近況 24年3月 (Pixiv Fanbox)
Content
こんにちは。
近頃忙しくしていてこちらの更新も滞っていました。
近況報告です。
まずお仕事としては、引き続きBLEACHは進んでおります。これから登場するキャラクターの設定書を粛々と描いています。中でもあのキャラの〇〇バージョンは、描いた設定の量が他のキャラより多かったりします。どういうことかというと、単純にバージョンのバリエーション(多段階にバージョンアップするとかね)が多かったり、ポーズ参考をたくさん入れたりという理由です。それだけ重要度が高いということです。まあ、そういう意味でも一番設定書の量が多いのは一護ですね。
それから、すでに発表になったNetflixターミネーターの監督もしています。こちらも粛々と。まだお話しできる情報はほとんどないのですが、楽しみにしていてください。これまでのアニメ人生で培ったことを詰め込んでいます。
それからもう一つキャラクターデザイン仕事が控えています。こちらはまだスタッフが発表されていないものです。
さて、仕事ではないところでは、最近はDisneyプラスでエコーを見ました。マーベルのヒーローシリーズですが、等身大のクライムアクションといった感じで好感が持てます。主人公が聾唖で、手話で会話するのですが、それもあって作品の“音”に非常にこだわりを感じます。
それから、通勤の合間に小説を読んでいます。わたしは比較的海外小説が好きです。最近読んだのは「ザリガニの鳴くところ」「頬に哀しみを刻め」今読んでいる最中なのが「ウォッチメーカー」です。中でも「ザリガニ〜」はとても好きな部類です。文章表現が豊かで、ページを捲るごとに胸が締め付けられる思いをしつつ読み進めると、最後にはあっと驚く展開に…!作者はこの作品を60代で書き始め、10年かけて完成させた、初小説執筆のデビュー作でありながらこの完成度。なんとも素晴らしいです。次回作にも期待しています。
そして最近見た映画は「哀れなる者たち」です。ヨルゴス・ランティモス監督作品。彼の作品はどれも好きで追いかけています。今回は原作モノなので、ストーリーの上では彼の色というのは抑えめだったかなという気がしています。が、演出冴え渡り、見たことのない世界へ誘うその手腕は健在。主演のエマ・ストーンをはじめ俳優陣も素晴らしく、アカデミー賞ノミネートも頷けます。惜しくも作品賞は逃しましたが、素晴らしい傑作には違いないです。ヨルゴス&エマの次回作が早くも6月公開予定のようで、こちらも気になりますね。
わたしの近況はこんな感じ。皆さんはいかがお過ごしでしたか?
コメント待ってます。
それでは。