グラデーションマップ1から作ってみる解説 (Pixiv Fanbox)
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こんにちは。狗ヲです
寒さが続きますがいかがお過ごしでしょうか
冬至が過ぎたのに全然日が長くなる気がしません
なんなら次また夏至が来て日が短くなっていくことを考えると結構さみしいです
さて、今回はグラデーションマップの詳しい説明をしていきます
グラデーションマップの基本操作はggっていただけますと幸いです
まとめてみましたが多分説明不足なんだろうなあと思うので質問があればお気軽にコメントしていってください
都度追記します
では、どうぞ
まず、普通に線画を描きます
線画は合成モードが乗算のブラシでグレーで描いて、レイヤー効果を乗算もしくは焼き込み(リニア)にします(こうすることで色トレスの手間が省けることが多いです)
次に、隙間なく囲って塗るツールで塗ります
隙間対策です
次に、肌にかけるグラデーションマップのことを意識しながらほぼ白に近いグレーを置きます
この色の理由はのちほど解説します
肌の部分だけいじれるようにしておくととても楽です(絵によってはわけなくてもいいですがイヌヲは基本わけます)
光の当たる方向を意識してざっくりと色を置きます
色はだいたいでいい(グラデーションマップで整えるもしくはガラッと変わるので)ですが、イヌヲはモノクロではなく置きたい色に近い色を置いています
完成形が想像しやすいのと、だいたいグラデーションマップを置いてみたら近い色合いになることが多いので
まずは肌の色から決めていこうと思います
いつもは固定のグラデーションマップを使っていますが、今回はデフォルトからいじっていきたいです
肌だけマスクしています
また、グラデーションマップは不透明度100%でかけていきます
まず肌の下塗りの輝度くらいのところに肌のベースにしたい色を置きます
明度と輝度は厳密には違うようで、グラデーションマップは輝度を基準にしているみたいですがほぼ白なので明度と同じ98のところに置きます
肌のベースの明度を98くらいにするのはこのためです
他のパーツでも慣れてきたら「グラデーションマップのここの目盛りにこのパーツの色が来てほしいな、だから下塗りはこのくらいの色にしよう」となっていくと思います
どんどん「この明るさのところにこの色が来てほしいな」というのに従って色を置いていきます
黒がはっきりある方が好きなので一番左に真っ黒を置き、黒と青みグレーとピンクの並びも好きなのでそれが出る配置にしました
肌の赤みがわかるように頬にほてりを追加しました
ほてりはたいていその時選んでいる色の明るめの色で適当に塗っています(グラデーションマップを不透明度100%でかけているため輝度が同じであれば何色でもいい)
微調整をして終わりです
こういう色味が好きなので既存のものとほぼ一緒になりましたがだいたいこんな感じです
ほしい色味がしっかりしてる場合はほかの絵からスポイトするのもいいと思います
あとは気に入った色味が作れた際は素材登録しておくと次から同じグラデーションマップを使えますのでおすすめです
肌ができたので肌以外の色を決めていきます
ここで作りたい色によってはパーツごとにマスクでグラデーションマップを分けることもあります
今回は色が少ないのでこのままいきます
ざっくりと色を置いていきます
黒をパキッとさせるのが好きです
色を増やしていきます
正直1からグラデーションマップ作るの初めてなので色の増やし方がわかりません
適当に水色とか濃いピンク入れていけば差し色っぽくなりますね
ただ・・・黒い布地の予定のところが白くなってるので修正していきます
比較(暗)などで対処していきます
色の調整を試みています
これは完成してからかけた方がいい加工なので完成してからまた調整してみます
肌以外のパーツで作ったグラデーションマップの最終はこうなりました
以上です。
グラデーションマップの解説はこれで終わりです
あとはレイヤーを統合して塗っていくだけです
ちなみに、今回の絵は色味が統一されていますがたくさんの色を絵に使いたいときはマスクでどうにかするか、またはグラデーションマップを使わないでください
ですがグラデーションマップの中身を細かく変えることで「グラデーションマップ使った感」を抑えることができると思います
厚塗りをすることでも抑えられます
まあイヌヲは他人にグラデーションマップだったの!?見えな~い!!って言われたことたぶんないので自分の美意識を貫きましょう
おまけ
グラデーションマップをレイヤー効果「輝度」でかけると面白くなります
おすすめですが私はうまく使いこなせません
おまけ2
メイキング
おわり