思いついたネタ その46 (Pixiv Fanbox)
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その45の続きになります。
少年とって衝撃的な事態に直面してから一週間がたった。
久しぶりにフィットネスに訪れた少年に対し、従姉は変わらない態度で接していった。
戸惑う少年の反応にも特に気にかける様子もない従姉だったが、シャワー室で激しい取っ組み合いを繰り広げた同僚の女が現れた時、表面上は変わらないものの全身から嫌悪の雰囲気を出したことを少年は敏感に感じ取っていた。
それは同僚の女も同じだった。
少年に挨拶する同僚の女の前にわざと立ち、少年を視界に入れないようにする従姉に、同僚の女は表面上は笑っていながらも冷たい視線で見つめた。
その二人の様子から、少年はまだ何も終わっていないことをはっきりと感じ取ったのだった。
その日は、特に何事もなく無事に終えた。
しかし帰り際に従姉に呼び止められた少年は、次の休みの日にフィットネスクラブに来るように言われた。
それが何を意味するかなんとなくわかった少年は、弾む心臓を抑えるように手を当て、熱くなる股間を意識しながら曖昧に頷いた。
その様子に笑みを浮かべる従姉だったが、その顔は獲物を見つけた肉食獣のような獰猛さを内に秘めているのであった。
休日、少年は言われた通りフィットネスクラブにやってきた。
他の利用客がいないしんとした中を歩いていくと、従姉が出迎えてくれた。
少年は従姉に連れられるまま歩いていくと、普段はボクササイズで使われるリングが置いてある部屋にやってきた。
そのリングの中では、同僚の女が待ち構えていた。
少年に対しにこやかに声をかける同僚の女に従姉が鋭い声で牽制すると、二人の間は一気に重苦しい雰囲気を醸し出していった。
あたふたする少年に、従姉は置いてあったゴングを渡す。
しっかり見ていてねと声をかけてリングの中に入ると、従姉と同僚の女は着ていたタンクトップとスパッツを脱いでいった。
全裸になった女たちは、相手に向かってゆっくりと近寄っていく。
大きく張った胸と胸を押し合わせながら睨み合う女達の姿に、少年は興奮を隠せなかった。
従姉が同僚の女の顔に唾を吐きつけると、同僚の女もすぐに従姉の顔に唾を吐きつけ返す。
どちらも全身から殺気を迸らせた女達は、同時に少年に視線を向けた。
その意味を、少年はしっかりと受け取っていた。
カー―ンッ!!!
少年が鳴らしたゴングを合図に、女達の喰らい合いが始まった。
互いに相手に絡みつき、リングに倒れこみながら激しい取っ組み合いを繰り広げる女達。
少年は瞬きするのも惜しいとばかりに女達の闘争を見ていた。
白い肉付きの良い女体がこれでもかと絡み合い、お互いを犯し、喰らい、辱め合う。
少年が固唾を飲んで見守る中、女達の闘争はさらに勢いを増していくのだった。