女の子にひたすら厳しい異世界０１ (Pixiv Fanbox)

　子宮宝石の結晶洞窟

　ここはある洞窟の奥のまた奥。そこには大勢の冒険者たちが岩壁に埋め込まれ、捕らえられている。かつてはサキュバスたちが人間を使って宝石を作り出していた場所だったのだが、今となっては飽きられ、その存在を忘れられてしまった。少女たちの肉体とキラキラと輝く洞窟、そしてぼんやりと輝くお腹の光は息をのむほどの絶景だが、今となってはこの光景を知るものは誰一人として存在しない。

　この洞窟の岩には特殊な成分が混ざっており、天然由来の高濃度の媚薬が染み出し、冒険者たちの肌から体内へと浸透していく。そして、人間には到底耐えることができないほどの非常に強い発情と感度上昇効果を与える。それでも媚薬は絶え間なく体内へと吸収され、過剰投与された媚薬は人間の体をも作り変える。永遠に収まらない発情に、無限に上昇していく感度。そして体液すらも媚薬成分に近いものへと変化していく。

　そのうち、長い年月をかけて媚薬成分が子宮内部へと溜まっていき、やがて宝石のような結晶を作り出す。言うなれば、少女たちが悶え苦しんだ証のようなものだ。結晶は大きくなるにつれ、より強く美しい光を放つようになる。しかし、ほんのちいさな明かり程度の光を放つのにも何百年もの時間がかかる。体外から確認できるほどの強い光を放つようになるには、果たしてどれほどの時間が必要なのか、想像もつかないだろう。

　さらに残酷なことに、手足を拘束されている彼女たちには自身の発情する体を鎮める方法は存在しない。自慰行為によって子宮内の宝石が傷つかないよう、自慰ができないように拘束されているからだ。彼女たちができることといえばせいぜい、無様に腰をフリフリと動かし、自分の肌を伝う汗の感覚に身を震わせることくらいだろう。ついでに睡眠、気絶、発狂もサキュバスの魔法によって禁止されており、年を取ることもなく永遠に生き続ける。気が狂うような絶頂衝動を正気のまま、永遠に味わい続けているのだ。

　この洞窟はサキュバスが施した魔法によって時の流れがゆっくりと進む。外での1年はここでは100年に値する。助けがたった１年来ないだけで、彼女たちは人の一生よりも長い時間を過ごさなければならない。最も、すでにこの洞窟と外部をつなぐ入口は封鎖されているため、助けが来る可能性など絶望的なのだが。

誰からも忘れられ、誰にも知られることもなく、彼女たちは今日も絶頂を懇願し続ける…。

「見てみて〜、このイヤリングいいでしょ〜？」

「え〜、可愛い〜！」

くらいの感覚でサキュバスたちは宝石を身に着けているが、この宝石を作り出すためには少女がとてつもない時間悶え苦しみ続けている。

美しさもさることながら、女の子を長期間焦らして作り出すという手法も相まって人気だった。今はブームが過ぎて人気は程々に落ち着いた。

文字なし

まとめ

人間宝石

女の子にひたすら厳しい異世界とは

　これは女の子を取り込んで成長する木。発情した雌の臭いや助けを求める声で人をおびき寄せ、女の子なら取り込み男なら性処理を行わせて栄養を摂取する。女の子には非常に危険だが、男性にはほとんど無害。

　新シリーズです！女の子たちがその辺を歩いているだけでエロい目に合い、ついで感覚で人生終了する危険なエロオブジェがいっぱい存在する異世界。なのに女の子たちは無限に沸いてくるし、なぜかみんな冒険したがる不思議！

　細かい設定とかどうでもいい、とにかくエロければいいんだ！！というノリで時々少女展示館の間とかに描いていく予定です。できれば週一回の少女展示館の更新の合間に、ちょくちょく描ければいいな…と考えています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回更新

少女展示館の備品「消火器」を投稿予定です！作品や地下展示室も更新したいけど描きたいものが多すぎる…。来週末に投稿予定なので今しばらくお待ちください！