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・室内背景の練習をしよう。


・まずアニメを観ても真ヶ土翔太くんの部屋がどうなっているのかあんまり映らなかったので、ある程度想像に任せてねつ造するしかないかなという気持ちで始めました。

・ベッドに寝そべっているという設定で描き始めたのですが、これだとベッド感がなくちょっと困っています。


・よくよくアニメを見直すと、ベッドの横にカーテン、足元側にクローゼットがあるように見えたのでそのようにしてみましたが、なんだか距離が遠い感じです。

・こういう広角・望遠といった感覚を勘でどうにかするのは、やはり初心者の私には難しいと見えます。


・そこでクリスタの強み、3D素材を参考にします。

・今回お借りしたのは「俺の3D小部屋301号室」

https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1604416

こちらの部屋を背景に配置してみると、なるほどいい感じの配置に見えます。


・上記の素材を参考にしてカーテンとクローゼットを配置しました。

・サイズ感とか描き込みとかが気になりますが、とりあえず今回は最低限の配置ができたので妥協します。

・部屋の角や隅は暗くなるようにするといいらしいですね。こういうのはギャルゲーの背景とか見れば参考になりそう、あっつまりギャルゲーの背景を参考にすればよかったのか。気付くのが遅かった


・背景に色を乗せ、人物の塗りを整えました。


・いつも通りわずかに全体にフィルターをかけたりしました。

・被写界深度の処理は今回は忘れました。

・さて3Dを参考にすれば屋根と壁と窓の配置くらいはできるということがわかりましたが、今回は別に気になった点があります。

・「本当に人物に影をかぶせればえっちになるのか」という点です。

・これまでの試作に於いて、背景を描いたり、それに合わせて人物に影をかぶせることが絵のえっち度を高めるということはどうやら確からしいと分かってきました。

・今回も人物に影を掛けて均一に暗くしました。しかしこの絵では、影の力がそこまでえっちさを増す効果として発揮されていないような気がします。

・暗くしてもしなくても、あんまり絵の強さが変わらなさそう。



・影が効果を発揮していると感じる絵は「ロケーションやシチュエーションの強化のために」影が使われている感じがします。

・例えば「夕方の教室なので」オレンジ色の影が掛かっている。

・あるいは「カーテンで仕切られた保健室のベッドの上なので」薄暗い影が掛かっている。

・その視点で見ると今回の人物に掛かっている影は、人物がうつ伏せにこちらに覆いかぶさっているので、上方からの光に対し逆光になり影が掛かる……、という理屈こそ一応通るものの、それ以上の必然性はないような気がします。

・人物に影が掛かっていたところで、それが文脈を強化していないというか

・バフの行き場がないというか、とにかく意味が薄い感じです。

・もうひとつ、正しいかどうかわからないことを思い付きました。

・人物に影を掛けると、もとの色味は失われます。

・アニメ塗りの配色というものはそれだけで既にかわいく見えるように計算されているものであるわけですから、適当に影を掛けて下手にその色味を損なうと、むしろえっちさが減じてしまう可能性があるのではないかしら。

・よくわからんけど……

・迷ったら影を掛けないのも選択肢に入れる必要があるのだと思います。

・この辺は経験を積んでいくしかないわね

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Ultimadrago

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