【支援者限定】実りすぎた愛バ達の圧倒的母性に分からされる話 (Pixiv Fanbox)
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2022-07-08 13:13:43
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2022-07
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アルダンの膝枕の上で目を覚ました時、トレーナーの朝の記憶は、すっぽりと抜け落ちていた。
おそらく気絶のショックでそうなったのだろう。何があったのか聞こうとしたが、その時にはもう始業前のチャイムが鳴り出していたので、叶わなかった。
だが、疲れは消え果てていたので、彼女に礼を言って、一日を過ごした。
日中は、何も問題なかった。
普段よりエネルギーに満ち溢れていたので、むしろ調子が良かったぐらいだ。
問題が出始めたのは、夜である。
今朝飲んだ、ミルクのせいだ。
アルダンがくれた、ウマ娘用粉ミルク。
ドロッドロで濃厚なミルクが含むエネルギーは、およそ人間の成人男性程度では消費し切れないほど高い。
しかし、トレーナーはアルダンにミルクを飲ませられたという記憶を忘却していたので、普段通りの時間帯、床に就いた。
まあ、眠れなかった。
目はかっぴらいていたし、肉体には精力が溢れていた。
無理やり目を閉じて、しかし一向に意識は飛んでいかなくて、それでも諦めず瞑り続けていたら、いつの間にやら太陽が昇っていた次第である。
で、その頃になって、ようやく眠気がやってきた。
だが、もはや遅い。床に就こうにも、刻一刻と家を出る時間は迫っていた。
そんなこんなで、泥のように重くなっていく体と意識を引きずって、トレセン学園までたどり着いたのである。
「トレーナーさん? 大丈夫ですか?」
スーパークリークにそう言われたのは、放課後のことであった。
ちょうど生徒たちが座学の授業を終え、トレーニングに精を出し始める時間帯だ。
荷物を置きにトレーナー室を訪れたのは、クリークだけだ。アルダンはメジロ家の用事があるとのことで、今日はやや遅れての参加となる予定だった。
そんな訳で、二人きりだ。
うつらうつらするトレーナーと、そんな彼を心配そうに見つめるクリークだけ。
「かなりお疲れのようですね~? もしよろしければ、アルダンさんから貰った栄養ドリンクがあるのですが、飲まれます?」
愛バの言葉に対して、頷く。
正直、藁にもすがる思いだった。
少なくとも、頭の働かない状態で指導に臨むというのは、トレーナーとして非常によろしくない。
僅かでも疲労を取り去り、意識を明瞭に出来るなら、何だって飲む。
そんな具合だった。
「分かりました。では、どうぞ」
そう言って差し出されたのは、透明な小瓶。
いくつものカットが入っているため、まるでダイヤモンドのようであるその容器に、水色の液体が入っていた。
これが、栄養ドリンクらしい。
アルダンがくれたというならば、きっと、メジロ家謹製のものなのだろう。
ぼんやりとした頭で、考える。
ぼんやりとした意識で、受け取る。
飲む。
「……ふふふ♡」
そんな自分を見つめる、クリークの視線にすら気付けない。
彼女は、口元を抑えていた。
掌の向こうには、ニマァ……♡ と、いやらしくゆがめられた唇があった。
明らかに、何かを企んでいる微笑。
だが、その微笑そのものに、トレーナーは気づかなかった。
勿論、企みにも。
彼は栄養ドリンクを飲み干した。
ふわりと、身体が温かくなる。
しょうが湯でも飲んだような、ぽかぽかとした感覚。
しかし、眠気は一向に引かない。
むしろ、密度を増したようにすら思う。
「あら~? 効かなかったですか?」
クリークは口元から手を放して、首を傾げた。
もう、あの怪しげな微笑はない。
いつもの優しげな表情の奥に、隠れてしまっている。
「う~ん。……でしたら、思い切ってお昼寝されたらどうです? コーヒーなんかも、飲んで数分仮眠を取った方が、眠気がスッキリ取れて効果的とも聞きますし」
一理ある。
トレーナーは頷いて、机の上に突っ伏そうとした。
「ああ、待ってください。トレーナーさん」
そんな彼を、愛バが止めた。
どうしたのだろうと、クリークの方を見る。
「机の上で寝たら、身体の節々が痛くなっちゃいますよ~? よろしければ、私のお膝を使ってください」
そう言って、彼女は自らの脚を指し示した。
学園指定のニーハイから覗く、絹のように滑らかな玉肌が、眩しい。
ふと思い出されたのは、アルダンの太ももの感触。
何故膝枕されていたのかは覚えてないが、膝枕の感触自体は覚えている。
滅茶苦茶に心地よかった。
そこに来て、クリークである。
彼女はアルダンと比べて、更に肉付きが良い。
尻は大きく、脚もムッチムチだ。
まだ未成年なのに、そこはかとない母性を感じさせる、柔らかなフォルム。
きっと、彼女の膝枕も気持ちいいのだろう。
そこで寝れば、疲労も丸ごと吹き飛んでしまうであろう。
あまりの眠気に、理性だとかそういうものがほとんど機能しなくなっていたトレーナーは、言葉に甘えることにした。
「ふふ……♡ じゃあ、どうぞ~♡」
クリークは目を細めて、ニッコリと微笑んだ。
その、大きく実った太ももに、頭を横たえる。
ふにゅぅ……。
極上だった。
彼女のしっとりとしていて、温かくて、良い匂いがして、柔らかいトモが、頭蓋骨の奥に凝り固まっていた疲労を、瞬く間に解した。
首周りの筋肉やら神経やらが全て緩んで、赤ん坊のように脱力してしまう。
ドロリと、全身が生温かく弛緩していく。
眠い。
ねむい。
フワフワとしはじめる思考の上を、クリークの掌が滑った。
ナデナデだった。
「いい子いい子~。トレーナーさん、いつも頑張っておられますもんね~」
愛バの甘ったるくあたたかな、溶けるようなウィスパーボイスが、鼓膜から流れ込んでくる。
練乳で出来た川が、ドロリドロリと頭蓋骨の隙間を流れるようにして、意識をかすめ取っていく。
ああ、心地いい。
このまま、溶けてしまいたい。
そんなことさえ、思う。
「ふふふ……♡ このまま寝てしまっていいですからね~」
クリークの囁き。
身体が、従おうとする。
精神が、従おうとする。
瞼が重い。
沈んでいく。
深く。
深くまで。
それを、下から支えるものがあった。
「……でも、その前に」
甘い声。
愛バが笑っていた。
優しい笑み。
青い目が彼を見下ろす。
深い、深い眼差し。
彼女は、トレーナーの頭を抱いていた。
聖母が、赤ん坊に対してするように。
しかし、そのことに彼は気づかなかった。
視界が、覆われていたから。
みっっっちりと影を落とす、大きな胸。
クリークの胸部は、アルダンのそれと比べても、なお大きかった。
片方だけで、慈悲深い笑みを浮かべる彼女の頭部の、1.5倍はありそうだった。
その辺りのウマ娘の制服では、乳カーテンどころか、下乳さえ隠せないのではないか。
そんなボリュームが、クリークのゆったりとした制服に、ギッチィいいィイィイ……!! と詰まっていた。
普段であれば、狼狽するところである。
おっぱい星人の気がある彼にとって、その大玉スイカもかくやの双丘は、非常に目に毒だ。
しかし、今日のトレーナーは静かだった。
頭が働かないせいだ。
重い重い微睡が、あらゆる脳内反応を縛り付けているせいだ。
このまま、制服から空気に滲みだす、クリークの乳房の温もりに身を任せて、ブラックアウトしてもいいかもしれない。
そんなことを、思って。
ジワリと、肌に冷や汗が浮かんだ。
「あら~? どうされました、トレーナーさん。ふふ。お肌、しっとりしちゃってますよ~?」
微笑みながら、クリークが尋ねる。
しかし、その腕が解かれることはない。
聖母のようにトレーナーを抱きかかえたまま、見下ろしている。
一方の彼も、動けなかった。
身体に力が入らない。
でも、感覚がないわけではない。
特に、下腹部の辺り。
膀胱。
「……ああ、もしかして」
クリークが。
ニッコリと。
笑みを、深くして。
「おしっこ……したくなっちゃいましたか~?♡」
ぞくり……と、背筋を寒いものが走る。
愛バの囁きには、得体のしれない深みがあった。
怖気。
その怖気に誘われて、また、膀胱で存在感が暴れる。
千切れそうなほどの尿意が、肥大化していく。
まずい。
トイレ。
トイレに行かなければ。
そうしないと。
漏――。
「……良いですよぉ、トレーナーさん」
甘い、甘い声。
五臓六腑のヒダを舐め溶かすようなウィスパーボイス。
冷や汗を滲ませながら、トレーナーは思う。
眼前の、ドプンッッッ!! と実った爆乳の向こうにある、愛バを思う。
一体、今、彼女はどんな顔をしているのか。
笑っているような気がした。
それは、正解だった。
「……トレーナーさんは、赤ちゃんなんですからぁ♡」
ひどく蕩けた笑みを浮かべて、クリークは、歌うように囁いた。
赤ちゃん。
何を言っているのだ、彼女は。
疑問。
トレーナーの理性が、問いを吐く。戸惑いを吐く。
吐いたそばから、機能停止していく。
尿意と共に、微睡も膨らんでいた。
寝小便を漏らす寸前の、夢の中のような、居心地の悪さ。
緊張と弛緩。
その隙間に、クリークの声がしみ込んでいく。
「怖がらなくて良いんでちゅよ~♡ 何も、嘘は言ってませんからね~♡ 今のトレーナーさんは赤ちゃんなんです♡ 一人じゃ何もできない、甘やかされるだけの赤ちゃん♡」
まずい。
このままだとまずい。
そう思ってるのに、身体は動かない。
そのうち、そういう思いすら消えていく。
駄目だ。
聞く耳を持つな。
そんな言葉の合間に。
そうか。
自分は赤ちゃんなのか。
そんな理解が挟まっていく。
挟まる面積と頻度が多くなる。
やがて警戒心が輪郭をなくして、後には尿意と睡魔だけが滞る。
「トレーナーさんは赤ちゃんなんだから、お漏らししてもいいんでちゅよ~♡ ほら、しーしーしましょ♡ パンツの中に、思いっきり♡ そしたら、すっごく気持ちいいでちゅよ~♡」
クリークが囁く。
隙だらけの意識に付け込む。
もう、トレーナーは半分眠っていた。
眠っているから、正気じゃない。
夢の中で、どう考えても奇妙なことを、さして抵抗もなく受け入れてしまう、あの感じ。
それが、今のトレーナーを満たしていた。
そうか。
自分は赤ちゃんなのか。
トン、と、膀胱内部に波紋が広がった。
クリークが、寝る子をあやす時のように、トレーナーの下腹部を優しく叩いていた。
トン。
トン。
チャプッ。
「ほらほら、もう少しですよ~♡ おしっこさん、そこまで来てますよ~♡ できるかな~♡ トレーナーさん、上手にしーしーできるかな~♡」
トン。
トン。
トン。
チャプッ。
トン。
トン。
トン。
チャポッ。
チャプッ。
チャポッ。
チャポポッ。
ジワァ…………。
「……あ~♡ 出てますね~♡ しーしー出てまちゅね~♡ 気持ちいいでちゅね~♡ ……うふふ♡ 泣かないでくださいトレーナーさん♡ 恥ずかしくないでちゅよ~♡ トレーナーさんは赤ちゃんなんだから、お漏らし恥ずかしくないでちゅよ~♡ ……でも、しーしービチャビチャで気持ち悪いでちゅね~♡ 大丈夫♡ ママが取り替えてあげまちゅ♡ ……あ、今抵抗しましたね~。アルダンさんのお薬の効きが甘かったんでしょうか~。……しょうがないですね」
そこでクリークは。
自らの制服の布を、抓んで。
微睡と覚醒と羞恥でグチャグチャになっている彼の顔を。
ガバッと、覆って。
湯のように温かい湿り気が、愛バの体臭と混然一体となり、流れ込んできた。
肺が、溺れた。
「ふふふ……♡ おっぱいが大きいと、蒸れて大変なんです♡ ……うふ、トレーナーさんの鼻息が当たってくすぐったい♡ も~♡ 暴れないでください♡ ぐずっちゃう泣き虫赤ちゃんには、こうですよ~♡ ……ぎゅ~~~~♡♡♡」
とても、柔らかなもの。
大きなもの。
しっとりと、生温かいもの。
闇だ。
周囲にあるのは、闇。
その闇が、彼の頭をみっちりと覆った。
鼻息が、ブプッ……!? と漏れた。
辛うじて呼吸をする。
しかし、流れ込んでくるのは愛バの汗の香りだけだ。
「ふふふ……どうですか~……♡ ママの、131センチQカップお布団♡ このままスヤスヤしましょうね~♡」
そんな言葉を、遠くに聞き。
トレーナーは。
彼の世界は。
ぷつんと、無明に閉じて。
チョロロッ……。
「あ~♡ お布団気持ちよすぎて、おねしょしちゃったみたいでちゅね~♡ でも、良いんでちゅよ~♡ ママがぜ~んぶ、面倒見てあげまちゅからね~♡」
「……ママたちが、ぜ~んぶ面倒見てあげまちゅからねぇ……♡」
目が覚めると、そこには白い天井が広がっていた。
最初トレーナー室かと思ったが、どうにも違う。
何が違うと言って、身体を包む柔らかな感触からして、まず違う。
トレーナーは、ベッドの上に横になっていた。
保健室か。
否。
それにしては、ベッドが大きすぎる気がする。
起き上がろうと、身体に力を入れる。
うまくいかない。
脳味噌と目玉が、五感の宿ったゼリーの中に、浮いているようだ。
筋肉が、脱力していた。
「ああ、目覚められましたか」
声が、聞こえた。
目玉だけは動いたから、そちらにぐるりと回す。
メジロアルダンが立っていた。
制服姿ではない。
体操服姿でもない。
白いフリルのついた、黒いドレス。
勝負服姿だ。
ただ、普段とは少し違う。
何故なら、普段、勝負服を纏う際のアルダンは、特殊なブラジャーを纏っている。
その大きな胸を覆い隠し、何とか、常識的なサイズに抑えるためだ。
それが、目の前のアルダンにはなかった。
胸元から腹に、真っ直ぐラインを描くボタン部分。
ギチィ……!!
ギッチィ…………!!
今にも、弾けそうだった。
彼女の、127センチもある真っ白い爆乳が、とんでもないボリュームの乳テントを立てていた。
普段はドレスに覆い隠されている谷間も、今日ばかりは存在を主張していた。
布地から、ブクゥ……♡ と膨らんで、まるで尻のようだ。
ドレスの胸元に指をかけ、下にグイッと引っ張れば、ブルンッッ!!♡ とまろび出てしまいそうだ。
そんな、衝撃的で蠱惑的な勝負服姿のアルダンが、微笑んでいた。
「でも、まだ動けないようですねえ。お薬が効いてるみたいです」
もう一つ、声がした。
また、眼球だけ動かす。
そこに立っていたのは、スーパークリークだった。
彼女もまた、勝負服姿だ。
水色と白からなる、麗らかなドレス。
その胸部が、えげつない膨らみ方をしていた。
132センチの、母性の塊の如き乳肉が、ズッッッシリ♡ と前に突き出ていた。
アルダンのように、クリークも、普段の特殊ブラをしていないのだ。
その、桁外れの爆乳の輪郭が、際立っていた。
鞄のせいだ。
走る時、常に身に付けている鞄。
その紐部分が、クリークの胸の境目を縦断して。
ムッチィイイぃイィ…………♡♡
と、前腕まで呑み込めそうな、深い深いパイスラを生み出しているのだ。
そんな、立派な乳房をぶら下げた愛バが、二人。
ゆっくりと、ベッドに近づいてくる。
そして。
スルリ……。
布団の中に、潜り込んできた。
アルダンが、右に。
クリークが、左に。
それぞれ、トレーナーの腕を抱くようにして。
ムニュゥウウゥウウウゥウウ…………♡
圧巻の柔らかさが、押し付けられる。
身体は、動かない。
でも、五感は確かだ。
その五感に、愛バ達の情報が、刷り込まれていく。
匂い。温度。乳肉の豊かさ。
吐息。
耳に、二人の息遣いが入り込む。
鼓膜を、濡らしていく。
「……ここは、メジロ家の息がかかったホテルなんです」
アルダンが、右隣で囁く。
「トレーナーさんと『お話』するために、少し、手を回させていただきました」
お話。
そのフレーズに、何か、じっとりとしたものを感じる。
一体、どんなことを話すつもりなのか。
「うふふふ……少し、マッチングアプリについて、お聞きしたいことがありまして~」
クリークが、左隣で囁く。
「あれをインストールして、一体、何をされるおつもりだったんですか~?」
生温かい、ウィスパーボイス。
ゾクゾクと、産毛が痺れる。
その反応を、愛バ達の美しい瞳は、逐一チェックしていた。
「……恋人が欲しかったのですか? だとすれば、どうして?」
「膝枕がしてもらいたいなら、添い寝がしてもらいたいなら、甘やかしてもらいたいなら、私たちがいるのに」
左右から注がれる二人の声が、脳髄で混じって、ぷちゅぷちゅと泡立つ。
先ほどの薬の影響もあるのだろうが、それにしたって、馬鹿になりそうだ。
溶ける。
蕩ける。
身体の自由が、聞かないままに。
「……何にせよ、トレーナーさんには必要ありませんよね?」
アルダンが言う。
「そうですよ~。……でも、そう思ってるのは私たちだけみたいですからぁ」
クリークが言う。
そこで。
愛バ達が。
少し。
沈黙して。
「「……たっぷり、分からせてあげますね♡」」
甘い声を、重ねたと思った、次の瞬間。
れるぅ……♡
ちゅぱっ……♡
ジワァ……と、くすぐったいような快感が、両耳に染みた。
一瞬、何が起こっているのか分からなかった。
一瞬後、すべてを理解した。
「はむ……んちゅ……♡」
「ぺろっ……れろぉ……♡」
舌。
二枚の舌が、生き物のように、蠢いていた。
トレーナーの、両耳の上を。
愛バが、生温かい唾液を塗りたくるように、耳介を舐め回していたのである。
「ちゅっ……♡ ろうれすかぁ、トレーナーさん♡」
「お耳、もうドロッドロですね~♡ あは、りんごみたいに真っ赤にして♡ 気持ちいいんですか~♡ トレーナーさん♡」
囁く。
ウィスパーボイスが、ダブる。
その間、アルダンとクリークは、それぞれの肉体をこちらに押し付けてくる。
四つの爆乳が、グニュン♡ ムニュン♡ と、腕の上で柔らかく歪み、潰れる。
両脚にも、柔らかいモノが絡む。
太ももだ。
愛バのムッチリとした太ももが、トレーナーの両脚に絡みつき、拘束している。
極上の、女体。
ウマ娘の中でも、トップクラスに実った身体を持つ二人が織りなす、贅沢すぎる肉布団。
これは、夢か。
だとしたら、とんでもない淫夢だ。
鼻血が出そうだ。
意識までも飛びそうだ。
「「……フゥウウゥウウウ~~♡♡」」
ブラックアウトしそうになる視界を、風がこじ開けた。
アルダンとクリークが、耳に息を吹き込んできたのだ。
二人の唾液がひんやりと冷え、意識をはっきりさせた。
「クスクス……♡ まだ、眠ったら駄目ですよ♡ トレーナーさん♡」
「そうですよ~♡ メインディッシュもまだなのに~♡」
メインディッシュ?
蕩けた思考が曖昧に疑問を産む。
一体、何をするつもりなのか。
その問いに、答えるように。
「じゃあ、クリークさん♡ よろしくお願いします♡」
「は~い♡」
アルダンの言葉に、クリークはニマァ……♡ と微笑んで。
その、ムッチリとした深い谷間に、手を伸ばすと。
グニュウ……♡
と、指を差し込み。
ズ……プ……プ……♡
と、深くまで挿入して。
「……ん♡」
彼女が、喉奥から声を漏らす。
笑っている。
笑いながら、谷間に突っ込んだ手を、抜いていく。
しっとりと、濡れていた。
汗だ。
彼女の乳房の境目で醸成された、スチーム。
それが、彼女の手と。
彼女の手が握っていたものを、ぬめらせていた。
ズ……♡
ズズズズズ…………♡
ニュ……ポンッ♡
「ふふふ……♡ ミルクの時間でちゅよ~♡ トレーナーさん♡」
そう言って舌なめずりするクリークの手には、真っ白い液体の詰まった哺乳瓶が、握りしめられていた。
500ミリリットルは越える、大容量。
普通であれば、ポケットにも入らないであろうボトルサイズ。
それを、彼女は132センチを超える爆乳の谷間に、隠していたのである。
「うぅん……でも、まだ少し冷たいかもしれませんね……♡」
アルダンが、哺乳瓶のボトルをペタペタと触りながら、笑う。
怪しげな微笑。
そこに、何が含まれているのか。隠されているのか。
トレーナーが、そんなことを思った時。
アルダンと。
クリークが。
互いの腰を、抱くようにして。
グニュぅウウウウウぅウウウウウ…………!!♡♡
目を、見張る。
その光景に。
愛バが、抱き合っていた。
正面から、ではない。
どちらかといえば、斜め正面。
アルダンは、右。
クリークは、左。
それぞれの、片方の乳房を、トレーナーに押し付けて。
そして。
もう片方。
アルダンは、右乳。
クリークは、左乳。
それぞれ、スイカよりも大きな片胸を。
たっぷりと実った、乳肉を。
ギッチィイイイィイィイ…………!!♡♡
グニュぅウウウウウゥう…………!!♡♡
ムンニュゥうウウウウウウウ………………!!♡♡
「ん……ふふ……♡♡ クリークさんのお乳、柔らかいですね……♡」
「アルダンさんのおっぱいも、と~っても大きくて、ふかふかですよぉ……♡」
乳相撲。
アルダンのPカップ。
クリークのQカップ。
その、頭よりも一回りも二回りも大きい両者の双丘が、グニュン♡ ムニュン♡ と押し合っていた。
押し合って、潰れ合って、膨らみ合って。
それぞれの大ボリュームの歪む様を、トレーナーは、真正面から見せつけられた。
匂いが。
二人の汗の混ざる匂いが、鼻に。
脳髄に。
しみ込んで。
その、二人分の乳肉プレスに。
ミッッッチィィイイィイイイ…………!!!♡♡♡
太く、大きな哺乳瓶が、挟まれていた。
しゃぶるための、ゴム製の吸い口が、圧巻の爆乳に閉じ込められて、先っぽだけ残して呑まれていた。
その、状態で。
「しゃぶってください、トレーナーさん♡」
「でも、まだ飲んだら駄目ですよ~♡ お腹、びっくりしちゃうかもしれませんから~♡」
甘い声で、囁く。
トレーナーは、拒もうとした。
でも、頭が上手く働かない。
薬のせいでもあるが、しかし、愛バの持つ妖艶な重圧のせいでもある。
完全に、呑まれていた。
呑まれた理性で、彼は。
ぼんやりと、二秒。
そして。
「……咥えましたね♡」
「いい子いい子~♡」
ウィスパーボイスで、撫でられる。
心のひだを、目に見えない大切な部位を、愛撫される。
脱力していく。
目を開けて、口に咥える。それ以上のことが、できない。
授乳される際の、赤子以下だ。
ただ、無力。
そのくせ、頭の中には幸福感が満ちていった。
大人の男として、絶対に溺れてはならない類の、危うい幸福感。
そんな彼を。
アルダンの、アメジストの瞳が。
クリークの、サファイアの瞳が。
じっとりと、うっとりと、見下ろして。
「ふふ、待っててくださいね、トレーナーさん♡」
「今、私たちのおっぱいで、温めてあげますからねぇ~♡」
ぼやけた思考が首をかしげる。
これ以上、どうやって温めるつもりか。
その問いに、愛バ達は行動で応えた。
「じゃあ、行きますよ♡」
「せ~の♡」
「「ぎゅぅうううぅううぅうぅうう♡♡♡」」
二人の乳房が、互いに強く押し合っていく。
左右から中心へと、乳肉が殺到し、ブクゥウウウウウッッ♡♡♡ と膨らむ。
ギチィ……!!♡ ギュチイィイ……!!♡ と、互いの勝負服の布地が擦れ合う、圧迫音。
それだけではない。
「このまま、動かないでいるのも良いですけど……♡」
「やっぱり、満遍なく熱を擦りつけるためには……ふふふ♡」
二人が、アイコンタクトを取る。
そして。
アルダンとクリークは、それぞれの乳房に近い方の掌で。
バッフゥウウウゥウウ……!♡♡♡
ズムムムムムムウウウウウぅうウウ…………!♡♡♡
たっぷりとした、自らの乳肉を、鷲掴みにして。
ズリュンッッ♡♡ ムニュンッッ♡♡ タプンッッ♡♡
ニュズンッッ♡♡ ダポッッ♡♡ ニュタァンッッ♡♡
バップ♡♡ バップ♡♡ バップ♡♡ バップ♡♡ バップ♡♡ バップ♡♡
凄まじかった。
乳肉が、踊っていた。
勝負服をグググッと押し上げ、今にもまろび出そうなビックサイズが、哺乳瓶を挟んで波打っていた。
押し合い、擦り合い、互い違いに圧迫していく。
その度に、二人の肉から滲み出る熱気は増し、トレーナーの頭部を呑んだ。
温かい。
まるで、羊水に浸かっているような感覚。
そして。
「……そろそろ、お乳も温まってきた頃ですね♡」
「ええ♡ では、トレーナーさん♡ お腹いっぱい召し上がってください♡ そしたら、きっと一晩中『お話』できるぐらい、エネルギーが満ち溢れると思いますから~♡」
こちらを見下ろす二人の目が。
粘い光を、灯して。
そのまま。
モニュウゥウウウゥウゥウウん………………♡♡♡
それぞれの、哺乳瓶を挟んでいない方の乳肉が、トレーナーの頭部に押し付けられた。
極上の肉感が、肌感が、乳感が、ダイレクトな刺激となって脳髄に降り注いだ。
柔らかな、天国。
その中心で。
ゴクッ……♡♡
ゴキュッ……♡♡
ゴクンッ♡♡ ゴクンッ♡♡♡ ゴックンッッ♡♡♡
ドロッドロの、甘い味わい。
濃厚な乳臭さ。
それより何より、耳穴を乳肉でふさがれているが故に倍増する、嚥下音。
十秒以上、それは続いた。
十秒後、視界が開けた。
乳肉による闇が離れ、光が戻ってきた。
「……くすくす♡」
「……うふふふ♡」
そこで、ニマニマと怪しく笑っている愛バ二人を見て。
プツン……。
それは今度こそ、理性の糸の切れる音であった。