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■4 勝手におむつを替えようとしていたタケルの罰は、 『寝るときはテープおむつを当て、ナガト先生をお兄ちゃんと思って一緒に寝る事』 というものだった。 ただでさえおねしょのコンプレックスがあるタケルは、他の人と一緒に寝る事が極端に無くテープおむつも幼児期以来つけていなかったのでどちらも抵抗が強かったのだが、お仕置きを免除すると言われてしまえば拒否する事ができなかった。 そうして夜、ナガトは医師らしくないパジャマにナイトキャップを被った気の抜けた姿で現れた。 「今日はタケルのお兄ちゃんなんだから、おかしいことじゃあないでしょお?」 寝るにはまだ少し早い時間という事でナガトとタケルは軽くゲームをしたり本を読んだりして過ごすが、それもナガトの罠。 タケルは気がつくと楽しさのあまりジュースをペットボトル一本分を飲み干してしまっており、約束の寝る時間にはまだトイレに行きたいとも思えない状態だった。 「さ、さきにトイレ、いくまでおむつは待ってほしいであります…!」 「だぁめ、タケルはおねむの時間だよお」 必死にそうナガトを説得しようとするが、約束した時間までに水分を取りすぎた自分が悪い。その罪悪感からあっさりテープのおむつをあてられてしまう。 テープおむつに包まれ、メガネを外され、2mを超える大柄なナガトの体に抱かれてベッドに入らされる。 「もしかしたらトイレに行きたくなれば許してくれるかもしれない」 甘い考えで必死に少しでも起きようとするタケルだが、ナガトの魔性の眠気に抗えるはずもなく。たった数分でぐっすり夢の中へと落とされていってしまった。 「ふぁ…もうあさ……あっ……!?!」 「おはよぉタケル、たっぷりおねしょしちゃったねぇ」 その日は早めに寝たにも関わらず、起きた時間はいつもと変わらず。当然のようにテープおむつはぐっしょり濡れてしまっていたのだった……。 続く 前 【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/3433720】 次 【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/3447162】

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