UtsuCAN

skeb進捗（2月募集）　備忘録　その4.1 (Pixiv Fanbox)

Published:

2023-02-17 22:46:36

Edited:

2023-02-21 22:17:13

Imported:

2023-04

Content

　はい、前回の続きです。というのも、ガスバルブ周りを調べていたら思った以上に込み合った情報が入ってきたので、長くなりすぎる前にページを分けたかったのです。

　まずは軽い話からしていこうと思います。

　アタッチメントを三種描きこみました。

　IMI DEFENCEのFSG2、MODLITEのUnity Hot Button 7 MLOK、SUREFIREのⅯ952v。

　IMI DEFENCEのFSG2についてはその1で語った通りです。追加情報としては、AR15 のマグウェルに適合するように設計されてるっぽい、位です。

　Hot Button 7も特に語れることは少ないです。常時点灯系のボタンで、押すときに割と力のいるタイプ。同社のModButtonが「カチッ」、「コチッ」とした感触だとしたら、これは「コキッ」か「コリッ」といった感じ。

　M952Vはちょっと難問でした。正式名？はMillennium Universal Weponlight。「M952V」としてよく目にしますが、細かいパーツの違いが気になっていました。今回調べてみた結果、現在では形が大きく変わっており、M600やM300とあまり変わらない形になっています。ここら辺のマイナーチェンジが混乱を引き起こすんでしょうね。指定のM952Vは旧タイプのくびれが目立つものです。パーツ単体で見ていくと、デュアルスイッチはXM00 TAILCAP ASSEMBLY、ヘッドはKM3と、全体的に昔のM952V指定のようです（XM00は新型のXM07が出ています）。

　SUREFIREの話だけでもかなり頭がやられますが、ここからの話はより混迷を極めるのと同時にちょっとだけ困った矛盾を露見させます。

　これも軽い話からします。まず、ガスバルブの話です。SCHARのガスレギュレーターなどと同様にMCXもガスバルブによって、弾丸やサプレッサーの違いで生じるガス流量の変化を調整します。

　MCXのマニュアルです。48ｐにガスバルブの話があります。

　「.300Blkモデルは、サプレッサーなしで発射した場合、亜音速弾薬で確実に機能するように設計されていません。一部のモデルでは亜音速弾薬での動作が可能ですが、動作サイクルの中で停止する可能性が著しく高くなります。ガスバルブを(+)の位置にして、すべての種類の弾薬でライフルを発射すると、信頼できる機能を保証することはできません。この場合、ボルトキャリアの速度が上がり、部品の寿命が短くなり、給弾不良や排莢不良が発生します。　DeePL翻訳」

　とのことです。今回は300blkの亜音速（Subsonic）かつサプレッサー指定なので、ガスバルブのポジションは＋、右下がりになるわけですね。

　ここら辺も参考にさせていただきました。カチッと切り替わるみたいですね。後「P1とP2ポジションがあり、P1が超音速用でP2が亜音速用」と説明されていますが、マニュアルの方はPというよりJに見えます。ただ実際のガスバルブはPっぽく見えるのでもうわけわかりません。

556

300blk

　ここまでは少し頭を使いますが、問題はありませんでした。問題は、ガスバルブは300blkと556でポジションとバレルレングスが異なるということです。詳しくは48pを見てもらえれば分かると思いますが、指定のMCXは恐らく11.5inchバレル、つまりは556バレルです。正しく描こうとすると、最も近い長さの9inchバレルになりますが、同時にサプレッサーが2.5inch手前に来る事になります。由々しき事態です。AR15ではLANTACが300blk用の11.5inchバレルを販売していましたが、MCXはどこぞのよくわからないメーカーでしか目にしませんでした。バレルのinch数には絶対に意図があるわけで、そこを変更するとなるとそれ相応の代償を支払うことになるわけですが、今回は取り敢えず、どこぞのよくわからないMCXを使用例として11.5inchバレルの300blkMCXで行くことにします。

　ここまでがっつり指摘してくる人は少ないと思いますが、できるだけミスはないに越したことはありません。この点を解消できないか、もう少し調べてみようかと思います。お疲れ様でした。

追記。描いてるうちに線画が完成したのと要素が増えたので載せます。

Lancer Systems L5AWM® 30 MAGAZINEです。スチールの信頼性とポリマーの耐久性と重量を持つらしいですが、ちょっとよくわかりません。ただ文字通りなら凄そうなマガジンです。かっこいいですね。STD用1個買っとこうか悩みます。

P.S

　そういういえば、今回から参考文献として情報源を載せてみることにしました。今までその度に調べ直していましたが、ここに備忘録として載せれば手間が省けますよね。