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「ミューモン誕生秘話」は本邦初公開の超絶レアな設定画や開発エピソードを

ご紹介しながら、ミューモン達の誕生の秘密に赤裸々に迫る、

「月しょば」だけの特別企画です♪


第4回目のバンドは【ウワサノペタルズ】!

微笑ましい田舎の高校生バンドはどういった経緯で誕生したのか、

担当デザイナーにインタビューしました!

それじゃあ、いっくべーーー!

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──まずはどういった流れでこのバンドが開発されたのでしょうか?

開発当初、とにかくいっぱいミューモンを制作しよう! 

みたいな感じでたくさん制作をしていました。

その中の1つとしてこのバンドがありました。

「田舎感・学生っぽさ」というコンセプトは最初から決まっていましたね。

当時、まだ多くのミューモンが生まれていなかったので、

わかりやすさを重視していました。

なので属性も、田舎といえば……草……自然いっぱい……だから【木属性】にしました。バンドロゴにもぐるぐるのツタを付けてみました(笑)

あと作曲者のKAMEKICHIさんから、メガネをかけていて大人しく、学校が終わったらすぐに帰ってしまうような美少女を入れてほしいという要望も強くありました。


──それはもしかして、ぽ……? キャラクターに関しても経緯をお聞かせください!

焦らないでください(笑)

まず、田んぼの畦道を歩いて学校に通っているような子達のイメージを持っていました。田舎の学校だけど、「あそこの学校の軽音部は才能があってすごい!」みたいなウワサが立つような実力のあるキャラクター達にしたいと思っていました。

なので、バンド名にも「ウワサノ」が入っています(照)


種族に関しても、田舎に住んでいるような動物から連想をしました。

タヌキ……、柴犬とか、ハクビシン……キツネ、あとカメとかですかね。

田舎感を出すとなると、どうしても地味なデザインになってしまって、苦労しました……。

────「地味」という壁を越えて……────


──「地味なデザイン」というワードが重要になって来そうですね……!各キャラのこだわりポイントを教えてください!

しばりんは、中高生の「前髪命!」という要素をどうしても入れたいと思っていました。前髪がうねってしまうので、ピンで留めています。

素朴な女子高生のようなイメージが出しやすかったです。


きっつんは、ギャル度合いにこだわりました。「都会の雑誌」というよりは、「都会に憧れている子が読む雑誌」で情報収集しているような子にしたいと思っていました。伝わりますでしょうか……?あと田舎の寒い地域のイメージがあったのでジャージのズボンを履かせました。※編集部注:月里村は寒い地域ではありません。


はっくんは、垢抜けないような子にしたかったです。ですが、垢抜けない感じを強く出しすぎると、地味になっていく一方で、人気が出ないんじゃないか……と怯えながらデザインをしていました。ハクビシンの模様が目立ちすぎても……とか、ヘタレ感をどう出すか……とか、苦労しましたね。


ぽこえは、冒頭でもお話したように、作曲者のKAMEKICHIさんから、メガネをかけていて大人しく、学校が終わったらすぐに帰ってしまうような美少女がいいかも……という要望が常に頭の片隅にありましたので、「メガネを外して欲しいと思われる子にしなきゃ……!」というプレッシャーがありました。それにしても、作曲者さんの強い想い、且つ明確なイメージ……。学生時代何があったのか気になります……。


こちらが当時描いた、ブロマイドのラフです。


──苦労した点はありますか?

やはり地味さ加減ですね。

例えば、はっくんだと地味さ・垢抜けない感じを出しつつも、裏で「モテたい」という下心をどうしたら良いか。

ポーズを格好つけた感じにしたり、文化祭の時に少しシャツを出したり(はっくん本人は考えに考え抜いてシャツを出しています)、プラスの要素を加えて、地味さ加減を調整していました。

ぽこえについては、実は最初の種族がカメだったのですが、これは地味でモテない……!となり、タヌキに変更となりました。


──そうだったのですね!初期から一番変わったキャラを伺いたいのですが、ぽこ……?

焦らないでください(笑)(笑)

お察しの通り、ぽこえが初期から一番変わりました。

先ほど、前の種族はカメだったとお伝えしたのですが、

ぽこえに熱い想いを抱いていた作曲者のKAMEKICHIさんの名前から拝借して、種族をカメにしていました。ぽこえの初期のデザインは皆様のご想像にお任せします……。

最終的には、地味さを超えて可愛いデザインになったのではないでしょうか。

──すごく変わりましたね!大きい姿のデザインについてもお聞きしたいです!

初代アプリリリース当時、ショバフェスのように最初から大きな姿があったわけではなく、毎月のガチャで、順番に大きい姿を出していました。

当時、アプリで遊んでくれていた方々は、

「次はどのキャラの大きい姿が見れるんだろう……?」

と、楽しみにしてくれていたのではないでしょうか!

私達制作側も、どういうデザインにしたら喜んでいただけるかを考え、楽しみながら制作していました。

ウワサノペタルズは、ぽこえ→しばりん→きっつん→はっくんの順で大きい姿が初代アプリで登場しました。前段の通りですが、当時運営チーム内では特にぽこえがアツく、あのミニキャラの姿からどのような大きい姿になるべきなのかを、試行錯誤していました!




──開発当時の思い出を教えて下さい!

当時は入社してすぐだったので、新鮮な経験でした。

仕事にまだ慣れていなかったこともあり、四苦八苦していましたが、

1キャラ1キャラを大切に考えていくことができ、

ラフもたくさん描けて楽しかったです。

あと、お客様が喜んでくれるデザインを勉強するために、ゲームをしたり、漫画を読んで勉強しました。ここで「絶対領域」という言葉を覚えましたが、未だになんで「絶対」なのかは分かっておりません……。


──最後に一言お願いします!

ウワサノペタルズを生み出すことができ、楽しかったです。

みなさんが愛してくれて、嬉しい気持ちでいっぱいです。

私もこれをキッカケに、音楽に触れることができ、

友達にヴァイオリンを借りて、「ド」を弾けるようになったり、家族のギターの弦を張り替えることができるようになったり、成長することができました。

はっくんには、このまま真っ直ぐ大人になってほしいです。

今後とも、ウワサノペタルズとSHOW BY ROCK!!をどうぞよろしくお願いします!


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いかがでしたでしょうか?

担当デザイナーの試行錯誤の結果、地味さを超え、愛されるキャラクターとして生まれた経緯を知ることができ、ウワサノペタルズに更に愛着が湧きました♪

これからもウワサノペタルズの成長を、

ロッカーのみなさんと一緒に温かく見守っていきたいです!

ぜひ感想もお待ちしております♪


来月のミューモン誕生秘話はどのバンドがピックアップされるのでしょうか……?

どうぞお楽しみに!


©2022 SANRIO CO.,LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会M




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Comments

紀州の梅

開発時ラフかわえ…SRブロマイドも「大きい姿」のお披露目も懐かしい!どうやら4人のそちらの姿は最初から用意されていたわけではないのですね メガネ美少女に並々ならぬ情熱を抱くKAMEKICHIさん的に『メガネを外して欲しいと思われる子』はどうなんだろう…外さなくていいんじゃねえかな…推測ですが… ショバフェスでイメチェンしたはっくんについては別の方が手がけた様子?その辺はまたどこかで伺いたい…!

Anonymous

ぽこえちゃんの変遷、興味深く見させていただきました…!言われてみると色が緑っぽくてカメさんの面影を感じますね。 あとシナモ〇ールスタッフブログのかめこさんを思い出しました。

Anonymous

カネ……じゃなくてKAMEKICHIさんのこだわりがすごい。 デザイナーさんのはっくんへの親目線が素敵です!