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思ったより長くなりそうで中編となります。前半は簡単な手直し後、週末にpixivに投稿予定となります。 ──以外、本文── 絶え間ない喘ぎ声と、柔肌をかきまわす器具のモーター音だけが部屋の中でこだまする。 「あぁんっ! あんっ、ああっ、ああっ!」 いすずの左胸は、彼女愛用の美顔器具にしゃぶりつかれていた。その形状たるや、シリコン製に見える短い突起物がいくつも連なったもので、それらが回転しながら、丹念にいすずの尖りを磨き上げている。ぷるぷると縦横無尽に熟れた蕾を弄び、いすずをさらなる快楽へと追い込んでいく。 「も、もう、乳首、許してぇ……お、おかしくなる……ふああぁん……ッ」 そう訴えるいすずだが、もちろんそんな願いを聞き入れてもらえるような状況ではない。右乳首も散々、丁寧に洗われるような扱く愛撫を繰り返され弱々しくなったところを、今は人差し指で、ピン、ピン、と小気味よく弾かれている。 「こんなにビンビンしておいて、何言ってるんだろうねー。それともやっぱりシコシコされるのがいいのかな?」 「い、いや……そんにゃこと、言ってにゃい……シコシコは、いやぁ……い、いやなのぉ……」 ふにゃん、と形容できるような、蕩けきった表情を浮かべ、いすずは頭を振って否定の意を示す。しかし彼女の両乳首は、すでに男の指によって限界まで勃起させられてしまっている。いやらしく震え、早く次の刺激が欲しいと自己主張を続けているようだった。 「じゃあやっぱりこの愛用の器具でプルプルしてあげるねっ。だけど、いすずちゃんこんなに肌綺麗なのに、もっと綺麗になりたいなんて欲張りさんだよねぇ。だから乳首もこんなに綺麗なピンク色なのかな」 男はいすずの耳元で意地悪そうに囁きながら、イソギンチャクのようなその器具を右乳首に近づけていく。いすずは反射的にその腕を掴んで抵抗を示すが、もはや体にほとんど力など入らない様子だ。男はニヤリと笑い、そしてその機械の回転を続けるシリコンの集合突起部分をいすずの左乳房に押し付けた。まるで乳首に吸い付くように、その尖りは飲み込まれ、ぷるぷると弾け回る。 「んっ、んっ、んっ、ああぁぁぁんっ! あぁぁぁ〜〜ッ!!」 敏感な部分への強烈な振動による快感によって、思わず甲高い悲鳴を上げるいすず。そんな彼女の様子を見て、なおも男は嗜虐にまみれた笑みを深めながら、乳首を刺激し続ける。 「ほら、こっちにも面白そうなものあったから、どれが一番気持ちいいのか、いろいろ 試させてもらうね。次はこれかなぁ……」 そう言うと、男は乳首を摘まんでいた右手を離し、今度は電動歯ブラシを手に取った。スイッチを入れる。 「そ、それは……ダ、ダメ……っ!」 いすずが、怯えるように小さく叫ぶ。慌てて制止しようとするが、当然聞き入れられるはずもない。容赦無く、震え続けるそれはいすずの右乳首にあてられた。 「ひっ、ひぃっん!?」 乳首に鋭い快楽が走ったのが見て取れる反応だ。いすずは目を丸くして身体を強張らせる。細かい振動で、その充血した先端を磨いていく。 「あっ、やんっ、も、ダメ! は、離してぇっ……また、乳首変になっちゃうぅっ……!」 いすずが切羽詰まった声で懇願するが、男がその責め苦から解放などしてくれるわけがない。左乳首は不規則に動く無数のゴム製突起に絶え間ない愛撫を受け続けている。その状態で、右乳首までもが細かい毛先での集中攻撃を受けているのだ。 いすずの腰は砕ける寸前のようでガクガクと震え、口元はだらしなく緩んでいる。目尻には涙すら浮かべている。それでもなお、必死になって理性を振り絞り出そうとしているのか、男の手首を掴んでなんとか引き剥がそうとしているようだ。しかし、力が抜けきっていて、ほとんど添えるだけにしかなっていないそれではどうしようもなかった。 男はそんな健気な抵抗を鼻で笑うと、電動歯ブラシの角度を少し変え、いすずの反応を見ながらより感じやすいポイントを探し始めた。乳輪との境目の根本、先端の窪み、側面── 「さぁ、いすずちゃんの乳首が一番好きなのはどこなのかな?」 耳元で囁きながら、いすずが特に甘い声を出すところを重点的に攻め立てる。 いすずの乳首は、既に真っ赤に熟れきり、淫猥に膨らんでしまっている。それなのに、さらにそこに刺激を加え続けられ、どんどん感度が増していっているようだった。いすずは恥ずかしさと悔しさからか唇を噛み締めながらも、ただひたすら耐えるしかない。と言っても、艷やかな喘ぎ超えは漏れ出すのを抑えらていないのだが。 男はしばらくい電動歯ブラシですずの乳首を責め立てていたが、ふと何か思いついたように電動歯ブラシの動きを止め、いすずの胸元に顔を寄せた。 「さーて、いすずちゃんの乳首ちゃん、しっかり磨けたか味見してあげようね」 「ま、まって……そんな、な、なにを……んんっ!」 男は宣言通り、いすずの右の乳首を口に含んだ。舌で舐め回し、軽く甘噛む。いすずの口から艶っぽい吐息が漏れる。男の舌はまるで生き物のように動き回り、乳首全体を優しく蹂躙していく。時折、わざとらしく音を立てて吸い上げると、いすずの身体が小さく跳ねる。なおも美顔器具のローター音は続いているので、いすずの両乳首は違う種類の刺激を絶え間なく受け続けているのだ。男はしばらくの間、いすずの乳首をしつこくしゃぶり続け、たっぷりの唾液をつける。舌先で飴玉にするように転がしたり、あるいは乳輪にそってゆっくりとなぞったり──まるで甘い蜜を含んだ果実のように扱われ、その味を確かめるように念入りな愛撫が続く。そして仕上げとばかりに、男はそのピンと上向いた突起にむしゃぶりつく。唇で強く挟まれ、そのまま引っ張られる。いすずの喉から、くぐもった悲鳴が上がる。 ──じゅるじゅるじゅるじゅぽっ!  男は口をすぼめて激しく乳首を吸う。いやらしい音が響く。そうされながらも、男の口内でいすずの乳首がどのように蹂躙 されているのか……ベロン、ベロン、と押しつぶすように舐められ、舌で何往復も弾かれているのか、それとも、舌先を細かく振動させながら小刻みに擦り上げられているのか……どちらにせよ、そのコリコリとした感触で男を愉しませて止まないのだろう。男が満足するまで、それは続けられた。ようやく男が口を離したときには、いすずの乳首はすっかり唾液で濡れそぼち、いやらしい光沢を放っていた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」 いすずは荒々しい呼吸を繰り返し、肩を大きく上下させている。目尻には涙が浮かび、頬には汗が伝っていた。赤ちゃんが出来たときにされるような役割を、無理やり強いられたのだ。屈辱的な体験なうえに、それによって快楽を感じてしまった自分にも戸惑いを覚えているに違いない。 男はニヤリと笑いながら、自らつけた唾液を潤滑液に使って、いすずの右乳首を指先でシコシコと扱き始める。 「ま、また、それぇ……ひっ、ひうぅっ!」 もはや、どうされると弱いのかを男に完全に把握されてしまっているいすずの乳首。右乳首には教え込まれた刺激と、左乳首には用途外の道具による予想を超えた責め──それらの相乗効果は、いすずの理性など簡単に吹き飛ばしてしまいそうなほど強烈なものだったのだろう。目を凝らせば、いすずの下腹部からは、つーっ、と一筋の蜜が垂れて、ふとももにわずかだが伝ってるのが確認できた。もちろん、乳首を弄び続ける男もそれに気づいていないはずはないだろう。 それでも、それはわざとにか、男は乳首にしか興味がないように、いすずの乳首だけを執拗に責め立てた。首筋に舌を這わせながら、右手は標的にしているピン勃ちしている突起を、リズミカルに扱いていく。いすずは指の動きに合わせ、あっ、あ、あ、あっ、と断続的に声を上げ、身体はピクッ、ピクンッ、と痙攣するかのように震えていた。乳首への責めが始まって、どのくらいの時間が経っただろうか。いすずの身体に変化が現れた。 いすずの表情が相も変わらず蕩けたようなのは、もはや彼女の意志では制御できないものになっているのは仕方が無い。が、下腹部から溢れる粘液の量が明らかに増えている。無意識なのだろうが、ふとももを擦り合わせているし、腰も微妙に動いているように見える。もちろんそのことを、卑劣な侵入者が看過するわけもない。 「あれぇ? いすずちゃん、モジモジして、どうしたのかなぁ?」 と、男はいやらしく指摘してみせる。いすずは羞恥心を煽られ、顔を真っ赤にして俯く。自己嫌悪なのか、唇を噛み締めるよる様子を見せた。しかし、そんなものは無駄だと言わんばかりに、男はいすずの右乳首をキュウっと摘み上げ、左乳首は低回転だった器具を容赦なく高速モードに切り替え強襲させる。そうされて、とたんいすずの顔は快感に歪む。 「ねぇ、ねぇ、おっぱいしか弄ってないのに、どうしてこんなに濡れてるのぉ? 弱々乳首のいすずちゃん」 男はいすずの耳元で囁くように続けながら、いすずから快感を絞り出すように摘んでいる乳首をぎゅむっ、と捻った。 「ひうぅっ!」 短い悲鳴のような喘ぎと共に、いすずの目尻からポロりと涙が流れ落ちる。 「あら。切なくさせ過ぎちゃったか。ごめんねぇ。ちゃんと慰めてあげるから……」 男はそう言いつつ、左手で掴んでいた器具を傍に置き、ついにいすずの下腹部に手を伸ばす。いすずはさすがに抵抗の意志を取り戻し、咄嗟に男の腕を掴む。が、次の瞬間には男の右手が、いすずの乳首へのねっとりした扱きあげを再開し、簡単に骨抜き状態へと戻されてしまう。 「ほら、大好きなシコシコしてあげるから、邪魔しないでね」 「ひぃ、やぁ……だめ、それ、ほんとに、だめなのにぃ……」 男はいすずに聞かせるような緩慢な動きで、だけど確かに乳首を揉み潰しながら、根本から先端までを丁寧に擦り上げる。同時に男の左手はいすずの股間にたどり着き、そのままピンと人差し指を伸ばす。割れ目の部分にあてがい、優しくひとなぞりした。 「あっ、あ、ああ……っ!」 その指先が触れるか触れないかといった程度のソフトタッチにもかかわらず、いすずはびくんと身体を跳ねさせた。まるで待ちわびていたかのような反応で、漏れ出す声色にはいっそう甘さが滲んでいく。 「あはっ。やっぱり、ぐしょぐしょだねえ、いすずちゃん」 男は蜜液をからめとった指をいすずに見せつけながら、楽しげに笑う。 「でも、良かった。このまま乳首でしか感じないような身体にしちゃったら、責任感じちゃうもんねぇ。ちゃーんと、ここ……」 男の指が再びいすずの秘所を撫で上げた。 「でも気持ちよくなれるね。偉いねぇ、いすずちゃん」 そう言いながらも男の右手はいすずの乳首を扱き続けるのを止めてくれない。それは開発しきった性感を、そのまま別の箇所に植え付けるような男の意図が透けて見える行為だった。股間では、男の指がさらに食い込ませるように押し付けられる。 「はっ……あっ……ふぁ……っ」 膣内挿入に至ったわけではないが、その指の動きは、いすずの敏感な陰核と入り口を的確に責め立てていく。ぐにぐに、ぐにぐ、と柔らかさを確認するように柔肉を揉み込む。 「すごいねぇ。どんどん溢れて来るよ、いすずちゃんのえっちなお汁」 男は嬉しそうに呟くと、いすずの耳に吐息を吹きかけるような所作をする。 「いやらしくて可愛いいすずちゃん。この敏感なお豆ちゃんを電動歯ブラシでゴシゴシしてあげようか。それとも、割れ目を舌でペロペロしてあげようかな。そのまま舌挿れちゃってもいいかもねぇ。そしたら弱々のいすずちゃん、どうなっちゃうかなぁ?」 男はそんな言葉と共に、いすずの耳たぶを食むようにして舐め回す。実際、男がそんなことをすれば、いすずにとってどれ程の快感をもたらすのか容易に想像がつく。しかし、今の彼女にそれを拒絶する術はなかった。いすずは首を左右に振って、拒絶を示そうとするが、乳首とクリトリス を同時に責め立てられると、もはや意味のある言葉を発することすら難しくなる。 「まぁ、せっかくのお風呂だからまずはいーっぱい綺麗にしようか」 男は言うなり、キュッ、と甘豆と胸の尖りを同時に摘む。そうされて、いすずは唇を結びながら必死に、無理やり与えられる快楽信号に抗おうとする。そんな様を尻目に、男はパッと離した両手で素早くボディソープを手に取ると、泡立てるのもそこそこに、そのままいすずの下腹部に塗りたくっていく。 「あっ……ま、また……ぬるぬるぅ……」 男はいすずのふとももの付け根、その内側からお腹の方へかけて丹念に洗い上げていく。もちろん特に股間部分は入念だ。指先は度々その敏感なクレバスをなぞるのだろう、いすずは身体を震わせながら艶っぽい声を上げる。 「……っ、……んんっ! ひゃ、あぁっ!」 男はいすずの秘裂を何度も往復するように洗う。時折あるポイントで手を止めているのは、クリトリスの場所を確認しているように思えなくもない。 ぬるぬる、ぬるくちゃ、くちゅくちゅぬる──そんな淫靡な音が耳をくすぐると錯覚するほど艶かしく、男の手がいすずの下腹部で踊っている。その度にいすずの口から甘い声が上がる。 「……っ、……あっ……はっ……!」 いすずはもう下半身に力を込めることは叶わないのだろう、膝を引き寄せられるようにされると、最も容易く開脚させられる。泡の隙間から覗いたいすずのそこは、熟れた肢体に似合わず慎ましやかなピンク色で、茂みも薄く、どこか幼さを感じさせた。男の指は、そんないすずの花弁を割り開くようにして、洗身を装った愛撫を続ける。 「や、だ……だめぇ……」 いすずは消え入りそうな声しか搾り出せず、されるがままになっている。男の手が、滑り良くスムーズに動くせいか、いすずの敏感なところにひたすら指先が掠ってしまうのだ。人差し指から小指までの四指は、いすずの秘裂にそって素早く上下を繰り返し、親指は器用にもタイミングよくクリトリスを柔らかく弾く刺激を加え続けている。 「んあっ……っ! あっ、あふっ……んんっ!……あんっ!」 いすずの下半身は、既に男の手によって調教されきってしまっているように思える。 「あれぇ? いすずちゃん。洗っても、洗っても、いすずちゃんのおまんこからえっちな蜜が止まらなくて、いつまで経っても終わらせられないよぉ?」 男はわざとらしい口調でいすずを辱める。自身の言葉を確かめるように、膣口から流れる愛液を指先で掬い、いすずの性器全体に塗りたくっていく。泡とかき混ざるとそれはスペシャルなローションとなって、いすずの感度をさらに高めていく。 「うっ……ふぁぁっ、ああぁ……」 「ほら、すっごくトロトロだよ。こんな垂れ流しにしちゃって……お風呂場でよかったねぇ」 男はそう言って、いすずの濡れそぼつ割れ目をくぱあっと広げる。 「い、いやぁ……」 わずかに覗くその奥は、肉ヒダが刺激を待ちわて、ひくひくと痙攣しているように思える。そして、なおも、とろーっと分泌液を溢れさせている。男は巧妙な指遣いで、小陰唇を二本の指だけで押し広げる。空いたもう片方の手でいすずの陰核を包皮から露出させ、ころころと優しい手つきで転がしはじめる。そのまま指はいすずの膣口の開閉を繰り返し、その度にぴゅっ、ぴゅっ、といすずの秘部から透明な液体が噴き出してしまうので、まるで愛液を搾り出しているかのような卑猥な光景だった。 「い、いやぁぁ……もう……ゆるして……おねがいぃ」 いすずはもうほとんど泣き声で許しを請うた。しかし男はそんなことには構わず、さらにいすずを辱めようとしてくる。 「じゃあ、いすずちゃん。お風呂場だし、綺麗にしないとねぇ。いすずちゃんの大好きなシャワーで流そうかぁ~」 男はいすずの秘所にシャワーを当てた。 「ひゃんっ!? ひゃぁぁぁぁぁ……!」 いきなり勢いのある水流を浴びせられ、いすずは思わず腰を引いて逃げようとする。だが、男がそれを許さない。腰に手を回されて、しっかりと抱き留められる。あまつさえ、ふとももの下に手を差し込み、抱えるように腕を絡めて、がばぁっ、と脚を開かせてくるのだ。 「ダメじゃないか、いすずちゃん。ちゃんとおまんこを開いてくれないと、しっかり洗えないでしょ?」 「ひっ、ひぅんっ!」 水の粒が束となって、いすずの剥き出しにされたクリトリスに直撃する。いや、実際にはそんな細微な瞬間が見て取れるはずはないのだが、いすずの反応があまりに顕著なので、そうとしか思えない。だらしない表情で悶えるしかないいすずは、たまらなく扇情的だ。 男はシャワーの角度を細かく変えながら、いすずの弱いところを徹底的に洗い流す。ノズルを接近させられると、水圧の強弱に緩急までつけられ、いすずはもう限界寸前といった様子だった。 「あっ、ふっ、ううんっ、あっ、あっ、 あっ、もっ、もう……っ、だ、だ、めぇ……」 いすずは、はしたない声を上げ続ける。もはやリミットは近い。そしてそれは、男にも悟られてしまってる。いやらしく歯を剥き出しにニヤついたのは、また何かいすずをさらに辱めるようなことを思いついた証拠だろう。男はシャワーの持ち手を変えようと動き出す。いすずの脚に絡めたままの手で、それを握り直して── 「……えっ?」 いや、男の行動は予想外だった。いすずも一瞬の呆けを見せる。シャワーノズルはいすずの手に握られていた。男の右手はそれを包むように掴む。そうされると、まるで自分の意思で水流を股間に当てているかのように見えてしまう。 「ま、まって、なに、これ……っ、こんなの……っ、いやぁ……離してっ、離してぇ……」 シャワーを使った自慰行為のようにされてしまい、いすずは必死になって抵抗しようとする。しかし、その動きすら利用され、いすずは強引にシャワーを操られてしまう。陰核を、膣口を──敏感な箇所を重点的に水流は襲った。 「も、もう、ら、らめぇ……」 いすずの口の端からよだれが垂れたる。そんないすずには、男の空いている左手が自分の一番の弱点に迫っていることなど気づきようもなかった。男は人差し指と親指は、ゆっくりといすずの乳首を挟み込んでいた。 「ま、まっへ……い、いま……そ、それされた、らぁ……」 いすずは舌をつもれさせながらなんとか拒絶の言葉を紡ごうとする。だが、その言葉とは裏腹に両胸の先端は充血し、今まさに犯される瞬間を待つかのごとく震えていた。男はその期待に応えるべく、指先に力を入れ、 「え〜〜? いすずちゃんといったら弱々乳首シコシコでイかないと嘘でしょぉ~? ほーら、シコシコ〜、シコシコッ、シコシコ〜〜ッ」 「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいっ! あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁッ!」 男は、手慣れたように──実際手慣れた手付きでいすずの乳首をつまみ、扱き倒した。股間のシャワーはなおもいすずの性感帯を刺激し続け、快感はもはや耐え難いレベルに達しったのだろう。いすずは身体を大きく仰け反らせ、甘い悲鳴を上げた。同時に、秘裂からは大量の愛液が噴きこぼれるが、それは水流に流されて床へと落ちていく。 「あぁ……あ……ぅ……ぅ……」 いすずは瞳を潤ませ、弱々しく声を上げる。 「うわぁ~いすずちゃん。こんなにいっぱいお漏らししちゃって。良かったねぇ、シャワーオナニーだったから、ちゃんと洗い流せて」 「そ、そんなぁ……ちが、違うの……これは、あ、あなたのせいなのにぃ……」 いすずは息も絶え絶えに、何とか反論の言葉を絞り出した。 「ん~~っ? そんな言い方されると心外だなぁ。いすずちゃんが、自分でシャワー使って慰めてたのを、わざわざ手伝ってあげたのにさ~」 男は後半の語感を強めて言う。 「……えっ……?」 それに違和感を覚えたのか、いすずは潤んだ瞳で、視線を下に落とした。気づけばシャワーヘッドから男の手は離されていて、いすずは一人でシャワーを握りしめている。 「あっ……そ、そん……な……」 いすずは信じられないものを見る目で、自らの痴態を見つめる。状況を飲み込めたのなら、その手を早く離すなりすれぱ良いものだが、いすずはそれができなかった。 何故なら── 男の手が空いたということは、もう片方の乳首にもまた、あの耐え難い刺激が与えられるということだからだ。 「はいっ、両乳首同時にシコシコ~ッ さっきよりも、もっと強くいくよぉ?」 「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、やっ、やっ、やっ、やぁぁぁっ!!」 男の両手はいすずの左右の乳首を同時につまみ、上下左右に容赦なく扱いた。 いすずは背筋をピンと伸ばし、激しく身悶える。手は膠着したようにノズルを離せず、まるで自ら望んでいるかのように、シャワーから放たれる水柱を秘裂に、陰核に、押し当てていた。 「やっ、やらぁっ、らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!」 いすずが出来ることは小さく身を捩らせることだけ。しかし、男の指先はしっかりと乳首を捕らえていて離れない。 それどころか── 「はい、今度は乳首ギュウゥ~~~~~~~~」 男は指先を擦り合わせるように、、両乳首を思いっきりつねり上げる。 「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!? あぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 いすずは今までで一番大きな声で絶叫した。 身体全体ビクンと大きく一度だけ跳ね、下半身は細かに痙攣させながら、ピュッ、ピュッと断続的に愛液を吹きこぼし、それをシャワーのお湯とともに排水溝へ流して行く。 「いやぁ……これ……とまら……にゃぃ……」 いすずは弱々しい声で自分の下半身に起きていることをつぶやく。顔は完全に快楽に蕩けきり、目は虚ろになっていた。口の端からは唾液が垂れており、もはやまともに思考することもままならない様子である。 「あらあら、困ったねぇ。そうだっ、蓋をしてあげるよ。それか、全部掻き出しちゃえば止まってくれるかな」 「ま、まってぇ……」 呆けるいすずが察知するより早く、男の右手は彼女の割れ目に当てがわれていた。クニクニ、と秘所全体の柔らかさを確認されるよくな触り方。 「ほらほら、どんどん溢れてくるよぉ? もったいないもったいない。栓してあげないとね?」 「あぅ……だめ……今……された……ら……」 いすずはその言葉の意味を理解していたようだが、抵抗することができなかった。むしろ、無意識のうちに腰を浮かせ迫りくる快感に備えるような姿勢になってしまう。 「そ~~れっ」 「んああああああああっ!」 男が秘裂に中指を押し込こむと、いすずの口から甘い声が上がった。その細長い指は、ゆっくりといすずの中をほぐしながら奥へと進んで行く。 「あっ、あっ、だ、だめっ、ぬ、ぬい 、ぬいて……っ」 初めての異物の侵入であろう、いすずの狭いはずの膣内だが、既に大量の愛液で満ち満ちているのか、蜜を溢れさせながら指はスムーズに侵入していく。 そして内壁をなぞるように動かし始めた。 「んんんっ! あぁぁっ……そ、そこっ、やめてぇ……っ」 いすずは身体をくの字に曲げて、胸を突き出すようにして喘いでいた。男の左手はなおもいすずの乳首を捉えているので、その反応すら利用される。左手の最先端を扱きあげる動きと、右手の抽送を繰り返す動きをシンクロさせるように動かされるて、いすずはたまらないといった風に表情をさらに崩した。 「ひっ、ひうっ、シコシコらめぇ……おくぅ、ゆびぃ、とんとんしないれっ……」 いすずの言葉とは裏腹に、花弁から分泌される粘液はさらに増えていき、男の手を伝って床にポタポタと落ちていった。 「あれぇ、指で蓋してあげたのに、お漏らし止まらないねぇ。どうしようか? やっぱり全部掻き出してあげないとかなぁ?」 「だ、だめぇ……そ、それは、それだけはぁ……」 いすずは男の肩に手を置いて、弱々しく首を振った。男は、そんないすずの反応に満足したように微笑むと、秘裂から指を引き抜いた。いすずは安堵したように不快な息をつくが、それも束の間であった。 「いすずちゃん、ホントひっかかってばっかで可愛いねぇ」 「ひいぃっ?!ま、またぁぁぁっ!!」 男はそう言うと、再びいすずの中に指を押し込んだ。しかも、それは先程と違い、二本に増やされていたのだ。中指と薬指──それがひとつの生き物のように、ゆっくりと出入りする。いすずの秘裂からは新たな愛蜜が溢れしまい、男の指に絡みついていやらしい水音を立てた。 「ひぃ、ひぃぃぃ……らめ、らめらめらめらめらめ……いっかい、とまっ……とまってえぇ……」 いすずはガクンガクンと身体を揺らしながら懇願するが、もちろん聞き入れられるはずもなく、それどころかさらにピストンは少しづつ激しさを増させていく。 「ふわああぁっ、ああっ、んんっ、やっ、やぁっ……んっ」 「ほらほらっ、ちゃーんと全部掻き出さないとねっ」 男の指はいすずの内壁を擦り上げながら、度々Gスポットをノックしているのだろう。男の腕の筋が浮かび上がると、いすずの反応が劇的になる。掻き出すという表現よりは、その動きはいささか緩慢に思えるが、むしろその方が快楽を強く感じさせてしまっているようだった。じゅぽっ、じゅぷっ、 という淫猥な音が響き、いすずの口元から唾液が垂れる。いすずの腰が浮き上がり、内股気味になって震えはじめる。それでも構わず男の指が突き込まれ続ける。 「ひっ、うっ、も、もうっ、むりっ、イ、イっちゃ……あっ、あうっ、んんっ」 いすずは限界を訴え、男の手に自分の手を重ねるようにして男の手首を掴み、なんとか引き抜こうとする。しかし、力の入らないその手ではほとんど意味を為さないものだった。逆にその光景は、先刻のように男の手を使ったオナニーを思わせ、余計に淫靡なものとなっていた。 「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」 いすずの腰が痙攣するように震え始め、秘部からは愛液が噴き続ける。いすずの秘部はもはや洪水状態になっており、床には大きな水溜りができていた。まさにバスルームで良かったという男の弁のとおりの状態だ。敏感な箇所を的確に刺激され続け、いすずの思考はまともに動いていない。快楽漬けにされた身体は、もはや自身の意志では制御できないものになっていた。お漏らしを強要されているかのように、ぐっぽ、ぐっぽ、と男の指をいやらしく下の口で飲み込む度に、透明で粘っこい液体を垂れ流し続けている。 「ひうっ、はひっ、くぅんっ、うん……っ」 まるで子犬が甘えるような声を出しながら、いすずは浮かせた腰をヘコヘコと動かし続ける。その様はいじらしく、また、嗜虐心を刺激するものがあった。が、それを享受し続けるのが侵入者であるのが腑に落ちない所だ。 男はいすずの中に挿入した指を、円を描くように動かす。 「イ、イくぅ……だめ、なの……イきたくないぃ、なのにぃ……っ!」 いすずは泣きそうな声で訴えながらも、自らの股間を男の手に押し付けるようにして腰を動かしてしまってる。 男の左手は相変わらずいすずの乳首を捕らえていて、その尖りを指先で捻りながら、爪は乳頭の窪みに狙ってカリカリと引っ掻いている。右手はいやらしい音をたてて、いすずの中の媚肉をかき混ぜ続け、愛液を搾り取るように激しく穿っている。 男はその様子を満足げに眺めると、いすずの耳元に口を近づけた。 「ほらっ、弱々まんこも限界でしょ? イ……け……よっ」 男にそう低い声で囁かれ、いすずは反射的に息を呑んだ。瞬間、秘裂からは大量の飛沫が上がった。 「ひぃ、ひぃいいいっ、らめぇぇぇぇぇぇっ、イ、イく、イっちゃうのぉおおおっ!!」 いすずは背中を大きく仰け反らせ、ぷしゅっ、と勢いよく潮を吹き出してしまう。しかし、それで終わりではなかった。一度始まった激しい噴出は止まることなく続き、あまたの愛蜜が男の腕をしとどに濡らしていく。それは、まるで失禁でもしているかのような錯覚を起こすほどだった。 男が指を引き抜くと、栓を失ったそこからは、ぶぴゅ、ぷりゅっと下品な音を立てて、さらに恥汁が噴き出す。あまりの量の多さに、壊れた水道管のように秘処から溢れ出す様は、まさしく洪水と呼ぶに相応しいものだった。 「はぁ……ふぁ……あ、あん……っ」 いすずはもはや完全に屈服しきった表情を浮かべている。その瞳にはハートマークすら浮かんでいるようで、もはや理性は崩壊しているだろう。いや、そもそも乳首責めで連続絶頂を迎えさせられた時点で、彼女の精神は淫らに蕩けてしまっていたのだ。 その証拠に、いすずは未だに男の手を掴んでおり、もっとしてほしいと言わんばかりに、自らその手に胸を押し付けるようにして身を捩らせる。 無意識なのだろうが、その様子は、さながら恋人との逢瀬を楽しむ少女のようだった。あるいは、淫乱な娼婦と言うべきか。 男はいすずの痴態を楽しげに見下ろし、次は自分の番だといわんばかりの視線を彼女の下腹部に向けた。ほぐしきったそこを、貫いてやるという表れだろう。だから── だから、"俺"はこのタイミングで、あるボタンをクリックする。瞬間、画面では仰々しいパトカーのサイレンが鳴り響いた。 ※後書き的な 某有名ミステリの叙述トリック的な視点の遊びをしてみました。 肝心な”俺”をどういうキャラクターにするか決めてないまま走り出しので、どういう着地点にするか……

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d

シャワー攻めもあってよかったです