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■2 ナガトはタケルが元より夜尿症を患っているというのを受け、初日から夜におむつを当てて生活するように言い、失敗した場合報告するよう指示をしていった。 もちろんタケルは失敗などするつもりがなかったのでしぶしぶ了承するが、夜トイレに行く前にナガトと話していると急激な眠気を感じて寝落ちてしまう。 ナガトはこの病院の医師唯一、「周囲の人間が眠くなる体質」を持っているのだ。 タケルはそんなこともつゆ知らずまんまと彼の罠にかかり、トイレに行くことも叶わず心地よい眠りの中でおむつを濡らしてしまったのだった。 「そ、そんな事、いえないであります……ボク、あかちゃんじゃなくてぇ」 朝、起きた彼の部屋にやってきたナガトは恥ずかしがってしぶり続けるタケルに 「言うこと聞いてくれないと早く治らないよぉ」 とやんわりとした口調で言ってタケルを追い詰めていき、とうとうタケルは自分からおむつを晒して報告してしまう。 この恥ずかしい行為はこのあとのタケルの行動に大きく影響を及ぼす事になるのだった……。 続く 前 【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/3425734】 次 【https://satukirabbit.fanbox.cc/posts/3433720】

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