思いついたネタ その11 (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-11-23 03:30:07
Edited:
2020-12-12 18:02:29
Imported:
2022-05
Content
『絶対に夜中に山にある洞窟に入ってはならない。』
昔からそう言い伝えのある村で育った少女のAは、特にその言い伝えが気になっていた。
親に教えてもらおうと聞いても、親も昔からの言い伝えだからとしか知らず、
また安全面から考えても夜中に洞窟に行く意味はないため深く考えずにいたのだ。
しかしAはどうしてもその言い伝えが気になって仕方がなかった。
親が危険だというのもわかるのでしばらく我慢していたが、ある日両親がいない日を狙ってついに洞窟に行く決意を固めた。
暗闇の中を懐中電灯の明かりだけを頼りに洞窟に向かう少女A。
そしてついに件の洞窟にたどり着いた。
抑えきれぬ好奇心のまま洞窟の中に入った少女Aは、どんどん奥に進んでいった。
何かに引き付けられるように進む少女Aは、懐中電灯だけの明かりしかない真っ暗闇の洞窟をためらうことなく進み続けた。
しかし途中で何かに足を取られて滑らせてしまった少女Aは、転んだはずみでどうやら傾斜となっていた坂道を転げ落ちてしまった。
少女Aの悲鳴が洞窟の中に響き渡る。
しかしそれもすぐに途絶えて、あたりは再び静寂が戻っていったのだった。
少女Aが気が付くと、下半身を泉に浸して倒れこんでいた。
どうやら少しの間気をうしなっていたようだが、けがはしていなかった。
少女Aがいる空間は天井が空洞になっており、浅い泉が広がっていた。
ゆっくり立ち上がろうとした少女Aだったが、その前に泉の中から何者かが出てきた。
その人物を見て、驚きの声を上げる少女A。
なんとその人物はまさに少女Aと瓜二つだった。
何も身に着けていない少女A’は、挑発気味な笑みを浮かべたまま少女Aをじっと見ていた。
その顔を見た少女Aは、自分がなぜこれほどまでにこの洞窟に魅かれていたのかがはっきりと分かった。
少女Aはきっとこれを求めていたのだ。
自分でも気づかない心の奥底でくすぶっていた願望。
自分自身を徹底的に犯したいというある種の自傷願望という歪みが、少女Aをこの場に呼び寄せたのだ。
濡れた体を起こし、ゆっくりとその場に立ち上がる少女A。
自身の目の前に現れた自分と全く同じ容姿をした少女A'の裸体をじっくりと下から上に眺めていく。
そしてこちらを揶揄するように細められた目と視線が合うと、少女Aの体は火が付いたように熱く滾ってきた。
少女Aは見せつけながらゆっくりと濡れた服を脱いでいく。
一枚一枚脱いでいき、それを泉の中に落としていった。
年相応に膨らみかけの胸が露になると、小さなかわいらしい乳首がすでに固く勃起しており、
ピンと上に張って存在感を主張していた。
少女A’の視線が自分の乳首に注がれているのを感じ取り、ぶるりと一度大きく体を震わせる少女A。
最後に残ったショーツは、泉の水に濡れてぴったりと張り付いており、少女Aの割れ目の形が浮き彫りになっていた。
その部分を覆うショーツの布には一段と濃い染みが広がっており、そこからたらりと銀の糸を引いた粘液が泉の中に垂れ落ちていった。
遂に少女Aが最後まで身に着けていたショーツを脱ぎ捨てて全裸になった。
生まれたままの姿で向かい合う少女Aと少女A'。
まったく見分けがつかないほど瓜二つな少女たちは、お互いにまっすぐに相手に向かって近寄っていった。
互いの額と額が触れ合い、鼻と鼻の先が触れ合う。
互いが吐く息を吸い込むほどの至近距離で顔を突き合わせる少女たち。
二人の胸に固く勃起した乳首が刺さり柔肌に食い込んでいく感触は、少女たちの性感を刺激し続けている。
少しずつ、しかし確実に息が荒くなる少女たち。
ごくりと同時に唾を飲み込んだ少女たちは、ひもが切れた番犬のごとく襲い掛かっていった。
ぐちゅぅうううううッ、と柔らかい物同士が密着する音とともに、少女たちはお互いの口に吸い付き合った。
相手の背中に手を回し、しっかりと抱きしめ合った少女たちは、
極上の獲物の口内をたっぷり堪能しようと相手の口の中に舌を突っ込み合って好き勝手に蹂躙していった。
やがてどちらも相手を泉の中へ押し倒そうとするが、まったく同じ力で押し合うため拮抗してしまう。
多少前後に動けどもどちらも相手を押し倒せない状況が続き、だんだんと二人の顔つきが険しくなる。
そしてお互いにぐっと全身を押し込んだ拍子に少女たちの割れ目同士が重なり、勃起し始めていたクリトリス同士がこすれ合った。
直後少女たちの全身を快楽か稲妻のごとく駆け抜けた。
全身を痙攣させながら絶頂した少女たちは、縺れ合ったまま泉の中に崩れ落ちていく。
割れ目から淫液を軽く噴き出しながら突然の快感に戸惑いを隠せない。
だが、これが少女たちの最後の一線を越えるきっかけとなった。
泉の中から体を起こすと同時に、少女たちは再びお互いに襲い掛かった。
もはやなりふり構わない少女たちのぶつかり合いは、飛沫を飛ばしながら全身を絡め、ぶつけ合い、そして喰らい合う激しいものになっていった。
互いに口の橋を吊り上げながら相手の体を貪るように蹂躙し合う少女たちは、
満たされる心と、それと同時に湧き上がる欲望の赴くまま、より激しく互いの体を求めあうのであった。