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「や、やだ!♡ 駄目!♡ ぜ~ったいに駄目!♡」  メジロのプライベートビーチに、少女の声が響く。  ヤエノムテキ。  普段はキリッと凛々しい武術ガールな彼女が、今は幼女が駄々を捏ねるような調子で、あどけない声を出していた。  何故ならば。 「え~?♡ 良いじゃーん♡ 今度、トレーナーさんをここに連れてきてよ~♡」 「別に取って食べたりしないよ?♡ 今日のヤエノちゃんとしたみたいに、い~っぱい仲良くするだけなの♡」  左右から、甘ったるい少女の声が響く。  右からは、ウイニングチケット。  左からは、アイネスフウジン。  それぞれ毛色は違うが、アクティブな美少女。  そんな二人が、ヤエノの隣に横たわり、囁いているのだ。  明らかにいやらしい雰囲気を纏って、耳の穴に、吐息と共に流し込んでいるのだ。  内容は、説得。  つまり、ヤエノにトレーナーを連れてきてほしいということ。  彼は、彼女となら何の躊躇いもなく二人っきりになってくれる。たとえ、そこが海やプールといった、必然的に薄着にならざるを得ない場所であっても。 「そもそも、ヤエノが言ったんでしょ~?♡ あたしたちとトレーナーが、一緒に海に行けるようにしてくれるって♡」  その通りだ。チケットの言う通り、最初はヤエノもそのつもりだった。  でも、今は。  トレーナーの性癖を知った今は。  トレーナーの性癖を通して、チケットたちの爆乳の破壊力を知ってしまった今は。 「駄目ぇ……♡ 絶対、いけないことになっちゃう♡ だって、トレーナー殿がおっぱいに勝てるわけない♡」 「うん、そうだよ♡ でも、問題ないよ♡ だってヤエノ、おっぱいに負けて幸せだったでしょ?♡」 「鼻水垂らして涎垂らして、ライアンちゃんのデカパイにしがみついてたの♡ あたしたち、ヤエノちゃんの恥ずかしい姿、ぜ~んぶ見てたの♡」 「うぅ……♡ や、やめてよアイネス……♡ あたしも、ちょっと恥ずかしいからぁ……♡」  もじもじしながら言うのは、メジロライアン。  彼女は今、ヤエノムテキに膝枕をしている。  ムッチムチでフカフカの太ももが、しっとりと後頭部に吸い付き、幸せだ。  でも、それ以上に幸せなのは視界だ。  もう、おっぱいしか見えない。  メジロライアンの、片乳だけで頭の1.5倍はありそうな大ボリュームが、碧のビキニに押し込まれてググッ……♡♡ とせり出す威容。  さっきまで我を失っていたから分かるが、あれは本当に魔性の弾力だ。  シルクのような若々しい肌に包まれた、ブリンブリンの極柔デカ乳。  あまりにもおっぱいが大きすぎるので、その深い谷間で群れた大量の汗が、実に濃厚な雌香を分泌するほどだ。  今も、上でギッチギチに膨らんだビキニ谷間の境目から、トロォ……♡ と果汁のように滲んでいる。  それが鼻をくすぐるだけで、馬鹿になりそうなのだ。   「ほらほら~♡ 早く頷いちゃいなよ~♡」 「頷かないと、悪戯しちゃおっかな~♡」 「い、悪戯!?♡」  ヤエノが目を丸くする。  その瞳には、ぎらぎらと、期待が宿っていた。  そんな彼女の表情に、チケットとアイネスが、また笑う。 「あはは♡ も~、何想像したの~?♡」 「ヤエノちゃんって、ライアンちゃんに負けず劣らずのムッツリさんなの♡」 「う、うぅ……♡ またムッツリって……ひどいよぉ……♡」 「あ、あのあのあの!♡ 悪戯って!?♡ 悪戯って何!?♡」  今にもむしゃぶりつきそうな勢いで、ヤエノが尋ねる。  胸の中の期待が、どんどん温度を上げていく。  やばい。  絶対に、やばいことをされる。  そんなことを、思った時。  チケットと。  アイネスが。  互いに、互いの目を見て。 「「……♡」」  コクリ♡ と、意味ありげにうなずき合って。 「「……せ~の♡」」  掛け声を合わせたかと思うと。 「「えいっ!♡」」  ムッニュぅウウうぅうウウウウウ!!!!♡♡♡ 「ふぁあああぁあああああぁあああ!!!!???♡♡♡」  ヤエノは叫び声を上げた。  両腕が、溶けたかと思った。  もちろん、そうではない。  ならば、何が起こったのか。  抱きついていたのだ。  チケットとアイネスが、それぞれヤエノの左右の腕に抱きついていたのだ。  それどころか、彼女の腕を。  その、120センチオーバーのハリのある爆乳で、挟んでいたのだ。  挟まれたところが、とても気持ちよくて、柔らかくて、蕩けたようだった。  だから、驚きのあまり叫んでしまったのである。 「ほらほら~♡ 早く『うん♡』って言え~♡」 「『トレーナー殿を連れてきます♡』って言うの~♡」 「ほっ♡ ほへへっ♡ だ、駄目♡ 私、屈しない♡ こんな悪戯じゃ屈しないぞ♡ もっとすごいことでもされないと、ぜ~ったいに屈しないぞ♡」  そう言ってのけるヤエノの顔は、だらしなく蕩けていた。  明らかに、更なる抱擁を望んでいる顔だった。   「ふふふ♡ じゃあ、もっとすごいことしようかな~♡」 「……それっ♡」  チケットとアイネスが、今度はヤエノの頭に優しく抱き着いてきた。  抱擁自体はそこまで強くなかったが、問題はその旨にぶら下がったもののボリュームだった。  二人合わせて、2.5メートル越えの圧巻乳肉量。  それがヤエノの頭を左右からサンドイッチした。  意識が、極彩色を帯びた。 「うおおぉおおおぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!????????♡♡♡♡♡」  ヤエノは獣のように吠えていた。  脳みそが、オーバーヒートしそうだった。  それぞれの爆乳に挟まれたことによる圧迫感もさることながら、香りが凄かった。  ライアンのそれとは違う、それぞれの女の子の香り。  それが、重なり合ったデカ乳の隙間でミックスされ、ヤエノの鼻の中に流れ込んできた。  脳内麻薬が、ドバドバと溢れた。  また、身体が痙攣した。  ガクガクガクガク!!♡ と腰が震えまくった。  ブツンッッ!!♡♡ と、快感が臨界点を超えた。 「……えへっ♡ えへへへへ♡♡」  ヤエノは、また呆けた面を晒しながら、だらしなく笑った。  鼻血さえ出そうな高まりが、彼女の中で渦巻いていた。  五感が真っピンクに染まり、身体はひどくいやらしい熱を帯びた。  ドロッドロだった。  今、彼女は不定形のスライムの如き極楽にいた。  そこでフワフワと蕩けながら、彼女はまた、声を聴いた。 「どうかな、ヤエノ♡ お願い、聞いてくれる気になった?♡」 「なったよね?♡ だってこんなに幸せそうなんだもん♡」  チケットとアイネスの、悪戯っぽい笑い声。  心の奥底に染み渡り、大事なところを愛撫してくるような、甘ったるいウィスパーボイス。  しかし、それでも。 「ら、らめぇ……♡♡」  それでも、ヤエノはトレーナーを売らなかった。 「トレーナー殿だけは、駄目♡ 駄目なんれす♡ あの人は、わたひの……♡♡」  口調に、敬語が戻ってくる。  脳裏に思い浮かべた想い人を軸として、わずかばかりの正気が膨らんでいく。  そんな彼女に。  チケットと、アイネスは。  チロリと、赤い舌をのぞかせて。 「……ふ~ん♡ そっかそっか♡ じゃあヤエノも、そうなんだね♡」 「ふえっ?♡ そ、そうなんだね、とは……?♡」 「だからね?♡ ヤエノちゃんもあたしたちと同じように、トレーナーのことが好きなんだなってことなの♡」  好き。  その言葉が、頭の中で何度もバウンドする。  バウンドするたびに、存在感を強める。  好き。  そうか。  自分は彼のことが好きなのか。  だから一緒にいるとあんなに楽しかったりするのか。胸がドキドキしたりするのか。  チームメイトの言葉で、ようやくヤエノは、自分の中の感情の名前を知った。  でも。  あたしたちと同じように、とは。 「……だからね♡ あたしたちも、トレーナーさんのことが好きなんだ♡」 「一緒にいたら、心臓がドキドキして、身体がカ~ッ♡ って熱くなって、すぐにでも抱っこしたくなっちゃうの♡」 「……じ、実は……あ、あたしも……♡」  チケットが、アイネスが、ライアンが、三者三葉に自身の恋心を暴露する。  なるほど。  確かに、彼女たちはトレーナーといるとすこぶる楽しそうで嬉しそうだったが、そうか。  好きだったからか。  ヤエノは、納得した。  納得したうえで。 「で、でも……。わ、私がトレーナーさんをここに連れてきて……それから、私はどうなるんですか……?」  もしも自分が、彼をこのプライベートビーチに連れてきたとして。  そこに水着姿のライアンたちが現れたとして。  彼がいよいよ魅了されてしまい、自分と同じようにドロッドロの領域に突入したとして。  なら、自分は?  胸の小さな自分は、そんな四人が絡み合っている様を、指をくわえて見ているしかないのか?  とても、寂しい。  とても、嫌だ。  涙さえ、出そうになるぐらいに。 「……大丈夫なの」  そんなヤエノに、しかし、アイネスが言った。  今までの悪戯っぽいものとは違う、とても優しそうな声。  聞く者の心を落ち着かせるような、柔らかな口調で、続けた。 「トレーナーは皆のトレーナーなの。当然、ヤエノちゃんも仲間外れにしないよ?」 「ほ、本当ですか……?」  ヤエノが今にも泣きそうな様子で、尋ねる。  アイネスは頷く。  そこに言葉を繋いできたのは、チケットだった。 「当たり前じゃん! ヤエノはあたしたちの大事な仲間だもん! イチャイチャするときも一緒だよ!」 「ち、チケットさん……」 「ま、まあ……『そーいうこと』をする際は二人きりが良いけど……今日みたいにワイワイするだけなら、皆でしたほうが楽しいしね……」 「ライアンさん……」  心が、凪いでいく。  精神の奥の、頑なだった強張りが、ほぐれていく。  そうか。  自分も彼とイチャイチャできるのか。  しかも。  この、大きなおっぱいたちと一緒に。 「…………♡♡」 「あ♡ ヤエノ、またスケベな顔になってきてる♡」 「気づいちゃった?♡ トレーナーだけじゃなくて、あたしたちのおっぱいまで楽しめちゃうってことに♡」 「え、えぇ……? と、トレーナーさんはともかく、ヤエノは薬がなかったらおっぱいなんて別に……」 「……大丈夫です♡ これから飲み続けて、いずれ薬がなくてもおっぱい大好きになるぐらい鍛えてみせます♡」 「はわっ!?♡ や、ヤエノ……それは、考え直した方がいいんじゃ……♡」  困惑するライアンであるが、その乳房は三人の中で一番大きい。  形も良くて綺麗で、実に良い匂いがする。  この爆乳のすばらしさを忘れることだけは、したくない。  ヤエノは既に、新たな扉を自力で開きつつあった。 「……へへへ♡ じゃあ、ヤエノ♡ 交渉成立ってことで、いーかな?♡」 「……はい♡」 「うんうん、よく言えましたなの♡ ……そんなヤエノには、ご褒美上げなきゃね♡」 「ご、ご褒美ですか……?♡」  問いかけるヤエノに、アイネスは微笑み。  今の今まで、ゆるく抱き着いていた腕を離すと、立ち上がり。  どこかに、移動し。   「……ヤエノちゃんも、ちょっと身体おこそっか♡」  やや遠くから、声だけ聞こえて。 「え?♡ ……わ、分かりました♡」  彼女の言葉に従って、ヤエノはむくりと上体を起こし。 「じゃ、こっち見てなの♡」 「は、はい♡」  そちらに視線を向け。  そこには。  ライアンの爆乳を背後から緩く揉みながら、ニヤニヤ笑うアイネスの姿があって。 「ちょ、ちょっとアイネス♡ んっ♡ な、何であたしのおっぱい♡」 「えへへ♡ だってヤエノちゃん、ライアンちゃんのおっぱいが一番好きみたいなんだもん♡ だからぁ……♡」  そこでアイネスは言葉を切り。  沈黙し。  沈黙している間、思わせぶりな甘い笑みを、唇に宿して。 「……ビキニ越しでなら、吸ってもいいよ♡」 「…………え???♡♡♡」  時間が、止まったような気がした。  ヤエノは目を丸くして、口をパクパクさせながら、そちらを見た。  彼女の言葉を、呑み込めなかった。  いや。  でも。  もし。  自分の想像と、彼女の言葉の真意が、同じだとしたら。  それは。  とんでもなく、心が滾るというもので。  ムニュンッッ♡♡ と、背中越しに滅茶苦茶柔らかい感触が、生温かく潰れた。  チケットの、空色のビキニに押し込まれた、125センチのPカップだった。 「えっへっへ~♡ やったね、ヤエノちゃん♡」  グニュグニュと爆乳を押し付けながら、彼女が笑う。 「吸っていいって♡ 赤ちゃんみたいに、おっぱいチューチューしていいってさ♡」 「え!?♡ や、やっぱりそういうことなのですか!?♡」 「そういうことなの!?」  喜びの表情を浮かべるヤエノと、驚愕の表情を浮かべるライアン。  そんな二人分の視線を受け、アイネスはにっこりと笑って。 「……そういうことなの♡ さ、たんと召し上がれ♡ ライアンちゃんのビキニとおっぱいに染みた、あっま~い女の子のパイ汗♡」 「ちょ、ちょっと!?♡ だ、駄目だからねヤエノ♡ あたし、まだ心の準備が♡♡」 「……いただきます!♡」  もう、迷いはなかった。  ヤエノはまるで、飢えた子猫だった。  母猫のミルクを探す子猫。  彼女は物凄い勢いでライアンに抱き着くと、まず、そのビキニ越しの爆乳を、両手で揉みしだいた。  それから、良い声で啼くチームメイトの、碧の水着布に狙いを定めて。  一気に。 「ハムッッッ!!!♡♡♡ ジュルルルルルルルルルルルルルルルルゥウゥウウうぅうウウウウウ!!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡」 「あっ♡ ふあああああああああ♡♡♡ ……ン゛ッッッ!!!!!!!!!♡♡♡♡♡」  ビグンッッ!!!!♡♡♡ と、ライアンが腰を震わせた。  女の濃密な匂いが、一層増したような気がした。  この甘露の如き極上のパイ汗を、トレーナー殿と一緒に吸えたら、どんなに幸せだろう。  トロ~ン♡♡ と蕩けた表情で、ヤエノはそんなことを思うのだった。  四人の他に誰もいない、美しい夏のビーチでの一幕であった。

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Anonymous

これヤエノが栄養過剰供給で、クソデカ乳因子に覚醒するんじゃねーですか?