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#70 「ねぇ……罰は……ちゃんと受けるから……せ、せめて……このアイマスクだけは取ってくれない? これがあると……きつ過ぎるから……」   後半戦終了のアラームが鳴り……そこから5分の小休止を挟んだのち、恵理は再びストップウォッチのアラームを15分に再セットしなおすと共に美咲と目で合図を送り合いながら鈴菜の足元へくすぐる構えを取り直す。  その気配を敏感に察知したであろう鈴菜は、まだ触られてもいないのにまるで冷たい手に触られたかのように足をビクリと震わせ弱々しい懇願を彼女達に零す。 「だ、そうですけど……如何します? 美咲さん?」 「えぇ? そんなのダメに決まってるじゃないですかぁ♥ 鈴菜ちゃんにはこのまま……暗闇の中でいつ何処を触られるか分からない恐怖を味わって貰わないと♪」 「ですよね? 私も同じ意見です……」  ほんの僅かでも慈悲が与えられないだろうかと期待して鈴菜は懇願を零したのだろうが、恵理と美咲はその要望を聞き入れる事などしない。  分かっていた結末だっただろうが、それでも必死の懇願を無為にされた事への落胆は鈴菜に大きな絶望を植え付ける事となる。 「これから行うのはあくまで“仕置き”なのですから、苦痛は最大限まで引き出さないと意味はありません。貴女が目隠しをされるのが嫌だというのであれば、我々は喜んでその“嫌な事”を貴女に与えます」  恵理はそう言葉を綴りながら手を逆手に構え鈴菜の足裏へとその手を差し込んでいくと、時間が惜しいと言わんばかりに早速その手の全ての指を彼女の足裏に着地させていった。 「んひっっ!? んあっっはっっ!!? あ、あ、足に手がっっ!!」  恵理のその行動を上から眺めていた美咲は、自分も出遅れてはならないと自分の狙っていた箇所である鈴菜の腋に背後から手を近づけ、彼女もまた全ての指をその腋の窪みに次々に降下させていった。 「あぎひっ!? わ、わぎっっ!? いひゃっっっ!! いきなり触らないでよぉぉっ!!」  これから責めるであろう箇所にそれぞれ指先を置いた二人はすぐにはその指を動かそうとせず鈴菜の呼吸を測るかのように彼女の口元を見ていた。  そして彼女が息を吐き切ったタイミングを見計らって同時に、添えてあった指が肌の上で暴れるように蠢き始めた。 ――こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! 「びぎゃはっっっ!!? ひぎゃあああぁぁああぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁっぁぁ!!?」  足裏とワキ、二つの部位が同時に激しくくすぐられ鈴菜は最初、戸惑うような悲鳴を大きく上げた。  いきなりの強い刺激に驚いたという感情の方が上回った結果の悲鳴ではあったが、その悲鳴も脳が彼女達の指の動きを“くすぐったい”と感知し始めるとすぐに声色が変わり始め…… 「かはっひっ!? あひひひひ、いひひひひひひひひひひひひ!? ひゃだぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、く、くしゅぐったいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やだぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」  悲鳴にも負けない程の声量で今度は無様な笑いを吐き出し始める。 「あがっっははははははははははははははは、いぎぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、や、やめへっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、同時はキツイぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、同時はキツイぃぃぃっっはははははははははははははははははははははは、うははははははははははははははははははははははは!!」  腕を降ろせず無防備を強いられている鈴菜の無防備な腋の窪みを美咲の細くて長い指がしなやかに引っ掻いて彼女をくすぐる。 「いひぃぃぃっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、いがっははははははははははは、うははははははははははははははははっは、や、やめで!! ホントにやめでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  足の指まで反り返されるよう拘束された足裏を恵理の5本の指が、カカトから足指の付け根までのラインを爪先で行ったり来たり往復してなぞりこそばしている。 「あ、あ、あじのなぞり上げヤバひぃぃひひひひひひひひひひひひひ!! 足裏がムジュムジュしてジッとしてらんなくなるぅぅふふふふふふふふふふふ、くはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」 「フフフ……鈴菜の足の裏は……やっぱり触り心地が良くて……堪らないですね……」 「だぁ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、わ、わきぃぃひひひひひひひひひひひひ、やめでぇぇ!! 窪みを掻き毟らないでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、うへへへへへへへへへへへへへへへへ!! いぎぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」 「アハ♥ コレが良いんですかぁ? ワキ窪みをほじくるこのくすぐり……コレが良いんですねぇ? だったらぁ~ほら! もっとヤったげますよぉ♥ コチョコチョコチョ~~♥♥」 「ぎゃひゃ~~~っははははははははははははははははははははははははははは、や、やめろっで言っでんのにぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、あがははははははははははははははははははははははははははは!! ほ、ほじくるなぁぁ!! んはぁぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」 「美咲さんのくすぐりの方がくすぐったいんですか? だったらコッチも……土踏まずの窪み……ほじくっちゃおっかなぁ~?」 「げへひっ!? や、やめでっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、あんたまで真似しなくていいがらぁぁっはははははははははははははははははははは!!」 「ほ~ら、人差し指だけでほじってあげますよぉ? ほらほらぁ! カリカリカリ~~♥」 「あがっっはぁあぁぁぁぁっっはははははははははははははははははははははは、にゃはははははははははははははははははははははははははは、うひぃぃひぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、こそばいぃぃ!! こそばいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! いひいひいひぃぃっひっひっひひっひっひっひっひっひっひっひっひ!!」 「あぁ……恵理ちゃん真似したねぇ? だったら私は~~腋の端の方の筋を摘まんで~~♥」 「あぎひぃぃぃぃ!? そんにゃトコになにすんのぉぉ!?」 「この硬い筋肉の筋を……モミモミほぐしの刑だぞぉぉ♥ ほ~れ、モミモミモミ~~♥♥」  「びぎゃああああぁあぁぁぁぁ!! ぞごもぐずぐっだいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、あがはははははははははははははははははははははははははは、ひぃひぃいっっ!!」 「やりますねぇ……では私の方は足指の付け根の方に指を移動させて~」 「はぎひっ!? あひぃ! はひぃぃぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、んははははははははははははははははは」 「母指球と小指球の膨らみ……引っ掻きコチョコチョの刑です♥ えい♥」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「ぎひっっ!? ぶびゃはっっっ!! うがあぁっははははははははははははははははははははははははははははははははは、そ、そ、それヤバいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、あじぐずぐっだいぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、はぎゃはははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「そっちがその気なら私だって負けないわよぉ~? 次は胸の横にあるこのアバラをマッサージしてあげるんだから♥」 「あぎぃぃひひひひひひひひひひ、も、も、もやめで!! ホントにぐるじいがらぁぁ!! ホントにぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、いがっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 「鈴菜ちゃんのちっちゃなお胸の横に手を這わせて~♥ あばら骨の隙間に指が入る様に位置を取っていって~~♪ 準備が出来たら~~ほれっ♪ モニュモニョモニョモニョ~~♥♥」 「びぎゃあああぁあぁははははははははははははははははははははは、そ、それツボに入ってるぅぅふふふふふふふふふふふふ!! わだじの笑いのツボに指が入っちゃってるぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふ、ギャ~~ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」 「あばらのツボを責めるとは中々にマニアックに責めますねぇ~~。では私もそれに倣って……少々マニアックな責め方を施してみましょうか……」  お互い競い合うように様々なテクニックを駆使して鈴菜をくすぐり合う二人だったが、恵理の言う“少々マニアックな責め”とやらが執り行われるや否や美咲の責めにもそのマニアックさが伝染し、傍目には異様とも思える不思議な責めの空間が出来上がってしまう事となる。 「一度……鈴菜の足を……こうしてみたいと思っていたんですよねぇ♥」  くすぐる手を止め足裏から手を離す代わりに恵理は、前髪を片手で耳の後ろまで掻き上げつつ興奮により上気していた顔を彼女の足先に近づけていく。そして口元に足の先が僅かに触れる距離まで近づくと、薄ピンクの口紅の塗られた唇を涎の糸を引かせたまま大きく開き彼女の足先を口内へと取り込んでいった。  熱い吐息が直に足指に当てられ自分の足が恵理の口内に入れられたと悟った鈴菜は、あばらのツボを責められている事も忘れ嫌悪感を存分に示す悲鳴を大きく上げ、彼女の行おうとしている行為に対し断固とした拒絶の言葉を返した。 「ちょ、ちょ、ちょっっ!! 恵理っ!! あんた今、足先を口で加えようとしてるでしょっっ!  じょ、冗談じゃないわっっ!! 舐めたりしたら承知しないわよっっ!! 絶対許さないわよっっ!!」   「じゃんねんれひは~(残念でしたぁ~)すじゅにゃのあひはもうわたひのくちのにゃかなのれす~(鈴菜の足はもう私の口の中なのです)あほはこうひへ(後はこうして)……くひをとじへ舐めへあげるらけれす♥(口を閉じて舐めてあげるだけです♥)」  鈴菜の拒絶の言葉に対し返事を返そうとする恵理だったが、口を開いたままの状態で喋ってもその言葉を鈴菜は半分も理解できない。  結局……自分の拒絶の言葉がどう返されたのかを鈴菜は理解することなく、彼女の足先は恵理の閉じた口によって口内に捕らわれる事となってしまう。 「びぎっっ!? あ、あ、あっっがっっはっ!! や、やめろって……言ったのにっっ……ひっっ!?」  足指を拘束しているワイヤーが足首に向かって伸びている為、口を閉じようとしても完全には口内に足先を取り込むことは出来なかったが、恵理は口をワイヤーに邪魔されながらも舌だけは器用に鈴菜の足指の付け根付近に這わせ自分の唾液を塗りたくる様にペロペロと舐め犯し始めた。 「びぎゃあああぁあぁぁぁぁあぁぁ!! 足指を舐めてるぅぅふふふふふふふふ!! 恵理の舌がぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、わだじの足指を舐め始めてるぅぅぅぅ!! いぎひぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!?」  クチュクチュと口内で卑猥な音を立てながら丹念に鈴菜の足指を舐める恵理の舌……その感触が我慢ならない程気色悪かったのか、鈴菜は何度も背筋をビクンビクンと伸ばしたり痙攣させたりして嫌がりを見せる。 「やだぁぁぁあ気持ち悪いぃィひひひひひひひひひ、くすぐったいし気持ち悪いし、もう最悪ぅぅふふふふふふふふふふふふ、いぎゃああぁぁあぁぁぁぁぁ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あっっあっっぅ……」 「ムフフ……にゃめるらけひゃありまへんよぉ!(舐めるだけじゃありませんよ!) こひょこひょもさいかいさせてあげまひゅ♥(コチョコチョも再開してあげます♥)」  恵理は彼女の足指を舐めると同時に遊ばせていた手を再び鈴菜の土踏まずに配置し直してくすぐりも同時に再開し始めた。 「びぎゃああああぁぁああぁぁぁっっ!!? く、く、くしゅぐりもまた始まっだぁぁっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、やだっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、こそばいし気持ち悪いしくすぐったいしぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、頭おかしくなるぅぅぅふふふふふふふふふふふ、いきゃははははははははははははははははははははははははははははは!!」  くすぐりの再開によって再び笑いの濁流に呑まれ始める鈴菜。その様子をしばし見ていた美咲は、口をモゴモゴさせながらも足裏をくすぐっている恵理の姿を見て淫欲をそそられたのか頬をピンク色に染めながらうっとりした目で鈴菜の腋を見直した。  そして、言葉は何も発さず、恵理の責めを真似るように口を大きく開いて顔を真横に傾け、鈴菜の右腋に向けてその顔を近づけさせていった。  開いた口からは熱のこもった吐息が零れ、口の端からは涎が一筋垂れてしまっている。しかし美咲はそんな事などお構いなしに彼女の腋の窪み部分に口の中央が来るよう位置を調節して……そして何の合図も送ることなく鈴菜の腋を自分の口内に包み込んだ。 「ぐひっ!? あぎひゃへっっ!? やひゃっ! 腋の方も生暖かい感触がっっ!!」  背後から噛みつく様な形でワキにむしゃぶりついている格好であるためこちらも完全には腋全体を口内に含むことは出来ていない。しかしその代わり彼女の歯が丁度腋の窪みの部分に食い込む形となった為、美咲は迷わず自分の歯を使って鈴菜のワキを甘噛みして回った。  前歯で腋窩に塗られた蜜をこそぎ落とすかのようにガリガリと……強すぎず、かといって弱すぎる事もない絶妙な噛み加減で鈴菜の腋を齧り回すと彼女は拒絶の言葉を吐く暇も与えられず、腹筋を大いに使った豪快な笑いをぶちまけ始めた。 「びぎゃああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、いへひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、いひひひひひひひひひ、うはははははははははははははははははは!! ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、ぎひぃぃ、いひぃぃぃっっ!! うひぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、はぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」  十字架のてっぺんがグラグラと揺れるくらいに枷を引っ張りまくる腕。僅かに浮かせた背中は柱をへし折らんとする勢いで打ち付け、足の枷も留め具が勢いで外れてしまうのではと心配になる程の力で彼女は抵抗した。 「ムシャムシャ♥ ンフフ……鈴菜ちゃんのワキ……おいしぃ♥」 「ムチュムチュ……♥ プハっ! 足の指も……ちょっと塩っぽいですけど……最高に美味しいです♥ これが鈴菜の足の味なのですね? ムフフ♥ ムチュ……クチュ……」 「ぎひゃははははははははははははははははは、ぎ、ギ、ギブっっ! もうギブぅぅぅ!! こんなの耐えらんないっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! 頭おかしくなっちゃうぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふ!!」 「お仕置きにギブアップなんてあるわけないでしょ? 鈴菜ちゃんは時間が来るまでず~っと私達の復讐を受け続けないと い・け・な・い・の♥」 「ぎひゃああぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはははははははははははははははははは、そ、そんにゃああぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは、やだっっははははははははははははははは、ギブアップさせてぇぇへへへへへへへへへへへっへへへ!! おでがいぃぃぃひひひひひひひひひひひひ、ギブアップさせてよぉぉぉほほほほほほほほほほほほほ、うは~っははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「だ~みぇでひゅ♥ すじゅなはわたひたちから逃げることはれきまへん♥ 時間まれこにょままコヒョコヒョされちゅづけるのでひゅ♥」 「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、もう嫌っっはははははははははは、もう嫌ぁぁぁあぁぁあぁぁぁはははははははははははははははははははははは、たじゅげでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! おでがいぃぃぃぃ!!」 「ほ~ら鈴菜ちゃ~ん? 今度は反対の腋もモグモグしてあげるね? あと、手を自由にしておくのは勿体ないからぁ~~手は鈴菜ちゃんの苦手な……脇腹をモミモミして遊んであげるぅ~♥」 「げぎっっひひひひひひひひひひひひひ!? や、や、やめっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、今脇腹触られたりゃっっはははははははははははは、ホントに頭がおかしくなっちゃうっっふふふふふふふふふふふふふふふ、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「問答無用で~す♥ ほ~ら……パクッ♥」 「ぐひぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!」 「モニュモニョモニュ♥ モグモグ……」 「うぎひゃはぁぁっっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、歯がくすぐったいぃぃひひひひひひひひひひ、歯の甘噛みやめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへえっへへへへへへへへへへへ!!」 「ほりぇ~♥ コヒョコヒョコヒョコヒョコヒョ~~♥♥」 「いぎっ!? はがッはっッ!? びぎゃああぁぁああぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁあっぁぁぁぁ!!」 「モニョモニョモニョ~~♥ モニョモニョ♥ モニョモニョモニョモニョ~~」 「ぎゃひゃはぁぁっっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、だはははははははははははははははははははははははははは、びぎゃ~~っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「コヒョコヒョ♥ コヒョコヒョコヒョ♥」 「モニョモニョ……モニョモニョモニョモニョ~~♥♥」 「ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、うぎゃははははははははははははははははははははははははははは、ぎひっっ、いぎひぃぃぃぃぃぃっっ!! ヒギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、やべでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、死にゅぅふふふふふふふふふふふ、死んじゃふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、だ~っはははははははははははははははははははははははははは!!」 腋の窪みに歯を立てて甘噛みを繰り返しながら両手は独立して鈴菜の脇腹を揉み解すくすぐりを行っている美咲……  一方の恵理は足指を1本ずつ口内に取り込んで指先から指の側面、指の股の部分に至るまで余すことなく丁寧に舐め上げ、自由にさせている手は鈴菜の土踏まずの部位をこれでもかと言わんばかりに上下左右、縦横無尽に引っ掻き回し彼女を笑いの激流の中へと引き摺り込み続けていた。  手でのくすぐりだけに留まらず、口を使った舐め責めも同時に展開されている鈴菜への仕置きは“壮絶”という言葉では片付けられない程の責め苦である事は彼女の笑い悶えを見て判断がつく。  涎は垂れ放題飛び散り放題……  汗は額から顎へと滝のように流れ、涙はその汗と合わさって地図に描かれた河川のように流れ落ちていく。  笑う声も上擦った掠れ声が多くなり、時々裏返ったり絶叫のような悲鳴に笑いが変わる事もしばしば。  手足は動かせるだけ動かして暴れ枷が付けられている手首や足首には枷が食い込んだであろう赤い跡が何重にも重なって出来てしまっている。  満身創痍……疲労困憊……絶唱絶句……  普通の運動でここまで達する事は稀だろうと思う位に暴れまわり体力を消費し大爆笑を撒き散らしている彼女だが、二人のくすぐる手が動き続ける限り身体は嫌でも動くし口からは嫌でも大笑いが吐き出されてしまう。  もう……喋るのも憚られるほどに喉を痛めているだろうに……  運動を強制されている腹筋や、笑うために収縮させている横隔膜なんかも疲弊し一切の動きを止めたいと思っているだろう……  しかし鈴菜がいくらそう強く思っていても、二人の意地悪なくすぐりの魔手からは逃れられない。 だから嫌でも彼女は笑わなくてはならない……。死ぬほど苦しい思いをしていても、身体の節々が痛みで悲鳴を上げていたとしても……彼女は笑う事以外の感情を出す事は出来ない……くすぐられているのだから……。 「あがははははははははははははははははは、いぎぃぃひひひひひひひひひひひ、じぬぅぅふふふふふふふふふふふふふ、じんじゃうぅぅふふふふふふふふふ!! 苦じぐでへへへへへへ、イギできなぐでじんじゃうぅぅぅぅふふふふふふふふふふ、ぐひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、えげへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くへへへへへへへへへへへへへへ……」 「こひょこひょこひょ~~♥ コヒョコヒョコヒョ……こひょこひょ~~♥」 「ぎゃあ~~~っははははははははははははははははははは、だずげでぇぇへへへへへへへへへへへへへへ、だれがだずげでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! もう笑いだぐないぃィひひひひひひひひひひひひ、もう嫌なのぉぉほほほほほほほほほほほ、ひぎっっ!? うひゃははははははははははははははははははははははははははははははははは!! いははははははははははははははははははははははは」 「モグモグ……こぢょごぢょ~~♥ モニュモニュ……ゴヂョゴヂョゴヂョ~~♥♥」 「ひぃひぃひぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひ、ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、ゆるじでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ、もうゆるじでよぉぉぉぉ!! きひぃぃっ!? いはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、くははははははははははははははははは!!」 「こ~ひょ、こひょこひょこひょ~~♥ コヒョコヒョ♥ こひょこひょこひょ~~♥」 「うぎひはひゃあああぁぁぁぁぁあぁぁっっはははははははははははははははははははははは、ぎっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、くひゅぐりっっひひひひひひひひひひ、くひゅぐりもう嫌ぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ギャ~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ」 「ペロペロ……コチョコチョ♥ ペロペロ……コチョコチョ~~♥ こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~~!!」」 「ぎひゃっっはははははははははははははははは、ゲホゲホゲホ! ぐひひひひひひひひひひひ、うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、ガホッ、ゲホッゲホッ!! くはぁぁ~~~っははははははははははははははははははははは、ひぃひぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、いひひひひひひひひひひひひひひ、ぐひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ……」  極度の酸欠により血の気が引いたように顔の血色が青くなっていく鈴菜だったがそれでも美咲と恵理のくすぐりは止まらない。止まるどころか激しさを増す一方で鈴菜への配慮は一切感じられない。 「ぎひゃっっはっっはっっひ、ははっっひひひひひひ、ぐひひひひっっひっっ……ゲホゲホ!! えぎひひひひひひひひひ、げひゃはははははははははははは……はははははははははは……がひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……ひひひ……」  恵理の指が動けば咳き込みながらでも必死に笑いを絞り出す……  美咲の揉み込みがツボに入れば身体全体を大きく震わせながら枯れ果てようとしている声を無理やり出して大笑いを部屋中に響かせる……  やがてその絞るだけ絞り出されたであろう鈴菜の笑いは、彼女の生命の危機を示すかのように徐々にか細く断続的に発されるようになる。  もう誰の目から見ても限界……  そのようにあなたは判断し、止める気配を見せない二人に静止を呼びかけようと口を開けた瞬間…… ――ピピピピピピピピピピピ!!  奇しくも終了を告げるアラームの音の方が先に鳴り響き、ようやく恵理と美咲は鈴菜を笑い狂わせていた手をその身体から離していく事となった。 「がはっっ、げほっっげほげほげほ! がひぃ、はひぃぃ、はぁ、はひぃぃ、あひぃ……ゲホゲホゲホ!!」  くすぐりが止むなりガクリと力なく頭を項垂れさせた鈴菜は、言葉を紡ぐよりも先に激しい咳込みと体中の痙攣を繰り返し今まで満足に行えなかったであろう肺への酸素の補充を呼吸によって行った。 「あぁ~あ……もう終わりですかぁ? やはり15分は短い気がしますねぇ~~」  顔をあげれない程に疲弊が極まった鈴菜を見てもそのように無慈悲な言葉を零す美咲……それに対して恵理は口に付いていた涎を腕で拭いながら同意の頷きを彼女に返す。 「はひぃぃ……あひぃ……はひぃ……はぁ、はぁ、はぁ……はぁはぁ……」  あの強気だった鈴菜をここまで追い込んでおいてまだ責め足りないと宣う美咲には軽い狂気を感じずにはいられないが、思えば自分も……制限時間によって止められたプレイは物足りなく感じたという経験が無くもない為その言葉を否定する事は出来ない。  恵理もそのように思ったのか、言葉こそ彼女には返さないが同意を示す頷きを何度か返してその言葉に賛同の意を示しつつ項垂れた鈴菜の顔からアイマスクを取り外す作業に付いた。 「はぁ、はぁはぁ……はぁ、はぁ、はぁ……ケホ、ケホケホ! はぁ、はぁ、はぁ……」  くすぐりが止まって数分が経とうとするのに鈴菜はまだ顔をあげる気力すらなくただひたすら下を向いて荒い呼吸を繰り返している。  身体は未だ勝手に震えだしたり痙攣したりと、彼女の意思とは関係なくくすぐられた後遺症を身体の節々に見せているが、鈴菜自身の回復は思ったよりも早く済んだようで……頭を振ったり手足をバタつかせたりと自分の意志で身体が動く事を自身で確認する様子が見られ始めた。 「さて……ひとまず見て下さってありがとうございました。あなたのお陰で鈴菜を屈服させることも仕置きする事も出来ましたので……私は非常に満足のいくプレイとなりました」  鈴菜の様子が快方に向かっている事に安堵の息を漏らしたあなたに、手を後ろに組んで朗らかな微笑みを浮かべた恵理が近寄ってきてそのように言葉を零した。 「これは今回の報酬である……“次回使える無料チケット”です。よかったらこれを使ってまたプレイをしにきてください」  恵理が後ろに組んでいた手を前に出すと、その手のひらの上には金色に装飾された高級感あふれる絵葉書大のチケットが乗っていた。  次回プレイ無料……と書かれたその豪華なチケットを手に取ったあなたは、そのチケットを裏返したり掲げてみたりと隅から隅まで見てこのプレイを完全攻略したという余韻に浸った。 「それで……まぁ、もし……で、良いのですが……」  チケットを誇らしげに掲げてみているあなたに恵理が再び手を後ろに組んでモジモジと身体をくねらせながら顔を赤らめ何やら小声であなたに語り掛け始めた。 「そのチケットを使って……今度は私なんかを……その……」  煮え切らない言葉を恥ずかしそうに紡ぐ恵理だが、彼女が次に何を言いたいと思っているのか……察することが出来ないあなたではなかった。察する事は簡単に出来たのだが、彼女が言おうとしていた言葉は結局彼女からでなく第三者の美咲の口から先に出る事となる。 「あぁ! 私っ! それ使って次は私をイジめて下さいよぉ! 私は鈴菜ちゃんみたいに簡単には負けを認めませんから責め甲斐がありますよぉ~~?」 「ちょっっ!? 美咲さんっっ!! 私が言おうとしてたのに……ズルイ!」 「私は恵理ちゃんにも負けないもんねぇ~~♥ 絶対耐えきって見せるんですからぁ♥」 「わ、わ、私だってっっ!! 私だって……耐えきって見せます……絶対……」 「えぇ~~? 恵理ちゃん大丈夫なのぉ? 普段笑わないから、くすぐられたら溜め込んでいた笑いを全部吐き出しちゃうんじゃないのぉ?」 「そ、そ、そんな事……有りません! 私は……くすぐられても……笑いません……きっと……」 「ふぅ~~ん、ホントかなぁ? ホントかどうか……後で休憩室でくすぐってみようかなぁ~?」 「か、構いませんよ? 私は……美咲さん程弱くはありませんから……」 「むぅ! その生意気な口ぃ~~あとで大笑いさせてやりますからねっ!」 「……ど、どうぞ……ご自由に……」  美咲と恵理が、あーだこーだと言い合っているさなか、そのやり取りを聞いていた鈴菜がようやく顔を上げあなたの方に睨み目を威嚇するように唸り声をあげた。 「んぐぅぅ~~~っっ!! よくもこの私を……ここまで追い込んでくれたわね! この恨み……忘れないわ!」  疲弊しきってはいるが刺すような視線は健在なようで、その目に睨まれたあなたはそれだけでブルリと寒気を催してしまう。 「……次こそはこんな無様な姿絶対に見せやしないんだからっっ!! だから次も私を選びなさいよねっ! 貰ったんでしょ? チケット! それを使ってまた私を選びなさい! そしたら今度はあんたが焦るくらい無反応を決めてやるんだから! 分かった?」 「あぁ!? どさくさに紛れて鈴菜ちゃんが脅してるっ!? 負けた癖にっ! ギブアップした癖にぃィ!!」 「う、うるさいわね! 今回はたまたまよっ! 次回はそうはいかないわ! だから次は……」 「ダメです! 次は私です。私の事を可愛がってもらう番です……」 「違うぅ~~! 私ィ!! 私の事をコチョコチョしてよぉぉ!! ね? ねぇ?」  美咲には右手を引っ張られ、恵理には左手を引っ張られ……鈴菜からは鋭い視線で睨まれているあなたは、特に次のプレイに誰を選ぶか等決めてはいない。  しかし無料で次のプレイが行えるという権利を貰っているが故、それほど間を置かずして再びこの店を訪れようとは思っている。  三者三葉の誘いを受け次のプレイに誰を選ぶかは再び悩むことになるだろうが、このように誘われて嬉しくないと思うはずもなく……むしろ逆に早く次のプレイをしたいとすら思い湧いてしまう。  あなたは三人の誘いを最後まで聞きながらプレイルームを後にした。  店を出ると日が随分と西へ傾き空を茜色に染めつつある様子を目の当たりにする。  あなたは帰路の道に付きながらも今日のプレイを思い返し、耳に残っていた鈴菜の笑い声を再び脳内再生して胸を高鳴らせる。  くすぐりによって引き出される強制力のある笑い……それは決して女子の可愛さを際立たせるような行為では決してないものだが、だからこそエロテシィズムを掻き立ててやまない。  いたいけな女子が形振り構わず笑い狂う姿を見られる行為は……くすぐり以外ではありえない。  逃げられない女子をくすぐって無理やり笑わせるだけのプレイ……笑わせるだけだが、そこにエロティシズムを感じられる人間がくすぐりフェチなのだ。  あなたは再びあの店の扉を開く事だろう……  今日はどの娘を……どんなふうにくすぐって笑わせてやろうか……そのように妄想しながら扉を開くのだ……  そう……あなたはくすぐる事が大好きなのだから……  いたいけな女子を無理やり笑わせて支配するのが大好きな……  ……くすぐりフェチなのだから…… 【鈴菜ルート完全攻略】  Fin……  ※別の日で改めて再プレイ→#1へ 

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