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#52  足の付け根から伸びる美しい美脚ライン……  その部分だけ見ればあの子供っぽい未成熟な容姿を忘れてしまう位に色気の漂う美しい脚が彼女にはある。  レースクイーン顔負けのスラリと伸びた細脚が足先に行くにつれさらに細くなり、骨まで見えてきそうに細い脛の部位やくるぶし……足の甲やカカトの部位を経由して凹凸のハッキリした彼女の妖艶な足裏がお目見えする。  あなたは羽根を両手に持ちながら鈴菜の足元へ赴き、その美しい脚を舐めるように見降ろしていきながら目線の高さを合わせるように腰を屈め彼女の足先まで顔の位置を下げていく。  姿勢を足の位置と同じに合わせるとあなたの目の前には上に反り返るよう拘束された鈴菜の足の指が接近し、薄紫色のペディキュアを塗った爪やら指の股の間やら指の付け根にある肌の膨らみやらを間近で鑑賞することが出来た。 「ちょっっ!! くすぐるのにそんなに顔を近づける意味はないでしょ! すぐに顔を離しなさい!! そんなマジマジと見られたら……こっちだって恥ずかしくなるでしょ!! ほら、離れろ! 変態!!」  あまりにもあなたの顔が鈴菜の足先に近づいてしまった為、見られるのが恥ずかしく感じ始めたのか彼女は顔を真っ赤に染め上げながら足をバタつかせようとする。しかし、柱にしっかりと固定されている足首はその動きの一切を許容してくれず……結局つま先部分をイヤイヤと左右に僅かに振るくらいしか抵抗は叶わなかった。  あなたはその嫌がる彼女を見ながらも口元をニヤつかせ、彼女に悟られないようゆっくりと手に持った羽根を足の下から忍ばせ彼女の土踏まずの部位にそっと羽根先を触れさせた。 「あぃっひゃはっっ!?」  その瞬間、鈴菜の身体はビクリと跳ねあがり、彼女らしからぬ可愛い悲鳴が部屋に鳴り響いた。  悲鳴を上げた後“しまった”と言わんばかりに慌てた表情を取り、慌てて口を堅く結んでしまった鈴菜だったが……触れさせた羽根をあなたがゆっくり上下左右に動かし始めると、彼女はその口を波立つように歪ませクククという小さな笑いを口の端から零し始める。 ――コショコショ……コショコショ……コショコショ♥  足の指と共に足底部も上に引っ張られるように反らされれている緊張しきった肌の表皮を羽根の柔らかい先端でなぞる様にこそばせば、ジワジワと広がるこそばゆさに鈴菜の我慢もすぐに限界が訪れ…… 「かふっ!? くふっっふっっふ! ぷひゅっ! くひゅひゅひゅっっ!! うむっふっふっふっふっふ……んふっっふふ……くふふ……んっっんんっっっ!!」   波立つ形を取った口の隙間から次々に空気が抜けるような吹き出しを何度も行い、笑いとも唸り声ともとられないような声をその隙間から零しだした。 「くふっっ!? こ、この程度ぉふっ!? くふふ!! ぷひゅっ!! うぷっぷぷぷぷぷぷっくっくふぅぅぅ!! この程度の刺激に負けると思わないでよねっっ!! ふ、フン!!」  精一杯の強がりで自分を鼓舞しようと必死な鈴菜だが……声は震え目尻にも笑い涙が溜まり、腹の筋肉や胸なども彼女の意思とは関係なくヒクヒクと痙攣を起こし我慢が限界である事を体全部をつかってあなたに訴えかけている。  目を瞑り、震える唇を歯で噛みしめて笑いが出てしまうのを強引に堪えきろうとする鈴菜……。あなたはそんな彼女の努力を無に帰すために次なる一手を反対の足に講じてあげた。   ――コソコソコソコソ~~~♥ 「くひっ!? ちょっっ……ば、馬鹿っっはっっ!! このタイミングで両足は……ズルいっっひ!!?」  今までは右の足裏だけを狙って単体の羽根でくすぐってきていたが、あなたの右手にはもう一本恵理から託された羽根が存在している。  その羽根を使わないのは勿体ない……。しかし、ただ同じような責めを2本とも行うのは面白くないと考えたあなたは、鈴菜の左の足裏は“あえて”刺激に最も弱いであろう土踏まずには触れず、反り返った足指の付け根の部位に羽根先を這わせその部位を右に左にと横のラインを撫でるように毛先を遊ばせ始めた。 「はひ!? あひっ、はひっ、ひぃぃっっヒッっ!! そこっ痒いっっ!! そこ触られるの……滅茶苦茶痒くなるぅぅぅ!! くふぅぅぅぅぅっっひゃああぁぁぁぁ!!」  片や土踏まずの中央をコショコショ、片や足指の付け根や母指球の膨らみをコソコソ……左右で違う刺激を器用に繰り出して鈴菜に濃くブレンドされた2種類のこそばゆさを同時に味わせている。  その全く感覚の違うこそばゆさに、流石の鈴菜も噛み込んでいた口を天に向け大きく開け……プルプルと唇を震わせえながら盛大な吹き出しを解き放った。 「ブハッッッ!! ぷひゃはっっっ!! アヒャヒャヒャヒャ!? いへひゃはははははははははははははははは、ヤバっっひひひひひひひひひひひっィひひひひひひひひひひひ! くすぐったいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うはははははははははははははははははははははははは!!」  涎と唾を同時に吐き出したタイミングで、とうとう鈴菜はあなたのくすぐりに屈服し無様な笑いを吐き出し始めた。 「こんなの卑怯よっっほほほほほほほほほほほほ、いへひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やははははははははははははははははははは!! こんな責め認めないっっひひひひひひひひひひひひ!! こんなの認めないんだからっっははははははははははははははははははははははははは!!」  認めないとは言っているが笑ってしまっている以上鈴菜の負けは誰が見ても濃厚である。ただ悔やまれるのはこのチェックの段階でいくら彼女が笑ったとしても“本番”ではない為この笑いはノーカウントになってしまうという点だ。  これが本番であったならこの笑いで第一段階はクリアと相成っただろうが、今回は最初も最初……まだ第一チェックを行ったに過ぎない。だからココでいくら笑わせようとも彼女はまだ敗北したとは言えないのだ。  しかし、足裏をくすぐって笑わせることが出来たというのは僥倖だと言えなくもない。  少なくとも……まったくくすぐりが効かない……とかいう反則的な強さを彼女が持っている訳ではないという事が分かっただけでも次の責めに生かすことが出来る……。  いや、羽根でこれだけ笑ったのだから……案外この部位が弱点である可能性すら高くなる。  そういう面で考えても、この羽根でのチェックの段階で笑わせたというのはあなたのにとってこれ以上に無い収穫だったと言える。  無論……彼女が“演技”をしていないという保証はどこにもないのだから……この笑いも、実はあなたを惑わす為の罠であるかもしれない……そういう憂慮も含めて次の責めに生かさなくてはならない。  大事なのは今の笑いでも第二チェックの時の反応でもなく……その後に行う“本番”で的確に笑わせる事……なのだから。 ――ピピピピピピ!  丁度攻め手を変えて鈴菜の反応の移り変わりを見ようかと羽根を少し離したタイミングで、恵理の持っていたストップウォッチから甲高い電子音が部屋中に鳴り響いた。  それと同時に恵理が「第一チェック終了です。手を離してください」とあなたに告げ、あなたはそのまま羽根を手元に戻して立ち上がり、1歩2歩と鈴菜の足元から身を引かせていった。 「はぁはぁはぁ……よ、よ、よくも……私の事笑わせてくれたわねっ!! これが終わったら……覚悟しておきなさい! 死んだほうがマシって思えるくらい笑わせ漬けにしてやるんだから……」  くすぐりから解放され息が整い始めると鈴菜はまた先程までの強気な態度を取り戻し、恐ろしい脅し文句を吐息交じりに口から吐きあなたを強い視線で睨み上げた。 「はぁはぁ……はぁ……。今のは刺激に慣れていなかったのもあって不覚にも笑いが出たけど……くすぐられる感覚は今ので頭に叩き込んだわ! だからもうこんな無様な失態は犯さない! 絶対に次こそは我慢して見せるっ!!」  鈴菜の顔は真っ赤に紅潮し目も口も怒りに力がこもって見える。  彼女の言う“くすぐられる感覚を頭に叩き込んだ”というのがどういう事なのかいまいちピンとはこないが、あなたはその事を考えるよりも何よりも“次のチェック場所”を恵理に告げなくてはならない。  荒い呼吸をしながら筋肉の収縮を繰り返している腹筋……その横の刺激に弱い部位である脇腹を次の候補にすべきか? それとも、しっかりと手を万歳させられている為がら空きになってしまっている彼女の汗ばんだワキの部位をチェックすべきか……?  あなたは、その候補達を交互に見比べながらやがて次のチェック箇所を絞り込む。  そしてあなたは恵理に向かって…… A:“ワキ”を責める……と告げ、彼女の背後へと回り込んでいった。→#57へ B:“脇腹”を責める……と告げ、彼女の真横に立った。→#58へ

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