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たーーーーーーいへんお待たせしてしまって、申し訳ございません!トライセプスです!

結構重めなコロナでぶっ倒れてチンチンも勃たなくなって、今も後遺症でちょっと咳が出続けますが、やっと元気になりました!

落ち切った体力で今月あと1本書かないといけないのでちょっとキツイですが、引き続き頑張ります!



1週間遅れましたが、今週はド級編隊エグゼロスより星乃雲母ちゃんの催眠イチャラブNTR小説です!

本編終了後の彼氏持ち、脂の乗ったムチムチ巨乳美少女JKが助けた元同級生キモデブとたっっっくさんベロチューしながら性行為させられちゃいます!!


(参考画像)

『原作』ド級編隊エグゼロス

『人物』星乃 雲母

『あらすじ』旅先でキモデブをキセイ蟲から救った星乃雲母は、一瞬の油断により最後の一撃”コンラン光線”を喰らってしまう。その効果で一時的に嘘を信じ込んでしまう状態となった雲母は、助けたキモデブに最愛の彼氏だと誤認させられて...

『文字数』本編20,000字


※本作品は登場キャラクター同士で事前に合意した上で演技している内容です。

また登場キャラの実年齢は成人以上ですが、作中ではフレーバーとして未成年と表記されている場合がございます。

合意を得ない性行為(S眠、S脳、レ○プetc…)は存在しません...しません!!


星乃雲母ちゃんがキセイ蟲から救ってあげた元同級生のキモデブに恩を仇で返されて彼氏誤認イチャラブセックスさせられるお話

 とある連休、星乃 雲母は久々に家族で県外旅行に来ていた。


「だってのに...」

「キーッショッショッショ!Hネルギーを奪い尽くしてあげるわぁ〜!」

「どうして旅行先で野良キセイ蟲が出てくるのよー!」


 キセイ蟲...それは宇宙から地球を侵略しに来たエイリアン。

巨大な虫の姿をした彼ら彼女らは、人間がエロスを感じる物を排除したり、人のエロスの源”Hネルギー(エネルギー)”を吸い取ったりしており、専門家からは「やがて性欲を失い無気力状態になった人類は衰退していき、キセイ蟲に支配される」という分析結果も出ている危険生物である。


「はぁ、はぁ、あいつ飛んで!しまった!人の多い街中へ向かってる!」


 そしてそのキセイ蟲を倒し地球の平和を陰で守っているのが、H×EROS(エグゼロス)。

EROSをHネルギーに変え、日夜キセイ蟲と戦うHEROたちだ。

そしてその1人、エグゼイエローこそが星乃 雲母その人である。


「あのキセイ蟲、どこに行って」

「ひ、ひぃぃぃ、バ、バケモノ!誰か助けてぇぇぇ!!」

「あっちね!」


 高校2年ながらB8W60H82の超絶ナイスバディを誇る美少女は、金髪ショートの髪と大きな胸を揺らしながら、情けなく叫ぶ男の声の元へ走って行く。

路地裏でキセイ蟲に襲われかけていたのは、萌えアニメらしきキャラがプリントされたシワシワのシャツとチェック柄のズボンを身につけた小太りのインキャ男子高校生。

隣に落ちている手提げ袋からは、缶バッジやフィギュアの箱が飛び出している。


「キッショッショ!そこの豚みたいなブサイク男。あんた、尋常じゃない負のHネルギーを持っているのねぇ♡これほどすっごいのは初めてよぉん♡じゅるり♡」

「ひぃぃっ、な、何のことですかぁ!?僕なんか食べても美味しくないですよぉ!!」

「うふふ♡命は取らないから安心なさい♡でもその代わり、粘っこくて獣臭くて薄暗い欲にまみれたそのHネルギー...ぜ〜んぶあたしが吸い尽くしてあ・げ・る♡」

「ひぃぃぃぃぃ!」


 巨大な針が男に突き刺さりそうなまさにギリギリ、雲母がキセイ蟲の背後へ駆け寄りHネルギーを込めた拳を振り上げた。

サイタマ支部で2番目にHネルギー値(要するにスケベ度)が高い雲母の一撃は、1番である雲母の彼氏・炎城 烈人ほどの威力は無いものの、野良キセイ蟲程度なら余裕で退治できる強烈な威力を持っている。


「やめな...さい!!」


 ボッ!!っと爆ぜる音とともに、キセイ蟲の身体に穴が空いた。


「ギッシャーーー!!?ふ、不意打ちなんて...卑怯じゃない......ごふっ」

「ふん!楽しい旅行を邪魔するから悪いのよ!」


 キセイ蟲が動かなくなった後、雲母は男の元へ歩み寄り、声をかけた。

男は恐怖で蟲が退治された事に気がついていないのか、頭を抱えたままガタガタと震えている。


「あの、もう大丈夫ですよ」

「ひぃっ!.........え?人の声...?」


 雲母の声でようやく顔を上げた男の目に、上から自分を見下ろす美少女が映った。

そして男は驚いたように声を上げる。


「あ、ありがとう、ございますっ...ぶひぃぇっ!?」

「うわっ!な、何?」

「え、あ、え、え?」


(何なのこの人?怖いもの見たみたいな表情でこっち見て...気持ち悪い)

(え?この顔、この声、この匂い...も、もしかして星乃さんっ!?)


 男は驚愕した。

中学時代、男嫌いの超潔癖症である『鋼鉄の処女』星乃 雲母へ無謀にも告白してこっぴどくフラれ、そのショックで他県へ転校してしまった苦い記憶を引きずっている彼の前に、偶然にも張本人が現れたのだ。

あの時のトラウマと奇跡の再会による歓喜が、同時に彼の心に湧き上がる。


「あの、も、もしかして、星乃さん、ですか?」

「は?ど、どうして私の名前を?...あなた誰?」

「っ!!」


(そんな!ボクが崖から飛び降りる覚悟で告白したのに、星乃さんに完全に忘れ去られてるなんて!それどころか不審者を見るような目でボクを見てる!ひどいっ!)


 と男が悔しさで拳を握りしめた時、雲母の背後に光線が直撃した。


「きゃぁ!!痛っ...くはないわね」

「キッ...ショッ、ショ...油断、したわね...げほっ。よくもこのあたしを...倒してくれた、わね...」

「キセイ蟲!まだ生きて?!」

「ごふっ...もう死ぬわよ......だから最後の力で、ムカつくあんたに嫌がらせ...」


 キセイ蟲はそう言い残すと、雲母がトドメを刺す前に弱弱しく動いていた頭と腕を地面に落として動きを止めた。

雲母は光線が直撃した背中をさすってみるが、見た目の割に何のダメージも追っていない事を確認する。


「何だったのよ?本当にただの嫌がらせって訳?..........あ、れ?」

「ほ、星乃さん!フラフラしてどうしたの?」


(やだ...なに、これ?急に頭がボーッとして、視界も音もぼんやりしてきた...)


 雲母は魂が抜けたような虚な顔で、壁に持たれかかって座りこんでしまった。

謎の事態に理解が追いつかない男は、キセイ蟲と雲母を何度も交互に見つめる。


「え?え?どうなってるの?」

『キショショ...ねぇ、そこのあんた』

「ぶひぃっ!?バケモノまだ生きてる?!しぶとすぎる!」

『もう指一本動かないから安心なさい...これはテレパシー...だから最後によく聞きなさい』

「へ?」

『あたしは『コンラン蟲』。今あの女に撃ったのは『コンラン光線』って言ってね...けほっ...記憶を曖昧にさせて、偽の記憶を信じ込ませる事ができるのよ......効果は長くても1日程度だけどね』


 先ほど自分を襲おうとしてきた蟲からのテレパシーを、なぜか男は完全に信用して聞き入っている。

『偽の記憶を信じ込ませる』という魅力あふれる言葉に後ろ髪を惹かれたからだ。


『うっふふ♡…ねぇ、あんた。今ならその女に、どんな都合のいい嘘でも吹き込めるわよ♡…その異常なくらいの負のHネルギー...思いっきり発散しちゃいなさいよ♡』

「ぶひぇ?そ、そんな事って...ごくっ...で、でもどうしてボクに?」

『さっき言ったでしょ?...はぁ、はぁ...死ぬ前の嫌がらせよ......据え膳だと思って、そこのドスケベな身体のメスを欲望のまま、好き勝手にしちゃいな......さ...い.......』

「............................死んじゃった?え?本当に?ボクが雲母さんを自由にできちゃうの?......ぶっひ〜〜!!マ、マジで??マジで!?マジで!!ど、どうしようっかな〜!急にいつも読んでるエロ同人みたいな展開になって困っちゃうよぉ!!」


 男は3秒考え込み、すぐに結論を出し実行に移した。

雲母の肩を掴み、耳元で脳へ声を染み込ませるように嘘を呟く。


「ボク...肝田 雄介は星乃 雲母と昔からずっと恋人関係。雲母ちゃんはボクの全部が世界で1番大大大好きで、エッチな事もたくさんしてる。そして今日は遠距離恋愛してたボクのところへ雲母ちゃんが泊まりに来て、お家でイチャラブ濃厚恋人セックスをず〜〜っとひたすらヤりまくるっ予定!........こ、こんな感じで良いのかな?」

「..........................」


(耳元で誰かが何かを言ってる...れっくん?)


「..........ん...あれ?...れっくん?」


(れっくんって誰だ!もしかしなくても彼氏!?...ぶっひひ、まあ星乃さんがすでに中古になってたのは辛いけど、NTRシチュ大好きだからむしろ興奮するぅ〜!)


「雲母ちゃぁ〜ん。寝ぼけてるのかな?君の彼氏の肝田 雄介だよぉ」

「かれ、し...っ!!」


 至近距離で顔を覗き込むキモブタアニオタ男と目が合った瞬間、雲母は顔を真っ赤にして固まってしまった。


「か、か、か」

「ぶひ?か?」

「か、顔...ち、近いって...雄介♡」


(が、がわいい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!)


 肝田はコンラン光線の効果が無事に発動している事を確信したと共に、生まれて初めてできた彼女の可愛い照れ顔に心臓が止まりそうになる。

普通なら気持ち悪すぎて女から問答無用でドン引きされてしまうニヤニヤスマイルを、雲母は不思議そうな顔をしながら眺めていた。


「ぶっひひ...ああ、家行ってからにしようと思ってたけど...無理ぃ!ぶっぢゅぅぅぅ!!」

「ふんんむっ?!♡」

「ぶぢゅ!ぶぢゅる!べろ!べろ!べろ!」

「っ♡♡ひょ!♡ゆうしゅけ♡…あんっ♡まっへ♡…んちゅ♡ここ外っ♡んっっろ♡」


(ボクのファーストキッス!何回も夢に出て何回も抜きまくった星乃さんとしちゃったぁ!!唇やわらけっ!口の中あっま!)

(うそっ♡こんな場所で本気のキスしてくるなんて♡…人に見られちゃう♡止めないと♡)


 路地裏での唐突で強引なディープキスで、雲母は困惑と同時に興奮を引き起こす。

思わずその興奮に流されそうになるが、彼女の中にある常識が男の胸を突き飛ばした。


「ゆうしゅけ♡まっれ♡…んっ♡らめっ!♡」

「ぶひゅ!」


(あれ?拒否られた?ボクの事大好きなはずなのに??も、もしかしてもうコンラン光線終わり!?)


「雲母ちゃん、どうして...」

「あ、当たり前でしょ!こんなところでいきなりなんて!せっかく久々に会えたんだから雰囲気とか、そういうの...大切にしたいし...」

「!!」


 口をゴシゴシと拭いながら、純朴な恋する乙女の顔で自分を見つめてくる”鋼鉄の処女”。

肝田は催眠効果が無事に継続している事に安堵し、すぐさま彼女の腕を掴んでその場で引っ張り上げた。


「ごめんね雲母ちゃん!そうだよね!こんな野外じゃなくて、家で!2人っきりでイチャイチャセックスしに来たんだもんね!」

「っ...外でセックスとか言わないでよ.........はやく、行こ♡」

「ぶひ〜〜〜!」


 誰とも繋いだ事のなかったブクブクの手に、フワフワでスベスベの女の手が重ねられる。

そして女の方から自主的に、交尾をおねだりするように、指と指を絡めてきた。

人生初の恋人繋ぎで脳を焼かれ、肝田はお小遣いで買ったばかりのアニメグッズを置き去りにし、自分のツガイ、最愛にして極上の最高級メスを戦利品としてお持ち帰りする。

街から彼のアパートまでの徒歩15分は、彼の人生で最も長い15分であった。



——————————————————


「むっちゅ♡むっちゅ♡ぶっちゅ♡ちゅ♡ちゅっ♡ちゅ〜〜〜〜♡」

「フー!...フー!...べろっ、べっろ、べろべろ!べっろん!」

「んっふ♡んっ♡ゆーしゅへ♡んっろ♡ろろっ♡にゅっむっる♡」


 高級ではないがボロでもない単身世帯用アパートの一室。

その玄関で1組の美女と野獣が、肉を貪るような激しい密着ベロチューに及んでいた。

内側から鍵もかけず、靴も履きっぱなしの状態で、オスはメスを扉に押し付けるように強く抱きしめ、メスはオスの背中を愛おしそうにキュッと掴んで息苦しさごと受け入れている。

自宅に着いてからどれだけ経ったのか、数十秒なのか数分なのかも分からないまま、2匹は夢中で舌を絡めて唇を吸い合う。


「れっ〜〜ろ♡れろろろ♡ずっちゅ♡ずっちゅ♡ぢぅ♡」

「ぶっふ〜〜!べぢょ!べどっ!ぶぢゅる!」


(ぶひゅ〜!!うっま!うっまぁぁ!夢にまで見た星乃 雲母と大人キス!中学時代にボクの純心を弄んでトラウマを植え付けてきたあの女が本当にボクの家に!絶対逃がさない!もう家から出さないぞぉ〜!このまま一生この家で幸せな家庭を作ってやる〜!)

(ゆーくん♡ゆーくん♡大好き♡大好き♡強引で男らしい♡ブサイクでちょっと獣臭くて全然タイプじゃないはずなのに世界一カッコいい♡家に入った途端、問答無用な酸欠になりそうなくらいの抱擁ベロチュー♡遠距離でなかなか会えない寂しさをストレートにぶつけてくれて、彼女として嬉しすぎっ♡)


 肝田の邪悪な純愛心と雲母の植え付けられた純愛心が利害を一致させ、より一層キスの濃度を上げていく。

思春期真っ盛りの若い本能に任せて互いを喰らい尽くすような激しい口交尾は、半永久的に続きそうだ。

そんな2人の世界に冷や水をかけたのは、隣の住人が外出するために扉を開けた音だった。


がちゃ!


「っ!」

「っ♡」


ギーーー、パタン…がちゃがちゃがちゃ!


「…………」

「…………」

「にゅるる!」

「くふっ♡……にゅる♡にゅろ♡」

『?…今なにか声が聞こえたような…気のせいか』


コツコツ、コツ、コッ……コッ


 2人は遠のいて行く足音に耳を澄ましながら、理性が少し戻ったような緩めのベロキスをしている。

隣人が扉の前を通る時にイタズラで舌を挿れてきた肝田に怒るでもなく、雲母はすぐに受け入れた。

いつもの彼女が本来のパートナーに同じ事をされた場合、おそらくこうはならないだろう。

それ程までにコンラン蟲の催眠能力による刷り込みは強大なのだ。


「ぬりゅ♡にるっ♡…ぷぁ♡行ったみたいね♡」

「そうだねぇ。ぶっちゅ〜!!ちゅっば!ちゅっっぱ!」

「んんっ♡もう♡さっきからがっつき過ぎ♡…そんなに慌てなくても、私はどこにも逃げないわよ♡雄介♡」

「ぶっひひひ!分かってるんだけど嬉しくてついねぇ。寝室行こっか」


 ようやく玄関で盛るのを終了した2人は、狭い廊下を密着しながら愛の巣へと移動した。

しかし寝室のドアを開けた瞬間、彼氏のオタク趣味の洗礼を受ける事となる。


「ここがボクの寝床だよ〜。ちょっと散らかってるけど遠慮せず入って入って」

「おじゃましま〜.......す???!!!」


 雲母が目にしたのは、壁の至る所に貼られた可愛いアニメキャラクターのポスターやタペストリー、本棚には漫画とラノベと美少女フィギュア、そして机と床にはカピカピのティッシュや食べかけ飲みかけの飲食物が散乱している。

視覚の衝撃で一瞬遅れてきた生臭く獣臭い濁った不健康な空気が、彼女の鼻を襲い足の動きを停止させた。


(な、なんなのよこの気色悪い汚部屋!見てるだけで鳥肌が止まんないし、部屋の臭いも炎城と違って悪い意味で超男臭い!!うぇっ...これが私の最愛の人の部屋...二次元の女の子が大好きで、私が嫌いな男子の中でも特に嫌いな部類の男子...なのにどうしてだろ♡絶対嫌なはずなのに彼氏の部屋と趣味と香りだと思うと......♡)


「ぶひょ?固まってどうしたの?」

「う、ううん。何でもない」

「あ〜、オタク部屋初めてだとビックリしちゃうかぁ」

「あはは...ごめんね。昔から付き合ってるはずなのに、雄介がこういうの好きだって全然知らなくて」

「キモオタで気持ち悪い?可愛い女の子でしこりまくったカピカピティッシュが転がってる部屋見て、ボクの事嫌いになっちゃった?」


 ここまでで十分に催眠の威力を実感している肝田は、セリフとは裏腹に一切の不安を含まない声色で肩を抱き寄せた雲母に質問を投げかける。


「しょ、正直気持ち悪いって気持ちは少しあるわよ...けど♡」

「けど?」

「それ以上に自分が情けなくてしょうがないわ。彼氏の趣味を今まで知らなかった事もそうだし、何よりあなたがわ、私以外の娘をオカズに...しょ、処理してるってのが...」

「ぶひひ、もしかして二次元の女の子に嫉妬してる?」

「っ!べ、別にそうは言ってないでしょ!でも...私がここにいる間は、たとえ二次元でも浮気は絶対許さないからね♡…ぶちゅ♡っちゅ♡…あなたの性欲も精液も、全部彼女である私にぶつけてよ♡」


 己の愛の深さを示すように、雲母は肝田の頬を引き寄せて嫉妬まみれのキスをする。

男の手がさりげなく雲母の胸と尻に食い込むが、それを振り払うような野暮な真似はしない。

肝田が尋常ならざる負のHネルギーを持っているドスケベなのと同様に、雲母もまた膨大な(正の?)Hネルギーを持っているドスケベなのである。

一度スイッチが入ってしまえば、お互い積極的にまぐわいに及ぶのは当然だ。


 キスしながら部屋に入ると、肝田は足でゴミを散らして2人分のスペースを確保し、そのまま対面直立でベロチューをしている。


「んろ♡べっろ♡にゅろろ♡にゅっろろろ♡」

「べっろ!べろろん!ぢゅっぱ!ぢゅっぱ!」


 玄関での愛を貪る密着キスと異なるのは、これが交尾のための前戯ベロチューであるという事。

ゲンコツ2個分ほどの距離を取った2人は、互いに互いの性器を服の上から触っていた。

雲母の指が、ガチガチに膨らんだ男のテントを優しくなぞり上げる。


「ぶひ、ぶひょ、雲母ちゃんがボクのチンポさすってる!他人に触られるのくすぐったい!」

「んっ♡あんっ♡雄介だって私のおっぱい揉んでるでしょ♡…にゅろ♡にゅぷ♡くすぐったいなら...直接触ちゃうわね♡」


 雲母はキスしたまま器用に男のベルトを外し、ズボンのボタンを外してチャックを下ろし、パンツと一緒に床へズリ落とした。

勢いよく中から飛び出てきたのは、拳2つ分の空間を余裕で潰して雲母の腹に届くほどの立派な国宝級の男性器。

部屋の籠った空気とはまた違う、新鮮で強烈な酸っぱい臭気があたりを支配する。


(っ〜〜〜!♡デカっ!?この距離でお腹に当たって♡え?なにこのサイズ?!♡…〇〇のと大きさが全然違う!!)


「ちょ、ちょっと...どうしてこんなに大きくしてるのよ♡ありえないでしょ♡いつもはもっと小さいのに♡」


 雲母は視線を下に向けながら、サイズを確かめるように両手で竿をペタペタと触る。

鉄のように熱い体温、思い切り握っても平気そうな固さ、重いと感じるずっしりとした重量感、表面に浮き上がっているボコボコの極太血管......普段たしなんでいる真の彼氏のイチモツと無意識に比較し、生物としての優劣を残酷に判断してしまう。


「ぶひひっ、きっと雲母ちゃんへの愛がチンポを大きくしたんだよ〜。それにほら、久々に会ったからお互い成長してるのかも。雲母ちゃんだって中学から一段二段とエロエロボディに成長してるみたいだし!」

「私への...愛で♡…うぅぅ♡どうしよ♡最低なのにすごい嬉しい♡…でもエロエロボディとか言うのは恥ずかしいからやめて...♡」


にっちゅ♡にっちゅ♡にっちゅ♡…ぐりゅ♡ぐりゅ♡ぐりゅ♡


 それでも彼氏に身体を褒められて嬉しいようで、雲母の右手は人差し指と親指で作った狭い輪っかを肉棒に滑らせ、左手は手のひらで鈴口をグリグリしながら亀頭を指で包んでムニュムニュと刺激してくれている。

いつどこで覚えたのか分からないが、深い愛情の籠った卑猥な手コキだ。


「おっほ、ふひょ、手、手コキっ、ぶひゅ、うまっ」

「オチンポなっがすぎ♡そんなに私で興奮しちゃってるんだ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」

「ぶっっふぉ!甘々キスしながら甘々手コキっ!腰引けるっ!」

「ゆーすけ、逃げちゃダメ♡男なんだから私も気持ちよくしてよ♡」

「は、はひぃ!」


 肝田は負けじと彼女のスカートを捲り上げて、パンツの中へ手を突っ込んだ。

その中はすでにどろっどろの粘膜で汚れており、触るところみなヌルヌルになっていた。


「はぁんっ♡」

「あれ?!雲母ちゃんのパンツびちょびちょだ」

「......ふふっ♡やっと気づいた♡興奮してるのはあなただけじゃないんだから♡外を歩いてる時から、セックスする事ばっかり考えてこんなになっちゃってたわよ♡…ふぁっ

♡そこっ♡」

「マンコがくぱくぱしてたからすぐ場所が分かったよぉ。ふひひ、ふわっとしてるのにねっとりで可愛い〜」

「んんんっ♡指気持ちいいっ♡…ぢゅつ♡ちゅぷ♡れろ♡すきっ♡」


 お互いの弱点である性器を仲良く触り合い、相手を絶頂に導こうとせめぎ合う。

若干慣れた手つきで行われる手コキに対して男の手マンは自分勝手だが、興奮MAXの雲母は彼氏に秘部を触れられているという幸福感だけで甘イキ状態だ。


(この状況めっちゃエロっ!中学でフラれてもう二度と会えないと思ってた初恋の人が、突然現れてボクの彼女になって、即日自宅でちゅーしながら性器触りっこ!!大金積んでもありえない異常事態!!ならもっと欲望任せにしちゃっても良いよね!)


「はぁ!はぁ!ね、ねぇ雲母ちゃん!ボクのお願い聞いて!」

「ん?♡急にどうしたの?♡」

「え、遠距離でも雲母ちゃんで抜けるようにエロい写真撮らせてほしい!それからチンポしゃぶって!」

「えぇ?!フェ、フェラはたまにしてるし別に良いけど...写真はちょっと」

「彼氏のボクしか見ないから!お願い!撮らせてくれないと別の子で抜いちゃうよ!」


 フェラしてもらってるだけでも贅沢すぎるが、一生に一度のチャンスを記録に残そうと肝田は無様に食い下がる。

彼氏の必死の熱量に押された雲母は、しばらく迷ってから静かに首を縦に振った。


「ぜ、絶対、誰にも見せちゃダメだからね?」

「てことは!?」

「えっちな写真、勝手に撮れば?♡…か、勘違いしないでよね!♡雄介みたいなキモい変態彼氏が性犯罪を犯さないように、抑止するためなんだから!♡」

「やった〜!テンプレツンデレ雲母ちゃんさいこ〜!やさしい〜!」

「ふんっ!たかが写真ごときで喜んじゃってバカみたい!♡」


 彼氏の満面の笑みを見て、雲母は照れくさそうに顔を背けた。

しかし手コキは止まっておらず、むしろ指輪っかのシコリスピードは上昇している。


「じゃ、じゃあまずは裸になって床に正座してもらえる!?撮りたいポーズがあるんだ!」

「んんん♡…分かった♡分かったから手マン急に激しくしないで♡」


 2人は性器の触り合いを止め、余計な布を脱いでいく。

シャツ1枚脱げばすっぽんぽんの肝田は、スマホで雲母のストリップ動画を撮り始める。

旅先用の可愛い服を脱ぎ、黒いセクシーな下着を外し、中学から進化した裸体で正座した。


「どうしてもう撮ってるの?♡しかも動画でしょ、それ♡」

「写真も動画もどっちも撮るんだよ。雲母ちゃん、おっぱい手で隠さないで」

「うっ♡…はい♡」

「おぉっ!おっぱいデカいのは分かってたけど、乳首が薄ピンクでキレイ!」

「うるさい...♡それで撮りたいポーズって何なのよ?♡」

「ああ、それはね...これだよぉ」


 肝田が肉棒を彼女の目の前に突き出すと、長く太い男性器は彼女の目線を埋め尽くした。


「うわっ♡おっき♡臭いすごっ♡」

「ぶひ〜!これこれこれ〜!エロ本で読んで一回やってみたかったんだ〜!」

「1人で盛り上がって何?♡どういうことよ♡」

「写真撮るからそのままこっち向いてみて。ぶひゅ!」


 彼の撮りたかった写真とは全裸の女がチンポで目隠しをしている写真。

雲母への説明もなく、ぱしゃぱしゃとシャッターを切ってあられもない姿をデータに納めていく。


「そう!いいよぉ!そのままピースしてみて!」

「んっ♡よく分かんないけど...こう♡」

「ふしゅしゅ!チン媚びピースたまんねっ!じゃあ次は手で目を隠しながらフェラして!」

「はぁ...はいはい♡もう言う通りにしますよ〜♡……ごくっ♡いただきます♡かぷっ♡」

「んぐっ!」


 カメラを遮るように手で視線を隠した雲母は、雄々しい肉棒の先っぽを控えめに咥え込んだ。

人生初のフェラチオで味わう女性の柔らかい唇が竿を包む感触に、思わず肝田はスマホを落としそうになる。

女は太さを確かめるようにゆっくりと唇をスライドさせ、口の奥へ肉棒を飲み込んでいく。


「ぬる♡ぬる♡…ぐぷぷっぷぷ♡♡」

「ふぉぉぉぉ〜...これがフェラぁぁぁ...エロくてあったかくてとろけるぅぅ〜」

「らに情けない声らひてるのよ♡前からやってあげてるれひょ♡…ぐぷぷぷ♡♡」


(昔から?そうだったっけ?...私の彼氏のチンポ、顎が外れそうなくらい太かった?...時々違和感みたいなのが湧いてきて、なんかモヤモヤするわね......すー♡あぁ♡汗臭いチンポの臭いを直に嗅いだら、クラクラして違和感かき消される♡♡)


 整合性の取れていない記憶に違和感こそあれど、コンラン光線の補正力によって余程の事がない限りは都合のいいように軌道修正されてしまう。

雲母はすぐに、彼氏に喜んでもらうためのフェラマシーンとして奉仕に集中する。

上からのシャッター音を聞きながら、咥えられる範囲まで飲み込んでぐぽぐぽと顔を細かく前後に振り舐めていく。


「ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ぶぽっ♡」

「ふぉ、ぉ、っふぉ、亀頭ばっかり集中的にっ!雲母ちゃんチンポしゃぶるの上手いんだねぇ〜」

「人をビッチみたいに言わないれ♡あなたとしかした事ないんらから♡…ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡れろ〜♡れろ〜♡ぐぽ♡ぐぽ♡」

「ぶぢゅる!ぶひっ、気持ちよくてヨダレが...目隠しやめてカメラ目線になって〜!」

「んっ♡フェラ顔撮られるのは恥ずかしい♡…んっ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡」

「って言って、やってくれる雲母ちゃんは良い彼女だなぁ〜」

「っ♡♡…ぬぽ〜〜♡れろ♡れろ♡れろ♡…んふー♡ぶっぽ♡ぶっぽ♡ぶっぽ♡」


 チンポの味と臭いと熱に当てられ、雲母のフェラにも自然と力が入っていく。

口を”そういう形”にすぼめ、舌を這わせ、顔を動かして睾丸から精子を引っ張り出そうと献身的に尽くしてくれる。

それもこれも愛が為せるわざだ。


(っ♡だんだん膨らんできた♡ゆーくん気持ちいいんだ♡おっきいチンポなのに女の子みたいにビクビクしてちょっと面白い♡)


「ぐっぷ♡ぐっぷ♡れろれろ♡いつれもイっていいから♡」

「あっ、あっ、ザラザラの舌で裏側をっ!気持ちよくてカメラぶれちゃう!」

「写真もいいけどそろそろフェラに集中しなさいよ♡はい、手♡スマホじゃなくて私と恋人繋ぎ♡」


 雲母は両手を伸ばして、器用なノーハンドフェラでなおも性感を高めている。

潤んだ瞳が肝田の撮影の手を止めさせ、誘われるがままに太った両手が指を絡めた。

両手が繋がると雲母は愛を念じるようにギュッ♡っと力を加え、肉棒を奥まで咥え込んだ。


「ふふぉ!」

「んっ…ん、ぐぷぷぷぷぷ♡がぼっ♡がぼっ♡ぐぼっ♡」

「お、おぉっ、お、っお!ボクのチンポが雲母ちゃんの喉奥まで!しかも恋人繋ぎで精液グツグツ煮たたせられるっ!」


(喉が埋まって結構…ていうかかなり苦しいけど、大好きな彼氏のためだから頑張れちゃう♡喉でゴリゴリしごきながら舌を竿に巻きつけるイメージで♡)


「んふーー♡ふーー♡ぐりゅ♡ぐりゅ♡ぐにゅにゅにゅにゅ♡じゅぽぽっ♡じゅるっぽ♡」

「うひっ!この前買った数量限定の『ゆるふわJK口マンコ風オナホ』より桁違いに気持ちいい!熱も肉も息遣いも本物でチンチン溶けそうっ!もう無理っ!!」

「っ♡」


 肉棒を通じて、オスが限界を迎える一瞬先のビジョンがメスに伝わる。

ヒクヒクしながら膨張していた竿がわずかに小さくなり、その直後また急激に膨らんでいく。


ぶりゅ!♡ぶびゅるるるる!!♡♡びゅっ♡どぶりゅりゅりゅりゅ!!!♡♡♡


「んんんんんんんんん?!♡♡んっ!♡んぶぅ!♡」


(こ、この濃さ♡この量♡お、溺れるっ♡いつもの〇〇の精液が水に思えるくらい濃厚で密度がすごい♡精液ってこんなすごかったっけ♡♡)


「ほっ、ほっ、ほっぉぉ、最愛彼女の熱々ネットリ愛情口オナホでめっちゃ射精るっ!絶対人生で1番出てるっ!中学の時に雲母ちゃんの水着でこっそりシコった時より圧倒的にっ!!」

「んっぶぅぅぅ♡ごぐっ♡ごぐっ♡ぐびっ♡ごりっ♡ごりゅ♡」

「ぶひゅっ!イキたてで敏感になってるチンポがザー飲動作で更に絞られるっ!これが女の子の口!フェラ中毒になっちゃいそう!」


 肝田は醜い豚のように口からヨダレを飛ばして腰をカクカクさせ、金玉の中を全て解き放つ気概で精液を搾り出す。

雲母もパートナーとしてそれに応え、窒息しそうな息苦しさで目尻に涙を浮かべながらも、嫌な顔をせずに懸命に喉を鳴らして種子を胃袋へ流し込む。


「ごっ…ぐん♡…….ぶっぼぉ!!♡げほっ!♡げほっ!♡…ごふっ♡」

「だ、大丈夫?苦しかった?」

「んっ…ごくっ♡…平気よ♡心配してくれてありがと♡…けほっ♡まさか私のフェラでこんなに射精してくれると思わなかったから嬉しい♡ちゅぴ♡んっ♡」


 恋人繋ぎを解除した雲母は、口周りに付いてしまったチン毛と精液を丁寧にかき集めて、舌でペロリと回収する。

不摂生な食生活のせいで男の精液は非常に苦くエグい味わいだが、彼女にとってはそれすらも愛情の対象だ。


(ぶっちゃけかなりマズイけど…大事な彼氏のだもん♡…はぁ、遠距離じゃなければ私がいつもゆーくんの食事とかを面倒みてあげられるのに…)


「ふぅ♡ごちそうさまでした♡ほら見て♡雄介の精液、この通り全部私が飲んじゃった♡」

「おほっ!本当だ〜!フェラ後の写真も撮って良い!!?」

「んーーー…いいよ♡じゃあチンポの先っぽにお疲れ様のチューしながらピースしてあげる♡」

「ぶっひひひ!それ最高!雲母ちゃんもノリノリになってきたみたいだね〜!」


 肝田はその後もお掃除フェラやパイズリで射精&写真撮影をじっくりと楽しんだ。


——————————————————


「ちゅっ♡ちゅっる♡にゅる♡にゅっちゅ♡」


しゅ〜こ♡しゅ〜こ♡しゅ〜こ♡ぬりゅ♡ぬりゅ♡ぬりゅ♡


 全裸の2人は紆余曲折を楽しんでベッドインしていた。

仰向けに寝そべった肝田に対して、雲母は胸を押し付けながらベロチュー手コキで優しくご奉仕をしている。

あれだけオタク臭かった寝室はメスの発情臭で甘ったるい香りに塗り替えられつつあり、肝田が呼吸をするだけで雲母の女の子の香りが十分に楽しめた。


「ゆーすけ♡好きっ♡好きだよっ♡ちゅ♡ちゅく♡ちゅっく♡離れたくないよ♡」

「ボクもだ〜い好き〜」

「ふふふ♡もう4回も射精したのにまだ先っぽから我慢汁出てる♡…良い子♡良い子♡オチンポ立派でかっこいいよゆーすけ♡ちゅっぱ♡」


(ぶっひっ〜!張り切りすぎて前戯で射精しすぎちゃったら、雲母ちゃんから甘やかしご奉仕してくれるとは!本当は彼氏でもないボクとラブラブセックスするために、一生懸命半勃ちチンポをしこしこマッサージしてくれて天国すぎ〜!)


し〜〜こ♡し〜〜こ♡し〜〜こ♡ちゅこ♡ちゅこ♡ちゅこ♡もみ♡もみっ♡


「あっ♡やっとガチガチになったみたい♡これだけ勃起すればもうセックスできるわよね?♡」

「そうだねぇ。あ、でもまだちょっと足りないかも」

「え?まだ勃起し足りなかった?」

「そうじゃなくて、せっかくだしスマホに向かってセックスしたいアピールしてほしいなぁ〜って。最近ニュースで性同意が必要みたいなの見た事あるし、そっちの方がボクもその気になるし...ね?」

「なにそれ、面倒くさい...でもまあ、雄介がして欲しいなら♡さっきして欲しいって言ってた通り、騎乗位ですれば良いわよね♡」


 雲母は頬へ軽いキスをしてから体勢を変え、剥き身の肉刀の上に跨った。

肝田がスマホで録画を再開し、まずは自撮りを行う。


「ぶひひっ、今から中学時代にボクを振った美少女巨乳同級生にして、数時間前に偶然出会って彼女になった星乃雲母ちゃんに筆おろししてもらいま〜す。よし、雲母ちゃん!なるべくエロエロな感じで性同意セックスアピールして!」

「エロエロって急に言われても......え〜っと」


 雲母は竿が萎まないようにシコシコと上下に手を動かしながら、唐突な無茶振りリクエストの内容を考える。

じっくりと前戯をして交尾モードになっている彼女の脳みそは、ものの数秒で彼氏が喜びそうな淫語を紡ぎ出す。


「わ、私、星乃雲母は肝田雄介くんの彼女です♡久々に会えた大好きな彼氏にお願いして、今からオチンポ貸してもらって完全同意セックスをしたいと思います♡雄介、私とセックスしてください♡バカみたいに太くて長い…私の胸の下まで届いちゃうような凶悪彼氏チンポで、膣も子宮もぐちゃぐちゃにかき混ぜてください♡」

「おぉ!ボクのツボを的確に捉えたセックス宣言!それでこそボクの彼女にふさわしいよ!」

「♡♡♡…じゃあ挿れるわよ♡あ、ごめん、今日私危険日なんだけどゴム持ってる?」

「ゴム?そんなのボクが持ってる訳ないでしょ〜」

「うそ...ど、どうしよ。って、今から買ってくるしかないわよね」


 彼氏である炎城とは当然いつもセーフセックスをしている雲母。

催眠で刷り込んでいないためその一般常識は改変されておらず、常識的な行動に出ようとする。

が、ここまで来てセックスを中断してゴムを買いに行かせるなど、肝田が許すはずもない。


「待って雲母ちゃん!きょ、今日は生でしようよ!」

「え...ちょっと待ちなさい雄介!私たちまだ高校生なんだから、避妊はちゃんとする...って最初に約束したでしょ?忘れちゃったの?」


(へ〜、ってことは彼氏とまだ生でしたことないんだ〜。ぶひゃ!これは俄然、生でやるしかないよね!)


「もちろん覚えてるよぉ。でも今日は久々に会えたんだし、今から買いに行くなんてチンポ萎えちゃうよ。だからこのまま生でしよ!一回だけ!」

「いや...そんな事言われても…き、危険日だし」

「中で射精さなければ大丈夫!ちゃんとイク前に抜けば問題ない!」

「..........先走りだけでも十分危ないの、知ってるくせに......うぅっ、そんな悲しそうな顔しないでよ................................一回だけだから」

「ぶ...ひひひひひひひ!やった〜!雲母ちゃん大好きっ!!」


 肝田は筆おろしを危険日生セックスで行える現実にとてつもなく喜び、フゴフゴと鼻を鳴らして喜んだ。

一方の雲母は顔を耳まで紅潮させて、複雑な感情に襲われていた。


(どうしよ...こんな急にゴムなしエッチ許しちゃうなんて…でも彼氏があんな顔してたらさすがに断れないわよね......それに旅先だからって油断してゴム持ってなかった私も悪いんだし...ちゃ、ちゃんと外に出せば平気なはず)


「こ、今度こそ挿れるわよ...♡」

「お、お願いしますっ!」

「セックスは2人で何回もしてるけど...生は初めてだから緊張するわね♡…んっ♡」 


くちゅ♡くちゅ♡…ぬるんっ♡ぐ...ぷぷぷっ♡♡


「はぁぁぁぁ♡」


 強烈な存在感を誇る肉棒を、少しずつ生膣内へ迎え入れる。

0.01mmの壁がないだけでその感覚は極めて精密になり、”もしかしたら孕んでしまうかも”という意識も混じって雲母の感度を何倍にも高めていた。

男根が膣肉と触れあう表面積が増えていくたびに、背中にゾクゾクとした甘い痺れが走っていく。


ぐぷぷ♡ぬるるっ♡…みちみち♡…ぬっるるるん♡


(うそっ♡まだカリまでしか挿入してないのに、めちゃくちゃ気持ちよくなってる♡薄いゴムしてないだけでここまで違うモノなの?♡…はぁぁ♡一気に真ん中まで♡…いつもより太すぎて膣中の形変わちゃいそう♡…彼氏チンポの熱さとか固さとか血管の盛り上がりまでしっかり理解ちゃっうじゃない♡♡)


「んんっ♡ゆーすけ♡私のオマンコ...どう?♡」

「ぶひゃぅ、や、やばいよっ!フェラでもやばかったのにマンコはもっとやばいっ!」

「くすっ♡ボキャブラリーなさすぎでしょ♡…だけどそれくらい気持ちいいなら生でしてあげてる甲斐もあるかな♡…んんんっ♡弱いところ潰されるっ♡私も気落ちいいわよ♡」


 ドバドバ分泌され続けるメス液を未挿入の肉棒から睾丸まで伝わせながら、互いの形を覚えるようにじっくりと挿入していく。


「ぶっひゅひゅ!雲母ちゃんのマンコ、舌が何本もあって全方位からベロベロしてくるみたいですごいよっ!腰が溶けてるみたいな錯覚に陥っちゃうっ!」

「そうなの?♡…あっ♡んぉっ♡…雄介のチンポも普段の倍くらい大きくて固くて、とっても男らしい♡私の身体でこんなにさせてくれて、女の子冥利に尽きるかも♡なんて♡…はぁん!♡根本まで...挿っちゃった♡」

「おひっ!このぷにぷにしてるのが女の子の1番大事な場所!子宮っ!!」


 根本まで隙間なくトロ肉の海に包まれてしまった肝田は、無限に湧き上がる幸福感と快感のスリップダメージで身を悶えながら、腰をグリグリと持ち上げて生殖したいとメスに伝える。


「んんんんんっ♡ふぁ♡待っ♡まだ馴染んでないのに子宮グリグリしちゃらめっ♡♡先走りが袋の中に入っちゃうからっ♡」

「ぶひっ!ぶひっっ!!マンコ気持ちいい!女の子の身体気持ちいい!」

「おっ♡ぉぉぉ♡♡ダメだってば♡…いつもよりサイズが大きすぎて変な感じ♡あぁ♡イクっ♡まだ挿れただけなのにイっちゃうって♡♡…う〜〜〜〜〜ぁぁぁぁ♡♡♡」


 童貞の自分勝手な子宮責めだけで、雲母の肉体は呆気ないほど簡単に深い絶頂に至ってしまう。

非モテキモオタ陰キャが持っていたメスを効率的にイかせる男性器、久々に出会ってまぐわう恋人関係、そして妊娠リスクがある生交尾での子袋コネが全て合算された結果であった。


「ふごふごっ!マンコが急激に締まってチンポに抱きついてくるっ!!」

「あっあぁぁぁっ、ぁぁぁ♡♡…うっ♡やだっ♡奥でイった事なんて今まで一回もなかったのに♡恥ずかしすぎっ♡」

「雲母ちゃんのメスイキ顔見てるとチンポに悪いなぁ〜。ふひっ、でも自分1人で気持ちよくなってないで、彼女なんだからちゃんとボクもイかせてよ?」

「ご、ごめんなさい♡…ちゃんと、する♡からぁっ♡…….ふっ、ふっ♡…騎乗位のままこうやって...おっ♡おっ♡腰を振って♡」


 雲母は舌を垂らした蕩け顔のままグラインドをし始め、上半身を倒して肝田へむっちりと密着させた。

彼氏専用の豊満なバストがたるんだ胸板へ押し付けられて形を変え、しなやかな腕が男の後頭部へ回される。

そしてすでに2ケタ回目に達している口と口との交尾まで始まった。


ぐっぢゅ♡ぐっぢゅ♡ぐ〜〜り♡ぐ〜〜〜り♡ぐ〜〜〜り♡


「べっぢょ♡べっぢょ♡べっろん♡べろべろべろ♡…好きっ♡好き♡すきっ♡すきっ♡ん〜〜〜♡ちゅぶ♡ぬちっ♡ぬちっ♡」

「雲母ちゃん...ぶぢゅっ!べぢゅ!るっぶ!...ぶっひ!密着騎乗位エッロ!ん〜〜、ちゅ、ちゅ、ぢゅっる、ふわふわな身体で抱き心地最高だよぉ」

「ゆーくんもお肉がぶよぶよしてて可愛いよ♡…ちゅっる♡にゅろにゅろ♡」


ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡ぐいん♡ぐいん♡ぐりぐり♡ぐりっぐっり♡


 赤裸々に差し出された雲母の全てを味わうような極上のラブラブ本密着気交尾で、肝田の生殖機能はぐんぐんと孕ませの準備を進めていく。

メスの身体もいざ生で肉棒を受け入れた事で、”避妊しなくてはいけない”と叫ぶ理性とは裏腹に子宮を降ろして、亀頭を子宮口ですり潰すようなグラインドを行っていた。

口周りがベトベトに汚れていてもお構いなしで、狂ったように2人とも舌を絡めて唾液を交換しあう。

肝田の興奮と幸福は最高潮だ。


「き、雲母ちゃん!腰使いがエロすぎてそろそろイっちゃうよぉ!」

「んっろ♡えっん♡…え、はや♡…でもそっか♡うん♡じゃあ名残惜しいけど一旦抜いて、お口に射精そっか♡それともおっぱいに射精す?♡」

「いやだ!雲母ちゃんの子宮に射精したい!!」

「きゃっ!...はぁ?!待って!それは約束と違うでしょ!離して!...う、腕の力強っ♡」


 肝田は肉棒を抜こうとした雲母の背中をガッチリとホールドし、騎乗位を終わらせないという強い意志を見せる。

オスの後先考えない刹那的な行動に、メスは焦って怒ってジタバタと身体を暴れさせていた。

しかし戦闘モードでない状態の彼女に本気のオスの腕力を引き剥がす力はなく、次第にその抵抗も弱まっていく。


「は、離して♡オチンポ膨らんでるっ♡…おねがい、ゆーすけ。このままじゃ私妊娠しちゃうってば♡危険日だって言ってるでしょ♡」

「ぶふっ!ぶっふ!死んでも離さないっ!このまま雲母ちゃんに中出ししてボクとの赤ちゃん作る!」

「ほ、本気なの?♡…うぅ〜、その目、その顔、それにこのチンポの動き♡…あっ♡やだっ♡本気っ♡本気で私を孕ませようとしてる♡…おっ♡おぉっ♡奥グリグリしちゃダメっ♡ゆーくん♡最低っ♡最初っからこうするつもりだったんでしょ♡外に射精す気なし♡」

「騙してごめんね!でも雲母ちゃんが好きって気持ちが抑えられなくて!あとでいっぱい謝るから!」


 童貞らしく荒々しい勢い任せの孕ませ懇願下突きピストンで彼女の常識も犯され、ついには中出し拒否の抵抗もピタリと止んだ。

それはメスがオスの種を受け入れる行為を認めた事に他ならない。


「ちゅ〜〜〜〜〜〜♡♡♡っぱ♡…もう...あとでお説教だからね♡いいよ♡ぶっちゃけ私も今までで1番気持ちいいし、中に...射精しても♡赤ちゃん作っちゃお、嘘つきパパ♡」

「ぶひっ!!」


びゅ...びゅーーーーーーーーーー!!!!!!♡♡♡♡♡どっくん!♡どっくん!♡どっくん!!♡♡どぶるるるっ!♡♡♡


「おぉおぉおぉぉぉぉっ♡♡♡子宮の中にっ♡♡精液いっぱい射精されてるっ♡♡♡かはぁ〜〜〜♡アクメ♡膣も子宮もガンガン幸福アクメしちゃってる♡♡♡中出しってやばぁぁぁっ♡♡」


 両者共に大きく細かい痙攣絶頂でガタガタと身を震わせ、まるで一つの肉塊のように動きをリンクさせて汗臭いベッドを軋ませる。

限界まで繋がった生殖器の間では、静かだが非常に激しい子作りの儀式が行われていた。


「うぉぉ...中出しセックス...超気持ちいぃ...!さっきのフェラが射精量最高だったのに、それをあっさり更新しちゃった気がするぅ...」

「〜〜〜〜♡♡っ〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡」


(やばいっ♡妊娠しちゃうかもしれないやっちゃダメな危ないセックス♡脳の血管が焼き切れそうなくらい気持ちよくて声が出ない♡♡頭がぼーっとしちゃう♡お腹の中...あったかくてすっごい幸せっ♡)


 全力の生殖行為は山場を越え、2人はそれぞれ余韻の幸福感に浸っていた。

メスを逃すまいと力んでいた腕からはすでに力が抜けているが、雲母はオスの上から動かず惚けた顔で倒れている。

とその時、絶頂直後の酸素不足でふんわり夢心地な意識の中、雲母の脳内で何かを叫んでいる者がいた。


(.......らら!正気に戻りなさい!)

(...黒雲母?)

(!!...良かった!やっと私の声が届いたのね!)

(うるさいわね...何の用?いま雄介とエッチしてるところなんだけど)


 雲母の中で騒いでいたのは、とある時期から発生した深層心理。

もう1つの人格とも言える黒雲母であった。


(正気に戻って!アナタも私もキセイ蟲の”コンラン光線”を受けて、目の前のキモい男に操られていたのよ!私も今目覚めたばっかりだけど...とにかくその男は彼氏のれっくんじゃないわ!早く離れなさい!)

(キセイ蟲?コンラン光線?彼氏じゃない..........あれ?そうよね?私の彼氏は烈人で......いま私は家族で旅行に来てて......倒したキセイ蟲から変な攻撃を喰らって........!!!!!!)


「お〜い、雲母ちゃ〜ん?もう疲れて寝ちゃったのかなぁ?」

「あ..........あなた、誰なの?なんて事を...っ!」

「へぇぁ?!」

「こんな事して許されないんだから......よくも私を騙して...」


 数秒前まで愛し合っていた女の顔とは確実に異なる、憎悪と殺意に満ち溢れた雲母の表情に、肝田はひどく驚愕した。

偶然とはいえチャンスをくれたコンラン蟲が説明していたコンラン光線の効果時間は”長くて1日”。

それなのにまだ2〜3時間しか経っていないにもかかわらず、雲母が正気に戻ってしまったのだ。


「あ、あれ?なんで?まだ時間はあるはずなのにぃ!」

「危ない日なのに...騙して無理矢理中に出すとか...ほんとありえない!この犯罪者っ!......くぅっ...身体が動けるようになったら...絶対殺してやるんだからっ」

「へ?身体が動かない?」

「いくら彼氏でも許さなっ...ち、違うっ!アナタは彼氏じゃない!あれ?でもこの記憶は」


(あれ〜?......あ!!もしかしてこれはあれ?絶頂した衝撃で意識だけ戻りました〜的な、同人誌でよく見るやつ?反応的にそんな感じだよね?なんか記憶がまだ混濁してるっぽいし...てことはコンラン光線の効果はまだ続いてるって事で...ならもう完全に効果が切れちゃう前に、セックスで本気で寝取るしかないよね!きっとそうだよ!)


 同人誌の読みすぎで思考回路がフィクションに侵食されている肝田だが、実は雲母の現在の状態を奇跡的に、完全に言い当てていた。

今の雲母の意識は7割方正気に戻ってはいるが、コンラン中に刷り込まれた”肝田とイチャラブな恋人同士である”という記憶と感情そのものはしっかりと残っている。

そのため、意識が混濁した状態で炎城とのセックス以上のHネルギーを与えれば、肝田に対して”本当の好意”が芽生えてしまう千載一遇のチャンスが到来していたのだ。


「ぶっひひ、身体は動かないんだよね。なら今のうちにもっと種付けセックスしてあげるよぉ〜!」

「いやっ!やめなさいっ!触らないで変態っ!あんた本気でキモいのよ!」

「彼氏にキモいなんてひどいなぁ〜。でも抵抗できない雲母ちゃんは怖くないね」

「だからあんたは彼氏じゃ......それに気安く下の名前で呼ばないで!...きゃあ!」


 肝田は雲母を押し倒し、正常位で犯す事を選択した。

女の両手首をベッドへ押し付け、胴体を使って股を開かせ、竿を穴に突き立てる。

炎城と何度も経験している体位だが、その荒削りな強引さは初体験だ。


「や...やめてっ......」

「ぶひひ、一気に...奥まで〜〜〜」

ずっぶ!♡ずぶぶぶぶぶ!!!♡♡♡


「んっ...くぅっぉぉぉぉぉ??!!♡♡♡」

「挿入っ!!」


 身体の中心から肉を割くように、極太の刀が雲母の膣へ一気に挿入された。

正気状態での挿入は初体験。

彼氏のモノとは根本から違う野生的な快感が、雲母を軽々と絶頂へ導く。


「あっ♡かはっ♡♡」

「ぶっひ〜!さっきは甘々デレデレでチンポに媚びてくるような穴具合だったのに、今はチンポを追い出そうとしてるようなキツキツ触感!心一つでここまでマンコが変わるなんて、人体の不思議〜!」

「ぬ、ぬ、ぬい、抜いへっ♡♡ごふっ♡太すぎるっ♡」


(本気で気持ち悪くて嫌なのに♡たった一突きで炎城とのセックスが上書きされちゃうくらいの快感がっ♡♡人によってオチンチンがこんなに違うなんて知りたくなかった♡怖い♡こわいこわい♡)


ずっぶ!♡ずっぶ!♡ずっぶ!♡ばちゅん!♡ばちゅん!♡ばちゅん!♡


 ボコっと盛り上がっている肝田ご自慢のカリが、嫌がるメスの肉をひっかき、ひっぱり、すり潰し、抉り出すように前後に何度も移動する。

肉棒の動きに引きずられて雲母の口からは、本物の彼氏とする以上の甘い声がとめどなく溢れてしまう。


「あ〜〜〜♡あ〜っ♡あ♡、あっ♡うひっ♡あ〜〜〜♡♡」

「ふんっ!ふんっ!ふんっ!!雲母ちゃん!ボクのオンナになれっ!チン負けして彼女になれっ!」


(やばいっ♡やばすぎるっ♡こんなキモオタの童貞セックスが意味わかんないくらい気持ちよすぎるっ♡チンポで弱いところ擦られてイかされる度に、炎城との思い出にコイツがずかずか割り込んできて、どんどん嫌悪感が薄れてく♡コイツに触れられてる箇所が幸せになるっ♡♡こんなのおかしいのに♡)


 非モテキモブタオタク渾身の杭打ちピストンがドスドスと打ち込まれる度に、衝撃で雲母の脳が火花を散らし、彼氏専用なはずの幸せホルモンをびゅるびゅる分泌する。

メスを屈服させるための性行為で発生した莫大なHネルギーは、コンラン光線と混ざり合い彼女の記憶と恋愛感情を確実に改ざんしていく。


「雲母ちゃん好き!好きだよ!好きぃ!ボクの本当の彼女になって!なるまでセックスやめないからね!!おらっ!」

「んっぐぉぉぉ♡♡♡子宮がゴリってなった♡潰れちゃう♡やらっ♡痙攣とまらなひっ♡♡チンポで無理矢理犯されてるのに♡コイツが好きになっちゃう♡好きにさせられちゃう♡」


(ちょっと雲母!耐えなさい!私たちにはれっくんがいるでしょ!ようやく結ばれたのに今更こんなくだらない事で負けないで!)

(そ、そうだけど♡分かってる♡頭ではキセイ蟲のせいだって理解してるけど♡ゆーすけのチンポが気持ちよすぎて♡もうコイツが炎城と同じかそれ以上に好きになっちゃってるの♡チンポ強すぎるのぉ♡)

(このバカ雲母っ!いくらゆーくんのデカチンがれっくんより圧倒的に素敵だからって…あれ?...うそっ...なんで私まで、このキモブタを見てドキドキしちゃってるの♡…あぁ♡そっか♡私もコンラン光線で...最初から手遅れだったのね♡)


 雲母の主人格も別人格も仲良く、肉棒が大きいだけの醜いオスに屈服して好意を抱き、罪悪感混じりの浮気心を膨張させる。

男の醜悪な見た目も生臭い吐息も汚い部屋も嫌悪→愛着へと変貌し、炎城 烈人に抱いていた恋愛感情が消えていく。


「ふごっ!ふんごっ!ぎもぢいい!雲母!彼女!ボクの彼女になれっ!」

「っ♡は、はひっ......ちがっ♡...死んでも、おこと...わり♡」

「あ〜イク!イク!もう2回目の中出しやっちゃうよぉ〜!」

「らめぇ♡らめっ♡今中出しでイかされたら...心が♡感情が書き換え完了されて♡本気で好きに♡」


どっびゅーーーーーーー!♡♡♡ぐりゅぶるるるる!♡♡どびゅるぶるるる!!♡♡♡


(あっ♡終わった♡)


「イケ!孕めっ!ボクのオンナになっちゃえ!!」

「くぉぉぉぉぉ!♡♡♡ぎひっ♡おひっ♡ほへっ♡」


 射精しながらグリグリと腰をすり付けて、一滴でも多くの元気な種子を孕み部屋へとねじ込んでいく。

最低最悪のNTRセックス、最低最悪の愛の告白に、雲母は下品で女の子失格なガチアクメをキめてしまう。


「ぶっふー...ぶっふー...射精しすぎて金玉痛ぇ〜!種付け生セックス最高ぅ〜!...ねぇ、雲母ちゃん...ボクと正式に付き合ってくれるかなぁ?」

「フー♡フーーー♡♡フーー♡..........ごめん、炎城.........し、仕方ないわね♡…今日から...たった今から...あんたのちゃんとした彼女に...なってあげるわよ♡…この変態寝取り魔♡ちゅっ〜〜〜っぱ♡」


 雲母の瞳にはハートマークが浮かび上がり、その目には”最愛の彼氏”しか映っていない。

元カレへの罪悪感は一瞬で蒸発し、恋愛フォルダの上書き保存が完了した。

巨漢のオスに乗り掛かられている苦しさもなんのその...愛を確かめ合うような淫らで情熱的な事後ベロチューが、惜しげもなく繰り広げられている。


「べっろ♡べっぢゅ♡んっろ♡」

「べろ〜!べろべろ!ぢゅるるる!初彼女の唾液うっめ〜!彼女なんだからこれから毎週末会いに来てね雲母!毎週末ず〜〜っとセックスして、赤ちゃん作って、結婚しようね!」

「うん♡うん♡…うん♡そうする♡というか毎日会えるようにこっちに転校するから♡好き♡大好きだよ、ゆーすけ♡」


 正式な交際関係に至った2人はそれから一度休憩を挟み、食事もせずに時間が許す限り交尾に明け暮れる。

元カレへ一言「突然ごめん。別れよ」とだけ送った雲母のスマホは、しつこく振動を続けていた。



             完

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