【4】ラガー兄貴のおならバースデー (Pixiv Fanbox)
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あぁ~疲れたぜ・・・流石に5時からの朝練はきついなぁ~。
でも大会近ぇから頑張らねーとな!
ん?そういえば今日はあいつ(弟)の誕生日だっけ?最近部活やら飲み会やらで構ってやれてなかったからなぁ、何かしてやろうかな。
あ~っでも金欠だしどうしようかな。
自宅(弟の部屋)
「入るぞ~」
って寝てんのかよ。ほんっとうに昼寝好きだな・・・・・・。
ったく愛しの兄貴がクタクタになってもバースデー祝おうとしてやってんのによぉ。
さ~ってどんなプレゼントしてやるか・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
おっそうだ!コイツ昔俺のパンツとか、臭いを嗅ぐの好きだったよなぁ、まぁ今よりもっとチビん時だけど・・・・・・。
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ(腹の音)
あっ、なんかデカいのが出そうだな。稀にくる数ヶ月に一度くらいのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんだけデカいなら逆にレア感あって喜んでくれるかもな。
よしっ!!目覚ましと併用で特別なのくれてやるぜ!!
兄貴は弟の体を潰さないように両足の指先で弟の体を挟んで固定した。
後の贈り物の為だが、バカ力で加減が上手くない兄貴なので、指先の指圧と、練習で使い果たした靴下からの激臭が弟を苦しめる結果となった。
「!?!?!?!!!!!??!?!?!?」
「おうっ!起きたかぁ?誕生日お・め・で・と・う~。」
「なっんっっっっぷ!!なにしでっっ!!ぐっさぁぁぁぁぁ!!!!」
「何って誕生日プレゼントだぁ!!お前覚えてるか?お前、昔は俺のパンツとか臭いまくるの好きだったんだぜ?今でも俺の逞しい雄のフェロモンが好きなんじゃないかと思ってよぉ。」
「何言っで!!それは兄貴が嗅がねぇとプロレス技掛けたりしてくっからゴバババァ!!」
「おいっ!動くな動くな。ギリギリお前のほっっそい身体潰さねーように気を付けて支えてんだよ。」
「(うっぷっ!!臭いで戻しそう~~~~~)」
「流石だろ?俺の体幹だからこそなせる業だぜ?俺のプレゼントはちょいと刺激的だからなぁ、堪能してもらうには仕方ねぇんだ。我慢しろ!」
そう言うと少しの間兄貴は静かになり、腹部に意識を集中させた。
「さぁ~そろそろいくぞぉ?数ヶ月に一度のレアな一撃だ気に入ってくれよ?」
お茶目を言った後、兄貴は息を深く吸った。
しばしの沈黙が訪れた後、兄貴の力みと共にそれは放たれた。
数ヶ月に一度の、超濃厚な大放屁が弟の顔面に降り注ぐ。濃い黄色とも茶色ともとれる気体の色は、それを嗅いだ者が、どんな目に遭うかを容易に想像させるには十分だった。
弟の、断末魔のような声をかき消すように、兄貴の尻の穴から間抜けだが、すさまじい音が連続で放出され続ける。
「がっはっはっはぁ~!まだまだ出そうだぞ?兄ちゃんはまた練習漬けだから、寂しくならねーようにしっかりと出していってやるからな!安心しろぉ!!」
弟の部屋は最早、常人の立ち入れる空間ではなくなった。
兄貴の放屁は第一発目から1分立っても一定のリズムで出続ける。放屁の毒ガスは弟の部屋の半分を呑み込んでしまい、ガスを受け続けている弟は、意識を当に失っている。
悪戯的だが、愛情は込めている兄貴の誕生日プレゼントは弟の今後の人生にどう影響を及ぼすかは我々は知る由もない。