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日曜日には完成させたいところですが、どうなるかはわかりません。




校舎裏の片隅にひっそりと立てられている体育倉庫。

そこは使われなくなった体育器具が置かれており、新しい体育館ができて内部に体育倉庫が新設されてからは滅多に人がやってくることはなかった。

だからこそ、人気を避けて何かをするにはうってつけの場所だった。

今、薄暗い体育倉庫の中は二人の少女が出す熱気に満ち満ちていた。

床に敷かれたマットの上に倒れ込み、互いに相手の裸体に足を巻き付けて絡み合いながら両手ではギチギチと音がするほど髪の毛を引っ張りあっている。

少女たちの口からは苦悶の呻き声が途切れ途切れに漏れ出し、その間には相手への罵倒がつぶやかれていた。


「んぐぅ・・・あんたなんかに・・・ひぎぃ・・・負けられないのよ・・・ッ」

「あぎぃ・・・誰が・・・てめえなんかに・・・うぐぅ・・・負けるかよ・・・ッ」


少女たちが着ていたであろう制服は壁際に脱ぎ散らかされていたが、下着はボロボロに引き裂かれたような残骸になってマットの上に散らばっていた。

さらに少女たちの体にはいたるところに痣やひっかき傷ができており、マットには抜けた髪の毛が落ちている。

これまでかなり激しい取っ組み合いを繰り広げてきたことが容易に想像できた。

長い黒髪で色白の肌をした少女はクラスの委員長を務めている模範的な女子生徒で、長い髪を茶髪に染めて全身を焦げ茶色に焼いた少女は不良少女だった。

まさしく正反対の少女たちは、お互いに相手を心の底から軽蔑し憎んでいた間柄だった。

委員長の少女はことあるごとに不良の少女を注意していき、不良の少女はそれに対して徹底的に反目していった。

しかも不良の少女は自分の女らしい体つきを使って男性教諭を篭絡しており、それによって単位を取っているだけではなく何人かの先生をバックにつけていた。

それらの先生が不良の少女をかばうため、いつも委員長の少女はあと一歩のところを踏みこめなかった。

互いに相手をいつか絶対に叩き潰そうと狙っていた委員長の少女と不良の少女。

どちらも相手の存在が許せず、積もり積もったわだかまりはもはや憎悪の域に達していた。

周りの生徒たちも二人の少女の険悪な雰囲気を察して遠巻きに見つめるばかり。

誰も介入しない少女たちの冷戦は、ある日決定的なきっかけを経て大きく爆発することになったのだった。



その日も委員長の少女と不良の少女は揉めに揉めた。

結局ある先生が間を取りなしてうやむやになってしまったが、委員長の少女は内心とんでもなく苛立ちを抱えていた。


(なぜあんな出来損ないの不良女を庇うのですかッ!!!!

 やはり所詮先生といえども女体には敵わないとでも?

 恥を知りなさいッ!!!!)


委員長の少女は不良の少女を庇った若い男性教諭に頭の中で罵詈雑言を発しながら、愛しい恋人の元に向かっていった。

今はもう放課後になっており、残っている生徒もほとんどいない。

職員室で今回の揉め事の報告をおこなっていった委員長の少女は、自分を待ってくれている恋人の少年に申し訳なさを感じながら早足で廊下を歩いていく。

そしてようやく恋人の少年が待っている教室が見えてくると、入り口から不良の少女が恋人の少年を連れ出して階段の方に消えていく後ろ姿が目に入った。

その直後、委員長の少女は今まで積もった怒りが爆発するのをはっきりと感じ取った。

すぐに追いかけていくと、不良の少女は恋人の少年を屋上へと連れて行ったようだった。

普段なら絶対にしない行為だが、委員長の少女は階段を全力で駆け上がっていく。

そして屋上で小柄な身長である恋人の少年を壁に押し付けて覆いかぶさるように壁ドンしている不良の少女の姿を見て、委員長の少女はその長い茶髪を両手で掴んで思いっきり引っ張っていった。


「人の恋人に手を出してんじゃないわよッ、この淫売ぃいいいいいいいッ!!!!!!」

「あぎぃいいいいいいいぃいいッ!!!!てッ、てめえッ、離しやがれぇえええぇええええッ!!!!!」

「うるさいいいいッ!!!!誰にでも股を開く分際で喚いてんじゃないわよぉおおおおおッ!!!!」


委員長の少女が力ずくで髪を引っ張って不良の少女を恋人の少年から引き剥がす。

髪を引っ張られる激痛に悶えていた不良の少女だが、すぐに委員長の少女の長い黒髪に手を伸ばすと思いっきり引っ張り返していった。


「うるせえぇぇッ!!!!てめえこそ媚び売ってるじゃねかッ!!!!!

 いつもいつも私の邪魔してッ、いい加減目障りなんだよぉおおおッ!!!!!」

「ひぐぅううううううううぅうううッ!!!!!目障りなのはあんたの方よぉおおおおおおッ!!!!

 出来損ないの分際でぇえええええッ!!!!股開くしか能のない分際でぇえええええええッ!!!!!!」

「んがぁああああぁあああああああああッ!!!!!

 てめえこそぉおおッ、彼氏には随分積極的に求めるらしいじゃねえかぁあああぁあああッ!!!!

 淫乱なのはてめえの方じゃねえのかぁああああああああッ!!!!!」

「あんたみたいに不特定多数の男と寝るわけじゃないのよぉおおおおおおおッ!!!!!

 大事な恋人だからお互いを求め合うんでしょぉおおぉおおおおおッ!!!!!

 単位のためとか内申点のために抱かれるようなあんたが淫乱なのよぉぉおおおおおッ!!!!」

「なんだとッ!!!人が自分の体をどう使おうが勝手だろうがッ!!!!

 だからてめえは気に入らないんだよッ、この偽善者がぁああああぁあああああッ!!!!!」

グイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!ブチブチブチイイイイッ!!!!!!


二人の少女は憎い相手の髪が数本音を立てて抜けるほど引っ張り合い、痛みと怒りで鬼のように歪んだ顔を突き合わせて罵声を飛ばし合った。

壁際に追い込まれていた恋人の少年は、あまりの迫力にただただ少女たちの取っ組み合いを見ていることしかできなかった。

委員長の少女と不良の少女は激しく縺れ合いながら屋上の床に倒れこみ、上になったり下になったりしながら転がり合っていく。

その間互いに相手の足を何度も蹴り合う少女たち。

そのせいでスカートがまくれ上がり委員長の少女が履いているかわいらしいピンクのショーツと不良の少女が履いているアダルトなTバックの黒のショーツが丸見えになっていた。

しかし少女たちは互いに取っ組み合うとこに夢中で、スカートがまくれ上がっていることなど気にかける様子は微塵も感じられなかった。

恋人の少年の前ではむき出しにあったショーツに包まれた少女たちのお尻が上になったり下になったりと入れ替わり、激しい動きとともに柔らかな尻肉が震える姿が堂々と晒されていた。

顔中を赤く染めて恥ずかしがる恋人の少年は、しかしその痴態から目を背けることはできずにじっと視線は二人の少女の晒されたお尻に注がれていたのだった。


「んぎぃいいいいいぃいいいいッ!!!!!!!このぉおおおおおおおおぉおおおおッ!!!!!

 使い古されたガバガバマンコがぁあああああああぁあああああああッ!!!!!!

 そんなに男が欲しいならぁッ、私が代わりに指を突っ込んでやるわよぉおおおおおおッ!!!!!!」

グチュゥゥゥウウウゥッ!!!!!!!

「あひぃいいいぃいいいいいんんッ!!!!!!てッ、てめぇやりやがったなぁあああああああぁああッ!!!!!

 上等じゃねえかぁああッ!!!!!!てめぇのマンコの具合も確かめてやるよぉおおおおおおおおッ!!!!!」

グチュゥウウウゥウウッ!!!!!!!

「はぁああああああんんんッ!!!!!淫売が私のマンコに勝手に触ってんじゃないわよぉおおおおおッ!!!!!」

「うるせぇえええッ!!!!!!てめぇこそ私のマンコを勝手に愛撫してんじゃねぇえええええええええッ!!!!!」

グチュゥウウッ、グチュゥウウッ、グチュゥウウッ!!!!


横向きで絡まり合ったまま倒れ込んでいる委員長の少女と不良の少女は、相手の髪を引っ張っていた右手を離して相手の股に伸ばしていき、互いの股間をショーツの上から鷲掴みにした。

指先で割れ目をなぞるようにしながら乱暴な手つきで擦り上げていくと、取っ組み合いで興奮したためか既に湿り気を帯びていた少女たちの股間からは淫靡な水音がした。

すると少女たちは相手の股間をさらに攻め立てるために指先に力を込めてより激しく擦り上げ始めた。


グチュグチュグチュグチュグチュゥウウッ!!!!!!

「ぁあああッ、この淫乱委員長がぁああああああああッ、くひぃいいいいいいぃいいッ!!!!!!!

 優等生ぶっていながらなんだこのマンコの濡れ具合わよぉおおおおおッ!!!!!

 そんなに私との喧嘩で興奮したのかぁああッ、くひぃいいいッ、ええッ、どうなんだよぉおおおおッ!!!!!」

「んふぅううううッ、この淫乱不良の分際でぇえええええええええッ!!!!

 あんたなんかに興奮するわけないでしょぉおおおおおおッ!!!!

 あひぃいいいいッ、これはッ、目障りなあんたを屈服させられることにッ、興奮しただけよぉおおッ!!!!!

 んはぁああああああッ、あんたこそぉおおおッ、女でも興奮するなんて本当に淫売ねぇえええええッ!!!!」

「はぁああああああああぁあああんんんッ、ふざけたこというんじゃねぇえええええぇええええッ!!!!

 私の方が目障りなお前をぶっ潰せることにぃいいッ、興奮してるんだよぉおおおおおおおッ!!!!

 おらぁあああッ、とっとと彼氏の前で無様にイけぇえええええええぇええええええええッ!!!!!!!!」

「おほぉおおおおおおぉおおおおおおおッ!!!!!それこそふざけんじゃないわよぉおおおおおおおッ!!!!

 だれがあんたなんかにイかされるもんですかぁあああああぁあああああああああッ!!!!!

 イくのはあんただけよぉおおおおぉおッ!!!!!!ほらぁああああッ、さっさとイけぇえええええええッ!!!!」

「「んほぉおおおおおおおおおおぉおおおおおおッ!!!!!!こッ、この淫売女ぁあああああぁあああッ!!!!!

  イけぇええええッ、イけぇええええッ、イけイけイけイけイけぇえええええええええええええッ!!!!!」」

グチュグチュグチュグチュグチュッ!!!プシュプシュゥウウウゥウウウゥッ!!!!!


互いの指がショーツを盛り上げるほど勃起した相手のクリトリスを押し潰し合った直後、その刺激によって我慢を続けていた二人の股間が決壊した。

勢いよく潮が噴き出して少女たちの太ももを淫靡に濡らしていく。

委員長の少女と不良の少女は真っ赤に染まった顔をのけぞらせて舌を出しながら無様な嬌声を吼えながら、最も憎く思っている女にイかされるという屈辱を味合わいながら全身を小刻みに震わせていた。

腰をひくつかせながら絶頂の余韻に浸る二人の少女たちはお互いに顔を戻して相手と視線がぶつかり合うと、その瞬間あっという間に全身の快感が怒りに置き換わった。


「この淫売不良女がぁあああッ!!!!!よくもやってくれたわねぇええええッ!!!!!!

絶対に許さないんだからぁああああッ!!!!!」

「うるせえ淫売委員長がぁああああッ!!!!!!!許さないのはこっちの方だぁああああッ!!!!!!!

 めちゃくちゃに犯して二度と学校に来れなくしてやるよぉおおおおッ!!!!!」

「ふッ、ふたりともやめてッ!!!!!」


再び互いの股間を相手の潮で濡れた右手でショーツごと鷲掴みしていった少女たちの間に、傍観していた恋人の少年がついに割って入った。

しかし火のついた少女たちにとってそれは邪魔でしかない。


「邪魔しないでッ!!!!この女を今日こそぶっ潰してやるんだからぁああッ!!!!」

「邪魔すんじゃねぇッ!!!!この女を今日こそ叩き潰してやるんだよぉおおッ!!!!!」

「これ以上ここで騒いだら誰か来ちゃうよッ!!!!!!

 もし他の人に見られたらッ、二人とも大変なことになっちゃうッ!!!!!」

「「ッ!!!」」


少年の言葉にはっと我に返った委員長の少女と不良の少女。

確かにこんなところを見られたら、二人ともただで済むはずがない。

相手を潰すために徹底的にやり合う覚悟はあるが共倒れはごめん被ると考えた少女たちは、殺気立った視線で睨み合いながらもお互いに相手から手を離していった。


「そうね・・・確かにここではまずいわ。」

「ちッ・・・仕切り直しか・・・」

「ふぅ・・・」


少女たちが自分の意見を聞いてくれたことにひと先ず安堵の息を吐く少年。

正直あのままどうなるか見ていたい気持ちもないわけではなかったが、さすがにこれ以上はやらせておくわけにもいかなかった。

しかし少年の安堵も束の間で、委員長の少女と不良の少女は近づき合うとお互いに額と額をぶつけ合いながら真っ向から睨み合った。


「明日の朝8時に校舎裏に来なさい。

 あそこには使われていない体育倉庫があるわ。

 そこなら誰の邪魔も入らないはずよ。」

「上等ぉ。

 明日は学校も休みだから人もいねぇ。

 ならどっちが相手を喰い殺すか、タイマンでの決闘といこうじゃねぇかッ!!!!!」

「のぞむところよッ!!!

 いい加減あんたの相手にもうんざりしていたのよッ!!!!

 どちらかが負けを認めるまで終わらない、女と女の決闘をしようじゃないッ!!!!」

「はッ、無様なアへ顔をそこにいる彼氏に拝ませてやるよぉッ!!!!!!

 せいぜい今のうちに幻滅されないようにしとくんだなぁッ!!!!」

「安心してッ!!!!彼が目にするのは無様な負け犬の腑抜けたアへ顔になるわッ!!!!

 私が幻滅される心配よりッ、自分の心配をした方が賢いんじゃないッ!!!!」

「てめぇッ」

「なによッ」

「あわわわッ」


今にも取っ組み合いを始めそうな少女たちに、少年は右往左往するしか出来なかった。

しかし少女たちはそんな少年をよそにお互いに一歩下がって距離を開けた。

その直後ッ、


バシィインッ!!!!

「「んぶぅううッ!!!!」」

「!!!」


相手の潮が付いた右手で互いの頬を思いっきり張り合った少女たち。

少年が唖然とするが、少女たちは横に向いた顔をゆっくりと戻していく。

かすかに赤くはれた頬に透明な粘り気のある淫液がわずかについている。

そして無言のまま睨み合った少女たちだったが、不良の少女が踵を返して屋上から出ていった。

あたりに広がっていた緊張感が途切れると、少年は大きく息をついた。

だが、まだ何も終わっていない。

むしろこれから始まるのだ。

少年は思わず恋人である委員長の少女に目を向けるが、委員長の少女は不良の少女が出ていった出口をじっと睨み続けていたのだった。






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BNM

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