるのふとももから上全体を、正面から捉えたアングルになる。顔を真っ赤に紅潮させて、眉根を寄せ、唇を噛み締めるている。痴漢師達は、めぐるの後ろからセーラー越しに両胸を揉みしだく男と、横に陣取ってめぐるの三角デルタを弄んでいる男とに作業分担されている。両脇の間から差し込まれ、程よい大きさのおっぱいが荒々しく揉み込まれると、セーラー服が持ち上がり日に焼けたお腹がチラ見えするのがマニアックなフェチズムをくすぐる。画面は少しずつ、前面デルタ地帯を攻略している指先へと、ここがメインだといわんばかりにズームしていく。男は握り込むような手付きだが、中指だけを器用に伸ばしており、その指の腹でクロッチ部分を執拗に引っ掻いている。  何度も、何度も、カリカリ、カリカリ と。ショーツ越しとはいえ、これほどしつこく割れ目を撫であげられれば堪らないのではないか。少年の拙い知識でもそう思えるほど、巧みな指使いだった。食い込んだ指先が円を描けば、その動きに合わせめぐるの恥肉は形を歪ませる。めぐるのそこの柔らかさが画面越しにも伝わってくるようだ。そのまま強く押し込みながら、上に向かってゆっくりなぞられると、割れ目にフィットしていたはずのショーツは生地を伸ばして、割れ目の形が浮き出てしまう。抵抗のため添えられためぐるの手もほとんど力が入っていないようで、ただただされるがままだ。男の指は時折、動きを止めたり、逆に早めたりするせいで、その緩急がより一層、めぐるを責め立てる。やがて、フックのように折り曲げられた男の指がある地点に触れた瞬間、めぐるのふとももにキュッと震え、緊張が走ったのがわかった。それは、おそらく──  指はそのままバイブレーションのように、小刻みに振動を与え始める。逃げるようにめぐるの腰が動くが、深く食い込まされた指は離れることなく刺激を送り続ける。やはり、それはめぐるの最も敏感と言える箇所 ──クリトリスを的確に捉えているのだろう。快感を逃そうと、めぐるの身体が左右に揺れるが、逃げようとする獲物を追いかけるように、男の指先はめぐるのショーツの一点にさらに食い込んでいく。いっとその指が這うように上側に動かされると、陰核を擦りあげながらショーツを引っ張り上げる格好になる。引っ張られたことで、割れ目が完全に浮いた状態になる。そしてそれは、ショーツの上からでもわかるくらい、ぷっくりと膨らんだ秘豆の突起が、はっきりと見て取れてしまう。指を伝うその感触に男が満足したのか、散々股間を弄んだそれは、内腿の付け根部分へ滑り降りていく。ぷにぷにと柔らかい女子校生の弾力を楽しんでいるのだろうか、愛でるように指先で撫でまわし、時には指を押し込むように沈ませていく。捲りあげたスカートから覗くへそ付近にはもう一人の男の手が這いまわる。薄ベージュのデルタ地帯を避けた、もどかしいような愛撫の後──  また、指はめぐるのショーツへと伸びていき、無遠慮にゴム部分のヘリに指を引っ掛けだす。そのまま、むんずと掴み上げ、もう片側にも指をかけ引っ張りあげると、今度はTフロントのような食い込みになってしまう。もはや隠すべき場所を隠す気のない、そんなデザインにされてしまったショーツ。めぐるの羞恥は計り知れないだろう。  ずかしさに耐えかねたように、足を閉じようと試みるのだが、背後にいる男がそれを許さず、内側から両手が入り込み、むしろ大きく広げさせる始末。薄めの茂みもチラチラと見え隠れするまま、男は弄ぶように、絞り込んだショーツを左右上下に揺すっていく。その様を画像は角度や、遠近をうまく使い様々なアングルから映し出す。まるで、めぐるの下着を──そして、モザイクが要らないギリギリな秘所を、検分しているかのように。そのたびに、クロッチ部分がめぐるの割れ目を苛んでいることが、よくわかる。ある程度、布地での摩擦で解したのが頃合いだったのだろうか、指は掴んでいたショーツから離れ、そこから浮き出ている縦筋を上下左右に弄ぶようにして動き回りだした。二本の指で挟みこむような手付きで、前後に滑らせたり、時おり強く押し込んだりするのだ。そのままアングルは見上げるように、上方へと移動していく。セーラー服はすでに首元近くまで捲られてしまっており、日焼け跡をわずかに残す胸元は、下着と同色のブラジャーに包まれた乳房が露わになっていて、すでに男により荒々しく揉まれている。狡猾の動きのそれは、その感触を楽しみながらも、段々とブラジャーを引き下げてゆき、ついに乳輪を露出させてしまう。そうしながら、指付け根の間でピンクの尖りを挟み込み、こりゅこりゅと捻りあげている。そんな風にまさぐられ、遂には両胸の先端共にピン、と起立してしまうのだから、薄いモザイク越しに見えるめぐるの表情も真っ赤に染まっていた。イヤイヤと首を振り続け、手を引き剥がそうとめぐるはもがくが、執拗に乳首をなぞられ、弾かれ、押し込まれ、摘ままれ続ければ、次第に抵抗の様子を弱めていく。 それを見て取った痴漢たちは、さらに攻勢を強めていった。この触り方が気持ち良いのだろう、と押し付けるように、ぷっくりと膨れたピンクの蕾をしつこく、つまみながら引っ張って、パッと離しては押し込んで、を繰り返す。たまらず吐息が漏れているのが、音声は拾ってなくても、伝わってくるほどの光景がそこにはあった。  一方、股間への責めも続いている。ョーツ越しにめぐるを弄び続けてた手は、ついに直接ショーツの中に侵入し、敏感な部分をまさぐり始めたのを、降りてきたアングルが伝える。指先でクリトリスを探り当てると、人差し指と親指を使ってクリクリと捏ねる。同時に中指で裂所を擦り始め、小刻みに震わせた。突然の強烈な刺激にめぐるは腰を引くが、二人の男たちはそれを許さず、逃さないよう両側から挟み込むと、今度は膣内に挿入した指先を画面越しでわかるほどに大げさに動かす。お腹側を押し込むような責めなのか、逃げ場を失っためぐるは腰を突き出すような格好になり、さらなる責め苦を受け入れるしかない。ショーツの中で無骨な指が暴れ回り、指先はめぐるの弱いところを的確に捉えて責め立てているのだろう。 そうして責め立てられること数十秒、 ついには耐えきれなくなった。  めぐるの体が大きく弓なりに反り返った。その瞬間は巧みに引きのアングルで捉えられており、自分の手でなんとか口を塞いで声だけは抑えるめぐるの姿を映し──それでも堪えきれずに漏れてしまった吐息と共に、全身を大きく痙攣させながら絶頂を迎えたことを伝える。男がショーツの中から引き抜いた指にはベッタリと愛液が付着していた。  脱力し、ぐったりとしているめぐるを他所に、男たちは素早くショーツを足元まで下ろし、スルっと抜き取った。そして、カメラに向かってクロッチ部分を見せびらかすように広げた。そこにははっきりとシミができていて、濡れそぼっていることが見て取れた。  そこで動画は暗転した。  次に画面に現れたのは、ひとつのQRコード。少年は迷わずそれを自分のスマホに読み込ませた。たどり着いたのが、アンダーグラウンドと思われるオークションページ。  その商品は、動画に最後に映し出された、めぐるの履いていた薄ベージュの花柄ショーツだった。商品詳細にはシミ付きと銘打っている。少年がページを開いている間にも落札金額は釣り上がっていった。 「こ、こんなのって……」  少年は思わず声を上げる。あの痴漢師達は女の子を痴漢した動画を撮影し、不特定多数に拡散したうえで、獲物の下着をオークションにかけているのだ。なんて手口だ。 他にもピンクのショーツや、透けた白ショーツなどが出品されている。このショーツの持ち主の女の子も、めぐると同じようにシミが出来るまで痴漢達に弄ばれた挙句に出品されてしまったのか…… そんなことを考えていた矢先、入札額が跳ね上がった。  『5万円』  これが現在のめぐるの持ち去られたショーツの価値なのだ。それに対抗するように、現在進行形でどんどん値上がりしているところを見ると、10万近い高額がつくのも時間の問題だろう。例えばそれが、少年の手に届く範囲の金額であれば、あるいは彼は迷わずに入札のクリックボタンを押したかもしれない。それほどまでに、USB内のリアル痴漢動画と、没収された女子校生の染み付きショーツという組み合わせは脳を痺れさせるような魅力があった。ご丁寧にジップロックで保存されているようで、痴漢の指技により溢れさせた愛液をまざまざと残しているのだろう。まるで、電車内で堕とされた証──のように。少年は覚めてほしくない夢のように、金額があがっていくめぐるのショーツを眺めていることしかできなかった。

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