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初単行本で順調な滑り出し…!


前回、初単行本でそこそこ売れて何とか順調な滑り出しを

始めた赤月みゅうと…!

この初単行本『イノセント』の発売が2010年みたいですね

12年前かぁ…時間の流れが速すぎて戦慄しますね(;'∀')


もうだいぶ忘れてしまっているのですが

この時に担当さんがわざわざ書店まで行って

自分の本が売れるところを見に行ったりしていたらしいです(笑)

(多分この時だったと思うけどどうだったかな?(うろ覚え))

担当さんも喜んでくれているみたいで嬉しかったですね。


そして2冊目の単行本『少女×少女×少女』…!


ここから先は発売された単行本や単話に合わせて

お話を進めていこうと思います。

エロ漫画家を始める時って物凄く大変だったし緊張したりしていたので

最初の頃の事とか物凄く覚えているんですが

それ以降の順調な時代は割と記憶が曖昧ですね(笑)


新しい事をしないと時間の経過が早く感じるのはこういうのも

あるかもしれません。


さてさて次作の単行本収録作ですが

『祭子』『エンティエンヌ・ドゥ・シルエット』『モラトリアム少年×少女』

の3本ですね。


この三本の時系列はマジで覚えてません(笑)

どの順番で描いたか本当に記憶がないです。

ただ自分の漫画の描き方として、同じような作品は続けて描かないように

しているので前作『愛のメモリー』の次の作品なので

多分『エンティエンヌ・ドゥ・シルエット』

これじゃないかなぁ?と思います。


シリアスの次は若干緩いコメディタッチのエロ漫画

という順番です。


そういえば全然関係ないのですが

『愛のメモリー』ってタイトルの作品って凄くいっぱい

あるんですよね。自分は小説家の『乙一』さんの作品にも

一時期とてもハマっていて

そこにもこのタイトルの作品が確かあったんですよね。

自分のこの作品のタイトルはその影響もうけていると思います。

『乙一』さんの作品はどれも挑戦的で本当に面白いです!

興味がある方は読んでみてください。


『エンティエンヌ・ドゥ・シルエット』


話がそれましたが


『エンティエンヌ・ドゥ・シルエット』!


話のあらすじとしては、ヒロインが二人いて

片方が片方の事を百合的な感じで好きなのですが

思いを寄せられているその子はノーマル。

なんとかそのノーマルの子を落としたい百合の子が

ノーマルの子が好きな美術の先生とハーレムを築いて

そのどさくさに紛れて百合エッチしようと画策するというお話。


美術の先生はその女の子達をモデルにするという言い訳で

毎回少女達を集めてHしていたのですが、時間がなくて絵が

『シルエット』の状態で完成する。という展開です。



この作品は【その昔フランスで、エンティエンヌ・ドゥ・シルエット

という政治家が財政難の中、お金を節約するために自画像を黒塗りにした

所から『シルエット』という手法の名前が生まれた…。】


という話を(世界ふしぎ発見!)で見て思いつきました(笑)

もしそれがHな理由だったら…?って感じです。(エロ漫画家っぽい発想!)

百合の女の子の設定は、今だから言えますが

やはりこういう感じの百合が鳴子ハナハル先生

漫画にもいたんですよねぇ…!

初期の頃の自分はマジで鳴子先生の影響ばっかり受けてます

それくらい鳴子先生の漫画は当時の自分には衝撃的だったんですよ

許してください(笑)


そしてこの辺りから自分のハーレム漫画は強化されていきます。

好きで描いてはいたのですが

女の子がたくさんいるほうがアンケートがとりやすいぞ…?

というのを感じ始めていたし、そりゃあそうでしょ!と今でも思っています。

女の子がいっぱいいたほうが皆嬉しいですよね…?(笑)


当時の事なのですが担当さんはよく

「ハーレムは人数が多くて描くのが大変だからあまり皆やりたがらない、

なので売れやすい」という話を良くしていました。

今では結構やる人がいますので昔ほど優位性はないかもですが

それでもまだ売れやすいジャンルなんじゃないかと思います。


アンケートは4位とか3位とかくらいだったかな?

見開きで女の子いっぱいのシーンを描いたのでそれも強かったと思います。

雑誌でしか通用しない手法なのですがペラペラページをめくった時に

そういうページがあると、かなり目立つんですよね。


雑誌の中での立ち回りで少しずつやり方を学んでいった感じでした。


後、この頃『とある魔術の禁書目録』のアニメがやっていて

それっぽいキャラがハーレムの中にいます(笑)

『モラトリアム少年×少女』


これは自分の中でも1・2位を争う自信作で人気作です。

アンケートも確かトップでした。

この時自分の漫画の定番になる『いじめっ子三人衆』

が初めて登場する作品でもあります(笑)


お話としては


イジメられて庇われたことをきっかけに

劣等生の主人公が超優等生の高嶺の花のヒロインと

セックスまでいってしまうというお話。


まさにこれですね!優秀なシナリオの基本『スリーライン』です。

『スリーライン』とは、優れたお話。売れるお話は基本的に

三行以内で説明できないといけないというやつです。


短く説明できないシナリオは趣旨がはっきりしていなくて

よくないんですよね。シンプルイズべスト。


さらに上に『ワンライン』というのがあります。


巨人が壁を壊して襲ってくる話。とか

ゴム人間が海賊王を目指す話。とか


す、すげーーーー!本当に短く説明できる…!

改めて売れている作品の凄さを確認したところで話を戻しましょう(笑)



自分のお話の作り方は基本的にはいつも同じなんですが

(気づいている人は気づいていると思うのですが)


①基本的に主人公は陰キャが良い。

(自分がそうなので陽キャは感情移入できない。

たまに陽キャに挑戦しようとしてみますが

感情移入はやっぱりあまりできない結果になる事が多いです(笑))


②そんな主人公が普通に生活していて

美人にモテたりハーレムになる事なんて有り得ないので

そんな美人たちが主人公と恋愛に落ちるしかない状況を

外的要因によって強制的に作る(笑)


これをまさにやり始めた作品かもしれませんw

前作『イノセント』はお話をしっかり作るというのを最優先にしていたので

話づくりには満足していたものの主人公への感情移入ができるかと言われたら

できない物が多数ありました。


しかしここからの作品は、この作り方をし始めて

主人公に感情移入や共感をしやすくなり(自分も)

より自然に作品を作れて、かつ読んでいて気持ちよくなれる作品に

仕上がるようになった気がします。


実際一番頑張って作ったし、思い入れのある本は一冊目の『イノセント』なのですが

実は一番売り上げの低い作品なのです。悲しい~

しかし毎回ある程度お話をしっかり組めるのはこの一冊目があるからだとは

思っています。(エロにどれくらいお話が必要かは一旦置いておいて(;'∀'))



そしてお次は『祭り子』…!


と、いきたいところなのですが。

文章を書くのに時間をかけすぎてしまい

またもや次回へ…!orz ←(これまだ使ってる人いるんですかね?自分は好きなんですがw)


自分で好きでやり始めた人生振り返りなのですが

どんどん書きたいことが出てきて若干仕事を圧迫し始めたので

ちょっと短めにしないとな、という感じになってきました(笑)


進捗に関してはほとんど進んでいませんので

たまにはラフや下描きなども載せてみようかと思います。


ではではまた次回

『自分の人生振り返り⑦(祭り子&奴隷兎とアンソニ―編)』

でお会いしましょう!


ではでは~






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Comments

gfhjt55d

I bought chap. 3 of School of the Seven Sisters at Irodori site! Keep up the good work~

赤月みゅうと

Thank you for your comment! Stay tuned for more English-language editions coming out as they become available!

Anonymous

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赤月みゅうと

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