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ついに来ました!


赤月が本当に10年以上も前から

いつか作りたいいつか作りたいとか言いつつ

勇気が出なくて全然作ってこなかった同人誌!

それをついに作る時がやってくるのです…!


ティーアイネットの担当Tさんに

ついに同人誌を作ってみます!

という話をしたような気がするようなしないような

振り返ってみるとマジで何も覚えていない(笑)

何でや…


しかし何故そんなに同人誌を作る事を躊躇

していたのかははっきりしていて

単純にたった一人でそんなに手間かけて本を作って

印刷費まで出して本当に利益になるのだろうか?

みたいな事を思っていたんですよね

これは主に紙の本の話ですが


電子にしても原稿を描いている間は

無収入になるので

一般紙に向けてネームを描いているのと

同じ感覚になるんですよね。

自分はそこも嫌だったのかもしれません


商業エロだったら原稿を描きさえすれば

絶対に買い取ってもらえるので

収入という面では確実性があるのです。

自分はそこの安全な所から飛び出すのに

とても躊躇していました。


後は表紙デザインの依頼や

写植を自分で打たないといけないとか

印刷所や同人各サイトの手配など

やった事のない事務作業がてんこ盛りで

それ全部を自分なんかが無事にこなせるのか

とにかく心配していました(笑)

商業ならこれ全部編集さんが

やってくれますからね。

(自分でやってみて初めて分かる

編集さんのありがたみ‥‥!)


実際同人メインの現在では

色々な所とのやり取りや事務作業などで

原稿を描く時間は商業時代より

圧倒的に減っています(;'∀')

(その分アシスタントさんなどを雇って

カバーしているんですよね)


自分はとにかくチキンなので

事務作業が大変というところよりは

自分なんかがそれをこなせるのだろうか

という不安感から躊躇してました(笑)

どんだけノミの心臓なんや…w


そんな自分が一歩を踏み出したのは

やはり周りでガンガン同人誌を作って

活躍している作家さん達を見たからでした。

自分も何とか活躍したい…!


でもいきなりオリジナルは怖い…!


という事で

『異世界ハーレムパラダイス番外編

(禁欲のシスターの国)』

が産まれたのです!(´ω`*)


慎重な自分ならではといったチョイスですね。(笑)


『異世界ハーレムパラダイス』

物語の性質上色んな国を作れば

無限にお話が作れるんですよね。


自分は昔から『キノの旅』がメチャクチャ好きで

そんな感じでできるし楽しいなぁと思って

この方式にしたんですよね。


そう言えば話はそれるのですが

『奴隷兎とアンソニー』

物語の最後にプロローグが載ってるんですけど

これは完全に『キノの旅』の影響なんですよね。

読んでる人は知っていると思うんですけど

『キノの旅』って毎回巻頭と巻末に

一つの話のプロローグとエピローグが

分割して載っていて


まずプロローグで不思議なシチュエーションなどで

謎かけをして興味をひかせて

エピローグで実はそれはこういう事でした

みたいに答え合わせがあってとても面白いんですよね。


『奴隷兎とアンソニー』のラストに挿入される

プロローグは完全にそれを意識してましたw


偶然やってきたように見えたシャーロット達

は実は主人公のヒロトを狙い撃ちで近づいてきていました。

みたいな感じで。(*''▽'')


『異世界ハーレムパラダイス番外編(禁欲のシスターの国)』製作開始…!



話がそれましたが

そんなこんなで

『異世界ハーレムパラダイス番外編』

描き始めた赤月でしたが

まぁ不安でしたね(笑)


やっぱり作画している最中は収入が保証されないし

印刷する部数を間違えたら利益どころか赤字です…!

ツイッターとかを見るとコミケなどでの失敗の

話がいっぱい飛び交ってるしもうガクブルで描いてました(笑)


後は曲がりなりにも

それなりに商業エロで売れていたので

全く売れなかった時にプライドをへし折られるのではないか

という恐怖…!

(よくよく振り返って考えるとこっちの方がでかかったかもですね)


そして降りかかってくる初めての大量の事務作業の嵐・・・!

『同人誌作ってる人達ってこれ全部本当にやってるの!?!?』

って感じで最初本当に信じられなかったですからね(笑)

漫画を描いているのって半分遊びみたいな感じが

あるんですが(おいw)


この大量の事務作業完全に仕事やん・・・!!

みたいな(笑)

まぁ全部仕事なんですけど。


最初に覚える時は本当に眩暈がしました。

慣れてしまえば何てことないんですけどね

やる前まではマジで恐怖してました。


そんな時めちゃくちゃ助かったのが

ティーアイネットの担当Tさんなんですよね


表紙のデザイナーさんなんてどうやって

探していいか全然わからなかったので

担当Tさんに紹介してもらってそこにお願いしたり

何部刷ったらいいかとか相談したりとか

とても助けられました。


これだけお膳立てされてようやく赤月は

同人誌を作る事が出来たのです。


そしてコミケにコロナが直撃!!!


そう…!この同人誌で赤月は

こちらも10年来…!

この同人誌で初めてのコミケに出るつもりだったのです!


そこに何とコロナが直撃で中止となったのです…!!!


あ…あまりにも持っていない…orz


だからもっと早く同人誌やっておけば…

って感じですが

ついこの間その雪辱を2~3年待った後に

果たしたのでよしとしましょう(笑)

2022年 年末のC101も受かったら出るつもりなので

よろしくです~(原稿頑張るぞ)


この時印象的だったのがオミナ先生の

判断の早さでしたね。

コミケの合否が出た瞬間に辞退する旨を

ツイッターで呟いてましたからね。

やっぱ売れてる人はちげぇなぁ!

って思ってました。


自分はコミケが中止にならなかったら

出る気満々でしたね(笑)

(こういう所で差がつくのか‥‥)


そんなこんなで書店委託一本となった

赤月でした。


発売当時は本当にドキドキしました。

商業誌ではもう12本も単行本を出していたし

売れ行きも編集さんというクッションを経て

伝わってくるので多少は緊張はしますが

そこまででもという感じなのですが


同人誌はもうダイレクトに数字が出ますからね


マジで最初は毎日何冊売れたか記録を付けて

見張ってました(笑)

毎朝メロンさんと寅さんのサイトが更新されるので

朝一チェックですねw


そして同人誌を出すとこういう事が起きるんだと

ビックリしたのが、まあ同人誌に連絡先も

記載しているので当然なのですが

あちこちからちょこちょ仕事のメールが来るように

なりました。


商業一本の時はそんなメールほぼ来なかったですからね。

なるほど~こうやって皆仕事をもらってたのかぁ~とか

知らない世界に踏み込んだ感じがしました。

(まぁそうは言ってもそういう仕事を受ける事は

ほぼないのですが、同人誌作るので精一杯)

ただ海外出版とかそういうのは色々受けましたが


そして忘れていけないのが電子配信…!


ご時世的にはこちらがメインかなという感じでは

ありました。


そして発売日のドキドキはこっちの方が

圧倒的に上でしたね(笑)


だって売り上げが誰にでも見れるじゃないですかw

凄いですよねこれw


こんなの売れなかったら公開処刑やん・・・!

みたいな感じで本当にドキドキしてました


同人の世界ってえげつないなぁって感じです。


でもそういうのをまったく気にしないで挑戦

出来る人が成功するような気もします。

実際自分は10年以上それが怖くて挑戦できません

でしたからね。


そして一応これなら商業誌でやってたくらいの利益は

でるかな。という売り上げが出て一安心

という感じでした。


そして次のハードル・・・

完全なオリジナルシリーズでの成功です。


次回


自分の半生振り返り⑳初めてのオリジナル同人誌『七夏の楽園』…編!


これはもう次回くらいで最後かな・・・?

いよいよ追いつきますね。

この後何書こうか考えるなぁ~

また日記みたいになるかな?


同人製作が忙しすぎて今年中は

落書きしたりはできなそうだし


というかどうでもいいかもですが

今この記事を書いているのが

10月21日の17:00なんですよね(笑)

投稿時間まであと30分しかない・・・!!!


今日が金曜日だという事を完全に忘れてて

慌てて書いてますw



という感じで今週もありがとうございました!

あまり画像を載せられなくなってきているのですが

今やっている予告の下描きなど載せつつ

また来週もよろしくお願いします~


ではでは~ (´ω`*)





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