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#22 「こぉ~~ちょ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ~~♥」  鈴菜の手が貴方の動けない足裏を雑に引っ掻いてくすぐっていく。まるで痒い所を思いっきり掻いているかのように爪をめり込ませ土踏まずの窪みを容赦なくガリガリと……。 「コチョコチョコチョコチョコチョ~~! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!」  少し痛いぐらいのその刺激ではあるが反対の足裏をくすぐるシルクの手袋の刺激は逆にもどかしく、相殺されて丁度くすぐったいと思える刺激に相成っている。  貴方はそのくすぐりに口を大きく上げて笑い狂う。 「ほれほら! もっと笑え!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~~っ!!」  その両手はある程度足裏を責め切った後、今度はわき腹に移動してソコを強烈な揉み込みでくすぐり貴方に強制的な笑いを押し付けてくる。  素手のくすぐりはわき腹の薄肉が変形するようにグニグニと揉みほぐし、手袋をつけた手はその滑りやすさを利用しワシャワシャと軽めに刺激する。そのくすぐったさたるや足の裏の比ではない。無理矢理笑わせるという表現が正しいだろう。  貴方はわき腹をくすぐられる度に身体を大きくビクつかせ、天を仰ぐように顔を上げ唾と涎を垂らしながらゲラゲラと無様に大笑いを放出してしまう。 「コッチも好きでしょ? ココもこんな風にコチョコチョされるのが好きなんでしょ? だったらやったげるわよ! ほ~~ら、コソコソコソコソ~~♥」   わき腹をくすぐった後は決まって貴方の伸び切ったワキに手を伸ばし、強くくすぐったお礼と言わんばかりに優しいタッチで脇の窪みの丘陵を指先が掠っていく。  敏感なワキの神経をむず痒い刺激でくすぐっていくその指の動きに、貴方は笑いと共に強い快感をその刺激に感じるようになっていた。  身体をくねってでも逃げたくなるその痒みに似た刺激を延々と送られ続けるもどかしさ。もどかしくて身体を捻らせて逃げたいけれどそれがさせてもらえない無力感……。弱くて情けない自分……。こんな子供のような攻め手に虐められて情けなく笑い苦しんでいる自分……。それが無性に愛おしく感じ始めてしまい、貴方はいつしかそのシチュエーションに快感を覚えるようになってしまっていた。  拘束された自分は……自由を奪われた自分はなんて弱々しいのだろう……。抵抗が出来ない自分と言うのはなんて惨めなのだろう……。年下にしか見えない調教師に無様に笑わされ、支配され生理現象すらコントロールされ、貴方は恥ずかしくて仕方が無い。仕方が無いけど……それがなんとも気持ち良い。責められ虐められることが気持ち良い。 「そんな顔をしてる余裕があるんだったらもっと笑いなさい!! ほら!! 無理矢理でも笑わしてあげるんだから!! ほらほらほらっっ!!」  むず痒い刺激で貴方のくすぐられる快感を高めた後、今度はわき腹以上に強い揉み込みで胸横の肋骨の間を掻き毟り始める。  ひたすら勢いよく。ひたすら強い力で肋骨の間に指を突き立て、皮膚を抉るかのように爪の先でガリガリと引っ掻き貴方に耐え難い笑意を催させる。手袋をつけた手で引っ掻かれれば抵抗の少ないカサカサしたむず痒い刺激が襲い、痛みは無いがこそばゆさは倍以上に感じてしまう。しかし素手の爪先で引っかかれると鋭い痛みを伴ってくすぐったい刺激が送り込まれる為一瞬こそばゆさが痛みに消される。だけど暫くその強い刺激を味わうと痛みが逆にどうしようないこそばゆさに代わって貴方を笑いの渦に貶めていく。どうしてそのように感じてしまうのかは理解できないが、とにかく“痛こそばい”という新しい感覚に襲われ笑いが更に加速させられる。  もはや酸欠に焼かれた脳は痛みさえこそばゆさに変換してしまい、貴方を大いに笑わせてしまう。 「こ~~ちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~~♥♥ もっと笑って気持ち良くなっちゃえ! ほらほらぁぁ~~~コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ~~♥♥ こちょこちょ! こちょこちょ、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ~~♥♥」  脇の下が……足の裏が……わき腹が……ワキの窪みが……全てくすぐったい! どんな速さで触られても、どんな強さで触られてもくすぐったくて堪らない!  常に身体中がむず痒くさせられ……でもその痒さから逃げられなくて……。  笑いが止められなくて……笑うことが苦しくなって……辛くなっているのに……。  なぜこんなにもこの刺激を欲してしまうのか?  もう分からない。この刺激に麻痺させられた脳では考えて答えなんて出せない。  くすぐったい! 身体中がムズムズする! ジッとしていられない!   笑うのが苦しい! 笑うと腹が捩れるほどに苦しくて痛い! でも……下腹部が熱くなっていく……。くすぐりが続くたびに射精欲が高まって仕方がない!  それも苦しい! 射精欲は高まっているのに射精できないのも苦しくて気が狂ってしまいそうだ。  出したい……。出したい!! もう感覚すらないくらいまで勃起しきった肉棒の先から……気持ち良く出してしまいたい! 出したい、出したい、出したいっっっ!! 「どう? 私のくすぐり責めが快感に感じるようになったかしら?」  貴方は大笑い苦しみながらも必死に頭を縦に振る。もう形振りなど構っていられない。彼女の言葉にすら快感を高められているのが事実なのだから素直に認めてしまう。 「気持ち良くなりたい? この溜め込めるだけ溜め込んだ射精欲を一気に開放してもらいたい?」  貴方は再び大きく頭を縦に振る。早く出したいという気持ちを込める様に大げさすぎるくらいに……。 「言っておくけど、この快感はあんたをダメにするかもしれないわよ? 本当に……コレ無しではイケない身体になっちゃうかもしれないのよ? それでも……良い?」  鈴菜の声が低く脅すように響き貴方の耳に警告を入れる。しかし貴方はなおも頭を縦に振り快感が欲しいと意思を伝える。  その必死な貴方の姿を見せ鈴菜はクスリと笑みを向け貴方に優しい言葉を投げかける。 「いいわ……本来なら今日はくすぐり漬けにして然るべきだけど……今日の私は機嫌が良いわ。今回だけは気持ち良くしてあげる……」 不意に鈴菜のくすぐりが止まる。同時に穴の中のシリコンの動きも動きが止まり、空気が抜けしぼんでいってしまう。 「こんな機械に最後までされるのは嫌でしょ? 最後に私自身の手でイかせてあげるわ。素手でその固いヤツを触ってあげるんだから光栄に思いなさい?」  刺激が皆無になった貴方の体だが直前にくすぐられていた手の感触は鮮明に覚えており、特に脇の下は刺激されていないにもかかわらずくすぐったさを感じるくらいだった。 「さぁ、穴の中のムスコさんはどれくらい成長してくれているのかなぁ~?」  シリコン壁による圧迫がなくなった貴方のイチモツは今にも溜め込んだ淫欲をぶちまけたくてピクリピクリと脈打ちながらその穴の中で次の刺激を待っている。そんな貴方のモノの先端に逆の穴から手を差し込んできた鈴菜の細い手先が触れてしまう。 ――ピュッ!!  その触れた瞬間、不覚にも貴方は僅かな刺激にも我慢しきれなくなっていた先端から精液の一部を吐き出し彼女の指先に粘っこい液体を引っ掛けてしまう。 「フフフ♥ なぁ~に? もう我慢できないの? そんなんじゃ……すぐにイっちゃって楽しみも一瞬で終わっちゃうわよ~?」  指に我慢汁をかけられた事に彼女は怒らず、むしろそれが嬉しかったかのように惚けた目を貴方に向ける。そのいやらしい目つきに貴方はドキリと心臓を鼓動させ大きく生唾を飲む。 「こうやって……触られたら……すぐにまた出しちゃうんじゃない? フフフ♥」  一瞬先端から離れた彼女の手はすぐにまた貴方の亀頭を包むように被さり、勃起しきった先端をゆっくり焦らすようにサワリサワリとあやしていく。そのじれったい刺激に貴方は身体をビクビクビクッと痺れさせ普段出すことのない色の篭った声を出してしまう。 「こんなにココを固くしちゃって……。どんだけ興奮してるのよ……変態♥」  先端から少し奥側の、膨張しきった血管が走る陰茎の途中に指を滑らせ軽く爪先でカリカリと引っ掻く鈴菜。その血管の筋を鋭く刺激するそれに貴方は大笑いしたときと同様に顔を天に向け大きく口を開け快感に喘ぐ。 「ね? これ……シコシコって……して欲しい?」  徐々に背筋がゾワゾワと寒気に包まれ快感が我慢できないくらいに高まった頃合を見て鈴菜が小声で貴方に問いを投げかける。 「右手で足の裏とかワキの下をくすぐられながら……シコシコ~って……して貰いたいでしょ? 私に……」  足の裏かワキの下をくすぐられながら……その言葉に貴方は目を見開いて頭を上下に振る。 「だったら……どっちをヤって欲しい? 足の裏? それとも……ワキ?」  ムスコの腫れ具合を確かめるように這い回る鈴菜の手……その手が陰茎の根元まで伸びた時、彼女の手は上下運動を開始する前段階として手を横向きの筒状に形を変えさせ貴方の淫棒をキュッと握りなおした。  貴方は与えられた最後の選択肢に視線を動かしながらこう答える。 A:足の裏をくすぐりながらイかせて欲しい……と。→→#24へ。 B:わきの下をくすぐられながらイきたい! と。→→#25へ。

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