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というわけでメトロン星人を作っています。



ちなみにこれは、「ウルトラマンマックス版のメトロン星人」という指定ですので、

「縫い目」が重要になってきます。




ところで自分はウルトラマンマックスを見たことがありません。

ウルトラマンセブンのメトロン星人回も、見たことがありませんでした。



しかしこう、ニコニコ動画には、

「各怪獣の名シーンをまとめたダイジェスト」みたいな動画があるみたいですね。


「メトロン星人」でググるだけで、そういう動画がヒットしました。




まぁアレかもしれんが、見ないでいるより見て知っておこう、というわけで見てきましたよ。



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感想。



しかしなんですね。

自分は初めて「セブンの雰囲気」というのにこれで触れたのですが、

これは、凄いですね。



この雰囲気は凄いとしか言いようがない。





カメラワークというかライティングというか、色々と画面のセンスが極まってないですか?

なんか、見もせずに勝手に舐めてました。 いやこれすごいですって。



ああセブンの話ばっかりしてる。


マックス版は、寺田農さんがすげえいい味だしてますね。


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・自分とウルトラマンについて。



自分は子供の頃にリアルタイムで「ティガ」に触れてたことがあったくらいで、

そんで、いつの間にかテレビのウルトラマンは、やってても見ないようになっていました。


あと、子供の頃にそのあと、「ウルトラマンゼアス」の映画を観に行きました。

ゼアスの映画は1997年です。


97年ですから、もう、デストロイアガメラ2も経ていた頃ですよ。


それらを体験したあとの自分にとって、

ゼアスの映画はなんだか物凄く、子供向けのちゃちぃモノに思えてしまいました。

それで、自分の中で、なんか、ウルトラマンは「卒業」してしまったのだと思います。



なんとなく心のなかで「ウルトラマンってのはあれくらいのモン」

そういう認識で止まってしまっていました。




しかしなんですか。 このセブンは、今見ても凄そうじゃないですか!


子供の頃にこれ食らってたら、なんか色々違っただろうなぁ~~~とか思ってしまいましたとさ。

(なんかマックスじゃなくてセブン褒めまくってますが)



まぁそんな感じ。

「子供の頃に何を最初に食うか」って、大事ですよね。



子供の頃にはいいものを食わせろ、それで味覚が決まる、みたいな話あります。

子供にはいいウルトラマンを食わせましょう。


(いや自分ティガ好きだったってことだけは覚えてるけどさ)

(変な話です)


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・・・

という感じでした。

メトロン星人がどういうやつか、一応分かった気になれました。




さてこれは、

スカルプトから作るか?

メタセコから作るか?


今回は、メタセコからベースを作るやり方で行こうと思います。

来月は多分スカルプトから作ることになるだろうなぁ。






まぁとにかくこういう調子でやっていきます。





最初は↑こんな感じでした。



でもこれ ↓「こうだな」 と、考え直しました。



頭の発光部分に関してです。


「どちらをどれくらいふくらませるか」

どの部分をノーマルマップに投げるか、という感覚です。


自分はこうやるべきだと考えました。



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指は6本指でいいのかなぁと。



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という感じで、もう大体ベースは出来てしまいました。


ちなみにこの時点での色分けはあまり意味がないとも言えます。

色自体は最終的にサブスタで塗ります。





しかし結構ちゃんと合わせてるつもりなのに、それでも短足に見えるのはどういうことだろう。

こんなに短足でいいのでしょうか。

それとも肩の問題だろうか。



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これをスカルプトしていきます。


こんな感じになっていく。






で、縫い目ですね。




これも、

体の部分はどれくらいやるべきなんだろうか。







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スカルプト大体できたということでベイクです。


まぁこんな感じ。 イボをどうするかでなやみました。


いまこれ割ってますが、最終的にイボは、

「曲面分割無し」のかなりローポリのイボにすることにしました。単なる六角形です。

でもそれで、いいですよね? (イボに数千ポリゴンかけても)




ベイクしました。


綺麗にでなくて苦労したり。




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サブスタでテクスチャを描いていきます。




色塗り方法。



まずポリゴンフィルで大体の形を塗って、それを指先ツールで修正、

そこにブラーのフィルターをかける。 そこにdirtジェネレーターを墨塗りのように乗せる、

こういうやり方が一番スピーディーなのではないか、みたいな感じに固まってきました。




ところで、メトロン星人の鼻?のあたりにも、

呼吸用だか視界用だかの↓こういう穴が空いていますね。

これもやってこそだと思います。



で、こういうことはスカルプト時にはやりません。やれません。

サブスタだからこそすぐ出来ることです。



こんな感じで塗る。 低め、黒め。

そいつにマスクをかける。 マスクにフィル、そのフィルに6角形のテクスチャを読み込む。

それだけでこうなるのです。

ラップ方法というのを選べるのがいいですね。



で、こうなったと。




で、そっからガンガンと黒く描いていって、こんな感じになると、

かなりいい感じかと思います。


メトロン星人って、黒いところはかなり黒ずんでいるのですよね。


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次に厄介な部分、 

メトロン星人の首のあたりの、ファー表現をやっていきます。



おもちゃみたいに固ーい表現でもよかったのかもですが、まぁ挑戦してみます。






今回やったのはこういう感じです。



投影をこういう風にしたら、こんな感じのシワが乗るようになりました。

これで明暗と同時に、透明や高低でも出るようにします。




すると、こんな感じで透けるようになりました。

でもこれでは結局、スカスカ感・ぶつ切り感あります。


で、ここに手でこのように明暗を書きます。

これを透明要素として重ねます。




そうやって合わせて調整したら、こんな感じになりましたと。



でこうなりましたと。

まぁアリなファー表現なんでないでしょうか。





全部まとめてメタセコ上で見てみると、こんな感じになっております。


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というわけでリギングなど。




指にウェイトを塗っていきます



指を一本ついかして、あと関節も一個大目にしてみました。 かなりの量。




うにょーんと。





メトロン星人といえば、あぐらをちゃんとかけないとなぁと思っているわけですが、

やっぱりすごく難しい。 こうして曲げると、どうしても膝が潰れてしまいます。


この辺、モーフでごまかそうかなぁとか。








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眼兎龍茶の缶を、おまけで作ってみます。


↓こんなシーンを撮影しようとしたら欲しくなってしまいました。





しかしこれではなんだかカーブが違います。



色々考えてみると、これくらい湾曲させないと同じようにならないようです。




こうなる。




でこうなりました。

使ったフォントは「いろはマル」です。




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メトロン星人の点滅について。



点滅は上から下にズレながら明滅するので、

全部別にわけた材質と、7種類の材質モーフでやろうと思いました。


今回ようやく、今になって、オートルミナスの使い方を覚えました。



そしてこういう風に出来ましたとさ。




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