『9月9日進捗＆自分の人生振り返り⑬（ラブメア）編』本文 (Pixiv Fanbox)

という事で！

ついに来ました『ラブメア』編です…！

これも赤月作品の中では人気の作品ですね！

不思議な力で女の子にエッチな事をしまくるというのは

男子の夢で王道ですよね！（笑）

この作品は未だにデジタルでも売れてくれていて

先日上下巻で7万DL突破したんですよね。

デジタルだと赤月作品で『異世界ハーレムパラダイス』の次に

売れている作品だと思います。

そしてここからが自分のデジタル作画の始まりというのを考えると

やはりデジタルで売る作品はデジタルで作画するのが一番

親和性が高いのかもしれません。

『ラブメア』の始まり…！

これはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが

ラブメアに似た作品を赤月は以前も描いておりました。

そう…『奴隷兎とアンソニー』です…！

『ラブメア』の頃の赤月はもう単行本上下巻が当たり前だったのですが

『奴隷兎とアンソニー』の頃はそこまで長いお話を描くという

発想がありませんでした。

エッチな道具を出してくれる女の子がいて

それで女子にエッチな事をしまくるというシチュエーションは

いくらでもお話が膨らませられたし

やりたい事は沢山ありました。

ですが『奴隷兎とアンソニー』は一巻で終わってしまったので

使わなかったアイディアがたくさんあったんですよね。

そういうのをもっとやりたい…！

というので産まれたのが『ラブメア』でした。

主人公についても結構悩みました。

『ラブメア』の主人公は性欲が強いというか

ちょっと個性があって、若干キモいんですよね（笑）

ですが同じようなキャラばかり主人公でもなぁ

というのであんな感じになりました。

あ、そうそう、いつものように知らない方の為に

『ラブメア』のあらすじを書きましょう。

冴えない主人公冠木旬はクラスの女子全員から嫌われている

変態だった…。彼は本当のクラスメイトの女子をエッチな本に

して描いてしまうという『リアルクラスメイト同人誌』を作って

いたのだ！

そんな彼の元にある日（愛の伝道師）を名乗る

『ラブメア』なる少女が現れる。彼女は冠木に愛を教えるために

彼の描いた『リアルクラスメイト同人誌』をお付きの羊に食べさせて

なんとその世界を現実のものにしていってしまう…！

具現化された世界で欲望の限りを尽くす主人公。

果たして彼はラブメアから愛を学ぶことは出来るのか…⁉

こんな感じのお話です（笑）

『奴隷兎とアンソニー』とはまた違う感じで

なかなか最後も上手くお話を転がせていい感じになったのでは

と満足している作品ですのでまだ読んだ事がない方には

是非読んで欲しいなぁと思います。

同人誌でも番外編がありますのでそちらも是非…！（ダイマ）

初のデジタル作画作品…！

ここからが赤月の初めてのデジタル作画作品だったのですが

初めてということもあってまぁ大変でした（笑）

線一本引くのも何回も引き直してやっぱやめた方が

良かったかも…とか散々後悔していました。

今見ると特にそう思うんですけど

とにかくめっちゃ線が細くなってしまってるんですよね(^^;)

最初の方のページとか見てもらうと分かるんですが

マジで線が細いです。

これは引いて全体を見た時に全体と比べて線がどれくらいの

太さで見えるかがまだ体感として分かってなかったんですよね。

後は設定とか数字のいじり方とか一つ一つ使い方が

とにかく分からなくていちいち調べていたので

全然原稿が進みませんでした。

今なら機能を覚えてしまえばとても効率よく作業ができるよに

なるのでそれを信じて根気強くやればいいと分かるのですが

当時は結構絶望していましたねｗ

後はあんまりこれは言わないほうがいいのかもしれませんが

編集のTさんはアナログが好きな人なので（自分もそうですが）

デジタルに切り替えたいという話をした時にちょっと嫌そうな

感じでした（笑）

「デジタルにするって事はいままでアナログで培ってきた

技術を全部捨てる事になるんだよ？」

ってセリフを覚えていますｗ

そうはいいつつ普通にやらせてくれましたけどね(^^)

あと、これは本当にそうなんですが

デジタルにしたばっかりってやっぱり上手く描けないので

どうしても作画が劣化するんですよね。

そうして売り上げが落ちたりするので

そこを気を付けて欲しいというのは言われました。

そのままデジタルをうまく使いこなせずに

作画がおかしいままの人もいたりするので

難しい所ですよね。

ただ一つだけ言えるのは、アナログが上手い人は

結局デジタルに変えても上手いんですよね。

これは絵の技術というのは結局その出来上がった絵が

おかしいかどうかを見分ける目を持っているかどうかが

いかに大事かという事を表しています。

上手く描けていないと分かれば上手く描けるまで

直しますからね。

良い書き手は良い読者であるとはよく言ったものです。

これは小説の事だったと思いますが

すべてに通じますよね。

絵が上手くなりたい人は良い絵をいっぱい見て

目を肥やしましょう。

だから今の人達は皆絵が上手いんですよね。

トップクラスの作家さんの最新のイラストが

毎日ツイッターとかで見られますからね。

（わ…若くしてこの環境がある人が羨ましい…。

その分競争も大変でしょうけど…(^^;)）

そんなこんなで『ラブメア』も無事発売…！

この頃の赤月は特に危なげもなくアンケートも良かったので

割と淡々と仕事をしておりました。

編集Tさんも自分にアンケートを見せるという事も

特にはなくなっていました。

そんな感じだったのでこの頃の事は

マジで記憶がおぼろげなのです（笑）

覚えているのは『ラブメア』の頃は最後の終わり方などは

特に考えていない状態で初めて、後半よくあんないい展開にできたなぁと

自分でも感心していた事くらいです（笑）

キャラが立っているとやっぱり勝手に行動してくれますよね。

不思議な物だなぁと思います。

そして！そんなこんなで、次回はもっと記憶が薄い

『ヒナギクヴァージンロストクラブへようこそ！＆一般紙敗北編…②』…‼

確かこの頃にもう一度一般紙に挑戦するんですよね。

原稿の記憶はあまりないのですが

あちこち持ち込んだ記憶は少しありますので

次回はその事についても色々書いていきたいと思います。

敗北したなぁ～（笑）

そんなこんなでいつも通りの進捗画像を載せて

また来週お会いしましょう～

see you ～　(´ω｀*)