王者 VS 曲者 ー試合開始ー (Pixiv Fanbox)
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『お待たせしました!!ただいまより!本日のメインイベント!
日本ライト級タイトルマッチを行います!!』
リングアナウンスがかかると場内に歓声が轟いた。
『赤コーナー、太閤ジム所属、日本ライト級チャンピオン!粟田一期入場です!』
アナウンスの後、軽快な音楽とともに粟田一期が入場してくる。
粟田一期。デビューより今まで負けなしであり、絶対王者として日本ライト級に君臨してきた。しかし、今日の防衛戦は一筋縄ではいかないようだ。
『対する青コーナー!伊達ジム所属、最強の挑戦者!東北の竜が育てた驚異のボクサー!鶴丸国永!!』
声高らかにアナウンスされると颯爽と駆けだしてきた挑戦者、鶴丸国永。
国体優勝後、突如、行方をくらますも、一年後ふらっと帰ってきていきなりのプロ入り、わずか5戦目でタイトル挑戦ということで、周囲を驚かせ続けてきた。
鶴丸の実力なら、王者交代もあり得ると、会場は大いに盛り上がっている。
両者、静かにリングインすると、一気に雰囲気が変わる。
リング中央に進み、にらみ合う。二人の雰囲気に吞まれ、会場が一気にシーンと静まりかえった。レフェリーの注意事項を受けながらも、視線はバチバチにぶつかり合う。
促され、それぞれのコーナーに戻る。まもなくゴングが鳴らされようとしている。
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長らく更新が滞り申し訳ありませんでした。
1月の下旬くらいから体調を崩して、へばっておりました😭ようやく、仕上げることができました。
というこで、ここからしばらく、一期vs鶴丸の一戦を描いていこうと思います。
今回は試合前の対峙シーンです。試合前の緊張感が伝われば幸いです!
体調も戻りつつありますので、全体公開も織り交ぜつつまた更新をしていきますのでよろしくお願いいたします!
ちなみに鶴丸のファイティングポーズは以前描いたイラストのリメイクとなってます(´ω`*)エヘヘ
それでは!これからも頑張って描いてまいります ウォーター