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7:PT研究部式拷問 「だぁぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ヒギャアァァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、やめでぇぇぇっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!! くひゅぐったいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、はひぃ、いひぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くるひいからやめでぐだざいぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ギャハァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ぎひっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、うはははははははははははははははははははははははははははは……」  2本の羽根先が私の右の足裏を縦横無尽に触り回って私を無理やり笑わせる。  土踏まずの最もこそばい箇所はもちろんのこと、足の指先やカカト、足の側面や足の甲に至るまで、私の足の部位のほとんどを余すことなく柔らかい羽根先で弄び、私に我慢ならない刺激を送り続けている。 「フギャアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、りごぜんばいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ! りごゼンバイの手やばいぃぃいひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! おでがいっっひひひひひひひひひひひひひ、やめでぇぇぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!! くるじずぎでずぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふ、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、くひぃぃっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」  羽根の我慢ならないこそばゆさに上乗せされる形で理子先輩の本格的なくすぐりが私の左足裏を襲う。  子供のように小さな指先が土踏まずの神経を直接掻き毟るかのようにガリガリと引っ掻いていき、もはや痛いのかくすぐったいのかさえ判断できないほどに強く刺激されている。  しかしながら理子先輩のくすぐりはその強い刺激を一箇所に留めることはなく絶妙に責め箇所をずらしながら引っ掻くものだから、同じ土踏まずを責められててもいつまでたっても刺激に慣れることができない。新鮮な痛痒い刺激を延々と送り込まれ続けられるくすぐりに、私の顔はもはや他人に見せられるものではないくらいに歪みきって笑い狂わされていた。 「あ~~すか、ちゃん♥ ほ~ら、次はカカトと足指の付け根を同時にこしょぐってあげるねぇ~~? はぁ~い、コチョコチョ~~♥♥」  理子先輩の強烈なくすぐりももちろん辛いけど、綾ちゃんの操る2本の羽根の刺激も相当に辛い。  決して強すぎる刺激でないはずなのに、理子先輩の力強い引っ掻きの直後に繰り出されるこの痒みを催す“むずぐったい”刺激は、身体中の神経を極限まで敏感にさせ、次に襲う理子先輩のくすぐりを的確にアシストしてやまない。  特にこの……カカトと足指の付け根の同時責めは本当にヤバイ! カカトをチョロチョロと触る羽根の刺激は痒み責めを彷彿とさせるほどの痒みを生み、指の付け根の敏感な神経をこそぐられる相乗効果で何倍にもその痒みが膨らんでいってしまう。  そんな……刺激に弱くされお膳立ての整った反対の足裏に、理子先輩のあの致命的なくすぐりが挟まれてしまうのだから苦しくないはずがない!  “笑わされる”というよりも“叫ばされる”という表現の方が近いであろう暴力的なくすぐりが開始されてしまう。 「ほら! もっと笑え! 頭がバカになるくらい笑うのよッ! ほらっ! ほらっっ!! ほらぁ!!」  綾ちゃんの羽根の動きが“コチョコチョ~”という擬音に相応しいとするならば、理子先輩のくすぐりは“ゴヂョゴヂョゴヂョゴヂョ!”と汚く濁る事だろう。それだけ激しいのだ……激しすぎるのだ……彼女のくすぐりは。 「ぃぎゃああぁぁははははははははははははははははははははははははは、ひぃひぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! ゆるじでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、もうゆるじでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、っははははははははははははははははははははは、いぎぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ヒャヒャひゃひゃヒャヒャひゃヒャヒャひゃひゃひゃ!! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……」 「はぁ~い、明日香ちゃん♥ 今度は指の先と土踏まずだよぉ~? こちょこちょこちょ~~♥♥」 「ンギャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!! だめっ! 綾ぢゃん、羽根だめぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ、がまんできぎなぐなるぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふ、こひょばすぎて我慢できなくなるがらァァァはははははははははははははははははは、ィヒ~~ッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!」 「なぁ~に? あんたこの期に及んでまだこの“くすぐり”を我慢しようとしてるわけ? 本当に姑息な女ね……そんなあんたには……こうだ!」 ――ゴヂョゴヂョゴヂョゴヂョゴヂョゴヂョっッ!!  反りきって窪みさえ消え去った私の土踏まずの表皮を猫が爪を研ぐかの如く力強く引っ掻き始める理子先輩の右手!  そのくすぐったさたるや私の理性や羞恥心などを一瞬で空の彼方へ吹き飛ばしてしまうほど……。私は恥も体裁を整える自制の心も捨ておよそ乙女とは思えないような下品な笑いを強要された。 「ギャーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、いぎぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、そりぇダメェぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! はぎゃっっっはっはっはっはっはっはっは、うひぃぃっっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ダハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ぎひぃ、んぐひぃぃっっ、はひっっっひっひっひっひっひひっひっひっひっひっひっひっひ、ンギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ガハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ウギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」  涎は飛び散り、鼻水は垂れ放題、涙は号泣しているかのように次々に溢れ、顔はもうグシャグシャになりながら笑い狂いまくる私……。  こんな姿……親には見せられない。友達にも絶対に見せられない。  恥ずかしくて堪らない! こんな女子力の欠片もない獣のように笑い狂う姿を綾ちゃんや部長や理子先輩たちに見られていると考えるだけで全身から火を吹き出しそうな勢いで恥ずかしさが募っていく。 「ぃぎゃははははははははははははははははははははははははははは、ブッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、ぎひぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、くるひぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! くるひぃぃれす、しぇんぱいぃぃぃ!!」  でもどんなに恥ずかしいと思っていても、私を破顔させているこのくすぐりが止まらない限り清楚さをかなぐり捨てて笑い散らかさなくてはならない。 どんなに苦しくても……どんなに辛くても……。 「先輩? 明日香ちゃん苦しいって言ってますけど……どうします?」 「どうもするわけないでしょ! くすぐり責めっていうのは酸欠で苦しくなり始めてからが本番なのよ。息が吸えなく苦しくて辛くてキツイ……もう笑うのは嫌だ! って弱い気になっている被者を無理やり笑わせて更なる地獄に落していくのが拷問としてのくすぐりよ」 「ほえ~~。それじゃあ明日香ちゃんは今……すっごい地獄を見ているということなんですね? こんなにギャハギャハ笑わされているんだし……」 「どうかしらね? このバカ女は……演技だけは達者だからね。案外笑ってるふりをしているかもしんないわよ?」 「あぁ~~それはいけませんね♥ そういうズルは許しちゃダメですよね? 理子先輩♥」 「当たり前じゃない♥ だからほら……あんたももっと本気でヤってあげなさい♥ 明日香がもっと悶え狂うくらい本気のやつで責めないと裏ではあんたの事舌を出して笑っているかもしれないわよ? チョロい同級生ってレッテルまで貼り付けて……」 「アハ♪ それは許せません♥ そっかぁ~~舐められちゃダメですもんね? 拷問官は……」 「そう! 徹底的にヤるのが拷問官としての立場を強くすると心得ておきなさい。情に流されるなんてあってはならないのよ!」 「そういうことでしたら……ジャジャ~ン♥ いちお用意していた羽根……全部使っちゃおっかと思いまぁ~す♥」 「いちお用意してたって……。あんた実は責める気マンマンだったんじゃない♥ ドMが聞いて呆れるわ……ドSなんじゃないの? ホントは……」 「これも後の私の為です♥ 今日たっぷり責め立てれば、明日香ちゃんからの仕返しも期待できるじゃないですかぁ~♥」 「はぁ……ドMって難儀な性格してるのね……責められたいがために責めるってヤツ? 理解しかねるわ……」 「んへへ♥ 褒めていただいて嬉しいです♪」 「褒めてねぇーわ! バカ!」  綾ちゃんの猟奇的とさえ思える願望を聞かされた私はもはや言葉も発さずただただ顔を青ざめさせてブンブンと頭を横に 振ることしかできない。  右手に1本、左手に1本ずつ羽根を持っていた綾ちゃんの手には、もはや数え切れないくらいの羽根が束ねられた状態で持たされていて、束ねられて密集している羽先だけを見ているとまるで羽箒を握っているかのようにも見えてしまう。  1本ずつの羽根の刺激もかなりヤバイ刺激だったけど……複数の羽根先で一斉にこそばされたら……どんな刺激を味わうのか? 想像できそうだけど想像したくない……。無防備な素足にあれだけの羽根先が同時に触れ回ったらどんなにこそばゆいか……分かってしまうから想像もしたくない! 「あ~すか ちゃぁ~ん♥ そういう事だから……ゴメンね? 今度……綾のこと……たっぷり虐めていいから……今は私に虐めさせてね♥」 「あ、あ、綾ぢゃん? やめて……ほんと……それはやめて!」 「だぁ~め♥ ほ~~ら、こちょこちょこちょ~ぉ♥♥」  複数の羽根の先端が私の足裏のあらゆる箇所に触れ、手の微細な動きと同調して毛先が一斉にコチョコチョとくすぐり始める。土踏まずは勿論、カカトや足裏の側面、足指の付け根、指の間から指の先まで……数え切れないほどの羽根先が私の逃げられない裸足の足裏に這い回りおぞましいほどのこそばゆさを生み出していく。 「ダっはぁァぁっっっっははははははははははははははははははははははははは!! ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、綾ぢゃんダメッへへへへへへへへへへへへへ、そんなの反則っっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、フギャアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! やめでぇぇぇ!!」  複数の箇所を複数の羽根先がコソコソとこそぎ回るこそばゆさは理子先輩の激しいくすぐりとは違い先日行われた痒み責めに近いもどかしさを生む。足裏の敏感な神経を優しく鋭い刺激で撫で上げ無理やりこそばい刺激を送り込んでくる感覚……嫌悪感が極まって反射的に足を避けたくなってしまうけどそれをさせてもらえないもどかしい感覚。この苦しみ方は痒み責めと良く似ている。違うのはただ一点……こそばすぎて笑ってしまうという点だけだ。 「アハ♥ いい反応だね明日香ちゃん♥ 次はこういう刺激はどうかなぁ? この箇所は普通はくすぐられないけど……羽根だと実はめっちゃこそばゆいんだよ~? 試してあげるね♥」  土踏まずを中心とした足裏の広い範囲を両手に持った数え切れないほどの羽根でくすぐっている綾ちゃんだったが、このセリフの直後左手だけは足裏から戦線離脱をしスッと足の表の方へと位置を移動させた。  彼女が狙ったのは足裏ではなく足の甲……。くすぐりといえば普通は足の裏を責めるのが定石ではあるが、綾ちゃんは左手に持った羽根達をわざわざ足の甲の方へと構え直した。  足裏を責める右手の羽根と足首のちょっと下あたりに構えられた左手に持った羽根達……。刺激の質は分かっているのだけど、刺激されたことのない箇所であるためどのような刺激になるのか想像ができない。もしかしたら足裏ほどくすぐったくないんじゃないか? とか、実は足裏よりもくすぐりの弱かったらどうしよう……とか、触られる前から不安が募り私は笑いながら顔を青ざめてしまう。 「はぁ~~い♥ こ~ちょ、こちょこちょこちょ~~ぉ♥♥」  最初、羽根先が足の甲に触れた瞬間……ゾワゾワゾワっ! っとした新鮮なむず痒さを感じた。足裏に与えられるあの神経を直接撫でられているかのような鋭いこそばさとは違う……皮膚に守られた神経を皮膚越しにこそばされているかのようなじれったい刺激! 強烈ではないが明らかに触られる感触はもどかしい! 我慢ならないムズムズした感触を味あわされる。 「ぶはっはははははははははははははははははははははは、綾ぢゃんっっふふふふふふふふふふやめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ムズ痒くてこそばくて死んじゃうっっふふふふふふふふふ!! ンハァ~っハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「エへへ♥ 足の甲ってムズムズするでしょ? でもね……それだけじゃないんだよぉ♥ 例えば足裏の羽根をこっちにずらして……足の甲の方の羽もコッチにずらせばぁ……」  土踏まずを中心に責めていた羽根達が少し位置をずらし始め足の指付近に陣を取る。それに合わせるかのように足の甲をこそばしていた羽根達も足指の方へと移動し軽くコソコソと指を撫でるように動かし始める……すると! 「ヒへッ!!?」  まるで足の指を裏からも表からも逃げられないよう完全包囲して責め立てられているかのような強烈な刺激に私の悲鳴は一層甲高く部屋に木霊する。 「うひっっ!!? くひひひひっっ! ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ちょっっ、ちょっと待っで! 指がこそばいっっひ!!? 指が滅茶苦茶こそばいぃぃぃっっひひひひひひひひひひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  足指の裏は言わずもがな……触られればこそばゆくて堪らない。きっと神経が近いからこそばゆさも強く感じるものだと理解できるが、足の表側からのくすぐりの方も普通以上にこそばゆく感じる! これがどうしてなのかは分からないが、裏と同時にくすぐられると相乗効果を生むかのようにむず痒くて堪らない気分にさせられる。  普段はこんな場所特別なんとも思わない箇所なのに……触られると想像すらしたことない場所のはずなのに……むしろ、触られてもどうも感じないとさえ思っていた場所のはずなのに……。 「あはっ! んははははははははははははははははははは!! や、や、やだっっ! ほんとにこそばいっっっ!! それホントにやめでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 指の間に羽根が入ってくるのがホントにヤバイからぁぁはははははははははははははははははははは、うひぃぃぃぃぃぃっっっ!!?」  指の表裏を同時にこそばされるのがこんなにもこそばいとは思ってもみなかったが、それよりも時々挟まれる指の間への刺激の方が私の笑いを誘ってならない。 「指の間ぁ? 明日香ちゃんはソコがいいのぉ? 仕方ないなぁ~~それじゃあ指の間に入りやすくなるように責めたげる♪」 「くひっ!!? ヒギャァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、良ぐないぃぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひ、良ぐないっでばぁぁぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは! ンギャアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  綾ちゃんは怪しく影のある笑みを浮かべると、羽根を今まで以上にググッと私の指に押し当て、動かせば指の上を滑って簡単に指の間に滑り込めるよう責め方を変えた。  この路線変更により私が嫌がってやまない指の間への刺激が増え、私は更なる笑いを彼女のによって引き出されることとなる。 「あんたってば……道具の使い方上手いじゃない……。見かけによらず責め方も容赦ないし……」 「えぇ~? 理子先輩には負けちゃいますよ~♪ 先輩の意地悪な責めは……真似できません♥」 「私は意地悪なんかじゃないわよ? ほら……あんたと違って、私はイジメた足裏をこんな風に愛撫して慰めたりしてあげるしぃ~♥」 ――サワ♥ サワサワァ~~♥ 「ぅひっっっ!!? ちょっっほ!? 理子ぜんばいぃぃっっ!! その触り方っっはっっ!!?」  足指を責める綾ちゃんに対抗して理子先輩の責めも再開される。  相変わらず私の足裏を反らせるために片手で足指から上を持ち上げるように固定して、足裏を強調するように晒させているけど……彼女の次なる責めは先程までの強烈な引っ掻き責めとは真逆の、ゆっくりと上下に爪の先で撫でるだけの優しい愛撫のような責めに切り替わった。 「さっきは痛めつけるようにイジメちゃってゴメンね~? 今度は痛くないようにイイコイイコしてあげるから許してねぇ~♥」  ヒリヒリするくらいに掻き毟られ痛めつけられた足裏を優しく愛撫して慰めるようなその触り方は、強いくすぐりとは違い綾ちゃんの責めにも引けを取らないもどかしいこそばゆさを私に加えていく。  爪で引っ掻かれた痛痒い刺激を覚えている足裏に、わざとらしくゆっくりした動きで爪先がサワ…サワ…と撫でて行く感触は耐え難く……私は首を嫌がるように左右に振りながら笑い悶えた。 「こんなに引っ掻きの跡なんて作っちゃって……可哀想に~♥ ほ~ら、ここもイイコイイコしてあげるわねぇ~♥」  強く引っ掻かれていた箇所は強烈な痛痒さを覚えているものだから刺激に特に敏感になってしまっている。理子先輩はそんな私のヨワヨワになった箇所を意地悪く触り私を悶えさせて楽しんでいる。まるで傷口に塩を塗って悲鳴を上げている女性を見て楽しんでいるかのように……。 「だはぁっはははははははははははははははははははははははは!! だめでずぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、そんな触り方ズルいっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! ひぎゃあぁぁははははははははははははははははははははは!!」  羽根の柔らかでむず痒刺激と、羽根で触れるかのように優しく爪先で引っ掻く理子先輩の手つき……先程までの強い刺激とは真逆のもどかしい刺激であるのだけど、そのもどかしさが私を笑わせてやまない。今すぐにこの気色の悪い刺激から逃れたいと私に強く思わせてしまう。 「なんで嫌がるのよぉ~? こんなに優しく摩ってあげてるんだから“気持ちイイです、ありがとうございます”とかのセリフを吐いて先輩を喜ばせるのがあんた達後輩の仕事でしょ? 全く……気が利かないバカ女ね……」 「ぶはっっハハハハハハハハハハハハはははハハハハハハ!! その触り方をやめてぐだざいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひっっははははははははははははははははははははははは!! やめてくれたら感謝しますがらぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、いひぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「なによぉ? せっかく気持ち良くさせてやろうって思ってやったのに……そういう事いうわけぇ~? ふぅ~~んわかった……あんたがそう言うんだったら、この愛撫はやめて……」 「はひっ、あひぃ! ふひぃぃ、くひぃぃ……ふへ??」 「足の裏が真っ赤になるくらいまで引っ掻き回してやる♥」 「うへっ!? ちょ、せんぴゃいっっ!!?」 「ほ~~れ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~~っっ!!」 「んぎひっっ!!?」  強い引っ掻きからの優しい愛撫……そしてまた爪を立てて足裏をガリガリと音を立てて引っ掻く責めに戻した理子先輩の責めに、私は目を大きく見開いて唾が飛ぶのもお構いなしに吹き出してしまう。そしてそのまま…… 「んぎゃああぁァァっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、いひゃあぁぁはははははははははははははははははははははははははは、壊れぢゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふ、足の裏が壊れぢゃいますがらぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、はぎゃあぁはははははははははははははははははははははははは!!」  その吹き出した勢いそのままにお腹の底から湧き上がる笑いの衝動を一切我慢できずに口から吐き出し始めてしまう。 「ほら! あんたのお望み通り愛撫はやめてあげたわよ? “ありがとうございます”は? ほらっ! 言いなさいよ!」 「ギャ~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、む、む、無理でずぅよぉぉぉほほほほほほほほほほほ、くははははははははははははははははははははは!! 感謝んなんてっ出来るわけがっっはははははははははははははははははははははは、ひぃ、ひぃぃっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「言えっていってんのよこのバカ女っ! 後輩は素直に先輩の言うとおりにしていればいいのよ! このっ、このっっ!!」 「だひゃぁぁはははははははははははははははははははははは!! ごべんだざいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ!! ごべんだざいぃぃぃぃぃぃ!! ゆるじでぐだざいぃぃぃぃ!!」 「誰も謝れって言ってないでしょ? ほら! ありがとうって言えっ! ありがとうって!!」 「あひっ、はひっっ、げひっ! は、は、はヒぃィぃっっひひひひひひひひひひひひひひ!! ありがどうごじゃいましゅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! ありがどうございまじゅぅぅぅぅぅ!!! フギャアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、エひヒャァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「そうでしょ? 嬉しいでしょ? だったらもっと強くヤったげる♪ ほ~れ、ガリガリガリガリぃ~~♥」 「げひっ!? ま、ま、待っでぇぇへへへへへへへへへへっへ!? ちゃんと言ったのにぃぃひひひひひひひいひひひひひひ、ちゃんと言ったぁぁはははははははははは、いやぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「あんたが嬉しいって言ったんじゃない! ほら、もっと喜びなさい!! ほらっ! ほらほらぁ!!」 「だはぁぁーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、だったら嬉じぐないぃぃぃぃぃ!! 嬉じぐなんてないですぅぅぅぅ!! もうやめでぇぇぇへへへへへへへへへへへへっへ!!」 「嬉しくないの? じゃあ……嬉しくなるまで続けてあげる♪ そ~れ、こちょこちょこちょこちょ~~♪」 「ふぎゃぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁっっ!!? 酷いっっひひひひひひひひひひひ、そんにゃの酷いぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、んぎゃ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」   「綾! ボ~~ッとヨダレ垂らして見てないで、あんたも加勢しなさい! 羽根が止まってるわよ?」 「んはっ!? アハハ……すいません! ついつい、明日香ちゃんの責められを自分に置き換えて妄想してしまって……エヘヘ……」 「ほんと……このドMだけは計り知れないわ……。どこまで変態が過ぎるのよ…全く……」 「ウヘヘ……すみませぇ~ん♥」  タダでさえ理子先輩のくすぐりに顎が外れかねない勢いで笑わされているというのに、なにも恍惚な表情で手を止めてくれていた綾ちゃんをわざわざその気にしてくれなくてよかったのに……。などと心の深い所で恨み節を浮かべようとした瞬間、綾ちゃんの持つ羽根は先程よりも活発に私の足裏をカサコソと掠り、理子先輩のくすぐりと合わせて更なる笑苦を私に与え始める。 「ダヒャ~~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!! ぎゃぁぁはははははははははははははははははははははははははははは、うひっっひひひひひひひひひひひひひひひひ、いひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ、おでがいっっやめでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  手足が動かせないのは重々承知している……。身体を椅子から離す事も出来ないという事ぐらい考えなくても分かっている。でも私の体は笑いが激しくなるのに呼応するように反射的にドタンバタンと暴れ、拘束具を無駄に皮膚に食い込ませる動きを取ってしまう。 「アヒャ~ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、くしゅぐったいぃぃひひひひひひ、くしゅぐったいぃぃぃっっ!! くしゅぐったいれすぅぅぅ!! やめでぇぇへへへへへへへへへっへへへへへへへへへへへへ!!」  土踏まずの中心をほじくるかの如く強く引っ掻き回している理子先輩のくすぐりと、まるで足裏の敏感な神経を直接なぞっているかのように居ても立ってもいられなくする綾ちゃんの羽根でのくすぐり。どちらの刺激も私には耐え難く……私はギアをトップに入れたままの笑いを延々と搾り取られていった。  この地獄のような拷問が何分間……いや、何時間行われたのか私には知らされなかったが、少なくとも土曜の昼下がりの明るい日差しが夕暮れのオレンジ色に変えるくらいの時間は行われたようで……昨日の出来事を洗いざらい全て喋らされ解放されたのは、時計の針は午後7時半をゆうに過ぎた薄暗い日暮れ頃だった。 「ふむ、なるほど……化学部の三森紗英と風紀委員長の水科玲美の拷問を受けて喋ってしまった……という事だな? 明日香……」 「ゲホ、ゴホッ! はひ、はひぃぃ……はぁはぁはぁ……そ、そうです、その通りですぅ……ゲホッゲホッ!」 「なっさけないわねぇ! たかが痒み責めを受けただけで根を上げるなんて……」 「ひぃぃ! ごめんなしゃいぃぃ……」 「理子ちゃ~ん? 貴女だって最初は痒み責め……耐えられなかったじゃない♥ 泣いて懇願してたわよね? 私達に……」 「うぐっっ! そ、それは今……言わないでください! 後輩に対する威厳というものが……」 「まぁ、明日香にはちゃんと罰は受けてもらったんだ……今更耐えられなかった事をとやかく言うのはやめてやれ……な? 理子……」 「うぅ…………はい……」 「さて……それじゃあ、可愛い後輩が世話になったんだ……ちゃんとお返しはしてあげなくちゃならんよな? なぁ小夜子?」 「ウフフ♥ そうね♪ まぁ、あのお堅いことで有名な風紀委員長を屈服させるとなると……周りから固めなくちゃならないと思うけど……」 「周りから……か。となると最初のターゲットは当然……」 「えぇ……“あの子”を先に屈服させてコッチ側に取り込んでおかなきゃいけないわ♥」 「……だよな? だったらあいつの“弱み”を握らなくちゃならないが……」 「それは任せて♥ 叩けばホコリがいくらでも落ちてきそうな子だし……すぐに屈服させられると思うわ♥」 「分かった……それじゃあ、化学部の三森紗英の方は小夜子と理子で動いてくれ……」 「えっ? あ、はい……」 「そして、綾?」 「は、は、はいぃ!」 「お前にも協力をしてもらわなければならない……」 「私……ですか?」 「あぁ。我々では説得できないと思うから……お前に頼みたい!」 「説得って……誰をです? 私なんかで大丈夫なんですか?」 「うむ。むしろお前にしかできない役割だ……。説得の仕方は後で小夜子にプランを練ってもらうから安心しろ……」 「は、はぁ……」 「あと明日香!」 「は、はいっ!!」 「お前にはしばらくの間、演技をしてもらう……」 「え、演技……ですか?」 「まぁ大したことはない……。学校生活を普段通り過ごせば良いだけのことだからな……」 「普段通り??」 「そう。お前確か言われたんだよな? 決してテープを盗ったことを我々に話すなと……」 「えぇ……。バラしたら……また拷問にかけるって……」 「だったら、まさかお前が裏切るわけはないと思ってくれているかもしれん……。だから、我々にバラしたことを決して悟られるな! 少しでも怪しまれれば警戒心の高い玲美がまた策を講じる可能性がある……そうなれば厄介だ……」 「は、はぁ……」 「あくまで“私は風紀委員の言いなりです”っていう体の態度をとっておけば問題はない」 「わ、分かりました……」 「よし……取り敢えず、週明けから動き出そう。今回はある意味生徒会長よりタチの悪いあの風紀委員長だ……針の穴に糸を通すような繊細な警戒心を持って事に当たってくれ!」 「「はい……」」  こうして、我らがPT研究部は生徒会長だけに留まらず風紀委員までも打倒することを目標として掲げることとなった。  私の打たれ弱い性格が災いして起こった事件であるとは言え……まさか学校の中核組織である風紀委員までもその毒牙にかけようとしているうちのクラブは……とても褒められたクラブではないということだけは確かだ……。  後輩を辱めた仇を討つ! と、少年漫画のようなノリで事は動いているが、事の発端は結局うちの部の悪事が原因であることがほとんどだ。だから素直に喜べないけれど……なんだかワクワクしている自分もいる。  私のことをイジメ抜いたあの冷酷な風紀委員長に今から仕返しができると考えただけで……先程までの責め苦が吹っ飛んでしまうくらいに期待感が膨れ上がってくる。  玲美さんは言った……。  私たちが行っている研究が『子供染みた馬鹿みたいな研究』だと……。  でも私は知っている。この責め苦を馬鹿みたいで幼稚だと思い込んでいる人であればあるほど……この拷問の効果は何倍にも増すのだと……。  かつての私がそうであったし……生徒会長だってそう思っていたのだから間違いない。  だから必ず……玲美さんも後悔するはずだ…… くすぐり責めという拷問が実は子供騙しのお遊びなんかではなく……れっきとした拷問であると気づく時……。 そして絶望するはずだ…… 辛いと思った瞬間……その手足は拘束によって自由を奪われてしまっているという現実に……。

Comments

敗訴

クラブシリーズずっと待ちわびておりました。学園生活の日常の中の非日常というシチュエーションと着衣緊縛でのくすぐり(特に体操服での)が好きです。体操服での着衣緊縛はおしおきみたいな感じですごい好きです。他のシリーズも好きですが、このシリーズは一番楽しみにしております。時間かかっても全然かまいませんので続編をお待ちしております

ハルカナ

有り難うございます。日常の中の非日常というのは非常にエロを引き出しやすい要素だと自分も思っております。体操服すがたで拘束は何か背徳的なエッチさがあって良いですよね? 自分も大好きです🎵