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色々あってこれもまだ書けてなかった、セミ人間のメイキング記事です。


もうめんどいのでスクショとっておいた画像を時系列順に貼って、

ちょいちょい説明入れる感じになっちまいます。



どっちかというとこれは、 服とか作るメイキング解説になるんじゃないかなぁと。



まぁこういうところから



こんな感じになっていくと。


ぶっちゃけ構想やスケッチは必要だったのだろうかという気はします。

いきなりこねはじめても、大差なかったのではないかと。


でまぁほとんど固まってくる。



冬虫夏草はこういう感じに配置と。

この時点で、どうひねっても逃れられない感じがありました。

だからフロイト先生が言ってることはおかしいわけですよ。

むしろ、そう見えてしまうだけなんだから。




ここに特色を出していきました。


バルタン星人は、ハサミの所にこういう穴がありますね。

それをこいつにも配置しようということになりました。


で、足にもこれをつけると。



で、もうちょっとゴリゴリやっていく。


あとはここにノイズサーフェスをかければ、という感じです。


そんでコレ以上はサブスタに任せようということでもあります。



で、リトポをする、と。



冬虫夏草部分のリトポは、ちと楽をしようと考えました。


メタセコだけでリトポをする方法です。


メタセコのプラグインでもシュリンクラップが出来るようになるやつがあります。

それを使って、これくらいの単純な形状なら、

(つまり円筒状でリトポしてしまっていいだろうくらいの形状)

これだけで一発でリトポできます。

勿論そのあと手で調整するのですが。




でリトポができましたとさと。



UV展開。まぁまぁ


で、この時点で、空いている部分に羽を追加しました。

これはスカルプト無関係で完全にメタセコ状だけで作ってUVも開いています。



でこっからサブスタでの作業。



これもエッジを利用してこういうのが追加されるようにしているのです。



色を緑色にしたのは、ミンミンゼミを意識しています。


まぁ自分、ミンミンゼミが好きなのですよ。 あの緑色は凄く綺麗です。


あとなんかもはや、ミンミンゼミにはレア感ありますしね。 (クマゼミしかいねぇ~)



冬虫夏草も、こんな感じでいっきにおぞましくなっていきます。



複眼。


こういう感じであとから六角形をつけていっています。




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で、こんな感じで一応出来てきたわけですが、

「なーんかパンチ足りなくない?」と自分でも思ってしまいました。

自分のデザインに自信が持てない。 ゼットンのときのような「これはいい」という確信が持てない。



しょうが無いので、やはりスーツでも着せるか、ということにしました。



んでスーツを作り始めます。


ベースがこんな感じ。



ベルト部分に関しては、 武器用オールインワンテクスチャの素材がここで役に立ちました。


移植してきて色だけ変えて、流用。




ネクタイをどうするかで迷いました。


あの逆三角形の結び目の部分を、どうするのか?


・形を作って、そっからネクタイと輪っかが生えてくるようにするか?

・それとも、まっすぐのネクタイを作って、それを本当に曲げて結ぶことによって、実際にネクタイにしてしまうか?


で結局後者にしました。


でなんとか結べましたと。






で、スーツ部分のUV展開がこんな感じと。


これも、どこを左右対称にして、どこを左右非対称にするか、結構迷いました。

ちょっと開いてる部分があるのは、そこにブーツを追加する予定だからです。


で、結局これも変わりました。


ズボンの部分は、左右でわけないといけないと判断しました。

袖の部分だけが左右コピペです。




で、当然これで終わりなわけがありません。


これをハイポリ化して、スカルプトしてシワをつけていきます。


で、今回はハイポリ化モデルを作るのが結構意外に大変だったのですよ。

怪獣とかのように、ベースモデルをそのまま曲面分割の数字だけ増やして細分化すりゃいいってもんじゃなかったのです。


縫い目の部分とかを、自分で割ったり、

まぁ当然胸ポケットとか、ボタンの穴とか、そういうのも予めこっちで作っておいたりするのです。



こういうところですね。


スカルプト前にこまかい縫い目を作っておくというのが本当地味に大変でしたとさ。

このあとボタンの糸とかも追加しています。





で、それもできたので実際にスカルプトしていきます。



んで、自分にはシワを付ける才能ないです。 痛感しました。

全然うまくいかん。 ぶっちゃけテキトーなところで投げています。



こんなとき、昔の彫刻家の才能にビビります。


だって、石とか木でやってるのですよ、彼らは。

石や木にUNDOなんてないわけですからね。



でまぁ言っててもしょうがないのでベイクできましたと。



ベイクはサブスタでやっています。

あまりサブスタ側で細かいことはしていません。


スーツの布の模様までノーマルマップでつけようかと一瞬思ったのですが、

それやるとメタセコ側で見たときにモアレがひどかったので、もういいやとなりました。


布の質感のノーマルマップがついているのは、ネクタイだけです。


ネクタイの柄もサブスタで入れましたね。


で、これは気づいている人は気づいているかもしれませんが、

まぁ、吉良吉影のネクタイを意識しています。




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で、スーツができたのでセミ人間に着せていきますよ、と。



でこれ着せるのも案外大変だったのですが、

一番イヤなのはやっぱりウェイト塗りですね。


つか全然うまく行きませんでした。 体を完全に貫通せずに動くように本当できない。

そんで、シャツと上着もあるわけですからもう嫌になりました。

服なんか着せるもんじゃないです。

でもスーツつけなきゃ付加価値ないと思ってしまったんだから仕方がない。



であとは、頭がぱかっと割れるモーフとかを作っています。




服を着ているキャラなので、

袖とか裾のところにボーンを入れておいて、それで揺れるようにしています。

剛体で揺れる部分色々仕込んでいます。


で角のモーフとか色々やったらこういうかっこいい感じも出せますよ、と



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でこの後ブーツとかを作りました。

これは別売りです。









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