【色塗り・色作り】+αで良い感じにする (Pixiv Fanbox)
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この度は有料プランにご支援いただきありがとうございます🙇♂️
今回は自分がしている色塗りと色選びのやりかたや
なんだかのっぺりしてしまったイラストに+αで良い感じにする方法について
お話したいと思います。
【基本的な色塗り】
基本的には所謂アニメ塗りというものに近いかもしれません。
これに関しては特に難しいことはしていませんが
強いていうのであれば影を描き入れ過ぎないようにするということです。
あんまり入れすぎるとくどくなってしまうので…。
例↓
左:全ての髪の間に影を入れている 右:最小限に
イラストによって変わったり好みもあると思うので
自分の好きなように描けばいいと思います!
髪のハイライトは作品やイラストの雰囲気にあわせて描き方を変えています。
左から・ゲーム系のCGとかでよくあるやつ
・ちょっとシャープめに
・ポップ感・遊び心
身体や服の塗り方についても同様です。
自分はあまり影の境界をぼかしません。
基本的には
ぼかす(CG感)←――→ぼかさない(イラスト感)
になると思っています。
ぼかしすぎるとふわっとしすぎて物足りなくなり
全くぼかさないとのっぺりとした立体感の無いイラストになってしまいます。
これに関しては長くなりそうなので次の機会にさせていただきます…。
【色作り】
次に色作りについてです。
二次創作等であれば基本的に資料としてる画像からスポイトしたりして
必要に応じて描いてるイラスト用に調整するといいと思いますが
重要なことは隣り合う色同士のバランスだと思っています。
例↓
彩度が高いからおかしい←△ 右だけ彩度が高いからおかしい←〇
全部の彩度があげればそんなに違和感はないと思います。個人差あるかもですが…。
(これは参考画像が悪かったかも)
すごーーーーく極端な例を出すのであれば
肌が肌色でないことがおかしいのではなく
他の色との共存が出来ていないとこが違和感に繋がってしまうんですね。
【+αで良い感じにする方法】
最後に少し手間をかけることでイラストがより良く見える方法です。
先程、影をぼかさないとのっぺりとしたイラストになってしまうと言いましたが
どのような感じかというとこのような感じです。↓
影とハイライトのみを入れたイラストです。
ここで活躍してくれるのがグラデーションです。
まず髪の下からおでこあたりにかけて髪の影と同じ色でエアブラシをかけます。
下に行くほど濃くします。
次に髪のてっぺんからおでこにかけてハイライトと同じ色もしくは近い色で
エアブラシをかけます。
グラデーションの良いことろは影を描きこまずに立体感を出せることです!
顔を球体とイメージすると良いかもしれません。
かなり印象が変わったと思います。
ここで重要なのがグラデーションは影のレイヤーの下から入れることです。
グラデーションのレイヤーが上になると…↓
影が消えてしまいます。
更にこの方法
髪だけでなく、身体にも使えます。
グラデーション前↓
グラデーション後↓
身体(服)部分に入れるグラデーションは立体感とはまた違い
空気感などを表現出来ます。
これが+αで良い感じにする方法です。
少しでも参考になればうれしいです…!
長くなってしまったので今回はこの辺で終わります。
お付き合いいただきありがとうございました!
ご質問やご要望があれば出来るだけ反映しますのでコメントお願いします🙇♂️