【支援者限定】素材集め用施設の維持費と恋人・マシュの逆NTRマゾ脳破壊エンジョイ趣味のため、マスターが爆乳武蔵ちゃんに抱かれる話 序の弐 (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-02-16 15:00:00
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2024-05
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目的は、街の維持であった。
素材集めの効率化兼サーヴァント達の慰安を目的としたこの街を、長く運営していくため。
繰り返しになるが、それには大量の魔力リソースが必要である。
そのリソースを、カルデア側はサーヴァント達から譲ってもらっていた。
古株の英霊ほど、より多くの魔力を提供してくれた。
カルデアで、長い間鍛えてきたサーヴァントほど、強い。
強ければ強いほど、素材集めなので、魔力リソースをたっぷり確保できるという、寸法であった。
しかし、いくら堅い絆で結ばれているからとはいえ、全員が全員、無償譲渡に踏み切ってくれるわけではない。
当たり前だが、サーヴァントにはそれぞれ人格があり、こちらの言いなりの奴隷ではないからだ。
だから、マスターはそうした絆レベルMAXなサーヴァント達に、見返りを渡した。
相手の趣味趣向に合わせて、何かプレゼントを送ったり、というように。
一部のサーヴァントたち、例えば同性の男サーヴァントであれば、それでよかった。
いい塩梅のお酒をプレゼントしたり、食べ物を贈ったりすれば、気前よく魔力リソースをくれた。
あるいは、まったくの無償で「マスターが元気ならそれでいい」と、なんとも良い男な返答をくれるサーヴァントだっていた。
ただ、問題は異性のサーヴァントであった。
彼女たちの名誉のために言うならば、全員が全員、そうだった訳ではない。
それこそ、男性サーヴァントのように、何とも協力的な人たちだっていた。
だが、一部の女性サーヴァントは、そうじゃなかった。
「魔力リソースは渡すから、その代わりデートの一つでもしろ」と、要求する者が出てきたのだ。
冗談か、あるいは悪ノリか。
マスターは、最初そう思った。
ゆえに、いなそうとしたのだが、彼女たちはかなり食い下がってきた。
ほとんどの英霊が、本気だった。
しかし、その時点で、既にマスターはマシュと恋人関係にあった。
いくらお世話になっているとはいえ、絆が高いとはいえ、彼女以外の異性とのデートはまずいだろう──。
そう考えて、断ろうとした。
でも、ここで気を利かせてくれたのが、他でもないマシュ・キリエライトだった。
「良いですよ。ちょっと嫉妬はしちゃいますが、一緒にお出かけするぐらいであれば、構いません」
そう、優しく微笑んで、許してくれたのである。
だからマスターは、そうした女性サーヴァント達と一緒に、この街の娯楽施設なんかを回ったりした。
映画を見たり、ショッピングをしたり。
最初は、そういうお出かけ止まりのデートだった。
それで、彼女たちは満足して、QPを払ってくれたのだ。
だが、人は慣れる生き物だ。
慣れて、エスカレートする生き物である。
デートを要求してきた女性サーヴァントの中に、やたらめったらボディタッチしてくる者が現れ始めた。
最初は、やんわりと拒んだり注意していたが、「こんぐらいマシュも怒んねぇって♡」と笑いながら、腰に手を回してくるサーヴァントもいた。
しかも、そういうサーヴァントに限って、絆レベルMAXで、こちらも聖杯やら何やらを捧げている相棒的立ち位置だったので、かなりの額のQPを払ってくれた。
彼女たちがいたおかげで、乗り越えられた難所はごまんとある。そういう英霊たちに対して、強く注意するというのも、今後の関係性にヒビが入りそうで、気が引ける。
だからといって、自分の一存でなあなあにするのは、マシュに対してあまりにも申し訳ない。
ゆえに、ある日マスターはマシュに現状を告げ、デートにこっそり同行してもらうことにした。
彼女から見て、我慢ならないということであれば、ちゃんと拒絶しよう。そう考えたのだ。
結論として、マシュは許した。
「先輩に危害を加えられているのであれば、決して看過できませんが……一応、単なるスキンシップとも取れますし……」
やや、引っかかっているようではあったものの、彼女はそう言った。
ただ、その反動でというか、その日の晩、マシュは今までにないほど、強く求めてきた。
まるで、他の女の匂いを自分の匂いでかき消そうとするかのように、激しく腰を振った。
思えば、その時点でマシュ・キリエライトは、狂いつつあったのかもしれない。
その日以来、カルデアの女性サーヴァントたちのスキンシップが、激しくなった。
『他でもない、恋人のマシュがマスターへのボディタッチを許した』という事実が、彼女たちの一種のタガを外したのは、明白だった。
遠慮のなくなったサーヴァントたちは、それはもうエグかった。腰を抱くなんて飯事だとばかりに、服の下に手を入れてきたり、冗談めかして笑いながら股間をまさぐってきたりした。
そんな状況なのに、マシュは止めなかった。
「せっ……♡ 先輩たちのデートの様子は、街の監視カメラでしっかりチェックしています……♡♡ もしも本格的に危なそうなら、私が割って入りますから……♡♡♡」
そう言っていたが、サーヴァントたちのスキンシップ──否、逆セクハラがどれほどドギツくなっても、マシュが乱入してくることはなかった。
代わりに、そういう日の夜は、いつも以上に激しく跨られた。
明らかに、マシュは興奮していた。
マスターが、自分以外の女にセクハラされているのを見て、劣情を催していた。
それに、他の女サーヴァント達も気づいたのだろう。
徐々に、デート時の服装が、こちらを誘惑するものに変わっていった。
その次に変わったのが、態度だった。
いよいよ、セクハラが露骨になってきたのだ。
「なぁなぁ、マスター♡ アンタ、マシュと上手くやれてんのか?♡ ……決まってんだろ、セックスのことだよ♡」
マシュとの性生活について、ズケズケと聞いてきたり──。
「はい、金玉抜き打ちチェ~ック♡ おほっ、プリップリじゃん♡ 濃ゆいの、たっぷり詰まってんなぁ♡ もしかして、昨日の夜はイイの出せなかったのか?♡」
ズボンの下に手を差し込んで、ダイレクトに睾丸を揉みしだいてきたり──。
「……白状しろよ♡♡ オレとのデートに向けて、溜めてきたんだろ?♡ そうですって言えや♡ 今からでもスッキリさせてやっから♡♡」
耳元でぽしょぽしょ囁きながら、人気のないところに連れ込もうとしてきたりと、まあ、やりたい放題である。
どうにかこうにか拒んでも、「あはは、悪ぃ悪ぃ♡ 冗談だって、冗談♡」と笑って誤魔化されて終わりだ。
明らかに、一線を越えようとしている彼女たちに、マシュからのお咎めはなし。
それどころか、定期的にデートに同行しては、目の前でセクハラを受けているマスターを見て、こっそり股をモジつかせる始末。
もう、かなり限界だった。
何故なら、逆セクハラサーヴァントたちは、一人残らず、性癖ドストライクな美女ばかりなのだ。
まるでこちらの好みに合わせて、徐々に霊基を作り変えているとばかりに、たっぷり実った女体。
マシュよりも安産体型な下半身に、マシュとは比べ物にならないほど大きな乳房。
雄としての本能が、子どもを残すならこっちの雌だと、やかましく騒ぎ立てるような極上のボディ。
そんな身体の持ち主である美女や美少女に求められ、反応するなというのが無理な話である。
それでも、マスターは最後の一線を、鋼の意志で守っていた。
他ならぬ、マシュへの操のために。
なのに。
「先輩。実は、一部のサーヴァントの方々から、デートプランに関して要望がありまして」
あの日。
マシュは、マスターを自室に呼び出して。
「具体的には、払う金額に応じて……きっ、キスや♡ ……それ以上のことっ……♡♡ させてくれないか、との要望で……♡♡♡」
どうして。
どうして彼女が、その話を、自分にしたのか。
もう、マスターは理解していた。
だから一言、彼女に尋ねた。
マシュは、どうしてほしいのかと。
すると。
すると、彼女は。
自分と絆を育んできた、唯一無二のファーストサーヴァントは。
にやぁ……♡♡♡ と、蕩けるように笑って。
「ま、街の維持コストに、莫大な量のQPが必要なのは、事実ですので……♡♡♡」
事実だった。
確かに、マシュの言う通りだった。
でも、マスターは知っている。
その言葉には、彼女自身の欲望も、多分に含まれていると。
しかし、口にはしない。
ただ、従った。
従えば、街は維持できる。素材が集まり、有事に備えて、英霊たちをより強くすることができる。
そう、自分に言い聞かせた。
自分に言い聞かせながら、マスターは、ついにサーヴァント達に身体を委ねた。
逆セクハラなんか目じゃない、本気の雌の欲望に晒された。
毎日だ。
毎日のように、マスターは、マシュ以外の女性に抱かれた。
一体、どれほどの額のQPを捧げられただろうか。
妖精国で、モルガンから賜った1億QPを、軽く超していた。
英霊たちは、マスターを買うため、今まで以上に周回に熱心になった。
街で集めた大量のリソースの一部を、街の維持や発展に充てる。
ある意味で、理想的な経済の循環だ──それが、マスターただ一人の性風俗によって支えられていることを除けば。
正直、異常だとは思う。
でも、マスターはこの日々が嫌いではなかった。
何故なら、マシュが喜んでくれるからだ。
他の女に抱かれた晩、マシュは普段の温厚な性格はどこへやら、獣のようなベッドヤクザに転身した。
最初は戸惑っていたマスターだが、何度も抱かれるにつれ、だんだんとそれが悦びに変わっていった。
あるいは、マゾヒズムに目覚めつつあるのかもしれなかった。
ただ。
この、一種の被虐趣味の萌芽により、やや、困った変化も起こりつつあって。
「あーあ♡ でも、本当に嫉妬しちゃうなぁ~♡」
時は現在に戻り、武蔵が笑う。
「これじゃあ私たち、当て馬じゃん♡ 二人のラブラブエッチを燃え上がらせるための、スパイス♡」
「べ、別にそんなつもりはありませんよ?♡」
マシュが、慌てて首を横に振る。
そんな彼女に、武蔵が「またまたぁ~♡」と続ける。
「正直になっちゃいなよ♡ マシュ、本当はQPなんかどうでもよくて、自分が気持ちよくなるためだけに、マスターのこと抱かせてるでしょ♡」
「うっ♡ ……は、はて?♡ おっしゃってる意味が、よく分かりません♡ 恋人を抱かせて興奮するなんて、一体全体、どういうメカニズムですか♡」
「決まってるじゃない♡」
にやり……♡ と、武蔵が微笑む。
「好きな人が、他の女と赤ちゃん作ろうとしてるのを見るとさ♡ 『駄目ぇ~♡ その子じゃなくて私を孕ませてよぉ~♡』って、子宮が本気で排卵しちゃうの♡」
「ほ、本気で……♡♡」
「そうよ♡ 雄を振り向かせるための、雌の本能ってやつかな?♡ 私にも覚えがあるから分かります♡ マシュがマスターと付き合い始めたって聞いた時、丹田の下が、キュゥ~~~~~~ンッッ♡♡♡ って疼いちゃったから♡♡」
「な、なるほど♡ ……だから、寝取らせた後の先輩とのエッチが、あんなに気持ちいいんですね♡」
マシュが、ぽしょりと何かを呟く。それは湯のチャプチャプという音に紛れて、マスターには届かなかったが、武蔵には聞こえたのだろう。
その上で、彼女は──。
「う〜ん♡ …………いや、まだ足りてないと思うよ?♡」
首を、横に振った。
「え?♡」
「だからさ♡ 本気の本気、子宮にズドンってクるガチ排卵のためには、今のお遊び逆NTRごっこじゃ、全然足りてないんじゃないかってこと♡♡」
「っっ…………♡♡♡」
ごくりと、また、マシュが生唾を飲んだ。
そんな彼女の反応を見て、武蔵が、笑みをますます深くした。
例えるなら、獲物が罠にまんまと掛かるのを見た、狩人のような笑み。
その視線が、マシュから、マスターの方へと移る。
ぞくりと、雄の官能を刺激する、いやらしい光の塗布された、眼差し。
その視線は、ペニスを向いていた。
タオル越しに、亀頭の輪郭が浮き出てしまうような、本気勃起テント。
「……さてさて♡ ガールズトークもこれぐらいにして、そろそろ、タオル取っちゃおっかなぁ~♡ ……もしかしたら、タオルよりも大事なもの、奪っちゃうかもだけど♡♡」
武蔵が囁く。
その声は、マスターには勿論、マシュにも聞こえていたらしい。
「っっ…………♡♡♡ んふうぅぅ……♡♡ んしゅうぅぅぅ……♡♡♡」
明らかに、マシュの鼻息が、荒くなった。
その音色を聞きながら、武蔵が笑う。
「……じゃあ始めよっかマスター♡ 私との、恋人ごっこ♡♡」
その時、彼女の目から、ちろりと、鬼火のような眼光が零れるのを、マスターは見逃さなかった。
声も笑顔も、どこか冗談めかしたものだったが、視線だけは本音が混ざっていた。
本気で寝取ってやる……♡♡♡
ぞくり……。
マスターの背筋が、甘く痺れる。
いけない、と思う。
これは、駄目だ。
これは、駄目なマゾヒズムだ。
招かれざる、心境の変化。
優秀な雌に、強烈に求められると、相手がマシュじゃないのに、靡きそうになる。
駄目だ。
絶対に駄目だ。
マスターは、自分に言い聞かせる。
マシュが、好きだといってくれたのだ。
長い旅路、ずっと隣にいてくれた、大切な大切な後輩。
そんな後輩を、裏切っていいのか。
絶対に駄目だ。
自分は、マシュを愛している。
であればこそ、他の女性に体を許しても、心まで奪われてはならない。
ぎゅう……♡
武蔵に、腰を抱かれる。
豊かな乳房を、押し付けられる。
密着。
彼女の、ぷるんとした唇が、こちらの耳元に近づいて──。
「……『ごっこ』で終われるよう、頑張ろうね♡」
マスターは、歯を食いしばった。
頑張ろう。
絶対に、マシュを裏切るような真似はしない。
硬く、決意する。
「ぶふぅうぅうぅぅっ……♡♡ ぶっふぅううぅぅぅぅうっっ……♡♡♡ あ゛っ♡ 駄目っっ♡♡ 想像しただけでっっ……♡♡ ~~~~~~~っっっっ…………♡♡♡」
そんなマスターの隣で、当のマシュは猪のような鼻息を漏らしながら、ギュッと背を丸めて、身体を痙攣させた。
明らかな、アクメ。
一体、何を想像して、彼女は果てたのか。
マシュが、ゆっくり、顔を上げる。
目を潤ませて、僅かに涎を垂らしながら、彼女はうっとりと笑っていた。
「し……しんじてましゅからね……♡♡ せんぱい……♡♡♡」
一体、何を信じての言葉なのか。
マシュの名誉のために、マスターは、そこで思考を止めた。