没 Exhibition。 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-02-21 14:49:44
Imported:
2022-08
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いつ撮ったのかも覚えてないのですが、いつかの写真展の新規展示のために撮った写真のボツが出てきました。
この手の写真は僕の引き出しの中でも「なんか写真やる人がやりそうなあーとっぽいやつ」に分類されるのですが、実はこういうのが好きです。
何を見させられているのだ…と言われて伝わらないのであまり出さないのですが。
1パターン目の光ってる写真は、カメラやる人が時々やる光の使い方です。海辺で花火使って文字書く写真とかあるじゃないですか。あれと同じ原理。
カメラにはシャッタースピードといって、人間で言うところのまぶたを開けている時間の設定があります。
光っている画面をじっと見るとその形が目に焼き付くことがありますよね。あの感じです。
目を開く時間が長ければ、より多くの光を取り込める。
その目を開いている間に光が移動すると、その軌道まで映し出せるのが写真です。面白いよね。何年もやってるけど全然テクニックはないのでこの写真で初めて覚えたよ。
虹色に光ってる写真は出した当初「いや、そんなフィルターSNOWにあるじゃんなんにも珍しくない」と言われたのですが(根に持ってる)
これはアプリもフィルターも使ってません、一眼レフにGIZMON Wtulensという特殊レンズを使って、さらにカメラ本体に取り付けず手で動かすことでわざとおかしな光を取り込む様に撮っています。
「自分がしたいことしてください!(私が面白いと思う範囲で)」がこわくて動けなくなるのを、今年は素直に「自分がしたいことしてください!(その合間に人が見たいものも作ってね)」くらいに思えたらいいなあと思う。
好きなものと人が好きなものの輪がもっと近づく年になるといいな。